つれづれなるままに

2008年02月

30000Hit





写真:30000ヒットありがとうございます。

さてさて本日親HPとも言えるぶらざーてぃのページが30000ヒットを記録しました。1年以上目立った更新がありませんでしたのに訪れていただいた皆様ありがとうございます。
今後はもう少し更新頻度を上げるべくがんばります。

さて今回の大ネタ(?)は不動産に焦点を当ててみたいと思います。
時事を考える産がこんなことを書いて話題になっています。

東京でも不動産崩壊が始まっている...@時事を考えるより
写真は先輩に最近自分がオフィスを構える小金井で異変が起きているときいて撮ったモノです、〜中略〜このポスターの先に中と右のような、国に物納された土地が更地になっているトコがたくさんあります、不動産業者に言わせると駅から10分以上かかるトコは土地ではないそうですが、ココはJR中央線武蔵小金井駅からギリギリ10分以内のトコです。

個人的にはこれを聞いて思い浮かべたのは私の住む横須賀のお隣葉山町、ここは町内に鉄道駅がなくバスに乗って京急の汐入・新逗子駅、JRの衣笠・逗子駅に出るしかなく町内全域駅から10分なんてとんでもないと言った立地ですが、それでも葉山御用邸があり、海辺の環境のよさから高級住宅街となっています。




写真:横須賀中心部平成町のマンション郡
ラウンドワン問題のその後(経過報告) @政治家フジノ33才「おれをこきつかえ!」活動日記 より
平成町にはこれまでも巨大なタワーマンションがたくさん建設されて小学校などの教育施設は定員いっぱいの状況があります。

また前にも取り上げていますが横須賀市の中心部の埋立地平成町ではマンションが建ちすぎて教育施設の不足が嘆かれています。平成町は最寄り駅が京急線の普通列車しか止まらない県立大学駅で駅から少し歩く距離にありますがそれでも「土地ではない」と言う状況からは程遠いみたいです。

Ya-man's






写真:前橋市弁天通の若手商店主の中心店舗Ya-man's
日本一地価の安い県庁市に集う若者たち・・・ @ぶらざーてぃのblog
訪れたのはYa-man'sと言うカフェ、ちょうど2年前に開店し、この地区へ進出する若いお店のさきがけとなった感じのお店です。
店主さんは大学卒業後東京でフリーターをやっていたのですがUターンしてお店を開いたそうです。
さすがに現在でも20代でかつフリーターとなるとお金が無い、そして自分の城だけにこだわりを持ちたいと言う事で仲間の手を借りながら自ら改装を行う事で費用削減したそうです。
ただそれだけでなくこの地域の特性として家賃が安い、住居一体型なので家賃が懸からない、曲がりなりにも県庁市の中心市街地なので車を持たない、あるいはシェアすることで所有費が抑えられると言ったメリットは貧乏ながらお店を開く為には非常にメリットが大きかったそうです。
そして安いからと言うだけでなく衰退する中心市街地に店舗を持つことで例えば新聞が注目してくれたり行政などのバックアップが得られたり、何か事を起こすのに有形・無形のメリットがあったのも大きかったとの事でした。


続いては地方都市の前橋市、自分のblogからの引用ですが、日本で一番地価の安い県庁市前橋ですが、その中心市街地で上で書いている弁天通をはじめ、すってんぺさん等ここ2〜3年2〜30代の若い世代による出店が増えていると言う現状があります。
ここも駅から10分以上かかりますし、大型店舗の撤退も相次ぐ地方の中心市街地ですが、それでも太字で書いたようなメリットからか若い人がリスクをとって進出している光景があります。

さて小金井、葉山、横須賀、前橋といろんな街を取り上げてきましたが、結論めいたことを書くならば「東京等大都市への通勤至便だけでは地域が生き残れない時代」と言うことなのでしょう。小金井のような「駅から10分以上かかるトコは土地ではない」と言われる現状はまさにそれを証明しています。一方葉山は「葉山御用邸」を軸に地域のブランド化に成功し、横須賀の平成町は「海に近く環境の良い」環境にプラス「横須賀中央と言う賑わいがまだまだ健在ななまちなかに近い」と言うメリットを提供したことが活況に理由です。そして前橋は「大幅に下落した地価」が商売をしたい若者達の参入障壁を下げ「行政等のバックアップ」が背中を押したと言えるでしょう。




写真:群馬県太田駅前に聳え立つ新田義貞像、彼は故郷の惨状をどう見るか

葉山や、横須賀の平成町や前橋は曲がりなりにも「駅から10分以上かかるトコは土地ではない」と言う状況からは脱出した地域でしょう。一方「駅から10分以上かかるトコは土地ではない」と言われる小金井のような地域の未来はどうなるのでしょうか?
前にとある講演会でこんな事を言われたことがあります。「群馬県の太田市には駅前に50万円で買えるマンションがある
我楽多クラブと言う地域を活性化させるためにがんばっている人たちを訪ねていく機会があった際にここを訪れたのですがその言葉に納得させる現状を目の当たりにしました。昼時に言ったのですが人口20万人、東武各線4方向から電車の乗り入れるターミナルなのに昼飯を食べる場所を探すのにも苦労する状況、歩道等が整備された南口は風俗店の呼び込み位しか人気がなく北口には10年以内に立った建物が見当たらない、そして問題のマンションは荒れ放題で「これじゃ50万円でも買い手がつかないだろうな」と思わずにいられませんでした。「駅から10分以上かかるトコは土地ではない」どころか「駅前でも土地ではない」と言う訳です。そして我楽多クラブの人たちと話し、太田の町を歩いて感じたのはこの地域が前橋の様に「何かをやりたい若い世代を積極的にバックアップする」気がないと言うことでした。それゆえにこの寂れたと言うか荒れ果てた光景があったことも。

