2016年06月
動画:昨年のLRTフォーラムの様子
7月2日(土)
2016夏 LRTフォーラム
場所:横浜波止場会館 5階多目的ホール(みなとみらい線日本大通り駅、横浜市営地下鉄・JR関内駅下車徒歩)
時間:13:30〜16:30
参加費(資料代) 1,000 円 (学生: 500 円)
基調講演 「道路は人のために、交通は街のために」
森口将之氏((株)モビリシティ代表取締役 モビリティジャーナリスト)blog twitter
報告
・「都心臨海部における新たな交通システム導入について」
松井恵太氏(横浜市都市整備局都市交通部都市交通課長) 横浜市都市整備局都市交通部都市交通課
・「新たな交通システム導入に関する課題と提案について」
古川 洋 (横浜にLRTを走らせる会 副理事長) 横浜にLRTを走らせる会
・「スペイン各都市におけるトラムの導入状況について」
小田部明人(横浜の公共交通活性化をめざす会事務局長) 横浜の公共交通活性化をめざす会
コメント:毎年鋭い人選で頑張る横浜のLRTフォーラムです。今年はLRTと対立的とみられがちな自動車の世界からかーおぶざイヤー選考委員も務めた森口将之氏を迎えます。
参考
イベント見聞録2016年1月30日 2016冬 公共交通フォーラム
講演会:2015年夏LRTフォーラム「LRTで街はどう変わる?横浜都心臨海部導入でどう変える?」@八草きよぴ(kiyop)非公式モリゾー愛ブログ
2015夏 LRTフォーラム「横浜都心臨海部導入でどう変わる?」@三道楽ノート
7月7日(木)〜10日(日)
前橋七夕まつり
場所:前橋中心市街地(上毛電鉄中央前橋駅、JR前橋駅より徒歩)
中央イベント広場
FM GUNMA Summer Program 前橋七夕まつり@7月8日(金)15:00〜19:00
「前橋七夕まつり!」メッセージ募集! @FM群馬
ステージイベント @7月9日(土)10日(日)10:00〜19:30
立川町大通り
乗って触って体験しよう@7月9日(土)10日(日)10:00〜17:00
竹飾りコーナー@7月9日(土)10日(日)10:00〜18:00
前橋競輪PRスピードチャレンジ@7月9日(土)10日(日)11:00〜16:00
竹で作るクラフトコーナー@7月9日(土)10日(日)10:00〜16:00
前橋駅前通り
みんなで作る七夕飾り「風に願いを」@7月9日(土)16:00〜20:00、10日(日)13:00〜17:00
七夕オープンカフェ・ことろんカフェイベント@7月9日(土)10日(日)12:00〜16:00
元気プラザ21
NHKふれあいプラザ〜真田丸&放送タイムトラベル〜@3F 7月7日(木)〜10日(日)10:00〜17:00
こども広場@1F 7月9日(土)10日(日)10:00〜17:00
その他
七夕まつり児童絵画展@スズラン前橋本店 7月6日(水)〜12日(火)
上毛電鉄七夕まつり号
交通規制
・7月9日、10日は街なかへの自動車の乗り入れが制限されます。グリーンドーム前橋から無料バスも運行されますので公共交通のご利用をお願いします。
コメント:前橋の夏のビッグイベントです。街なかで七夕飾りをめでるもよし、イベントを楽しむのもよしグルメを楽しむのも良しです。
参考
前橋七夕まつり@赤城南麓交流村
前橋七夕まつり2013@グッドぐんま 2
前橋七夕まつりと「ぐんま花燃ゆ大河ドラマ館」@雨月衣 ころころブログ
7月14日(木)
陸上自衛隊久里浜駐屯地 納涼祭
場所:自衛隊久里浜駐屯地(京急・JR久里浜駅下車徒歩)
時間:17:00〜21:00
内容
問い合わせ:久里浜駐屯地広報班 046-841-3300(内線213)
7月16日(土)
2016久里浜ペリー祭
場所:横須賀市久里浜(京急・JR久里浜駅下車徒歩)
内容
■しかくよこすか開国バザール@10:00〜15:40
ヒーローショーやバンドの演奏、模擬店など
<動物戦隊ジュウオウジャー>
[第1回]11:00〜 [第2回]14:00〜
■しかく水師提督ペリー上陸記念式典:14:00〜14:40
ペリーの来航が日本に開国をもたらした史実をしのぶ式典
会場:ペリー公園
■しかく日米親善ペリーパレード:16:00〜17:30
オープンカー、黒船フロート、久里浜地域の学校、時代衣裳隊、音楽隊、鼓笛隊、舞踊等によるパレード
会場:ペリー公園前〜京急久里浜駅前
■しかく久里浜ペリー祭花火大会:19:30〜20:10
3,500発の花火を久里浜港から打上げます。
観覧場所:ペリー公園、久里浜海岸、旧ニチロ岸壁
コメント:横須賀市久里浜地区の夏の一大イベントです。こちらも交通規制がありますので公共交通をご利用ください。
参考
2015 久里浜ペリー祭&おっぱままつり歩行者天国 @史跡ハンター 臥龍
[フレーム]
動画:今回の選挙で頑張ってほしい人筆頭
