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石破首相が昨年10月の就任から1年経たずに「アメリカの関税措置をめぐる対応に区切りがついた」との事で辞任する意向を表明しました。就任直後の衆院選、7月の参院選で共に大敗し、自公与党で両院過半数割れとなってしまったのを考えると来るべき時が来たのかもしれません。
色んな批判がなされた首相ですが、個人的には暴風としか言いようのない逆風の中よく切れずにやるべきことに対して淡々と取り組んで行った様を見ると「本当によく頑張ってくれました、お疲れさまでした」と言わざるを得ません。
実際今回の参院選で書かなかったのですが最悪の事態として想定していたのは石破首相が切れてもうどうにもならず割にもならない政権を投げ出すためにわざと選挙で大敗するという事でした。実際は選挙での大敗そのものは起きましたが選挙結果で直接的に石破首相が辞任する事は無く、与党にNoが突きつけられる形となったにもかかわらず、立憲民主党のだ総裁も国民民主党の玉木代表もまた他の野党の実力者たちも野党をまとめ切れずに石破首相に代わる首相が現れる事はありませんでした。言って見れば野党の行動から見える事は今政権を担う事の「割の合わなさ」を示しているという他ありません。
さて石破首相が辞任を表明したので次の首相が誰になるのかと言う誰に注目されていますが、一方でアメリカ・中国の双方の若者が我々の世代の様な就職氷河期という形容詞が当てはまる状況に陥っているようです。中国は政治、アメリカはテクノロジーと原因は異なるものの日本で少子化で若者不足となっているのと対照的な状況は世界の2大国で起こっているのは注目されます。
またアメリカではトランプ大統領の政策的方向性からFRBの利下げ観測がされ金相場が上がっています。現状の超円安の原因に関しては色々言われるのですがどんな専門家に聞いても日本と他国との金利差が間違いなく大きな要因の1つと答える事だと思います。それらを考えると今の日本はインフレで苦しむ人が多く若い人の不足も大きな問題で新しい首相にはそれに取り組んでほしいのは当然であるものの、一方で急激な円高、デフレ、不景気への備えも怠らない柔軟性を持つ人物が選ばれてほしいものです。言って見れば石破首相もそうであったように片眼を見開いて目の前の課題に全力で取り組みつつもう片方の目で次に来る新しい問題を見極め、双方に対して最悪でない選択を心掛ける、難問ではありますが、大きな選挙は当分なく米価の高騰やトランプ関税と言う前任者を苦しめた大きな問題にめどが立っているだけに石破首相よりは少しだけハードルが下がっているだけに頑張ってほしいものです。
石破首相 辞任を表明 "決定的な分断を生みかねず苦渋の決断"@NHK2025/9/7より
石破総理大臣は記者会見でアメリカの関税措置をめぐる対応に区切りがついたなどとして総理大臣を辞任する意向を表明しました。そして自民党の臨時の総裁選挙を実施するかどうか意思確認を行えば、党内に決定的な分断を生みかねず苦渋の決断をしたと説明しました。
石破首相が昨年10月の就任から1年経たずに「アメリカの関税措置をめぐる対応に区切りがついた」との事で辞任する意向を表明しました。就任直後の衆院選、7月の参院選で共に大敗し、自公与党で両院過半数割れとなってしまったのを考えると来るべき時が来たのかもしれません。
正しい政策に逃げず市場との丁寧な対話から導いた適切な政策が出来るのか〜総裁石破茂の船出を祝す〜より
誰かが言った正しい政策に逃げず市場との丁寧な対話から導いた適切な政策の実施、それは難しい道ですが、有権者と言うこれまた難しい存在に丁寧に向き合ってきた石破氏の頑張りに期待したいと思います。
Choose or Loose 令和の形を模索する衆院選 エピローグその2:新しい政権が切れず、正しいことに流されず慎重な政権運営ができるのかより
その難しい中正しいことに逃げず、慎重に状況を見極め慎重に最悪を避ける政権運営ができるか、特別国会で決まる新しい政権にはその実現を期待したいところです。
