2025年05月
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不動産の高騰は中流社会そのものかへの揺さぶりか?
さて2025年4月のランキングです。
1.令和の大きな宿題その31 中流社会のラットレースが終わるとき〜トランプ円安是正発言と長期金利1.5%超えに思う〜
2.令和の大きな宿題外伝その10〜さす九にみる「共感」の恐ろしさ〜
3.令和の大きな宿題その25 即決を避けるべき時代〜ポストコロナ・インフレ時代に思う〜
4.令和の大きな宿題その30 玉木雄一郎は令和の小泉純一郎となってしまうのか〜たかまつなな炎上に思う〜
5.赤字鉄道路線旅客輸送活性化策らしきもの外伝 その3:地方私鉄の複雑な収益源〜富山地方鉄道赤字に思う〜
1位には令和の大きな宿題その31 中流社会のラットレースが終わるとき〜トランプ円安是正発言と長期金利1.5%超えに思う〜が3月の2位からランクアップして初の1位となりました。
賃貸物件の家賃値上げ 大学生から不安の声 高騰はなぜ?@NHK2025/4/6
さて大学の新年度が始まり新入生を中心に東京の家賃値上げに苦しむ大学生の状況が報道されています。「地方から大都市の大学へ進学して学び、大企業に勤めてバリバリ稼ぎ結婚して子供作って持ち家を持つ」のが戦後中流層の1つの典型とするならその崩れがこの辺でも出ているのかなと感じます。
令和に入ってから上の麻布競馬場氏や窓際三等兵氏による所謂タワマン文学が流行っていますが、言って見れば「一生懸命に勉強し東京の一流大学に入って一流企業に入りさえすれば」と言う考えだと段々きつくなってきているのかなと思います。
2位には3月1位の令和の大きな宿題外伝その10〜さす九にみる「共感」の恐ろしさ〜が入りました。これも1位の記事に通じるものがあるとすれば九州に代表される「地方はダメだ」と言う点なのかもしれません。楽しいツイッターランドを中心としたネットでは東京のような大都市に比べてダメ出しされる地方ですが、地元であれば実家をはじめとする地の利は必ずあるはずですし、例えば住まいの購入なんかも安く済んだり、若い世代が少ないとすれば希少価値もある。そう考えると心地よい「共感」に流されるよりもじっくり自ら調べ自分の強みを生かせる場所に移るというのも選択肢として注目されそうな気がします。
3位には令和の大きな宿題その25 即決を避けるべき時代〜ポストコロナ・インフレ時代に思う〜が昨年8月以来のランクインしました。
NYダウ一時1300ドル超下落 トランプ氏の利下げ要求で不透明感@NHK2025/4/22
4月はトランプ大統領の関税政策や中銀への利下げ要求などで株価や為替が振り回された1月でした。
そんな中でNISAや投資信託のS&P500を辞めたと言った意見も飛び交いました。確かに私個人も4月の株や為替の動きには正直なところびっくりした部類ですが、ただぎりぎりリーマンショック前から投資をしてきた人間からすると違和感を感じざるを得ません。どんなに分散した投資信託とは言ってもあくまで1つの金融商品、強みも弱みもある、そんな金融商品に一気に大きな金額を投資するのはさすがにリスクでそんな中で少し損しただけで「NISAおわた」「S&P500オワタ」と言うのは何故「卵は一つの籠(かご)に盛るな」と言う投資格言があるのかと考えるとどうなんだろうと思わざるを得ません。
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日経平均チャート
実際リーマンショック時の2008年10月のチャートを見ると日経平均の高値安値の差が4割と言う差なのに対し、少なくとも2025年4月のそれは2割に収まっています。そう考えるとまずは冷静に判断するのが一番ではなかろうかと思います。当然その判断の結果上で引用したblogの様に全撤退するのもありだとも思いますが。
4位には令和の大きな宿題その30 玉木雄一郎は令和の小泉純一郎となってしまうのか〜たかまつなな炎上に思う〜が入りました。