参議院選挙2016@Yahoo みんなの政治
参議院議員山田太郎
自民党参議院選挙特設HP
民進党
公明党参議院選挙特設HP
共産党参議院選挙特設サイト
おおさか維新の会参議院選挙
生活の党
社民党
日本のこころを大切にする党
新党改革
国民怒りの声
幸福実現党
支持政党なし
さて18歳選挙権、憲法改正、野党共闘などが注目される参議院選挙がスタートしました。
ヘイトスピーチ解消法が施行 川崎でデモ事前差し止めも分かれる行政判断@産経新聞2016年6月4日よりさて今回の選挙、 本来注目するべきなのは憲法などの政策とそれに関わるところだと思うのですが、個人的にはそれ以上に気になったのはヘイトスピーチに関する上の事件、確かに外国人排斥を訴えるヘイトスピーチに賛同する気は無いですし、商店街やまちづくりに関する記事を書いていて在日の韓国・北朝鮮・中国人を排斥するのは今更地域の自殺行為都すら思います・・・。が個人的にはそれを考えている人たちのその気持ちを表明する権利を奪うのはそれこそ憲法の保障する表現の自由を根こそぎ奪う行為ではないかと思います。ヘイトスピーチ(憎悪表現)解消法が3日、施行された。施行日を前に横浜地裁川崎支部は2日、川崎市の社会福祉法人が在日コリアン排除を訴える団体のデモ禁止を求める仮処分の申し立てに対し、デモ禁止を命じる決定を出した。同市も同団体に公園の使用を認めない決定をしている。一方、神奈川県警は3日、同団体が予定する5日のデモで道路使用を許可。法施行後に早くも現場での判断が分かれる形となっている。
「違法性は顕著で、憲法が保障する表現の自由の範囲外」。横浜地裁川崎支部は、デモ主催団体側の男性に、法人の事務所から半径500メートル以内でのデモの禁止を命じる決定を出した。
あくまで必要なのはヘイトスピーチを言う人たちにはそれを言う自由があるという事、ただし当たり前ですが言われる側にも反論したり、反論デモをやる権利はあり、当たり前ですが言論の自由があると言っても暴行や器物破損の自由など決してないという事、といった事でしょう。
utida
ヘイト団体のデモ シットインとデモ中止コールでヘイトデモ中止へ 6/5 @NAVAR
このことに対するインテリ層や所謂市民と言う人たちの反応を見ると横須賀と言う米軍基地を抱える地域の市民としては惨憺たる気分になります。確かに安倍政権と言う近年まれに見る安定政権下であり、ヘイトスピーチ法が出来たばかりでその危惧に関する議論の記憶のある今は良いでしょう。これが不安定な政権で世論へのアピールを重視しなければならない政権でかつ米軍基地反対と活動する人たちに対する世論の空気が悪ければすぐ基地反対活動=ヘイトスピーチと拡大解釈されないかと言う事、本来そう言った事に対する想像力を持つべき人達がそれを放棄している状況と言うのは非常に危惧するところです。
貧困報道を「トンデモ解釈」する困った人たち ある階級の人たちは「想像力」が欠如している@東洋経済 2016年6月22日 よりヘイトスピーチから貧困と思い切り場面転換しますが同じ想像力と言う意味ではこういった記事も気になりました。上の記事は最貧困女子で有名な鈴木大介氏のルポ、子供や女性の貧困と言うのは現状でいたたまれませんし、先の事を考えてもやはり重い問題ですが、これを無かった事としたり、自分に都合よく読む人たちの存在と言うのはヘイトスピーチする人なんかに比べてよっぽど社会にとってマイナスではないかと思うのですがそういった人ほど声がでかいと言う・・・
そんな絶望的な隔絶があるのだと確信を深めた素材として、こんなひどい話もあった。とある「かつて学生運動に身を投じた団塊世代に人気の雑誌」から受けた取材の中で、記者さんはこう言った。
「子供の貧困や女性の貧困を記事にすると、読者からすごい勢いでクレームの投書が届くんですよ」
その投書の内容とは、こんなものだという。
「僕らの世代が労働階級の解放のためにずっと尽力してきたのに、いまだに腹をすかせた子供が日本にいるはずがない!」
「われわれの知っている戦後の貧困とはうんぬん〜〜アフリカではうんぬん〜〜」
脱力感に腰が抜けそうな話だが、彼らにとってはこの日本でリアルに進行している子供の貧困よりも、テレビで報道される海外の子供の貧困のほうがよほど想像がつくということ。そして彼らは想像できないものを「ない」と断言するというのだ。
最貧困女子 [ 鈴木大介 ]
EU離脱問うイギリス国民投票 @朝日新聞
米大統領選、クリントン氏のリード差9ポイントに縮まる@朝日新聞
今イギリスではEU離脱を問う国民投票が行われ、アメリカではトランプ氏やサンダース氏が大統領選挙の台風の目になっています。この2つの現象、他国の人間から見ると変に思うのですが、ただ日本で起こっている事から想像すると何となく納得してしまいます。要は想像力を失ったインテリや市民への反発がこれらの現象を起こしているのではないでしょうか?