太田の場合「東京等大都市への通勤至便」と言うわけではないので、小金井と比較するには無理がありますが、「駅から10分以上かかるトコは土地ではない」と言う言葉は「東京等大都市への通勤至便」と言う状況がありふれていて価値が低下している現状を言い当てているといえるでしょう。となればだんだん太田のようになって行くリスクが増大していくことも意味しています。
葉山や横須賀や前橋は結果的とはいえ「駅から10分以上かかるトコは土地ではない」と言う状況を逃れる価値を作り出しました。一方それを作り出せなかった太田は「駅前でも土地ではない」と言う惨状に陥っています。「駅から10分以上かかるトコは土地ではない」と呼ばれる小金井の今後はどうなるのでしょうか?「東京等大都市への通勤至便」と言うこと以外の価値を見出し葉山・横須賀・前橋のようになれるでしょうか?それとも太田のように「駅前でも土地ではない」と言う惨状になるのでしょうか?
東京等大都市への通勤至便」と言う以外の地域の価値を向上させる努力、人によっては「まちづくり」と言い、別の人にとっては「地域に投資を呼び込むこと」と言う努力、そして何よりも若い人がそこを選びたいと思わせる何かがそれを左右するのではないでしょうか?

相変わらずまとまりませんがこの辺で失礼します。






写真:首都圏の再優良3セク鉄道北総線

木村剛さんがお役人に対して色々書いています。
[ゴーログ] お役人(=お厄人)が日本の不幸を招く@週刊!木村剛より
どんなモノやサービスであっても、お役人が絡むと、ドンドン割高になっていきます。消費者のために規制を導入すると言いながら、自分たちの権益と天下りの温床にしてしまうのが、お役人(=お厄人)の常。しかも、結果的には、失敗した場合のツケは消費者に転嫁するだけなんですね。本当に楽なものです。

個人的には役人たたきは好きではないほうですがただこれを読んで思い出したのはゆいレールの決算レポートを書こうと思った時のことです。
このゆいレールは開業2年目の頃「やれ需要予測を30人下回った(需要予測の規模は1日3万人)」とばかりに叩かれていてそれに対する反論をずいぶん見たものなのですが、ふとみた再建計画の記事に触発されて色々調べてみると債務超過寸前、そして翌年には債務超過に陥ったのは前に書いたとおりです。
実はこのゆいレールに関しては需要予測を下回ったのはバッシングされた2年目のみでこの2年目も1%下回る程度と言うレベルだったのですがわずか4年で債務超過に陥っています。
と言う事はもともと認可段階で4年目かどうかは分からないとは言え債務超過することを前提とした計画で認可を得ていると推測されます。
そして沖縄県は都市計画モノレール課を作り、計画通り順調に言っているはずのモノレールの再建に力を入れているわけです。
更に書くとゆいレールの経営計画では10〜15年で単年度黒字化することになっているのですが同じような時期に黒字化(14年目)を達成している北九州のモノレールは21年目に大規模修繕費用の調達から産業再生法を申請していると言う話も当時耳にしていたこと、それらの事から考えると「債務超過」や下手をすれば「大規模修繕費用をまかなえな」い計画でも補助金が出て路線ができ、計画通り苦戦や破綻にいたったら税金でフォローすると言うのは半ば公然と行われている可能性があるというのはショックな事でした。だからこそ書かずにいられなかったと言うのが北総線以外の初めての決算レポートを書くきっかけと言うわけです。


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#ゆいレール



写真:ライブの季節(?)青空市民祭り@横須賀中央駅

〜3月16日(日)
田浦梅林祭り
場所:横須賀市田浦梅林(JR田浦駅から徒歩20分または京浜田浦駅から安浦2丁目行バス「田浦郵便局」下車徒歩15分)
内容:青軸・白加賀の白梅・養老の紅梅など、約2700本が咲きほこる田浦梅林(田浦梅の里)。2月上旬から3月中旬にかけて、見ごろをむかえます。
梅の花を楽しむことができる三浦半島随一の梅の名所で、早春の彩りをお楽しみください。
イベント
祝賀会
会場:田浦小学校体育館
2月23日(土曜日) 午前11時〜正午
生花展示会
会場:田浦小学校体育館
2月23日(土曜日)正午〜24日(日曜日)午後2時
俳句展示会
会場:田浦小学校体育館
2月23日(土曜日)正午〜24日(日曜日)午後2時
和凧展示会
会場:田浦小学校体育館
2月23日(土曜日)正午〜24日(日曜日)午後2時
写真展示会
会場:田浦小学校体育館
2月23日(土曜日)正午〜24日(日曜日)午後2時
演芸大会
会場:田浦小学校体育館
2月24日(日曜日)午前10時〜午後2時
俳句会
会場:田浦神明社社務所
2月23日(土曜日)
午前10時〜午後4時
午前10時〜正午 ... 投句(一人3句・正午締切)
正午〜午後4時 ... 句会(互選・採点)及び表彰
クリーンキャンペーン
会場:田浦町内
2月24日(日曜日)午前11時
参考:★田浦梅林★ 横須賀風物百選 田浦梅の里 @DEEP CITY 横須賀

2月22日(金)〜24日(日)
「手づくりアイデアマイバッグ展」
場所:前橋プラザ元気21 1階にぎわいホール(上毛電鉄中央前橋駅よりマイバス千代田町4丁目バス停、JR前橋駅より渋川・県庁・前橋公園方面バス本庁バス停下車)
時間:9:00〜19:00
内容:アイデアいっぱいの手づくりマイバッグ(「平成19年度わたしがつくったマイバッグ環境大臣賞」受賞作品)などを展示します。

2月23日(土)、24日(日)
LIVE at 中心商店街
場所:テオトール劇場(国際交流広場ホール、上毛電鉄中央前橋駅、JR前橋駅よりマイバスすずらん前バス停下車)
時間、出演者
2月23日(土) 15:00〜18:00
出演:Mr.Gillanざ・ば〜ん
2月24日(日) 14:00〜15:30
出演:JIMISEN
コメント:街角無料ロックライブ、BOOWYを生んだ本場群馬のロックをテオトール劇場と名を変えた中心街一のライブハウスでお届けします。