就職氷河期世代は怒っている 国民民主党の「若者減税法案」があぶり出した、雇用・老後への「政治」の無策@東京新聞2025年4月17日
4月は現在ブームとなっている国民民主党が30歳以下の若者を対象とした若者減税法案を出し、様々な反発を招きました。個人的には玉木雄一郎氏も、国民民主党も他の政党がこれまで目を向けなかった若い世代向けに受け入れられそうな政策を過去の議論から掘り起こす政党と言う印象で彼ら自身に関しては支持するかは別としてそこまで悪い印象はないですが、野党第一党の立憲民主党を超えるかもと言う中で段々世の中の目線は厳しくなるんだろうなと思います。次の参院選までブームが続くのかは少し注目しています。
5位には富山の私鉄富山地方鉄道の経営問題について取り上げた赤字鉄道路線旅客輸送活性化策らしきもの外伝 その3:地方私鉄の複雑な収益源〜富山地方鉄道赤字に思う〜が入りました。
ここでは報道などではあまり言われない立山黒部アルペンルートや宇奈月温泉・黒部峡谷鉄道を少し取り上げて見たのですが、実際輸送密度や営業係数で語られがちな所謂赤字ローカル線と言うのは単なる交通手段と言うよりも地域の社会・経済をどうしていくのかと言うテーマから逃れられない話なのではと思いつつ書いています。この記事のメインは観光ですが、富山国際大学の様な大学や高校などの教育に関しても絡む問題とも言える訳で、そういった多面的な視点での議論が出来る環境をいかに作っていくのかと言うのは今後大きな課題となってくるのではと思います。
如何だったでしょうか、5月が読者の皆様にとっても筆者にとっても良い1月である事を祈念します。
不動産の高騰は中流社会そのものかへの揺さぶりか?
さて2025年4月のランキングです。
1.令和の大きな宿題その31 中流社会のラットレースが終わるとき〜トランプ円安是正発言と長期金利1.5%超えに思う〜
2.令和の大きな宿題外伝その10〜さす九にみる「共感」の恐ろしさ〜
3.令和の大きな宿題その25 即決を避けるべき時代〜ポストコロナ・インフレ時代に思う〜
4.令和の大きな宿題その30 玉木雄一郎は令和の小泉純一郎となってしまうのか〜たかまつなな炎上に思う〜
5.赤字鉄道路線旅客輸送活性化策らしきもの外伝 その3:地方私鉄の複雑な収益源〜富山地方鉄道赤字に思う〜
1位には令和の大きな宿題その31 中流社会のラットレースが終わるとき〜トランプ円安是正発言と長期金利1.5%超えに思う〜が3月の2位からランクアップして初の1位となりました。
賃貸物件の家賃値上げ 大学生から不安の声 高騰はなぜ?@NHK2025/4/6
さて大学の新年度が始まり新入生を中心に東京の家賃値上げに苦しむ大学生の状況が報道されています。「地方から大都市の大学へ進学して学び、大企業に勤めてバリバリ稼ぎ結婚して子供作って持ち家を持つ」のが戦後中流層の1つの典型とするならその崩れがこの辺でも出ているのかなと感じます。
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令和に入ってから上の麻布競馬場氏や窓際三等兵氏による所謂タワマン文学が流行っていますが、言って見れば「一生懸命に勉強し東京の一流大学に入って一流企業に入りさえすれば」と言う考えだと段々きつくなってきているのかなと思います。
2位には3月1位の令和の大きな宿題外伝その10〜さす九にみる「共感」の恐ろしさ〜が入りました。これも1位の記事に通じるものがあるとすれば九州に代表される「地方はダメだ」と言う点なのかもしれません。楽しいツイッターランドを中心としたネットでは東京のような大都市に比べてダメ出しされる地方ですが、地元であれば実家をはじめとする地の利は必ずあるはずですし、例えば住まいの購入なんかも安く済んだり、若い世代が少ないとすれば希少価値もある。そう考えると心地よい「共感」に流されるよりもじっくり自ら調べ自分の強みを生かせる場所に移るというのも選択肢として注目されそうな気がします。
3位には令和の大きな宿題その25 即決を避けるべき時代〜ポストコロナ・インフレ時代に思う〜が昨年8月以来のランクインしました。
