2015年04月
Choose or Loose 統一地方選挙2015〜とある名物候補者の死と県議・県知事選挙結果〜
Choose or Loose統一地方選挙2015〜人口流出といかに戦うか〜
Choose or Loose統一地方選挙2015〜地域の政治家とは...?〜
Choose or Loose統一地方選挙2015〜政治家フジノのぶち当たった壁〜
さてこれまで5回にわたってお届けした2015年統一地方選挙特集も最後となりました。今回は無投票の選挙区が多かったことや昨年の元兵庫県議野々村氏の話等地方議員の存在意義を問われてたこともありこれまでと違い、政策よりも政治家とは何かと言う点に重点を置きました。
元鎌ケ谷市議会議員/元千葉県議会議員 しのざきふみのり(篠崎史範)
さて最後にある意味今回のテーマに最もふさわしい人物を紹介して今回の統一地方選挙特集を締めたいと思います。その人物とは元千葉県議会議員の篠崎史範氏です。今回は地元の鎌ヶ谷市議会議員に立候補して落選してしまったのですが、正直な気持ちを書くと当blog程度でどの程度の影響力があるかはわからないですが取りあえず投票前に取り上げておけば良かったと後悔している所です。
「街づくりかまがや」2010年8月号(1面)(pdf)
「街づくりかまがや」2010年8月号(2面)(pdf)
なぜ彼がふさわしいかと言えば前回も少し紹介しましたが、彼が中心人物として関わってきた「街づくりかまがや」の存在があります。上は2010年8月号のリンクですが発行人4人すべてが今回の統一地方選挙の立候補者(県議1人、市議3人)となっています。またインタビュー記事に出ている清水鎌ヶ谷市長もこの「街づくりかまがや」の関わる住民団体が掘り起こした人物であり、篠崎氏が県議だった2011年までのピーク時には県議1人、市長、市議2人を掘り起こしたミニコミ誌、その中心人物と考えると候補者不足が嘆かれた今回の統一地方選挙特集にはふさわしい人物と言うのがお分かりいただけると思います。
鎌ヶ谷市民の皆様へ 感謝@しののつぶやきより鎌ヶ谷市民の皆様へ
五月晴れの、暖かい日々が続いていますが、お元気でお過ごしでしょうか。
さて、この度は、千葉県議会議員選挙にあたり、様々なご協力やご支援を下さりまして、大変勇気づけられました。しかしながら、皆様のご期待にこたえられず、本当に申し訳ありませんでした。
これを機会に私自身の足りないところ、努力しなければならないところを反省するとともに、今の政治のあり方を変えていきたいという情熱を持ち続けながら、捲土重来を期していく所存です。今後とも、篠﨑史範へのご支援をよろしくお願いいたします。
2011年5月吉日
前千葉県議会議員 篠﨑史範
そんな篠崎前議員ですがですが、前回2011年の県議会議員で落選してしまいます。その後様々な事があったのですが正直な所私自身その件に関しては冷静に書けそうにないので詳細は省きます。ただ1つだけ思ったのは政治家が落選で失うのは議員の身分だけではないのだなぁと感じた事です。
活動再開!@しののつぶやきよりそして落選から2年半、篠崎前議員は鎌ヶ谷の街づくりを志し再び帰ってきます。この2年半blogの記事も無いので何を思ったかはわかりませんが、多くを失いそれでも再び市民の為に働こうと言うのは相当に尊い志なのではないでしょうか?鎌ケ谷市民の皆様へ
新しい2014年を迎え、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
大変ご無沙汰していましたが、昨年後半より少しずつ政治活動を再開しはじめました。落選後、正直なところ、政治への関わりをやめてしまおうかと思う時も無いわけではありませんでした。しかし同時に、一人の市民として、この間の市政・県政の動きをとても残念に感じ、また歯がゆい思いで見てきたのも事実です。
逡巡する中で、「市民が主役の街づくり」という理想を追いかけてきた12年間の議員生活の中で、自分を育てて下さった市民の皆様に、実は自分はまだ何もお返しができていないのではないかと、遅まきながら思い至りました。
改めて、より良い鎌ケ谷の街づくりを目指し、自分にできることを精一杯努力していく決意です。
2014年 しのざきふみのり
鎌ケ谷市民かわら版」6月1日号よりさて「街づくりかまがや」は休止と言うよりも廃止中で議員と言う身分もない中、彼はそれでも「鎌ヶ谷市民かわら版」を発刊します。特に財政の情報は詳しく大都市圏のベッドタウンで人口10万人強の鎌ヶ谷市では新聞のローカル欄でもここまで書くかはわかりませんし、他のミニコミメディアは財政と言う難しいジャンルには手を出せないのではないでしょうか?確かに元議員という事で党派性などは注意する必要はあるとはいえこれはこれでりっぱな政治家の仕事ではないと思います。
しののつぶやき ■しかく市長選挙への立候補予定者の間で、鎌ケ谷市の財政についての見解が、真っ二つに分かれています。現職は「財政は改善された」と主張、一方新人は「現職は無策、借金体質は変わっていない」と。さて、どちらが本当なのでしょう。
◇市の財政が最も苦しかったのは5〜 10 年ほど前の00 年代後半。当時と今とでは、なにが変わったのか考えてみます。
■しかくまず市の収入から。収入面で最も大きく変わったのは、国から市に来るお金、「補助金」と「地方交付税」が、近年大幅に増えたことです。
◇かつて国は、国の借金を減らすために、地方への補助金等を大幅に削減しました。その結果00 年代後半、多くの市町村で財政がひっ迫。その後地方の反発もあり、総選挙を控えた麻生政権(08-09 年)は、補助金等の削減方針を撤回しました。補助金増の流れはその後も続き、安部政権で更に加速。結果、鎌ケ谷市に限らず全国の多くの市町村の財政は改善されましたが、その一方、国の借金は昨年1000 兆円を突破してしまいました。
市議会に、再び挑戦します。 @しののつぶやきよりそして今年の3月とうとう市議会への立候補を表明します。仕事もある中で迷ったのではないのかと思います。地域の為に汗をかく責任、この言葉こそ議席だけでなく多くを失った元議員を動かしたものではないでしょうか?これまで私は「市民が主役の街づくり」を目指し、鎌ケ谷市議会議員と千葉県議会議員を、合わせて12年間担わせていただきました。しかし、4年前に私の力不足から議席を失うこととなり、誠に申し訳ありませんでした。この間民間企業で働きながら「鎌ケ谷市民かわら版」(不定期)を発行し、更なる研鑽に励んできたつもりです。鎌ケ谷市は、新鎌ケ谷の開発や新京成線立体交差の完成にめどが立つなど、節目の時を迎えつつあります。これからの鎌ケ谷市を更なる「魅力ある街」にしていくために、「私の経験を生かせないだろうか」「地域のために汗をかく責任があるのではないだろうか」そんな思いから、再び市議会改革、市政改革に取り組む決意を致しました。今後とも市民の皆様の変わらぬご支援、ご指導を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
御礼 @しののつぶやきよりしかし結果は伴いませんでした。私は鎌ヶ谷市民ではないので正直な所、地域の細かな所地元から見た篠崎前議員の印象と言うのはわかりません。ただ現在多くの自治体で議員の成り手不足になっているのはこういった人物をぞんざいに扱ったからかなと思います。地方議員と言う名の地域の政治家と言う仕事はおいしい仕事とも言われますが真面目にやるにはとても割に合わない仕事の様に思います。その中で懸命に働きまして新たな引きうけ手を発掘した篠崎氏の仕事に敬意を表したいと思います。これまでのご支援、誠に感謝いたします。
本当にありがとうございました。
篠崎さんお疲れ様でした。
鎌ヶ谷市議会議員選挙結果
当大野 幸一自由民主党現2,415
当針貝 かずゆき民主党現1,836
当こやす 和彦公明党現1,823
当いけがや 富士夫公明党現1,738
当岩波 はつみ無所属元1,718
当松沢 たけひと無所属現1,629
当中村 じゅんいち無所属新1,596
当さとう 誠 公明党現1,544
当宮城 とみ子日本共産党現1,531
当泉川 ようじ無所属現1,460
当佐竹 ともゆき日本共産党新1,395
当津久井 きよし社会民主党現1,369
当やざき 悟公明党新1,339
当かわはら 千加子公明党現1,302
当芝田 ひろみ無所属現1,196
当石神 市太郎無所属元1,175
当土屋 やすひこ無所属現1,156
当野上 ようこ無所属新1,129
当小泉 いわお無所属現1,122
当三橋 一郎無所属現1,091
当原 八郎無所属現1,079
当勝又 まさる無所属現1,005
当森谷 ひろし無所属現991
当大内 一也維新の党新973
月野 隆明無所属現971
谷間 保彦無所属現920
川上 あきら無所属新877
しのざき ふみのり無所属元738
よしの 良一無所属現692
動画:横須賀の政治を引っ張ってきた男がぶつかる壁
開票確定 得票順(横須賀市議会議員選挙)@横須賀市選挙管理委員会より
さて横須賀市議会議員選挙今回の結果が出ました。投票率は前回を下回る46.59%と少し残念な結果となりました。トップ当選は前回に引き続き上地克明氏、前回の選挙でトップ当選した際はもともと実力のある政治家ながら急激な得票数増加に息子である上地雄介さんの影響かと失礼な想像をしたものですが実力に人気が追い付いてきたとも言えそうです。また上位当選の7人を見ると新人は2人うち井坂なおしさんは今回県議会議員に当選した井坂 新哉の義理のお兄さんでおばたさおりさんは「おばちゃん」のキャッチフレーズとは裏腹な29歳のフレッシュな女性です。また7位には小林のぶゆきさんが躍進しています。さて今回気になったのは藤野英明議員、前回の2位から6位へ、票数としては2000票以上後退しています。