2月23日(土)
第3回オリオン元気市〜ふれあい歌謡ステージ
場所:オリオン通りアーケード(上毛電鉄中央前橋駅、JR前橋駅よりマイバスすずらん前バス停下車)
内容・出演団体等
・双葉歌謡学院のプロ・アマ歌手による演歌
・東電アコースティックバンド「でんきくん」
・音楽でまちの活性化を進めている弁天村ファミリー
・第1会場(オリオン通りアーケード内) 午後1時〜5時
・第2会場(みんなの茶の間 いきいきサロン3F)入場午後1時30分 開演2時〜4時 先着50名
(注記)第2会場ご入場の方に、手の運動が脳を活性化!健康器具「元気サイコロ」を無料配布します。
参考:にぎやかな畑@のほほ〜ん横町

2月24日(日)
第25回「読み聞かせと手作りおもちゃ」
場所:ミニギャラリー千代田(上毛電鉄中央前橋駅、JR前橋駅よりマイバスすずらん前バス停下車)
時間:10:00〜
内容:群馬で知る人ぞ知る「読み聞かせ名人・小林茂利さん」による読み聞かせ
終了後はいつものように、手作りおもちゃで楽しんじゃおう!
参考:第17回読み聞かせと手作りおもちゃ & 大澤包房 スペイン風景近作展@寺子屋

RRRecords Winter Festival 2008
場所:RRRoom(京急横須賀中央駅下車徒歩)
時間:11:30〜22:00
LIVE ACT
YOTAKA
ウエスタン★カーニバルズ
KOTARO feat:FUYU
R GAKUDAN
SPECIAL GEST・・・
DJ
RJ TAKEUCHI
UCHIHASHI and FRIENDS
参考:作業所とカフェの夢のコラボ! @政治家フジノ33才「おれをこきつかえ!」活動日記

ミュージカル劇団アラムニー2008年第8回公演「ロミオとジュリエット」
場所:太田市民会館大ホール(東武鉄道太田駅下車徒歩)
時間:13:00開場、13:30開演
内容:前橋女子高、太田女子高と言う群馬を代表する女子高OGによるミュージカル劇団による第8回の定演は定番中の定番です。
参考
モーツァルト!@前橋@拾う神様
trip to GUNMA@夢の中のまっすぐな道


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写真:今回の決定で定期券も含めた連絡駅に@北総鉄道東松戸駅

連絡定期券の発売範囲拡大に関するご案内@JR東日本2/12
2008年3月15日(土)より、より多くのお客さまに一枚の定期券でご利用していただくため、首都圏の私鉄・地下鉄(連絡会社)との連絡定期券(Suica定期券・磁気定期券)の発売範囲を拡大します。

JR東日本は今年も3/15に夜行列車の削減や新駅開業などのダイヤ改正を行うのですが、同じ日に私鉄などとの連絡定期券の発売範囲などを拡大すると発表しました。主な内容としては

1、連絡定期販売範囲の拡大
<連絡会社名>27社局
伊豆箱根鉄道(大雄山線のみ)、江ノ島電鉄、小田急電鉄、関東鉄道、京王電鉄、京成電鉄、京浜急行電鉄、埼玉高速鉄道、埼玉新都市交通(ニューシャトル)、相模鉄道、首都圏新都市鉄道(つくばエクスプレス)、新京成電鉄、西武鉄道、多摩都市モノレール、東京急行電鉄、東京地下鉄、東京都交通局、東京モノレール、東京臨海高速鉄道(りんかい線)、東武鉄道、東葉高速鉄道、箱根登山鉄道、北総鉄道、ゆりかもめ、横浜高速鉄道(みなとみらい線)、横浜市交通局、横浜新都市交通(シーサイドライン)
2、新しい連絡定期乗換駅の追加
連絡会社名 追加する乗り換え駅
小田急電鉄 町田、海老名
新京成電鉄 新八柱《八柱》
京王電鉄 稲田堤、八王子
西武鉄道 新秋津《秋津》、新宿、川越《本川越》
京成電鉄 上野、成田
東京都交通局 田町《三田》、有楽町《日比谷》、秋葉原《岩本町》、馬喰町《東日本橋》、日暮里((注記))、西日暮里((注記))
京浜急行電鉄 東神奈川《仲木戸》、鶴見、川崎、久里浜、新杉田《杉田》
北総鉄道 東松戸
横浜市営地下鉄 新横浜、中山((注記))、関内
埼玉新都市交通 大宮
((注記))の駅は、平成20年3月30日から追加します。
《 》内は連絡会社線の駅名です。


注目したいのは26もの連絡駅の増加、新線開業による3駅を除いても23駅は激増です。小田急の町田・海老名、北総の東松戸、横浜市の新横浜・関内、埼玉新交通の大宮などはこれまでなっていなかったのが不思議な駅ともいえますが、西武の本川越や京急の新杉田と言った意外な駅や京王八王子、京成成田、京急久里浜と言った競合関係にある駅もエントリーしているのは特に注目されます。

駅名 2006年度乗降人員
渋谷 1,066,360
横浜 311,933
目黒 203,745
武蔵小杉 189,817 目黒線含む、南武線乗換
中目黒 172,644 日比谷線直通
武蔵溝ノ口164,612 南武線乗換
蒲田 150,059 多摩川線、池上線

その背景には何があるのでしょうか?上の表は東急が公表している各駅の1日当たりの乗降人員から1日15万人以上乗降のある7駅を抜粋したものです。かつては渋谷、横浜に次ぐ第3の地位にあった蒲田駅が7位まで落ちていてそれに変わったのが地下鉄船との乗り入れターミナル目黒・中目黒、南武線との乗換駅武蔵小杉、武蔵溝ノ口の各駅です。当然のことながらこれらの乗換駅は東急にとってローカル線とは言え都心ターミナルと言える大井町、五反田をも上回る盛況を見せているのです