NYダウ一時1300ドル超下落 トランプ氏の利下げ要求で不透明感@NHK2025/4/22
4月はトランプ大統領の関税政策や中銀への利下げ要求などで株価や為替が振り回された1月でした。
トランプショックでS&P500の投資信託をやめたより
2022年から始めて4桁万円以上を突っ込んでいたが、この間のトランプショックで特定口座・NISAを含めてすべてやめた。 いわゆる「狼狽売り」というやつで、すごく間抜けなことをしているのではと大分悩んだが、マインドシェアをだいぶ投資に持って行かれていたのと、「トランプの舵取りする米国には継続的に投資できない」と考えて全部引き上げた。つまり『安眠できる基準まで投資のウエイトを下げた』。 幸い2022年から始めたおかげでトランプショックでもそれなりの含み益があり(それでも年始からは大分下がったけど)、トータルリターンは20%程度のプラスで終えることができた。 運がよかった。
そんな中でNISAや投資信託のS&P500を辞めたと言った意見も飛び交いました。確かに私個人も4月の株や為替の動きには正直なところびっくりした部類ですが、ただぎりぎりリーマンショック前から投資をしてきた人間からすると違和感を感じざるを得ません。どんなに分散した投資信託とは言ってもあくまで1つの金融商品、強みも弱みもある、そんな金融商品に一気に大きな金額を投資するのはさすがにリスクでそんな中で少し損しただけで「NISAおわた」「S&P500オワタ」と言うのは何故「卵は一つの籠(かご)に盛るな」と言う投資格言があるのかと考えるとどうなんだろうと思わざるを得ません。
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日経平均チャート
実際リーマンショック時の2008年10月のチャートを見ると日経平均の高値安値の差が4割と言う差なのに対し、少なくとも2025年4月のそれは2割に収まっています。そう考えるとまずは冷静に判断するのが一番ではなかろうかと思います。当然その判断の結果上で引用したblogの様に全撤退するのもありだとも思いますが。
4位には令和の大きな宿題その30 玉木雄一郎は令和の小泉純一郎となってしまうのか〜たかまつなな炎上に思う〜が入りました。
就職氷河期世代は怒っている 国民民主党の「若者減税法案」があぶり出した、雇用・老後への「政治」の無策@東京新聞2025年4月17日
4月は現在ブームとなっている国民民主党が30歳以下の若者を対象とした若者減税法案を出し、様々な反発を招きました。個人的には玉木雄一郎氏も、国民民主党も他の政党がこれまで目を向けなかった若い世代向けに受け入れられそうな政策を過去の議論から掘り起こす政党と言う印象で彼ら自身に関しては支持するかは別としてそこまで悪い印象はないですが、野党第一党の立憲民主党を超えるかもと言う中で段々世の中の目線は厳しくなるんだろうなと思います。次の参院選までブームが続くのかは少し注目しています。
5位には富山の私鉄富山地方鉄道の経営問題について取り上げた赤字鉄道路線旅客輸送活性化策らしきもの外伝 その3:地方私鉄の複雑な収益源〜富山地方鉄道赤字に思う〜が入りました。
ここでは報道などではあまり言われない立山黒部アルペンルートや宇奈月温泉・黒部峡谷鉄道を少し取り上げて見たのですが、実際輸送密度や営業係数で語られがちな所謂赤字ローカル線と言うのは単なる交通手段と言うよりも地域の社会・経済をどうしていくのかと言うテーマから逃れられない話なのではと思いつつ書いています。この記事のメインは観光ですが、富山国際大学の様な大学や高校などの教育に関しても絡む問題とも言える訳で、そういった多面的な視点での議論が出来る環境をいかに作っていくのかと言うのは今後大きな課題となってくるのではと思います。
如何だったでしょうか、5月が読者の皆様にとっても筆者にとっても良い1月である事を祈念します。
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