2003年横須賀市議会議員初当選(4位)
2005年横須賀市長選挙 木村候補を応援し7千票差の激戦を演出(投票率は33%→40%)
2007年横須賀市議会議員選挙当選(2位)
2009年横須賀市長選挙 吉田候補を応援し現職であるかばや候補を破る(投票率40%→45%)
2011年横須賀市議会議員選挙当選(2位)
2013年横須賀市長選挙 広川候補を応援し1万1千票の激戦を演出(投票率45%→50%)
2015年横須賀市議会議員選挙当選(6位)
これが単なる人気だけの議員であれば気にならないのですが、吉田雄人現横須賀市長とともに初当選の2003年以降横須賀の地域政治の顔として、横須賀ローカルに限れば小泉純一郎・進次郎親子以上の存在ともいえる人物だけに気にかかるところです。
毎日真剣勝負で政策を磨き続けてきたフジノは「選挙対策の新たな政策」を作ったりしません/政策その1「人口減少の分析とその対策」より個人的に気になったのは上の政策及びツイッターの投稿、個人的には色んな要素を未消化のままで感情のままに書いているせいで政策としての体裁をなしてないような気がします。人口密度が高い都心部の出生率は低く、そうでない郊外地域は高いのは確かですし、自然環境の豊かさが横須賀の強みなのはわかります。ただそれをどう生かすのかが政策ではないでしょうか?確かに横須賀中央部のマンション建設には批判があるのはわかりますが、大型店の撤退で空き地になった都心部の一等地に人口増加を目指してマンションを建てるのはそれはそれで1つの選択とは思えます。フジノが考える「歴史的に避けられない理由での人口減少」への対策(その2)
歴史人口学では『東京』のような都心ほど、『出生率』が下がることが分かっています。
都心に住むと、人々はとたんにこどもを産めなくなってしまうのです。
それにもかかわらず、全国の中核都市と同じく、横須賀はこれまで自らの良さをどんどん捨てて『ミニ東京化』することで、失敗を重ねてきました。
したがって、横須賀本来の魅力を取り戻すことは出生率の回復に大きな意味があります。
温暖な気候、海と山などの自然環境の豊かさ、たとえ所得が低くともお互いに野菜や魚を与えたりもらったりと助けあって生きてきた人と人との絆、GDPのような金銭には換算できない「里山資本主義」がもともとの横須賀には存在しています。
東京とは全く違う、横須賀本来の魅力を大切にすることで、『出生率』を回復させられると僕は考えています。〜中略〜フジノが考える「政治・行政の失敗が原因での人口減少」への対策
2が原因の『人口減少』については、吉田市長による政策を完全に転換します。
すでに吉田市長の方針が失敗であることは、人口流出ワースト全国1位になったこと、昨年の自殺が前年度比17人増加(全国は5年連続減少、神奈川県は3年連続減少しているにもかかわらず)からも、明らかです。
したがって、「都市のイメージを変えれば良い」という政策や、基地を中心にした観光政策や、高層マンションを建てることで他の街からの人口流入に期待するような吉田市長の「甘い政策」は、転換します。
高層マンションが建てばその3年程度だけ人口は増加します。
しかし、20年後にはかつてのニュータウンと同様に、高齢者だけのまちになります。しかも垂直に切り立ったマンションに暮らす方々の高齢化は、戸建て住宅での高齢化とは全く違う深刻な問題が待っています。
相馬の歴史講座 「御仕法」より僭越ながら政治家フジノ先生のこの政策を見て思い出したのは上のエピソード、前にも取り上げた相馬報徳仕法の最大のキーパーソン富田高慶が二宮尊徳に投げかけられた言葉です。江戸時代末期の報徳仕法は藤野市議にとっての里山資本主義の様にキラキラ輝いて見えたことでしょう。ただそのキラキラ輝くものを実行する、存続するのは大変でそれは本で学んだキラキラした言葉だけでは不可能という事ではないでしょうか?里山資本主義と言う言葉は立派ですが、農家の方や漁業の方が経営的、世代的に持続性を持つ事が必須と考えると相当厳しい事になるでしょう。現実的に考えると農家であればトラクターやトラック等耕作~出荷までに必要な機材や農地、漁業であれば漁船やとれた魚を補完する設備と言った必要な資産の維持、償却、税金と言うのが必須経費で掛かり、また次世代の教育の事を考えると大学(自営業であることを考えると経営・経済系か、先生の授業は役に立たなそうだが...)まで出せる経済力はほしいとすると相当難度は高そうな気がします。また彼らが専業農家か兼業農家かでもやるべきことは異なると考えられます。そういった意味でも吉田市長の施策は甘いのかもしれませんが藤野市議が何をやるかが見えないと何とも言えません。何よりもいえるのはこの状況は「里山資本主義」と言う言葉を作り出した藻谷浩介氏にもその言葉の意味勝手な解釈を生み出し言葉の信用を落としかねないという意味で失礼な話になりかねない事でもあります。
苦学十年、復興策を見出せずに悩んでいたとき、偶然に二宮尊徳の活躍ぶりを耳にした高慶は、尊徳こそが自分が求めていた師であることを直感すると、さっそく野州芳賀郡物井村(現栃木県二宮町)に尊徳を訪ねました。
しかし、尊徳に面会を拒否され続けた高慶は、半年後にようやく入門を許されました。このとき、次のようなエピソードが残されています。
尊徳は高慶に"豆"という字を書かせると、「その豆を馬に食べさせてみよ」と言いました。しかし、紙に書いた豆を馬が食べるはずがありません。
つまり、尊徳が高慶に言いたかったことは、学問や理屈だけで人を救うことは出来ず、至誠と実践が大切であるということでした。
相馬の歴史講座 「御仕法」よりまた報徳仕法で成功した相馬藩はその前提条件としてきちんと過去に遡って自分たちの地域を把握して、それは地域再生請負人である尊徳も感嘆するほどだったと言われています。それに対して藤野市議の横須賀の歴史に対する認識は自分の否定したいものの為に相当強引でずれているように見えます。。横須賀の人口統計を見ると帝国海軍のあった戦前の人口のピークは昭和18年逗子市も横須賀市に取り込まれていた時期で36万人弱、この人口は藤野市議の生まれる前である昭和41年に上回っているので帝国海軍による人口ピークと言うのは無理がありすぎます。天保12年(1841)、藩は二宮尊徳の教えを求めて、郡代※(注記)1を藩の仕えとして出しましたが、尊徳は面会に応じませんでした。そのとき尊徳は、富田高慶を介して、藩の分度に関する資料作成を郡代に言い渡しました。〜中略〜
さっそく胤直は、過去180年間の藩の年貢米を調査して尊徳に提出したところ、これだけの資料を揃えたことに対して、尊徳は古い国柄である相馬に感嘆したそうです。
藤野市議twitterより
横須賀は基地のまちではなく、農山村と漁村のまちだった。そのまちに帝国海軍がやってきて急激に人口が増えた。そして今、人口ボーナスの結果として必ず起こる人口オーナスが起こっている。今こそ横須賀は本来の姿に戻るべきだ。
また横須賀の歴史をひも解いても帝国海軍のない江戸時代1847年には猿島に台場が作られ、その前の1720年には直接軍事ではないものの東京湾の海上交通の整備のために浦賀に奉行所が建てられています。また江戸時代の前の戦国時代には厳密に言うと横須賀市内ではないですが北条氏対里見氏の前線基地として横須賀を含む三浦半島全体が軍事的な重要地点(一門の武将が配置されている)として位置づけられているのを見ると農山村と漁村の町と言うのはそれらは存在しているとはいえ無理があります。
最近リベラルと呼ばれる勢力が嫌われているのにも通じるのですが、自分の言いたいことの為に相当虫のいいずれた解釈をするのは潜在的賛成者をためらわせ、反対者のバッシングを引き起こすだけだと思うのですが藤野市議はその罠に引っかかっているとしか思えないです。
やっと完成、ポスター貼りのチーム分け/残り時間あと5日よりしかしこれまでこういった面がなくもなかったもののここまで目立つことはなかった藤野市議がこういった状況になったのは何故でしょうか?1つは選挙等の裏方を支えてきた親友のボランティア的なサポートがかつてよりあてにするのが難しくなってきたこと。631ヶ所のポスター貼り。仲間がいなければ不可能です。
でも、フジノの同世代はみな今まさに子育て世代どまんなか。
かつて12年前の選挙ではポスター貼りのボランティアをして下さった親友たちも、身動きが取れません。
それでも、いろいろな友達に頭を下げて、力を貸して頂きました。〜中略〜
そもそもこのチーム分けも、事務処理能力がゼロのフジノのかわりに、過去3回はフジノの親友が全てやってくれていました。しかし、今回はフジノが自分で全部やりました。本当に大変でした...。
また父親の医療費に関する負担等で経済的に厳しくなっているのも状況の厳しさに拍車をかけています。はっきり言って供託金を消費者金融に借りて調達しているとblogに書かれていた時にはまじめに20万円下ろして本人に渡そうかと考えた人はきっといたのではと感じます。ただ問題は藤野市議は一昨年政治団体を解散させているので正確な事はわかりませんが、法律的に問題があるのではないかと思われることです。仮に政治団体を復活させようとしてもその手間の負担は藤野市議本人にかかるのでやはり難しい部分も出てきます。
30万円を借金して「法務局」に「供託金」をおさめてきました/残り時間あと18日より
けれどもフジノの場合には、植物状態の父の11年間の闘病の為に多額のお金が必要で、貯金はゼロ。11年間で積み重なった借金は、合計300万円ほどあります。今回の『供託金』を用意するのも、さらに借金をするしかありません。
そこで、銀行と消費者金融で借金をしました。〜中略〜
フジノの場合、三菱東京UFJ銀行で可能な借金の限度額は200万円なので、あと20万円は消費者金融『アコム』から借金をしました