駅名 2006年度 1996年度 増加率 順位
練馬 88,728 74,380 19.3 7→6
秋津 72,252 65,312 10.6 13→9
東飯能 4,841 4,664 3.8 82→79
西武全体3,353,324 3,572,468 -6.1
西武鉄道駅別乗降人員より

続いて西武鉄道の状況を見ていきます。なぜ西武かと言うとHPの過去データが充実しているのが理由なのですが10年前に比べ全体では6%乗客数が減少している中、30分後とにしか電車の来ないローカル線区間の東飯能を含めた各乗換駅で乗客増加、順位向上が見て取れます。

と考えるとJRや施策の協力を行う私鉄各社の狙いが見えて来くると思います。人口減少、かつ高齢化による通勤通学客の現象が予測される中で新杉田や本川越のような駅も含めて通勤客の乗換の便を向上させてネットワークを充実させることで新たな成長の起爆剤にしようと言うことなのでしょう。
個人的には大歓迎と言いたい所ですが正直な所久里浜、杉田、仲木戸、鶴見、川崎とあってなぜ蒲田がないのかと思わずに入られません。


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2008年02月19日22:51
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社会
雑感
HD DVDブースのコンパニオンのおねぇさん









写真:コンパニオンのオネェサンの笑顔も通じず・・・(?)@CEATEC2007

HD DVD事業の終息について@TOSHIBAプレスリリース2008年2月19日より
当社は、これまでHD DVD規格に基づいたプレーヤー及びレコーダーのグローバルな事業を展開してまいりましたが、本年初頭の大幅な事業環境の変化に際し、今後の事業戦略を総合的に検討した結果、同事業を終息することを決定いたしました。
HD DVD規格は、200社以上の国際企業から構成されるDVDフォーラムで現行DVDを継承する次世代DVD規格として策定され、現行DVDとの高い互換性や、ネットワーク接続機能などの先進性を備えた国際規格であり、当社は事業推進に鋭意取り組んでまいりました。しかしながら、異なる規格が併存することによる、いわゆる次世代DVD議論の長期化による当社の事業への影響はもとより、消費者の皆様をはじめとする市場における影響に鑑みて、早期に当社の姿勢を明確にすることが重要と判断し、今回の決定に至ったものです。


昨年CEATECという展示会に言った際「今年はHD DVDが綺麗なオネェサンの頑張りか盛り返していたように感じました。ただ何となく感じるのはHD DVDの頑張りと言うよりもPS3に象徴されるブルーレイの苦戦でHD DVDに関しては「まだチャンスがある」といったところでしょうか?」と書いたのですが、結局巻き返せず外れてしまったのは残念なところです。一昨年2006年のCEATECではHD DVDブースはがらがらで親切なおじさんからDISCをもらった覚えがあったのですが、ある意味状況は変わっていなかったみたいです。

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さてこのニュースをぱっと見て思ったのは「ヒッキーの艶姿(?)が見たくてHD DVDを買ったのに」と言った感じの人の事です。報道では主にアメリカハリウッドの動向が左右したように言われますが、例えば20年位前のVHS VS Betaでは単なる俗説かもしれませんが「アダルトビデオの存在が決着をつけた」と言われていますし、

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CDの普及時には上のTM NETWORKを始めSONY系のアーティストの大量投入で一気にアナログ/デジタルのシェア転換と若年層の掘り起しを図って90年代音楽バブルともいえるミリオンセラー乱発時代がありました。今でも良くレンタル店を見ると確かにハリウッドをはじめとする映画系コンテンツは強いのですが、販売店を見ると相変わらず幅をきかせているのはこれら音楽系、アダルト系のコンテンツの様な気がします。またゲーム、アニメの存在も忘れてはならないでしょう。
まだ高い新しいメディアに大金をはたいてくれる存在と言うとどう考えてもレンタルする人達ではなく買ってくれる人達です。
そう言った意味でキラーコンテンツをもっている彼らがどういった判断を示したかと言うのは興味深いところです。とは言えSONY VICTORと言う有力コンテンツ企業を抱えている分やはりブルーレイが強かったのかもしれませんが...。

東芝敗戦処理はどうするのでしょうか? @大西 宏のマーケティング・エッセンスより
しかしハードの生産を止めたとしても、少ないユーザー向けに、HD-DVDのディスクは生産をせざるをえないので、当面は尾を引きます。生産性やコストにこだわって意地を張ったツケが回ってくるということかもしれません。
BD vs HD-DVD、勝ったのはどっち?@404 Blog Not Foundより
うちでニコニコ動画見るときって、プレミアのおかげもあるのかも知れないけど、80Mbpsぐらい平気で出ちゃう。少なくともコンテントを大量配布する手段としての物理メディアはもう終了しました、ていうことでOKでは。

さて有名ブロガーさんの意見を見てみると団塊の世代の次世代DVD争いにおける東芝の敗北を語っているのに対し、30代の小飼弾さんが次世代DVDそのもの(=SONY,VICTOR)の敗北を語っているのが興味深いところです。
個人的には年の近い小飼さんの判断に軍配を上げたいところですが見逃せない問題があります。

欧米は著作権延長で新興国から儲けたい @佐藤秀の徒然\{?。?}/ワカリマシェンより
「昔から知的財産を蓄積していた欧米が脱工業化で収入を失う恐れがあるためだ」が本音だろう。圧倒的国際シェアも持つ欧米が手放すまいと必死なわけだ。

まずは知的財産の問題、もともと製作に関してはTEXT<音楽<<映像と言った感じでコストがかかり、過去の作品への親和性とでも言おうか、例えば50年前のヒット曲と50年前のヒット映画だったらどっちを知っているかと考えればどう考えても後者でしょうとなれば、過去の作品へのニーズは高いのだがネットに載せる為の抵抗も大きいと言えるのではないでしょうか?そうなってくると大型高画質tvで次世代dvdが入り込む余地が出てきます。

