2009年10月
さて9月も終わってしまいましたが気付いたらこのブログの親HPであるぶらざーてぃのぺーじが10周年を迎えていました。
1月遅れで何ですが少しその辺について書こうかなと思います。
もともとHPを作ろうと思ったきっかけと言うのは大学の先生に工学部の学生がHPくらい作れなくてどうするかと煽られてなのですが、結果的に鉄道好きだったのと大学時代会計を少しかじった関係で、交通とお金の絡んだ話が多くなったかなと思います。
北総鉄道2007年度決算レポート
6、ガソリン価格高騰から見えるもの〜潜在的交通弱者について〜
交通とお金、あまり他人のやらない組み合わせのものをみていって思ったのは交通と言うのは生活だったり社会だったり政治だったりと同じ地平に存在するものであると言うのを意識せざるを得なかった事。
例えば北総線の決算レポートなんかを書いている際に乗客が1%増えたといった話が出ると、当然の事ながら沿線の住宅開発が進んだのか、あるいはショッピングセンターが出来てその買い物客が増えたといった背景を考える必要が出てくるし、また学割補助等の行政からの補助が出るとまずは沿線自治体の政治家や住民がどう言ったことを考えて補助を出したのか、反応はどうかといった政治の話が当然絡んでくる。
また逆に地方で車を持たずに貧乏サラリーマンをやっていた際に給与明細や預金の残高を見ながら感じた「車を持たざるを得ないと厳しいだろうな」と言う思いが生んだのが潜在的交通弱者と言う考え方、交通と言う視点で車を見るとどうしても利便性ばかり浮かんでくるのですが、生活、言い換えれば家計の視点から見ると車は相当にリスクが高い存在と言うのは貧乏サラリーマンになってはじめて感じた事、そしてそこからフィードバックして見えてきたのは「持てば持つほどきつい時代なのでは」と言う点でした。
女性の非婚化は何を物語るか
一人口は食えても、二人口は食え無い時代
そしてその部分が最も凝縮されて現れているのは非婚化の問題かなと感じます。このジャンルはある意味当事者なのですがまぁモテナイ身と言う事で半分評論家みたいなスタンスで書いているのですが、正直な所車を持たない、パラサイトシングルして家賃負担を減らすと言う流れの延長線上に現在の非婚化があるように見えてならない・・・。
多分私がHPを始めてからのこの10年間と言うのはある見方をすれば収入の減った若い世代を中心に持てば持つほどきついと言う事で車を切り捨て、家を切り捨て、結婚を切り捨てていった10年間だったと言う見方も出来るのかもしれません。
BEFORE THE DAYLIGHT
重い一票、重い選択〜衆議院選挙結果に思う〜
アイフル正社員を半減 リストラ策発表 店舗も3分の1に@産経新聞9/24
ただ何となく感じるのはそろそろ次の流れに入りつつあるのかなと言う事、昨年の9月にはアメリカのリーマンブラザーズ、今年の9月には日本のアイフルと有力金融企業が破綻している状況はこれまでの10年間にましてリストラ志向が高まっているようにも思えますが、逆に「外資が悪い」、「サラ金が悪い」と言った「〜が悪い」と言った思考からは脱さざるを得なくなって「じゃぁ何をするのか」と言った方向に各々が舵を切らざるを得なくなる状況が増えてくる中で「持てば持つほどきついからもう手放そう」と言う志向から「持てば持つほどきついけどすくなくともあれは確保しよう」と言う志向に切り替わる時期に来ているような気がします。それがどんな動きになりどんな方向に向かうのかは分かりませんが、つぎの10年間、どんな事がおこるか引き続き考えていこうかなと思います。
1月遅れで何ですが少しその辺について書こうかなと思います。
もともとHPを作ろうと思ったきっかけと言うのは大学の先生に工学部の学生がHPくらい作れなくてどうするかと煽られてなのですが、結果的に鉄道好きだったのと大学時代会計を少しかじった関係で、交通とお金の絡んだ話が多くなったかなと思います。
北総鉄道2007年度決算レポート
6、ガソリン価格高騰から見えるもの〜潜在的交通弱者について〜
交通とお金、あまり他人のやらない組み合わせのものをみていって思ったのは交通と言うのは生活だったり社会だったり政治だったりと同じ地平に存在するものであると言うのを意識せざるを得なかった事。
例えば北総線の決算レポートなんかを書いている際に乗客が1%増えたといった話が出ると、当然の事ながら沿線の住宅開発が進んだのか、あるいはショッピングセンターが出来てその買い物客が増えたといった背景を考える必要が出てくるし、また学割補助等の行政からの補助が出るとまずは沿線自治体の政治家や住民がどう言ったことを考えて補助を出したのか、反応はどうかといった政治の話が当然絡んでくる。
また逆に地方で車を持たずに貧乏サラリーマンをやっていた際に給与明細や預金の残高を見ながら感じた「車を持たざるを得ないと厳しいだろうな」と言う思いが生んだのが潜在的交通弱者と言う考え方、交通と言う視点で車を見るとどうしても利便性ばかり浮かんでくるのですが、生活、言い換えれば家計の視点から見ると車は相当にリスクが高い存在と言うのは貧乏サラリーマンになってはじめて感じた事、そしてそこからフィードバックして見えてきたのは「持てば持つほどきつい時代なのでは」と言う点でした。
女性の非婚化は何を物語るか
一人口は食えても、二人口は食え無い時代
そしてその部分が最も凝縮されて現れているのは非婚化の問題かなと感じます。このジャンルはある意味当事者なのですがまぁモテナイ身と言う事で半分評論家みたいなスタンスで書いているのですが、正直な所車を持たない、パラサイトシングルして家賃負担を減らすと言う流れの延長線上に現在の非婚化があるように見えてならない・・・。
多分私がHPを始めてからのこの10年間と言うのはある見方をすれば収入の減った若い世代を中心に持てば持つほどきついと言う事で車を切り捨て、家を切り捨て、結婚を切り捨てていった10年間だったと言う見方も出来るのかもしれません。
BEFORE THE DAYLIGHT
重い一票、重い選択〜衆議院選挙結果に思う〜
アイフル正社員を半減 リストラ策発表 店舗も3分の1に@産経新聞9/24
ただ何となく感じるのはそろそろ次の流れに入りつつあるのかなと言う事、昨年の9月にはアメリカのリーマンブラザーズ、今年の9月には日本のアイフルと有力金融企業が破綻している状況はこれまでの10年間にましてリストラ志向が高まっているようにも思えますが、逆に「外資が悪い」、「サラ金が悪い」と言った「〜が悪い」と言った思考からは脱さざるを得なくなって「じゃぁ何をするのか」と言った方向に各々が舵を切らざるを得なくなる状況が増えてくる中で「持てば持つほどきついからもう手放そう」と言う志向から「持てば持つほどきついけどすくなくともあれは確保しよう」と言う志向に切り替わる時期に来ているような気がします。それがどんな動きになりどんな方向に向かうのかは分かりませんが、つぎの10年間、どんな事がおこるか引き続き考えていこうかなと思います。
- タグ :
- #ぶらざーてぃ
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