10年間続いた『横須賀をおもしろくする会』を解散しましたより
10年間にわたって活動を続けてきた政治団体『藤野英明と横須賀をおもしろくする会』を解散しました。〜中略〜
会計責任者をはじめ、『横須賀をおもしろくする会』メンバーはみんな僕の親友たちです。〜中略〜
世の中には確実に悪意に満ちた人がいて、他人を傷つけることだけが目的の行為があります。そうした行為が『おもしろくする会』に対して行なわれていました。
こうして見るとやはり企業で言えば間接部門を担う人材が不足し始めたことでその負担が藤野市議に集中しじっくり政策を練る時間もとりづらくなり・・・と言った所でこれが政治家フジノのぶち当たった壁ではないかと思います。
元千葉県議会議員 篠崎史範
街づくりかまがや
.街づくりかまがや 旧ページ
どうすれば藤野市議はこの壁を乗り越えられるのでしょうか?これが最近話題のニトリ社長似鳥昭雄氏であれば怖い両親がどこからともなく元気で客あしらいの上手い女性を連れてきて結婚させるところです・・・。が、正直藤野市議がその選択をとるとは思わないですし同世代の感覚としてそんな出来た女性いるんかねぇと言うのが偽りない気持ちです。
とは言え、やはり苦手な面をサポートしてくれて、かつ多少のバッシングだったらものとしない継続的にサポートしてくれる補佐役は必要ではないかと思います。
という事で上のリンクの取り組みを少し紹介しておきます。取り組みを行ったのは篠崎史範と言う方で元千葉県議会議員で今回地元の鎌ヶ谷市議会議員に出馬され悲しいかな落選してしまった方です。
この方は街づくりかまがやと言う月刊のまちづくりに関するミニコミ誌を発刊されていたのですが、その中で2人の市議を生み出し落選後で逆風の吹く今回の選挙でも協力された方をこのミニコミ誌で発掘しています。
要はミニコミ誌と言う継続した活動を通じてサポート役、しかも市議に出るくらい野心的な人を確保すると言うやり方です。ただこの程度のやり方は百戦錬磨の横須賀の政治家たちに揉まれてきた政治家フジノには百も承知かもしれませんが・・・。
そんなこんなでながながと書きましたが今後も藤野市議をはじめとする横須賀市議に当選された議員たちの地域の政治家としての活躍に期待を込めて筆をおきたいと思います。
最後に今回の選挙結果です。
写真:横須賀市議会議員選挙をはじめとする投票日は4/26(日)7:00〜20:00です。ぜひとも投票に!!
2015年4月26日 横須賀市議会議員選挙
選挙公報
候補者名簿
関係資料
市議選立候補予定者への公開質問と回答@市民みんなの力で 変わる横須賀
横須賀市財政
横須賀市財政白書2013年度版
横須賀市2013年度決算
また投票終了後はこちらにもどうぞ!!
イベント情報 4/25〜
動画:地域の政治家の存在意義はいずこ・・・
2010年03月28日 "何が"問題なのか@Chikirinの日記より昨年元兵庫県議である野々村氏の号泣事件等その存在意義が問われることが増えた地方議員、ちきりんさんは議会と言う職場でまともな議論もしないのに高いサラリーをもらう役立たずと散々な言いようをしています。議員年収 1600万円に、活動費が600万円・・
"平均"の在職年数が13.6年・・・これ、親から子供に引き継いでいる家もあるだろうから、"家族での独占年数"を計算したらもっと長いはずだ。
みなさん、このすこぶる高給取りの市議の皆さんが何を議論されてるか、ご存じですか?市民のために何を議論し、どんな条例を決めているの?住民税を払っている人達は、この総額に納得できる?市民の中に、一生の間に一度でも"年収1600万円"になれる人は何%いるのか?
市や県や区の議員には、事実上たいした存在意義がない。なのに1000万円を大きくこえる年収をもらい続けるためには、自分達を「役に立つ」と理解してくれる人達が必要だ。地方議員を頼ってくれて、何かを依頼してくれる人達が必要なのだ。それが、業界団体などの圧力団体だ。
彼ら(議員の方)がこうささやくのだ。「有権者の皆様、何かお困りですか。おーなるほど、そうですか、それは大変ですね。それではこういう解決方法がありますよ。私におまかせ下されば条例を作って・・・ええ、もちろん、これで問題は解決できますよ。はいはい、すべて私"○しろまる○しろまる×ばつ"におまかせ下さい!」
と。
果たしてこれは本当の姿でしょうか?
選挙に行きたくなる、美しすぎる統一地方選候補者リスト(色んな意味で)@blogosより病児保育のNPO法人フローレンス代表 の駒崎弘樹さんが東京・神奈川の美人女性候補を取り上げて投票を呼び掛けています...。きっとちきりんさんもこれを見てあきれ返っているでしょう・・・が、本当に単なる美人候補者紹介でしょうか?誰ですか、統一地方選に興味ない、なんて言ってる人は。〜中略〜
はっきり言いましょう。統一地方選は、AKB48以上に推しがいのある素敵な女性候補が一杯います。行くしかないです。握手レーンならぬ、投票所に。
選挙に行きたくなる、美しすぎる統一地方選候補者リスト(色んな意味で)@blogosよりさて写真を除き各議員のプロフィールだけを抜き出してみると別の面が出てきます。一言でまとめると「保育と言うテーマでNPOを運営している筆者がお世話になった、あるいは悪い言い方ですが当選してくれたら役に立ってくれそうな議員リスト」と言った所でしょうか?ちきりんさんの書き方をベースに書き直すなら「地方に巣食う悪の利権屋集団であるNPO法人フローレンスの為に働く高年収の役立たず議員リスト」と言った所でしょうか?待機児童問題だって小1の壁だって介護だって、結局は市や区っていう「基礎自治体」マターなんですよ。〜中略〜
NPOの仕事を通じて、地方自治体や議員さんと絡む機会の多い私から、そんな素敵な女性議員の一部をご紹介致しましょう。レッツビギン!
・本目さよ(台東区)子育て支援に命かけてる系議員。民間企業の人事で働いていた時に、育休を取った女性社員から「保育園に入れなくて仕事に戻れません」という連絡を受けて衝撃を受けたのが、区議に出馬した理由の一つとのこと。〜中略〜例えば僕たちは台東区で小規模保育を始めたのですが、台東区の保育政策って、決して23区内でも先進的とは言えないんですね。そんな中、台東区でまだ新しい小規模保育という試みができたのも、彼女が豊島区で僕たちが始めた小規模保育を視察して、「これはやらねば」と区役所に提案し、んじゃあということで台東区が動いて枠組みができたことがきっかけでした。
・やなざわ亜紀(港区)「なんで保育園入れないの!」という憤りから出馬した、徳島出身のシングルマザー議員。 政策では、待機児童問題、病児保育、ひとり親支援、学童保育や不妊治療等、母親として身近な話題に力を注いでいます。彼女の実績の一つは、芝浦アイランドピーコック前にある横断歩道の青信号の点滅時間を伸ばしたこと。子ども達が渡るにはとっても短くて、ヒヤヒヤした母親達の声を聞いて、行政と警察と交渉を重ね、実現したとのこと。一見小さなことですが、こういう小さなデバグが、事故を防ぐのです。地方議員の仕事は、こういう「地味で小さいけど、生活に関わること」であるべきなのです。
・永野ひろ子(豊島区)23区唯一の消滅可能性都市、豊島区。池袋があるのに消滅しそうって、どんだけだよ、という豊島区。その豊島区の地方政治に咲く一輪の薔薇が、永野ひろ子区議です。ご自身も2人のお子さんを育てながらの政治生活。なので保育・子育て支援政策には非常に詳しい。僕たちは豊島区でも小規模保育所をやっているのですが、豊島区役所が時々、事業者にとっては(悪気はないけど)意味不明なことを仰ってきたりすることがあるんです。普通だと、事業者はいくら自治体が無意味なことを言ってこようが、唯々諾々と従わないといけないわけです。そうやって、どんどん事業がしづらくなっていくわけです。ですが、永野さんはそういうところに切り込んでいって、担当部局に過ちを気づかせて、消滅可能性都市が消滅街道を突き進むのにブレーキをかけるわけです。
なるほど、悪の利権屋集団だからセクハラまがいの文章も書くし役立たずのイメージを緩和するためにきれいな女性の紹介に絞り込む...さすがちきりんさん騙されずに済んだぜ(棒)・・・。
と行きたいところですが、よくよく考えると駒崎氏のこの3人に共通しているのは
・活躍場所は条例作成や質問、賛否などを中心とした議会ではない
・区役所や警察など本来議員でなくても交渉可能な場所での交渉・提案
と言う点です。これを見て「やはり議員でなくてもできるんだからやっぱり地方議員は不要なのではないか?」と考える人もいると思いますが、逆に聞きますと「じゃぁ議員の身分と報酬抜きであなたにできますか?」という事になります。
行政に提案と言っても単に完成度の高い企画書を区役所のポストに入れれば職員が感動して動くなんて事はないでしょう。議員と言う身分は区役所との交渉に正式なチャンネルを持ちやすいでしょうし、暇と言われる議員であれば職員の勤務時間である平日昼間に話し合いを持つ事は可能です。これは行政相手ですが民間企業でも同様でしょう。うまくやれば市区町村の名前すら使えます。
これら自体は良く言われる不公平な面かもしれませんが、それでも行政や民間企業等の大組織に個人で戦うのは難しい以上、議員と言う時間と公的なポジションがある人達が地域にいるというのは大きいのではないでしょうか?そして議員の正式な職場は議会かもしれませんが、仕事は多岐にわたり、またお客さんからの必要系を含む報酬がもらえない事業者であると考えると年商1000万円超と言うのは単純に高いとは言い切れないのではないでしょうか?これを削るのに余計な時間を使うより市民の為に働いてもらった方が良いですし、政策よりもこういった機能を重視して選ぶのもありなのではないでしょうか?