地方政治の基盤が変化している。 @Espresso Diary@信州松本より
地方の大企業に高校卒で入った人たちは、クルマで通勤。職場の近くに一戸建てを持ち、転勤は少ない。そもそも団塊の世代では、大卒者など少数派です。私は、長く地域に密着してきた高卒の50代以上の男性が、地方の政治を左右する度合いが強くなっているような気がします。

そして知的財産が作り手側の問題とすれば今度は買い手の問題、次世代DVDを見る環境とお金を持っている人達を考えるとネットに強い若い世代よりも高齢者のような気がします。定年退職者なら時間は有り余るほどある、次世代DVDの画質を求める大型モニターを置くスペースもある、これらを買い集めるコストも1回海外旅行をやめれば出てくるとなれば団塊の世代の人数的ボリュームも合わせて大きく儲かる市場に思えます。その証拠に大型電気店に行けば所狭しと相方となる大型TVが並び、CEATECのような展示会でも大々的に取り上げられている。
一方若い世代はそもそも通勤・通学などを含め、外にいる時間が長いですからipodやDS、PSPなどの携帯型の機器が売れると言う対照的な光景があるのではないでしょうか?

さてさて色々書いてきましたが、まとめると今回の次世代DVDに関しては意外にWin-Winな結果になりそうな気がします。東芝からしてみたら速い時期に撤退してBetaの2の舞にならないこと、ブルーレイ陣営からしてみたらライバルが減って比較的競争が楽になれる事、そして課題は東芝はこれまで買ってくれた顧客へのフォロー、ブルーレイ陣営は若い世代を巻き込む為に何が出来るのかと言う点になりそうな気がします。


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写真:かつては銅輸送の花形足尾線@わたらせ渓谷鉄道

信州のコーヒー屋さんがこんなことを書いています。
【松本市長選2008】 納税を投資に転じるために。 @Espresso Diary@信州松本
ブラジルも広いですから、あちこちから豆を集め、ブレンドし、ある一定の風味を保つことが重要な仕事になります。その部分を担っているのが、仲買人、ブローカー、コーヒー鑑定士と呼ばれる人たち。消費国の日本では、とかく目立つ部分にばかり光があたりがちですが、背景にある流通のインフラや調達まで含めて考えないと、生産物としての豆は評価できません。つまり、「直営農園」という言葉には、確かさがあると同時に危うさもあるわけで、この程度の認識は農業への投資の初歩だと思います。

個人的に良く思うのは、ここ最近は特にですが「物の流れ」とそれに関わる裏方仕事というのが軽視されているのではと言うこと。

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少し古い話になるのですが2004年のイラク日本人人質事件で犯人の要求が「自衛隊の撤退」であることから様々な論議を生みました。個人的には「誘拐された人の自己責任」と言う論調そのものに対しては抵抗があったのですが「人質の命を救うために自衛隊を撤退させるべきだ」と言う反論にも素直に賛同できませんでした。上の「ウェブ炎上」では浅田彰氏のこんな発言を取り上げています。

「イラク人質問題をめぐる緊急発言」update版@「続・憂国呆談」番外編Webスペシャル
ただ、自衛隊派兵の時点でこういうことが起こることは当然予想されたわけで、いまこの事件に衝撃を受けるなんて言ってるやつがいることに衝撃を受ける。イラクの人々を助けるためと称し、実はブッシュ政権に従う姿勢を示すために自衛隊を派遣して、現実にイラクの人々を助けるために行動してた民間人なんかの命を危険にさらす結果になっちゃったわけだから、本当に最低だと思うよ。

個人的に違和感を覚えるのは太字の部分、この時期よく言われた小泉氏への悪口は「ブッシュの犬」と言った論調でした。
ただ中東と言う舞台を考えるとどう考えても石油と言うキーワードを考えざるを得ません。特にイラクは90年に日本にとっても主要な石油供給源であるクウェートに侵攻して湾岸戦争を起こし、敗れはしたものの首相フセイン氏はイラク開戦前健在だったと言うことを考えるとこの戦争の隠れた(本当か)テーマは石油であり、そう言った視点での反対や論調(アメリカではマイケルムーアとかいたが)は少なくともメディア(ネットでは結構ある)では殆どなかったような気がします。
確かに軍隊を戦争参加させるのは憲法違反だし、他国の言いなりに軍隊を出すのは国家のアイデンティティとして好ましいものではない、何より戦争が起こることで被害を受ける人は多い、ただ足元の生活を見ると車を使えばガソリン、スーパーで買い物しても商品を運ぶのは自動車や船舶などでその燃料はやはり石油でありその供給を外国に頼ると言う事は結局豊かな生活を送る為にはより優位に確保できるようにする為の努力をしていかなくてはならない。
そう言った意味で「物(この場合は石油)の流れ」は非常に重要な筈なのに重要視されているのは政治家等の人間関係だったり正当性だったり、それが大切でないとは思わないですが同じように「物の流れ」も大切なような気がします。

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全く話はずれるのですが最近第2次大戦末期のドイツの攻勢を描いた上の映画をたまたま見たのですがこんなシーンがありました。
ある連合軍の拠点となっている街に攻勢をかけるドイツ軍の大佐に対し元帥が作戦目的地への速やかな移動を命令するのですが大佐がおもむろにチョコレートケーキを取り出して「このケーキはアメリカ兵の母親がクリスマス用にとはるばる大西洋を越えて送り届けたものです。高々クリスマスケーキすら送れるのは連合軍が余裕を持って輸送が出来るからで、そんな圧倒的優位の中相手の士気は非常に高い、それを砕く為には圧倒的な火力で拠点を制圧するしかない」と上司を説得するのです。
この映画の舞台となったバルジ作戦そのものが相手の占領下にある港を奪い返し相手の補給線を断つと言うものだったのですが、この映画ではオチも含めてロジスティック即ち「物の流れ」が非常に重要なテーマとなっています。
この映画はアメリカ映画なのですが良く考えると日本の戦争映画でこの「物の流れ」と言う意味でこんなシーンのある映画は無いなと感じました。
戦争の話ばかりで申し訳ないのですがただ最近起こっているガソリン価格やその他の生活必需品の高騰や中国製の冷凍餃子の問題等は多くを外国からの輸入に頼っているのにその背景の「物の流れ」を軽視する日本人へのしっぺ返しのような気がするのは私だけでしょうか?