色んな批判がなされた首相ですが、個人的には暴風としか言いようのない逆風の中よく切れずにやるべきことに対して淡々と取り組んで行った様を見ると「本当によく頑張ってくれました、お疲れさまでした」と言わざるを得ません。
Choose or Loose1997消費税率変更の悲劇を避ける為の参院選2025エピローグその1:国を憂う愚直な良き隣人の政党の躍進と危うさより
圧倒的な議席を抱える野党第一党の立憲民主党野田総裁にはこの自民大敗の事態でも首相の話が出ないなど人望が無く、ここ最近急成長している国民民主党玉木代表には火中の栗を拾う覚悟がない
実際今回の参院選で書かなかったのですが最悪の事態として想定していたのは石破首相が切れてもうどうにもならず割にもならない政権を投げ出すためにわざと選挙で大敗するという事でした。実際は選挙での大敗そのものは起きましたが選挙結果で直接的に石破首相が辞任する事は無く、与党にNoが突きつけられる形となったにもかかわらず、立憲民主党のだ総裁も国民民主党の玉木代表もまた他の野党の実力者たちも野党をまとめ切れずに石破首相に代わる首相が現れる事はありませんでした。言って見れば野党の行動から見える事は今政権を担う事の「割の合わなさ」を示しているという他ありません。
就職氷河期の中国若者、7月失業率17%...6000社応募しても「あなたの代わりはいる」と言われ@読売新聞2025年9月2日より
中国で若者の就職難が深刻化している。不動産不況の長期化などで企業が採用を絞り込んでいる一方、大学の卒業生は過去最多となっているためだ。米中の貿易戦争は中国経済の先行きに影を落としかねず、中国の「就職氷河期」は当面続くとみられている。〜中略〜
若者の失業率は高止まりしている。国家統計局が先月発表した7月の16〜24歳(学生を除く)の失業率は、前月より3・3ポイント悪化して17・8%となった。全世代の失業率を大きく上回る。
米国の大卒、「就職氷河期」 AIが新人の仕事代替@時事通信2025年8月17日より
【ニューヨーク時事】米国で大卒の若者が「就職氷河期」のような状況に陥っている。特に経済成長を引っ張ってきたIT大手を中心に採用が冷え込んでいるためだ。生成AI(人工知能)が新入社員の仕事を代替するようになり、マイクロソフトやグーグルなど一流企業で働くことを夢見て学んできた人材が行き場を失っている。
さて石破首相が辞任を表明したので次の首相が誰になるのかと言う誰に注目されていますが、一方でアメリカ・中国の双方の若者が我々の世代の様な就職氷河期という形容詞が当てはまる状況に陥っているようです。中国は政治、アメリカはテクノロジーと原因は異なるものの日本で少子化で若者不足となっているのと対照的な状況は世界の2大国で起こっているのは注目されます。
「金先物価格」など最高値更新 アメリカ FRBの利下げ観測で@NHK2025/9/2より
アメリカの利下げ観測を背景に、投資家の間では、手持ちの資金を「金」に振り向ける動きが広がり、先物価格などが最高値を更新しています。
またアメリカではトランプ大統領の政策的方向性からFRBの利下げ観測がされ金相場が上がっています。現状の超円安の原因に関しては色々言われるのですがどんな専門家に聞いても日本と他国との金利差が間違いなく大きな要因の1つと答える事だと思います。それらを考えると今の日本はインフレで苦しむ人が多く若い人の不足も大きな問題で新しい首相にはそれに取り組んでほしいのは当然であるものの、一方で急激な円高、デフレ、不景気への備えも怠らない柔軟性を持つ人物が選ばれてほしいものです。言って見れば石破首相もそうであったように片眼を見開いて目の前の課題に全力で取り組みつつもう片方の目で次に来る新しい問題を見極め、双方に対して最悪でない選択を心掛ける、難問ではありますが、大きな選挙は当分なく米価の高騰やトランプ関税と言う前任者を苦しめた大きな問題にめどが立っているだけに石破首相よりは少しだけハードルが下がっているだけに頑張ってほしいものです。
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