さてもうすぐ投票日ですが投票先は決まったでしょうか?
横須賀市議会議員選挙の候補者はこちらです。
立候補者
伊東まさゆき
小林のぶゆき
やましろ保男
井坂なおし
鈴木まち子
本石あつし
ねぎしかずこ
大野忠之
石山みつる
関沢としゆき
井口一彦
土田ひろのぶ
亀田こうじ
西郷むねのり
たかはし英昭
渡辺光一
長谷川昇
木下けんじ
あべ敏博
小室たかえ
板橋まもる
いとう順一
加藤まさみち
さいか一郎
矢島まち子
永井まさと
野村たかひろ
松岡かずゆき
二見英一
藤野英明
青木秀介
森あゆみ
山口みちお
南まさみ
杉田さとる
伊関こうじ
おばたさおり
上地克明
工藤昭四郎
葉山なおし
はまのまさひろ
大村洋子
かやまじゅん平
村松仁志
田辺あきひと
山本けんじゅ
つのい基
安川健人
佐藤しげゆき
はたなかりょう
青木てつまさ
いわまつ久美子
山口かずひで
山田ひろし
写真:林市長再選後注目されるLRT、大道芸の帰りにもどうぞ@野毛山動物園
4月25日(土)〜5月24日(日)
野毛山動物園LRT・路面電車の写真展
場所:野毛山動物園(京急線日ノ出町駅、横浜市営地下鉄・JR桜木町駅下車徒歩)
時間:9:30〜16:30(入園は16:00まで)
内容:今年のテーマは、昔の横浜の路面電車と未来の横浜の路面電車です。動物園内で保存されている横浜市電の近くの展示板には会員の方が写した昔の横浜市電の写真、また市電内部には現在の横浜の風景と海外のLRVを合成した夢のある写真を展示します。期間中、ぜひ訪れてみて下さい。
参考:【横浜】野毛山動物園 LRT写真展の会場風景@【札幌LRTの会】 〜札幌の市電・路面電車と公共交通〜
動画:2009年の1コマ
4月25日(土)〜26日(日)
野毛大道芸
場所:横浜市野毛野毛山動物園(京急線日ノ出町駅、横浜市営地下鉄・JR桜木町駅下車徒歩)
時間:11:00〜16:30(少雨決行)
内容:横浜の春の風物詩である野毛の大道芸今年も32組の芸人とともに皆さんのお越しをお待ちしております。
出演者
参考
イベント見聞録2008年4月26日野毛大道芸
野毛大道芸を観に行く@しぶろぐ〔 シトロエンぶろぐ 〕
野毛大道芸2014オータムフェスティバル (2)@横浜泥酔
野毛大道芸を観て来たよ、なので。@史跡ハンター 臥龍
4月26日(土)
ほくそう春まつり2015
場所:北総鉄道千葉ニュータウン中央駅前
時間:10:00〜15:00
内容
ステージイベント
アイドル:ハコイリ♡ムスメ ,lyrical school(リリカルスクール) ,LinQ
トークショー: 鉄道好きのフリーアナウンサー 久野知美、ブルーリバー
鉄道グッズ即売会
ミニ電車運行
親子撮影会
チャリティバザー
臨時急行列車「ほくそう春まつり号」(京成高砂11:22発千葉ニュータウン中央駅11:59着)
×ばつLinQコラボ記念乗車券発売
コメント:今回は4月末のG.W前の開催、もしかしたら演説と言う隠しイベントもあるかもしれません。
「ほくそう春まつり」ご来場ありがとうございました☆(後編) @小倉沙耶のやわやわ日和
ほくそう春まつりにはゆるキャラと特産品がいっぱい!@Ciao Ciao
動画:今回のどぶ板バザールではどんな人が来るか
5月2日(土)~5月4日(祝)
第127回どぶ板バザール
場所:横須賀市どぶ板通り(京急線汐入・横須賀中央駅下車、JR横須賀線横須賀駅下車)
時間:10:00〜17:00
内容
第14回どぶ板通りフラッグデザインコンテスト
どぶ板フードフェス
Krumpers BrassBand JAZZ Live(5月3日)
大人の為の文化祭
フリーマーケット他
コメント:横須賀を代表する商店街の春の1大イベント、肩の力を抜いてご参加ください
参考
イベント見聞録〜艦隊カレーとどぶ板バザール2015 艦隊カレー編〜
どぶ板バザール@汐入ターミナル STAFF'S BLOG
どぶイチャフェス in どぶ板バザール@ yayoの気まぐれ徒然日記。
写真:停滞する横須賀の経済を立て直すのに必要な人材は?
2015年4月26日 横須賀市議会議員選挙
選挙公報
候補者名簿
関係資料
市議選立候補予定者への公開質問と回答@市民みんなの力で 変わる横須賀
横須賀市財政
横須賀市財政白書2013年度版
横須賀市2013年度決算
転入超過トップは札幌市、ワーストは横須賀市。自治体最大のミッションは転入をどう呼び込むか@blogosよりさて統一地方選挙も後半となりました。私の地元横須賀では市議会議員選挙が行われ前回に引き続き41人の定員に対し54人の立候補と激戦の様相を呈しております。
2013年に最も転出超過となったのは、▲さんかく1,772人となった横須賀市だった。以下、20位まで並べると、日立市▲さんかく1,485人、呉市▲さんかく1,373人、豊田市▲さんかく1,261人、長崎市▲さんかく1,244人、沼津市▲さんかく1,239人、寝屋川市▲さんかく1,192人、枚方市▲さんかく1,166人、釧路市▲さんかく1,150人、函館市▲さんかく1,123人、下関市▲さんかく1,107人、北九州市▲さんかく1,080人、青森市▲さんかく1,023人、小樽市▲さんかく921人、尼崎市▲さんかく910人、大東市▲さんかく896人、室蘭市▲さんかく888人、鳥取市▲さんかく881人、富田林市▲さんかく879人、市原市▲さんかく862人となる。
〜中略〜
ここ数年で転出超過が大きかった自治体についても振り返ってみる。震災のあった2011年は原発の影響もあり、一般市の転出超過自治体のワースト10は、郡山市▲さんかく7,232人、いわき市▲さんかく6,194人、石巻市▲さんかく5,459人、福島市▲さんかく4,410人、南相馬市▲さんかく3,523人、市川市▲さんかく3,160人、気仙沼市▲さんかく2,375人、浦安市▲さんかく1,956人、多賀城市▲さんかく1,463人、松戸市▲さんかく1,457人と東北や福島の自治体が並ぶ。
〜中略〜
翌年の2012年になると、ワースト10は2011年から約半数の市が入れ替わり、最も転出超過だった一般市が、市川市▲さんかく2,750人になる。以降、郡山市▲さんかく2,709人、松戸市▲さんかく2,190人、福島市▲さんかく1,939人、いわき市▲さんかく1,879人、浦安市▲さんかく1,584人、沼津市▲さんかく1,439人、長崎市▲さんかく1,185人、日立市▲さんかく1,174人、横須賀市▲さんかく1,173となっており、1位の市川市、3位の松戸市、6位の浦安市と上位に千葉県の自治体が並ぶ。
さて今回の市議選の最大の争点として浮かび上がってきそうなのは非常に不名誉な話ながら横須賀市が2013年度に人口流出数1位となってしまったことでしょうか?ちなみに上の引用記事にあるように人口流出数の上位は2011~2013年度をみると結構カオスな状態になっています。
私的まちづくり論番外〜今の地方に必要なのは報徳仕法か?〜よりさて人口流出を防ぎ人口流入を増やす妙手はあるのでしょうか?多分ないと思います。上の引用は江戸時代の人口増加策の成功例である相馬藩のやり方、大まかに言うと
さて相馬藩はなぜ成功できたのでしょうか?それを考えるにあたって報徳仕法導入前の施策をきちんと観察する必要があります。上の引用はその内容です。大まかにまとめると
・移民受け入れ(当時は違法で取り潰しの可能性もあった)に流入人口の増加、農家の二男、三男の自立を促す(この層がえてして江戸などの大都市へ流出していた)による流出人口の減少、また子ども手当支給などによる自然増の推進など熱心な人口増加および、荒地開発による農業生産の増大施策
・もともと倹約を重んじ、備蓄米を蓄えていたこと及びそれによる天保の飢饉の救済の成功
・子ども手当の支給などの少子化対策
・農家の二男、三男の自立を促す→江戸等の大都会に流出しそうな層をとどまらせる策
・(浄土真宗と協力しての)移民受け入れ→企業を誘致しての人口流入策
意外なまで現代に応用できそうな話です。逆に言えばやれる努力をきちんとやらなければならないという事でもあります。
・農家の二男、三男の自立を促す→江戸等の大都会に流出しそうな層をとどまらせる策
ただ1つだけひねりがくわえられそうな施策があるとすれば横須賀の場合この部分ではないでしょうか?横須賀市は多少距離があるながら東京への通勤・通学は決して不可能な距離ではない都市です。確かにベッドタウン開発と言うのは難しいにしても現在住んでいる人が流出しないための策はきちんと寝れば不可能ではないのでしょうか?