2008年02月16日03:26
カテゴリ
社会
雑感
女性の意識変化の現れ-主婦の友休刊-@日々是マーケティングより
昨日、「主婦の友」の休刊がテレビなどのニュースで報道された。「主婦の友」以外の主婦向け月刊誌は既に休刊・廃刊に追い込まれている。最後の主婦向け月刊誌だった、といっても良いかもしれない。

最初はふ〜んと思っていたのですが、よくよく考えるとびっくりしたのがこのニュースです。
個人的にはTVや雑誌などのオールドメディアへの志向は
男性<女性
若い世代<高齢世代
と考えていたので比較的高齢の女性向メディアであるこの手の主婦雑誌が単なる廃刊ではなく「最後の雑誌」まで廃刊になったと言うのには実は結構大きなことだと思います。

女性の意識変化の現れ-主婦の友休刊-@日々是マーケティングより
このような主婦向け月刊誌が、次々と休刊・廃刊されていった背景には「専業主婦」が減ったということもあるように思う。

確かにこう言った雑誌が減っていった背景にはこう言った事はあるのだと思うのですがやはり「最後の雑誌」と考えるとこれは違和感があります。
確かに専業主婦は減ったと思うのですが、少なくとも1/10とかになったわけではないわけですし、別の雑誌の顧客層が流れ込んでくると言うのもあるわけで、小さいながらも独占市場と考えればものすごく手堅く生き残れる条件が揃って急成長は無いにしろ最も潰れ難い状態なのではないかなと感じます。

女性の意識変化の現れ-主婦の友休刊-@日々是マーケティングより
「専業主婦が減った」というより、「主婦のライフスタイルの変化」というほうが良いのかもしれない。3〇年ほど前の平均的主婦像というのは、「家庭で家事をシッカリし、子供のおやつを手作りし、夕方になれば近くの商店街や生鮮スーパーなどで夕飯の買い物、もちろん出来合いのお惣菜には頼らない、手作りメニューが食卓に並ぶ」という、まるでお年を召した国会議員の方々が「平均的」だと今でも思い込んでいそうな、主婦像だ。拙ブログにこられる方の多くは、このような主婦生活を知っている方はまずいらっしゃらないだろう。
パートに出ている、幼稚園などのママ友と一緒に時々ランチ、アートフラワーなど自分のお稽古事と子供のお稽古事に熱心な主婦など、主婦の生活そのものが「平均的」という括りができなくなっている。
何より、主婦そのものが「家庭も大事だけど、自分も大事」、「自分が輝いていないと、家庭も楽しくない」という、生活指向に変化している。


10年前だったら納得がいく分析なのですが、「最後の雑誌」であればかつてに比べたら相当減ったとは言え多分それなりにいる(1/10程度でも十分ではなかろうか?)であろう「30年前の平均主婦像」を目指す女性向けに特化して生き残ると言う選択だって出来たのではないかなと思います。
逆に生き残れなかったと言うことは多様化している「結婚して子供もいる」女性全てに向けて「あなたの人生を素晴らしい物に導く情報を発信します」とばかりに大風呂敷を広げ続けたから結局誰にも有効な雑誌になれなかったのではないかなと思います。

自炊で節約生活 @世捨て人の庵
もっと時間があれば家庭料理の基本から習得したいと常々思っている。ダシの取り方、味付けのコツなど、料理の基本を知っていれば、毎日死ぬまで安くてうまいものが口に入る。料理は老後も役立つ一生モノの技術だ。主婦を雇う経済力のないボクには計り知れない恩恵がある。

一見専業主婦向け情報と言うと古臭く時代遅れに感じますが、家事=生活全般に関わる事と考えれば時代、人種、性別全てを超えて有効な情報であるのではないでしょうか?上の引用は当時フリーターだった独身男性のものですが、よく考えれば彼が求めているものは主婦雑誌が簡単に提供できる部類のものに感じます。ただ主婦雑誌には彼の姿は見えていないと言うか見ようとすらしてなかったような気がしてなりません。

時代変化を感じる「主婦の友」の休刊 @大西 宏のマーケティング・エッセンスより
ひとつには雑誌というメディアそのものが、日本では1997年にピークを迎え、その後は下降線を辿り続け、厳しい冬の時代を迎えてきているということがあると思います。
特に週刊誌は惨憺たる状況で、なんとか発行部数を増やそうと激しいスクープ合戦が繰り広げられるようになったものの発行部数下落に歯止めが効かない状態のようです。


なぜ雑誌と言うメディアが下げ止まらないのか、それはネットとの競争と言うのもあるのだとは思うのですが、実は「自分たちが得意としている分野の情報を誰がどんな形で望んでいるのか?」と言う世の中(=市場)の現状をきちんと見ないで相変わらずこれまでどおりのやり方で同業他社と消耗戦的な競争を繰り広げているうちに市場から愛想をつかされただけのような気がします。
少なくとも本来なら生き残ってしかるべき雑誌の廃刊が物語っているのは「女性の変化」とかそんな大層なことではなくてそんなことなのではないでしょうか?