翻って日本ではどのような事が起こるのでしょうか?中々良い争点が浮かびづらい選挙ですがそんなことを考えつつ投票するのも一興だと思うのですが如何でしょうか?
さて安倍首相がとうとう消費増税延期を正式に表明しました。
消費税増税の延期は既定路線だった@2016/6/1WEB RONZAより安倍首相がこれまでの方針から変更した背景にはサミットなどでも繰り返された現在の経済状況がリーマンショック前とにているからとの事です。
サミットでの経済問題の討議で、首相は「現在の状況はリーマン・ショック前の状況に似ている。危機を繰り返さないように、G7は政策を総動員すべきである」と主張したと伝えられている。各国首脳は、この安倍首相の発言に必ずしも同調しなかったようだが、G7首脳宣言には「世界経済の見通しに対する下方リスクが高まってきている」「金融政策のみでは、強固で持続可能かつ均衡ある成長につながらない」「経済成長、雇用創出及び信認を強化する為、財政戦略を機動的実施する」との文言が入った。
民進党玉木雄一郎衆議院議員twitter2016/5/28よりこのリーマンショック前という言葉にはリーマンショックと言う和製英語を世界的なスタンダードと勘違いした民進党玉木議員など多くの人達から反発を受けました。確かに個人的にもリーマンショックと言うのとは違うような気がします。
「リーマンショック前に似ている」と総理が説明した4枚の資料の英語版を見て驚いた。日本語版には11か所も登場した「リーマンショック」という言葉が英語版には一度も出てこない。日本語版にはあるカッコ書きの説明部分もない。悪質な情報操作だ。
サミットという虎の威を借る安倍首相@BLOGOS2016/5/28より
何故、安倍首相はリーマン・ショックという表現を盛り込もうとしたのか。これは自ら消費増税の先送りの条件に「リーマン・ショック」という表現を組み入れてしまったからに他ならない。世界経済の認識については、多くの首脳から新興国の現状に厳しい認識が示されることは予想されており、それに乗じてリーマン・ショックという表現を盛り込んで、G7という虎の威を借りて消費増税を先送りさせることが目的であったのではなかろうか。これは以前にノーベル賞級の経済学者を呼んで消費増税に対する意見を聞く場を設けたことも同様の目的であったと思われる。
中国成長率、6.7%に減速=7年ぶり低い伸び-1〜3月期@jijiドットコム2016年4月15日
韓国の16年成長率見通し2.6% 政府系機関が引き下げ@Yahoo News2016/5/26
むしろ思い出すのは消費増税とアジア通貨危機のダブルパンチで、経済危機に陥った90年代後半、今2016年はリーマンショック後の世界経済をけん引してきた中国をはじめとした新興国の経済が停滞気味です。アジア通貨危機はアジア投資バブルがはじけた結果ともいえるのですが、2010年代前半の新興国はかつてのアジア投資バブル各国の様に経済停滞の続く先進国に変わり投資先になっていたのも似ています。
そんな中で日本では1997年消費増税を行ったわけですが結果的に見ると多くのものを失ったとしか言いようがありません。確かに増税直後の1997年度の税収こそ増えましたが、98年以降では2013年までの15年間増税前の1996年の52.1億円(1995年51.9億円も含め)を下回り、税率は上がったといえどもむしろ税収は減ってしまったのです。
その一方で団塊Jr以降の若い世代の経済状況は大きなダメージを受けたとしか言いようがありません。10代の失業率は1995年8.2%から10%以上に、20代前半では5.7%から8%以上に20代後半では4.3%から6%以上に大きく悪化しています。良く構造改革や新自由主義が若い世代を追いこめたと言いますが、そもそも経済状況が良ければ若い新しい労働者への待遇も悪くできなかったわけでこのアジア通貨危機と同時期に行われた消費税増税は団塊Jr以降の経済的苦境を決定づけたと言っても過言ではないと言ってよいでしょう。
サミットという虎の威を借る安倍首相@BLOGOS2016/5/28より
本来危惧すべき問題は、あるかないかわからないリスクなどよりも、むしろ日本が抱える巨額の債務問題のほうではなかったのか。そうであれば消費増税先送りなどもってのほかという結論となってしまう。
no more war! no more deflation!!より
《筑摩書房ちくまライブラリー》竹内宏昭和経済史 ...ちくまライブラリー16 【中古】afbP18より
~中略~
その結果、"娘の身売り"、"青田売り"等の言葉に代表されるような窮状が農村に生まれた。これに悲憤したある若者は青年将校運動や右翼のテロリズムに走り、他の若者は共産主義アナーキストになって地下運動に潜った。
確かに財政問題は重要だと思います。とは言え時期を誤れば財政をより悪化させ、また若い世代の人生を奪う消費税増税はもう少し慎重であってしかるべきであります。それはブラックマンデー以降の恐慌時に金解禁と言う愚策を行って当時の若い人経済基盤の弱い人の人生を奪ってその怨嗟から戦争への道を進んだこの国の歴史から学ぶとすれば当然のことと感じるのですが如何でしょうか?
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