「貯金1000万円」に驚く人が「やっていない」コト@J-CAST会社ウォッチ2014年12月5日よりここで注目したいのは私自身もそうですがパラサイトシングルと呼ばれる実家暮らしの層、個人的な実感を言えば実家で暮らしてお金を貯める、あるいは実家で暮らしていたらお金がたまったと言った人は結構多いように感じます。若い世代にはもしかしたら「お金を貯める=実家住まい」と考えている人は増えているかもしれません。そういった層にいかに地元に住み続けてもらい、プライベートタイムを中心に地元の為に働いたり、消費したり、投資してもらうか、こういったことを考えている他の自治体は少ないと思いますので意外に面白い展開が期待できるかもしれません。
先日、「年収260万円で、貯金1000万円」というブロガーが明かす、「お金が貯まる暮らし方」が、話題になった(「アレ?貯金が1000万超えてる...ゆるく生きる暮らし」2014年11月6日)。著者は、「ゆるく生きる」をモットーにする「ちるど」氏。年収260万円の正社員で、実家暮らし、手取りは毎月17万円前後という。
ちるど氏によれば、お金が貯まる条件は、たとえ収入がそれほどなくても、「正社員であること」、そして「実家で暮らすこと」など6つ。
【沿線革命019】 乱立する羽田空港への新しいアクセス鉄道構想一覧 @現代ビジネス よりその為の必須項目は東京・横浜方面への通勤手段である京急・横須賀線を中心とした鉄道の利便性の向上、この2路線は京急線は自社で羽田、浅草線~京成線~北総線経由で成田と両方の空港へ直通列車を走らせているし、横須賀線は湘南新宿ライン・総武快速線とつながり非常に恵まれた条件にあります。特に京急線は羽田絡みで様々な計画があり、利便性向上のチャンスが多いと言えます。これは他の自治体にないアドバンテージで、羽田は都内、成田は千葉県と杓子定規にとらえるのではなく京急が便利になる可能性が高いのであれば積極的に支持し場合によっては公的資金を投入するくらいの姿勢で行くというのはありなのではないでしょうか?国交省 鉄道局が7月22日の小委員会第3回(http://www.mlit.go.jp/common/001049407.pdf)にて、東京都交通局・京成電鉄・京浜急行が9月5日の小委員会第5回(http://www.mlit.go.jp/common/001055315.pdf)にて説明・討議した。
羽田空港から成田空港まで、京浜急行・都営浅草線・京成電鉄・北総鉄道・成田スカイアクセス経由で線路がつながっているものの、直通の最速列車で1時間30分以上を要する。
最高速度160km/hのスカイライナーは京成上野-日暮里-成田空港の運行で、羽田空港-成田空港の直結ルートには運行されていない。
直通列車が経由する浅草線の泉岳寺-押上11.4kmに待避線がなく、中小駅を通過するエアポート快特が昼間20分おきに運行するものの、先行する普通に追い付きノロノロ運転となっている。
それを解消するため、泉岳寺-押上に大深度地下のシールドトンネルで新線を建設し、途中は新東京のみに停車させる。所要時間が、東京から羽田空港18分、成田空港37分、両空港間59分になるとしている。
いすみ鉄道応援団 よりそうして横須賀に住み続けてくれたパラサイトシングルの人達に以下に地元の為に動いてもらうか、こういったテーマだとNPOなどと言った話が出てきそうですが個人的には注目したいのはローカル線の活性化のために動いているような人達であり、動き。◎にじゅうまるいすみ鉄道応援団とは
主にいすみ鉄道沿線、夷隅郡市における、アクティブな独自イベント、美化活動、地域の他種団体との協調活動、を行う団体です。パッシブなことも、オンデマンドにより、例えば、いすみ鉄道のイベントのアシストをすることもあります。利益追求団体ではありません。地方自治体の外郭団体でも、特定企業や別団体の下請けでもありません。完全な任意の民間ボランティア団体です。
横須賀は良い悪いは別として古くから軍港として、活躍してきたという歴史もあり、こういった人達を引き付けるきっかけは多いのではないかと思います。ただよく言われるように「大人の男性に通用する商品、サービスは難しい」と言う原則を踏まえながらとはなると思いますが・・・。
さていろいろ書いてきましたが横須賀市議会議員選挙の投票にお役立てくだされば幸いです。最後に各候補者へのリンクを張っておきます。ちなみに太字はざっとしかみてないですが強いてお勧めするならと言った候補者です。
立候補者
伊東まさゆき
小林のぶゆき
やましろ保男
井坂なおし
鈴木まち子
本石あつし
ねぎしかずこ
大野忠之
石山みつる
関沢としゆき
井口一彦
土田ひろのぶ
亀田こうじ
西郷むねのり
たかはし英昭
渡辺光一
長谷川昇
木下けんじ
あべ敏博
小室たかえ
板橋まもる
いとう順一
加藤まさみち
さいか一郎
矢島まち子
永井まさと
野村たかひろ
松岡かずゆき
二見英一
藤野英明
青木秀介
森あゆみ
山口みちお
南まさみ
杉田さとる
伊関こうじ
おばたさおり
上地克明
工藤昭四郎
葉山なおし
はまのまさひろ
大村洋子
かやまじゅん平
村松仁志
田辺あきひと
山本けんじゅ
つのい基
安川健人
佐藤しげゆき
はたなかりょう
青木てつまさ
いわまつ久美子
山口かずひで
山田ひろし
動画:ロケ地はたぶん広島
張本氏がカズに「もうお辞めなさい」発言 ネットで炎上@サンスポ2015年4月12日より日本ではプロ野球の大打者として有名な張本功さんの発言が騒動になっています。個人的には張本氏の発言はそれほど極端なものではなく普通の正論だと考えています。三浦選手は野球になぞらえるなら長嶋選手に比肩するJリーグ史上最高のスター選手であり、話題性も高い、だからこそ2軍と言う言い方でも反発を受けていましたが最高クラスのJ1でなくランクの落ちるJ2なのに1回のゴールだけで全国ネットの番組で話題になる。これは健全な姿ではなくそれを可能とするスター性を持つ三浦選手は自らのスターとしての公共性を考える必要があるからこそ、こういった批判をする必要があるというのはわかりますし全くの正論でしょう。
野球評論家の張本勲氏(74)が12日、TBS系「サンデーモーニング」(日曜前8・0)のスポーツコーナー「週刊ご意見番」で横浜FCの元日本代表FW三浦知良(48)に「もうお辞めなさい」と引退を促す発言をした。これに対し、ネットでは「野球以外語ったらダメ」「カズを侮辱」など批判が飛び交う炎上となった。
5日の磐田戦で48歳1カ月10日のJ最年長ゴールを決めたカズ。11日に行なわれた熊本戦では9年ぶりの2戦連発が幻に終わったが、張本氏は「カズファンには悪いけども、もうお辞めなさい」ときっぱり。「J2は野球でいうと2軍だから話題性がない」と独特の言い回しでいうと、「若い選手に席を譲ってやらないと。しがみつく必要はないでしょ、これほどの選手なんだから。指導者に」とコメント。
当然ファンからは大きな反発がありました。張本氏は野球で大きな仕事をした人なのでサッカーファンから見ると単なるうるさい爺さんかもしれません。三浦知良選手に「もう、お辞めなさい」と呼びかけた野球評論家の発言が話題に @together
やはりカズをかばう発言が圧倒的 カズにやめろなんていうのは張本くらいだろうと思っていたらやっぱりか。 改めて、張本勲はバカだな。
あいつこそ、テレビでんなって感じ。
カズを批判するほどサッカー知ってんのか張本は カズのプロ意識と努力は若手が真似できないぐらい本物でリスペクトすべき人物
張本勲@wikipedia よりただ彼の経歴、特に引退後を調べると他の顔が見えてきます。 と言うのは彼は20年以上韓国のプロ野球の創設・運営に大きくかかわった人物であり、単なるスター選手として笑顔を振りまいていたのではないと思われる証拠として勲一等までもらっています。そういった意味では感情的な側面しか見られていませんが世界でもトップレベルのプロリーグ(韓国は世界ランクでは8位でサッカーで言えばウルグアイと同等)の言うなればチェアマンともいうべき人物ともいえるのかもしれません。当然三浦選手のようなスター選手の処遇には気を使っただろうし、時には相当きつい言葉を投げかけたかもしれません。1982年に発足した韓国プロ野球統括団体であるKBOのコミッショナー特別補佐官を2005年 まで務めた[30] [31] 。2007年 、民間人に与えられる韓国最高の勲章「無窮花章」が授与された。韓国プロ野球創設の際の組織作り・人材派遣などの支援等、日韓のスポーツ界並びに在日韓国人社会の発展に貢献した功績によるものだった。「無窮花章」は日本の勲一等 にあたる。日本のスポーツ選手として韓国の文化勲章を受けた唯一の人物となる。
韓国の野球発展にも多大な功績を残し[3] 、1982年から始まった韓国プロ野球は、李容一初代事務総長、李虎憲同次長、張本の3人で立ち上げたものという[32] 。張本は「わたしにとって日本プロ野球は『育ての親』、逆に韓国プロ野球にとってわたしは『生みの親』になる」と語っている[32] 。
そして今回は三浦選手への言葉となっていますが当然それは運営側や報道に対する問題提起という事でもあるでしょう。
スポーツ各紙「アギーレ降ろし」大合唱 スペイン検察の八百長疑惑告発で加速@J-CASTニュース2014年12月16日
黒い霧事件
Kリーグ八百長事件
韓国プロ野球八百長事件
サッカーの業界の話に野球の業界の人が口を出すなと言う意見もあると思いますが、良く考えてみましょう。三浦選手の場合2011年にシーズン連続得点記録が途切れ、翌2012年には同じ年のスター選手である中山選手が引退しているので、きっかけはいくらでもあったはずで、自重していたのだと思います。それがなぜ今になってかを考えるとやはりJリーグやサッカー側の運営のまずさに問題があり、お隣の業界である野球関係者としても無視できないと感じたからではないでしょうか?