写真:寒いですが花の頼りも@横須賀走水水源地の桜2007

〜2月16日(土)
第2回勢多農書道展 農高生が送る未来へのメッセージ
場所:ミニギャラリー千代田(上毛電鉄中央前橋駅、JR前橋駅よりマイバスすずらん前バス停下車)
時間:10:00〜16:00(初日は13:00より)
内容:勢多農林高等学校では、昨年度から芸術家選択に書道Iが導入されました。授業の中で一年間制作に取り組んだ作品と書道部の作品を展示いたします。今回はアジアからの留学生3名も参加します。ぜひご覧下さい。
参考:第一回 勢多農書道展 in ミニギャラリー千代田@中華食酒処すってんぺBlog

〜3月16日(日)
田浦梅林祭り
場所:横須賀市田浦梅林(JR田浦駅から徒歩20分または京浜田浦駅から安浦2丁目行バス「田浦郵便局」下車徒歩15分)
内容:青軸・白加賀の白梅・養老の紅梅など、約2700本が咲きほこる田浦梅林(田浦梅の里)。2月上旬から3月中旬にかけて、見ごろをむかえます。
梅の花を楽しむことができる三浦半島随一の梅の名所で、早春の彩りをお楽しみください。
イベント
祝賀会
会場:田浦小学校体育館
2月23日(土曜日) 午前11時〜正午
生花展示会
会場:田浦小学校体育館
2月23日(土曜日)正午〜24日(日曜日)午後2時
俳句展示会
会場:田浦小学校体育館
2月23日(土曜日)正午〜24日(日曜日)午後2時
和凧展示会
会場:田浦小学校体育館
2月23日(土曜日)正午〜24日(日曜日)午後2時
写真展示会
会場:田浦小学校体育館
2月23日(土曜日)正午〜24日(日曜日)午後2時
演芸大会
会場:田浦小学校体育館
2月24日(日曜日)午前10時〜午後2時
俳句会
会場:田浦神明社社務所
2月23日(土曜日)
午前10時〜午後4時
午前10時〜正午 ... 投句(一人3句・正午締切)
正午〜午後4時 ... 句会(互選・採点)及び表彰
クリーンキャンペーン
会場:田浦町内
2月24日(日曜日)午前11時
参考:★田浦梅林★ 横須賀風物百選 田浦梅の里 @DEEP CITY 横須賀

2月16日(土)、17日(日)
「焼きまんじゅうサミット」
場所:県庁前広場(上毛電鉄中央前橋駅よりマイバス県庁前バス停、JR前橋駅より渋川、前橋公園、県庁前方面バス県庁前バス停下車)
時間:10:00〜16:00
内容:県内各地の焼きまんじゅう販売店14店が出店、5店分の焼きまんじゅう(一口サイズ)を試食して、それぞれの店名を当てる利き焼きまんじゅうや巨大焼きまんじゅう実演、まえばしtonton汁やまえばしtontonまんじゅうの販売を行います。
参考:「焼きまんじゅうサミット」@高崎経済新聞

2月16日(土)
前橋テルサロビーコンサート100回記念グルチンのチェロコンサート
場所:前橋テルサ(上毛電鉄中央前橋駅、JR前橋駅よりマイバス千代田町交番前バス停下車)
時間:12:30〜13:30
内容:テルサロビーコンサート100回を記念して1時間のスペシャルコンサートです。

2月17日(日)
広瀬川ひかり祭り
場所:前橋文学館前(上毛電鉄中央前橋駅下車徒歩)
時間:12:00〜19:00
内容:冬の広瀬川を彩るリレー形式のミニライブ!朔太郎橋横の緑地広場には屋台も登場します。



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2008年02月12日23:39



写真:湊線再生への隠れたキー、常磐線フレッシュひたち

茨城・3セク鉄道の公募社長に吉田さん(万葉線総務課)@北日本新聞2/7より
存廃問題に揺れ、経営者を全国公募していた茨城県ひたちなか市の第三セクター「ひたちなか海浜鉄道」の社長に六日、万葉線総務課次長、吉田千秋さん(43)=高岡市福岡町下蓑新=が決まった。三セク化後、乗降客がV字回復を続けている万葉線の実務担当としての手腕が評価された。「万葉線を手本に、市民とともに鉄道再生を目指したい」と吉田さん。万葉線のノウハウがひたちなか市民の足を支える。

昨年末千葉のいすみ鉄道と共に前代未聞の社長公募が行われていたひたちなか海浜鉄道の社長が決定しました。
これまた運営企業の不振から第3セクターで復活した富山県高岡市の第3セクター、万葉線の総務課次長さんだそうです。
万葉線と言うともともとこの路線を運営していた加能越鉄道が乗客減少などによる赤字によって廃線を協議していたころRACDA高岡と言う、市民団体が立ち上がり、情報発信及び募金活動を中心としたキャラバンを行い1億円の募金を集める等大きな力となり結果的に全国で始めて第3セクターによる路面電車運営を行う会社となったと言う経緯があります。1月の横浜でのLRTフォーラムでたまたま万葉線サポーターの方と話す機会があったのですが、その際に結構年配な方の多いLRTやローカル線存続の動きの中で若い人中心に楽しくやっていると話す様が印象に残りました。
湊線にも湊鐵道応援団と言うサポーター組織がありますがそちらの頑張りも期待されるところです。

さて現状の湊線を見ての分析を前に行ったのですが大雑把に再掲すると
・もともと周辺の主要都市である水戸や日立、大都市東京へのアクセスが常磐線でその接続が重要
・常磐線に関しては今後東北縦貫線プロジェクトによって東京・品川・横浜方面への直通の可能性がある
・しかし今の湊線は行き違い位置が良くない為パターンダイヤにならず常磐線への接続が今一つ
・終列車は速くは無いが決して遅くも無いので水戸・東京方面からの終電が隣の県のいわき駅並み
・今後の課題としてはスピードアップにより行き違いを改善してダイヤをパターン化する事と、終列車の延長が考えられる
万葉線にとって北陸新幹線がそうだったように湊線には東北縦貫線がある意味で精神的な追い風になりそうなことは大きいような気がします。

星国話いちおうの完結@日の出工房より
ボクが住む伊那谷ではサラリーマンの大半はマイカー通勤です。ということは、仕事帰りに街で飲むために様々な困難をクリアしなければなりません。まして飲酒運転に対する罰則が強化された昨今、街場の飲食店は飲み代に数千円のタクシー代を加えた対価を支払うに値する魅力がなければ客は寄りつかないのが現状です。

またガソリン価格高騰や飲酒運転取り締まり強化と言うのは地方の飲食店にとって厳しい逆風となり住民にとっては気軽にお酒も飲めないと言うさびしい状況を生み出していますがそれを逆手にとって「湊線で安全・安心・気軽に呑みに行こう」と仕掛けてみるのも手ではないかと思います。
例えば万葉線はそうではないですが同じように廃線の危機から復活した富山ライトレールえちぜん鉄道和歌山電鉄では23時過ぎの終電と言う共通項があります。ある意味で現状を追い風にしたことで健闘しているといえるのではないでしょうか?