例えば昨年から今年にかけて問題になったアギーレ監督の問題、八百長と言えば張本氏の現役時代の黒い霧事件が有名で多くの有力選手が永久追放処分となり、それがきっかけで成績低迷した球団のオーナーが球団の売却を行い、経営が不安定になったというケースがあり、張本氏の所属していた東映フライヤーズもそれに巻き込まれています。またお隣韓国でもサッカーくじに絡み大規模な八百長事件が発覚し関与した41選手が永久追放となっています。それに関連して張本氏が育て上げた韓国野球でも八百長事件が発覚し2人が永久処分となっています。当然八百長はアギーレ監督の問題を見るまでもなく、ヨーロッパなど他の地域でも起きているので日本だけJリーグだけ大丈夫とは言い切れません。こう言った状況で八百長疑惑のある代表監督の解任にまごつき、三浦選手のようなスター選手の去就にもきちんとものが言えない日本サッカー首脳部はこういった事態に向けてきちんと対処し、選手をリーグを守っていけるのか、そしてそれに自分が最も大切としている野球を巻き込まないでいれるかと懸念するのはもっともではないでしょうか?確かにアギーレ監督の問題はアギーレ監督の問題の時、話せばよいと言う意見もありますが、メディアもこういったことをきちんと報道しているとは言い難い以上、機会をとらえて言うのも仕方ないでしょう。はっきり言うと張本氏を批判するサッカーファンを自称する人たちはその辺をきちんと考えるべきだと思います。
【実は赤字だらけ!】Jリーグの悲惨な経営状態、その現状と赤字理由について@ホットニュースよりしかもJリーグ営業面でも相当苦境に立たされています。、J1,J2に関しては大凡3割のチームが債務超過と言うのは相当な事でそう遠くないうちに経営破たんに陥るチームが出てきてもおかしくはないと思われます。2014年5月20日、J1〜J3の51クラブ中48クラブが、株主に対する経営情報開示を行いました。(※(注記) 柏レイソル・ジュビロ磐田・YSCC横浜 の3クラブは、3月期決算のため開示していません。)
それによると、
J1・J2のクラブ中、
11クラブが2013年度債務超過、4クラブが3期連続赤字。J3(新設されたばかり)のクラブ中、
1クラブが債務超過、5クラブが赤字。という、悲惨な経営状況が浮き彫りになりました。
※(注記) なお、いきなり2013年に経営が悪化したのではなく、Jリーグの赤字は 何年も前からたびたび指摘され続けてきたことです。
さて何故こんなにJリーグの経営はおかしくなったのでしょうか?Jリーグの公式レポートから観客数の推移を見ていきます。確かに2014年度観客動員数は876万人と過去最高を記録しています。しかしJリーグ設立当初10チームから5倍以上、第一次のピークだった95年度からだと4倍弱の52チームにチーム数を激増させてと言う背景は見逃せません。1チーム当たりの動員数を見るとJ1にかんしては1995年度の44万人弱→2014年度29万人強と2/3に減らしまた21世紀に入ってからを見てもグラフには出ていませんが2008年度に32.6万人をピークに微減傾向が続いています。J2に関しては2010年の12万人をボトムにしてやや盛り返しの傾向がありますがそれでも2003年度に記録した17万人強から2割以上減少しています。こうしてみるとチーム数が増えた結果全体では微増傾向ですが1チーム当たりに直すとピークから激減しているのがわかります。
そして1チーム当たりの動員数よりももっと深刻なことがありました。それは観客の高齢化です。上は同じレポートから作成した年齢別の観客のシェアです。見ると2002年に5割を超えていた20代以下の若い観客のシェアは2013年にはちょうど1/4の25%まで落ち込んでいるのに対し、40歳以上の中高年は同じ時期に22.5%→51.5%と過半数に達しています。ついでに中間の30代を見ると2004年団塊ジュニアが30代に入る時期までは順調に増え34.1%まで増えているのですがそれ以降は急激に落ち込み2013年には23.6%となっています。これは団塊ジュニアの前の世代に比べて後の世代の観客が少なくなっていることを意味します。まとめると1993年Jリーグ開幕の熱狂を若いうちに味わった団塊ジュニア以上の世代が観客の中心で彼らの加齢とともに観客全体が高齢化していったと言えるのではないでしょうか?また表としては書いていませんが同じ資料に書かれていた年間観戦回数のデータを見ると年間15回以上と言うほとんどの試合を観戦する観客がJ1では41.4%、J2では実に48.3%と半分近くを占めています。これらを見るとなんだか眩暈がしてきます。極論ではありますが、1993年の熱狂を体験した今中高年となっている世代が年間シートを買って三浦選手のようなもう1線では働けない選手をレジェンドと持て囃している構図、一歩間違えれば「楽しかった1993年はまだ終わってないんだ」と信じ続けている人達が集まってそれを確かめ合っている異様な場、この騒動とJリーグのサマリーレポートの数字を分析して感じたJリーグのスタジアムの観客席の少なくない面積での光景はないかなと思います。
カズ 張本氏の勧告に「光栄です」@デイリースポーツ2014年4月14日 よりさて張本氏に喝を入れられた三浦選手の反応です。はっきり言ってずれていると思わなくもないですが、ファンの反応を見るとこういわざるを得ないのかなとも感じます。J2横浜FCのFW三浦知良が14日、TBS系「サンデーモーニング」12日放送回で、野球評論家の張本勲氏から「お辞めなさい」とする"引退勧告"を受けたことについて言及した。
当日は練習後にインターネットで張本氏の発言を知ったというカズ。「もっと活躍しろと言われているんだと。引退しなくていいと言わせてみろという思いで(張本氏が)言ってくれたと思ってやります」と発奮材料にすることを誓った。
張本氏の喝を別の言い方をすれば「今のままレジェンドなどと持て囃されて選手を続けるのは結局学生で言えば留年を続けているのといっしょ、選手と言う楽しく心地よい場を卒業してより大きなサッカー人として楽しく心地よい場を与えてくれたJリーグなどのサッカー全体の為に働き恩返しをするべきでは、そのための資格と能力は文句ないくらいあるのだから」という事ではないでしょうか?
多分これから日本のサッカーの業界は厳しい状況になるのではないかと思います。ここで調べた限りの件をみても
・多くのクラブが大きな赤字を抱えている
・1チーム当たりの観客動員数が減少している
・観客の高齢化が進んでいる
と言ったとても困難な事ばかりです。赤字のクラブに関しては破綻とは言わなくても大きく経営を問われるケースが増えてくるでしょう。そうなった時に必要なのはスポンサーを集めたり、スタジアム等の施設使用料の減額交渉だったり、あるいは自治体に補助を求めるケースもあるでしょう。また観客動員の促進や若い世代の掘り起こしなどもJリーグ単独では十分な事は出来ず外部の協力を求める機会は増えるでしょう。
そうなった時に三浦選手のような大スターの出番ではないでしょうか?少なくとも事務方が行くよりも大スターである三浦選手が動けば話を聞いてくれたり、協力してくれたりと言うケースは増えるはずです。それは何より喝を入れた張本氏自身が国は違うものの経験したことだと思います。
そう言ったサッカー全体に関わる事の為に働くのが指導者としての三浦氏の役目ではないでしょうか?
サッカーファンには耳の痛いことばかりで申し訳ありませんがこの辺で失礼します。
写真:盛り上がったかどうかは別として...
投票率は過去最低 知事選40・72%@カナロコ2015年4月13日 より
知事選の投票率は40・72%(男40・46%、女40・98%)で、1991年の45・17%を4・45ポイント下回り、過去最低を記録した。
期日前投票は、前回比21%伸びた一方、同時実施の県議選で無投票が過去最多に並ぶ11選挙区に上ったほか、32年ぶりの一騎打ちで選択肢が限られ、関心が高まらなかったとみられる。
最低は三浦市の24・27%で、前回から20ポイント近く低下。厚木市(24・59%)、小田原市(27・87%)、大井町(28・86%)を合わせた4市町で20%台に落ち込んだ。鎌倉市、中井町、伊勢原市、松田町、横浜市西区の順に続き、投票率のワースト9はすべて、県議選が無投票の自治体だった。
さて統一地方選挙の前半戦が終了しました。県議選・知事選ともに投票率は過去最低となり、私の地元神奈川県知事選挙でも県議選無投票選挙区の影響で投票率は40%を切る寸前と言う過去最低の投票率となりました。
実際神奈川県知事選挙に関して投票率を調べてみると、市議選が同時に行われた横浜・川崎・相模原の3政令市では比較的堅調だったものの、それ以外県議選の無投票選挙区では10%以上投票率が下落し特に三浦市、足柄上郡の両選挙区では実に20%近い下落が見られ無投票選挙区の影響の大きさを示しています。神奈川県自体が政令市を3つ抱えまた横須賀・藤沢が中核市と、県より市町村に政治の主体が移りがちであり、地方創生や人口減少対策といった争点もそちらに移りがちなのが難しいかなと感じますがもう少し頑張ってほしかったなと感じます。
共産が大幅増 県議選は最多タイ6議席@カナロコ2015年4月13日 より
県議選と横浜、川崎、相模原の3政令市議選は12日、投票が行われ、即日開票された。自民党は県議選で「単独過半数」を目標にするなど多くの議員選で積極擁立し、県議会では4議席伸ばし最多タイ。昨年の衆院選の勢いを持続させた共産党は、前回失った県議会の議席を奪還、3政令市議選でも躍進した。県議選で前回旧みんなの党で当選した議員の多くは、再選を果たせなかった。
県議選は定数を2減し、105議席をめぐり173人が争った。最大会派の自民党は、目標の「単独過半数」には届かなかったが、現有から4増の45議席を獲得した。前回議席を失った共産党は大幅に躍進し6人が当選、交渉会派の要件を満たした。民主党は候補者を絞ったが、前回より4議席減らした。〜中略〜
維新の党は、現職7人に加え、元職1人、新人11人の計19人を擁立。「全国に草の根を生やす選挙戦」と位置付けたが、5議席にとどまった。
公明党は、現職10人が出馬し、減員区の川崎市川崎区を含め、全員が当選を果たした。
前回選で約50年ぶりに議席を失った共産党は、前回より3人多い12人を公認。横浜市港北区と相模原市南区などで計6議席を獲得し過去最多に並んだ。
地域政党「みんなの改革」は現職5人を公認したが、議席を守ったのは横浜市栄区の1人だけだった。
神奈川ネットは4人を立て、川崎市宮前区の新人が当選した。
県政会の無所属現職4人のうち南足柄市と座間市の2人が落選した。
続いて神奈川県議会議員の結果を見ていきましょう。今回の選挙ではみんなの党が解散し地域政党である「みんなの改革」が引き継ぎました。また維新の党も次世代の党が分離したことで前回の地方選で躍進したこの2つの新党系の勢力がそれぞれ1、5議席と衰退し、民主党も含め国会での主要野党の勢力が元気がありませんでした。その一方で共産党が6議席、自民党が4議席増やしたの印象的です。また公明党や神奈川ネットワーク運動は現状維持となりました。私の地元横須賀では維新の現職が落選し共産の新人が落選議員のダブルスコアで当選すると言う展開、ただ井坂氏は政策は抜きにして長い間駅で積極的に、かつ多くの運動員とともに活動していたのが印象に残った人物、確かに運動量だけで決めるのはどうかと言う考え方もありますが、やはり遠距離通勤も多い横須賀では駅でもらったビラを電車の中で読む人も多いのでやはり駅に立ってビラを配る効果は小さいながら積もると大きくなる。こういった努力をしている人に光が当たりやすい選挙だったような気がします。
また落選2名がともに女性、しかも智に四捨五入すると60歳と言うのもなんだか印象的だったような気がします。この世代だと専業主婦も多くサラリーマン男性に比べたら地域で活躍することも多く、隠れた地方政治の担い手と言うパターンも多かったような気がします。ただこの世代より下となると女性の社会進出と言えば聞こえが良いですがサラリーマン男性に近い労働環境だったり逆に貧困に陥ったりとなかなかこの世代に比べて政治に関わる余裕がないような気がします。女性の活躍やクオーター制等色々言われますが女性の政治家を増やすのは今後難しそうな気がします。
「羽柴秀吉」で選挙 三上氏死去@東奥日報2015年4月13日よりそんな中ある意味で象徴的なニュースが入ってきました。「羽柴秀吉」の名前で数多くの地方選挙を二義合わせてきた名物的な人物三上誠三氏が死去したそうです。三上氏と言えば中卒で裸一貫から成りあがった良くも悪しくもエネルギッシュな人物、田中角栄をはじめ昭和には良く見かけたタイプですが、そんな人物も少なくなりました。地方選挙で名を売った人だけに、名を売る人もいなくなったこの地方選挙の最中になくなるのは何だか時代を感じてしまいます。
「羽柴秀吉」の名で出身地の金木町長選(当時)をはじめ、東京都知事選、大阪府知事選など全国の選挙に多数出馬、いずれも落選した、三上誠三氏(65)=五所川原市=が死去したことが12日分かった。11日、肝硬変のため同市内の病院で死去した。2007年の北海道夕張市長選では次点と善戦し全国的な話題となった。
羽柴誠三秀吉@wikipedia より青森県 五所川原市(旧北津軽郡 金木町)出身。金木町立金木中学校卒業。若き日に近所の住職より「お前は戦国武将 豊臣秀吉の生まれ変わり」と言われて以来、現在の名前を名乗っているという。しかし大阪府知事 選挙 出馬時[いつ? ]にワイドショーのインタビューに登場した住職は「秀吉の生まれ変わりとは言っていない。面構えが武将のようだとは言ったように思う」と答えている。中卒後に出稼ぎで貯めた金をはたいて、1970年に1台のダンプを購入して運送会社を立ち上げ、27歳にして青森県の高額納税者番付に載った。
五所川原市役所向かいのビルには、「大坂城攻略」というネオン看板を掲げていた(現在は撤去)。
「女性を口説く情熱の半分を仕事に傾けよ」など独自の経営哲学のもとに中卒から一代で羽柴グループを築き上げた。日本各地の選挙に出馬する。Vシネマ俳優・三上大和(元気が出るテレビのコーナー「平成口ゲンカ王決定戦」出身)は次男である。自宅は大阪城の形であり、日本の国会議事堂を模した建物もある。金箔を食べるなどの成金的パフォーマンスはしばしば雑誌で取り上げられていた。
なんだかしみじみしてしまいましたがこの辺で失礼します。
写真:候補者2人の知事選挙・・・
道府県議選、21%が無投票当選 選挙区数とも過去最多@朝日新聞2015年4月3日よりさて明日は統一地方選挙前半戦の投票日、皆さん期日前投票あるいは投票する候補の選定は終わっていますか...と書きたいところですが、どうやら今回は「うちは候補者がそろわないので投票も減ったくれもない」と言う方も多いのではと思います。実際私の地元横須賀ではそういった話がないですが、横須賀の周りでは横浜市金沢区、三浦市が県議選において無投票で政令市の横浜・川崎・相模原、主要都市ともいえる鎌倉・小田原・厚木・伊勢原と言った所でも同じことが起こっていると考えるとある種の感慨を覚えます。
統一地方選で行われる41道府県議選と17政令指定市議選が3日、告示された。道府県議選では全選挙区の33・4%の321選挙区で無投票が確定。総定数の21・9%にあたる501人が無投票で当選した。無投票の選挙区と当選者の割合は、記録が残る第3回統一選(1955年)以降で最も高くなった。自民党「1強」のもと、民主党の候補者擁立が難航したためで選挙の空洞化が進んでいる。
神奈川県知事・県議会議員選挙 候補者等情報@神奈川県選挙管理委員会※(注記)無投票となった11選挙区(横浜市西区、横浜市金沢区、川崎市幸区、川崎市高津区、相模原市緑区、鎌倉市、小田原市、三浦市、厚木市、伊勢原市、足柄上)については、選挙公報を発行しません。
さてこういった地区に関しては県議選は終わったのでしょうか?確かにそういった見方もできますが、ただこの状況はこの地区には「候補者の成り手=政治の担い手をいかに掘り起こすか」と言うのが地域と有権者に突き出された最大の課題であり、どの様な政策を選ぶといった他の地域の前向きな選択の代わりに議員と言う誰もやりたがらに仕事の担い手を掘り起こすかと言うのが後ろ向きな課題を考えるのがこれらの地域の選挙ではないでしょうか?言うなれば有権者が候補者を問うのではなく、いなくなった候補者が地域社会と有権者を問う選挙と言えるのかもしれません。