さて長々と書きましたが今後の湊線の健闘に期待しつつ今日は失礼します。



全国鉄道事情大研究 常磐篇



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#湊線
どぶ板どおり2008年2月10日





写真:どぶ板バザールで賑わう、どぶ板どおり

昨年の5月以来となるどぶ板バザールに行ってまいりました。
詳しい説明は前回のレポートに譲って早速見ていきましょう。

どぶ板バザール2008年2月10日その1 どぶ板バザール2008年2月10日その2









写真:どぶ板バザールの賑わい

今回もこのバザールは寒い中とは言え大賑わいでした。さて私はと言うと翌日姪っ子の誕生パーティーをやると言うことでそのプレゼントを物色、結局無難なところでピングーのぬいぐるみを買っていきました。

レアアイテム@どぶ板バザール




写真:どぶ板どおりのレアアイテム

さてフリーマーケットと言うと変なアイテムを探すのも楽しみの1つですが今回もありました。レトロな商品たち、個人的にはこの写真の「2つドアの電車乗車口 7号車」と言う看板が気にかかりました。2つドアの電車と言うとぱっと浮かぶのは京急の快特、しかも現役の2100系や2000系が走っている時代ではそれほど見かけなかったことを考えると旧600系の頃(1960〜70年代)かと鉄道好きらしい妙な想像力が浮かんできます。

山形県PR@どぶ板バザール





写真:山形県PRブース

レアアイテムではないのですがなぜか山形県のPRブースがあったのも印象的でした。

玉こんにゃく









写真:山形名産玉こんにゃく

そして今回の旅(?)グルメとして名産玉こんにゃくとしゃれ込んでみました。しょうゆがしみこんで美味でした。
ただ個人的に謎なのはコンニャクイモと言うお芋から作るこんにゃくがノンカロリーのヘルシー食品になるのかと言う点、分かっている人がいたら教えてください。

横須賀100周年のイメージキャラクタースカリン のろたん










写真:横須賀市100周年記念キャラクタースカリンと市民活動サポートセンターのイメージキャラクターのろたん

今回は市民活動サポートセンターのお祭りのろたんフェアと同時開催だったせいか2組の着ぐるみも参加していました。横須賀姿勢100周年記念キャラのスカリンとのろたんです。どちらも子供たちに大人気でした。

のろたんフェアちらし のろたんフェアちらし






写真:のろたんフェア

のろたんフェアはどぶ板どおりの北の入り口京急汐入駅近くにある市民活動サポートセンターのろたんのお祭りで、のろたんの中ではNPOなど様々な団体の展示も行われていました。

学童児童によるけん玉披露 学童児童による縄跳びその2






写真:学童児童によるステージ

またのろたんつながりなのかステージでは学童の児童によるけん玉や縄跳びなどの演舞が行われていました。BGMがR&B系だったり中々見られないパターンでびっくり、多くの人が足を止めていました。

PEEP★4Uポスター PEEP★4Uステージその1 PEEP★4Uステージその2






写真:PEEP★4Uによるステージ

さて今回のバザールのステージのメインはバンドもの昨日雨天だったせいか予定がずれ込んで見れたのが写真のPEEP★4Uのステージ、日本のロック(を語れるほど詳しくは無いですが)ではプリプリ等女性ボーカルバンドが結構多かったのですが、その伝統(?)にのっとってか元気なボーカルが印象的でした。
ただ最近こう言った元気な女の子バンド減ったような気がするのは気のせいでしょうか?


ZenQ PROJECT ライブ in DOBUITA





写真:ZenQ PROJECT ライブ

続いてはJAZZバンドZenQ PROJECTによるライブ、昔学生だった頃JAZZ喫茶のイベント等でミキサーをいじってた頃良く一緒にやっていたバンドさんです。さすがにこの季節寒いので厚着ですがマイペースなリーダーのもと質の高い演奏を行っていたのが印象的でした。前のどぶ板バザールに行った際は見ることが出来ず残念だったのですが、どぶ板バザールをはじめ様々なイベントで頑張っているみたいです。

ZenQ PROJECT@3ピース ボーカルはお休み






写真:3ピースボーカルレスバージョン

ボーカルバージョンの後はボーカルレスの3ピース、トリオ編成、普段はこの3人で横須賀のライブが出来るお店で演奏することもあるそうです。その間ボーカルのオネェサンは写真のように休憩との事です。

リーダーによるギターソロ Saxソロ






写真:ギター&Saxのソロ演奏

JAZZと言えばギターやSaxのソロ、ミキサーをいじっている際は特に気をつけたのがこのソロ、ふとした拍子にフェードアップを忘れると恨みを買う(?)と言う事は無いにしても結構ミキサーの注文で出てくるのはこの部分でした。
個人的にはずいぶん久しぶりに演奏を見たのですがさすがと思わせるものがありました。


どぶ板バザールちらし





写真:どぶ板どおりチラシ

いかがだったでしょうか?お買い物からステージイベントまで様々に楽しめるどぶ板バザール、今年はあと5月のゴールデンウィーク、7月の夏休み、11月の連休などに行われます。またどぶ板どおりは普段も営業しているので、今度の休日にも出かけてみるのはいかがでしょうか?


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#どぶ板どおり
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