631ヶ所の「ポスター掲示場所リスト」を選挙管理委員会から貰い、詳しい地図帳にひたすら印をつけています/残り時間あと11日@新・政治家フジノの活動日記よりさて何故候補者はいなくなったのでしょうか?上の引用は横須賀が誇るイケメン市議藤野英明氏の選挙活動の一コマ、横須賀市は人口40万人で政令市ではない都市の中ではトップクラスの人口と面積100km2と比較的広い日本でもトップクラスのマンモス選挙区なので多少極端ではあるのですが、それでも選挙中至る所にある掲示板にポスターを張り、毎日駅頭に立ちチラシを配っている(配るだけでなくチラシを作る工程も含め)、そう言った一つ一つの作業の手間、そして作業にあたる人員の募集及び割り振りなどを考えると藤野市議が準備の段階で友人の手助けを借りているように政治の担い手と言うのは単純に優秀な個人がいれば良いというわけでなく、それを支えるチームもなければ成り立たないと言えるのではないでしょうか?最も苦痛に満ちた長い長い作業、それがポスター掲示場所を地図に落とすこと
ポスター作りのお話が続きましたが、次は『ポスター貼り』の準備作業のお話です。これがとにかく苦痛そのもの。準備にすさまじく時間がかかります。フジノはこの準備を友人に助けてもらいながら2人でやっているのですが、かれこれ数日間、もう耐えられない!〜中略〜
さらに、『市内を7枚に分けた地図』にはいちおう具体的な場所がマッピングされているのですが、あまりにも大雑把で、これを見ても具体的な場所はまず分かりません。この地図とリストをもとにして、たどり着けるのは大通りの数カ所くらいです。
横須賀市内には階段をめちゃくちゃ登った上にポスター掲示板があるようなところも、たくさんあります。
選挙管理委員会が配っているリストと地図だけでは絶対にムリなのです。
どうもこれは横須賀市選挙管理委員会が悪いのではなく、どうも全国的な傾向のようです。
他のまちの議員の方々にお聴きしても、この問題にみんな苦しめられているようでした。
2012年03月05日 選挙制度を変えない限り、何も変わらない @Chikirinの日記よりそういった状況に対して、制度の変更やITの活用で負担軽減を目指すというのは間違ったことではないものの、ただ一方で政治と言うのは利害調整の場であり、昼間に公民館に支持大会に出たり仕事で休みを取って投票をはじめとする選挙関連行動に出る等政治のコストをきちんと負担する人は当然自分の関わる利害調整に対してはもっと積極的にかかわってくるでしょう。そういった人達の意見やエネルギーをあらかじめ取り込んでおくと言う意味では反発を招きづらくするという意味では長い目で見ると合理的なのかもしれません。現在の選挙制度では、公示日以降にネット上で演説会のスケジュールを知らせることさえ問題といわれます。ツイッターやブログで政策の説明をしたり、有権者からの問いに答えるなどもってのほかです。(追記:2012年3月時点の話です)
また選挙日には、わざわざ住民票登録された地域の小学校や公民館まで出向く必要があり、職場の近くでの投票もできないし、出先からスマートフォンや携帯で投票することもできません。
このため、平日の昼間から公民館に集まっての支持大会にでることが可能な人たちや、活動範囲の狭い人たちと比べて、土日も働いていたり、土日しか遠出できない多忙な都市部の人たちの選挙権行使コストが非常に高くなっています。
またこのような選挙制度の中では、立候補者側も効率的なネット上での政策討議より、毎朝の駅前での連呼のような"根性系"行動を優先するため、それらの非合理な選挙運動が嫌いな人たちは立候補自体をしなくなります。
野田総理も1986年から、財務大臣になる2010年まで24年間、毎朝、駅で演説していました。そういうことに意義を見いだせる人しか政治家になれないのです。
私的まちづくり論2〜消防団とPTA〜よりただまちづくりの話ともかぶるのですが、PTAや消防団、商店街・自治会など地域を運営するコミュニティが衰退している事で、その事が政治の担い手である優秀な個人とそれを支えるチームの作り出すことを難しくしているような気がします。
今まちづくりや商店街活性化と言うのが一定レベルと課題として多くの人たちに共通した認識になっているのは消防団やPTAの様な地域の担い手がいなくなってしまい地域が所々でうまく回らなくなりつつなっている事への危機感も大きいのではと感じます。
それを改善していくのは政治家の仕事かと言われると単純にそうとは言えないような気がします。政治家からすれば無投票で当選すれば楽だし有権者に後々面倒になる約束をせずに済み活動の自由度が高まる訳でこれは地域社会と個々の有権者がどうするべきかを考えていくべき課題ではないでしょうか?そういった意味でも繰り返しになりますが今回無投票になった地域にとってはいなくなった候補者が地域社会と有権者を問う選挙と言えるのかもしれません。
さて最後に私の地元横須賀の知事選及び県議選の立候補者の情報を書いておきます。よろしかったら参考にしてください。
神奈川県知事候補
選挙公報
黒岩祐治
岡本はじめ
blog
神奈川県議会議員選挙横須賀選挙区
選挙公報
牧島功
竹内 英明
大村 博信
井坂 新哉
安川 有里
亀井 貴嗣
瀧川 君枝
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写真:スプリングフェスタの華:ピザ屋台と桜
さて最近ご無沙汰だった横須賀米軍基地の花見イベント、今回は5年ぶりくらいに訪れてみました。
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写真:2013年に開設された横須賀中央・三笠循環バス、三笠公園へのお越しの際はどうぞ
さて毎年このイベントへは普段のどぶ板通り側からのアクセスではなく三笠公園方面からアクセスとなります。その際には上の写真のバス路線も便利です。横須賀中央駅からすぐのバス停から出ていて三笠公園近くの「三笠公園」バス停まで直行していますのでそちらの利用もどうぞ。
所在地及びアクセス@記念艦三笠
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写真:大通り館がなくなって少しさびしくなったさいか屋
バスを紹介しておいて何ですがこの日はタイミングが悪く歩きで三笠公園まで行きました。その途中には大通り館がなくなって、少しさびしくなったさいか屋、横須賀の景気が良いとは思いませんが、それ以上にやはり百貨店自体が時代の波に乗り遅れてしまったというのが大きく来月には本店である川崎店が閉店するそうです。そういった意味で曲がりなりにも店舗は残った横須賀は幸せなのかもしれません。
さいか屋川崎店、15年5月末閉店へ 近隣施設と競争激化@日経新聞2014年4月10日
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写真:海軍カレーや東郷ビールなど三笠公園土産はこちらへ@調味商事
さて歩いていくと三笠公園前の名物店調味商事が見えてきます。海軍カレーや東郷ビール等の三笠公園ゆかりの品が置いてありますのでお土産はこちらもおすすめです。
調味商事
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写真:あいにくの雨だが桜はきれい
さて三笠公園を抜けてさっそく米軍基地に向かいます。この日はあいにくの雨でかつ桜も七分咲きと言った感じでしたが相変わらず多くの人でにぎわっていました。
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写真:開放日名物の屋台街?
そんな多くの人たちを引き付けていたのは桜もそうですが米軍基地解放日名物の屋台の米軍料理(?)、この日は基地で食べるだけでなくお土産に買って言って家で食べるのか、横須賀中央界隈ではこの基地のピザの箱を持った人たちを多く見かけるのですが販売元はさすがに大行列、また今年はトルティーヤチップにチーズなどのソースをかけたナチョスが大人気でそちらの屋台にも長い行列ができていました。
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写真:今回の旅グルメ(?)
という事で私も何かを食べようと思い屋台を探していたのですが・・・、傘を忘れる失態を犯してしまい、結果的にそれほど並ばずに食べられる焼き鳥を食べてみました。一見普通の焼き鳥に見えるのですが、たれの代わりにバーベキューソースが使われていて、これはこれで米軍基地らしい味でした。
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写真:これも名物か...
さて奥まで進んでいきます。すると前に来た時も見た消防車がありました。これは展示かどうかはわかりませんが相変わらず人気で今回は子供連れが多く見物していました。
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写真:これも定番のロックコンサート
さて最奥部まで行くとこれも定番のロックコンサート、最近はヒップホップなどに押され気味と言うか、音楽自体がなかなか難しい時代ですが、やはり米軍基地と言うとこの手のロックバンドが良く似合います。
このバンドはボーカルが小太りでビジュアル系とは言い難いですがなかなかのパフォーマンスを見せていました。個人的な趣味はロックとは違う方向ですがたまに聞くには良いものです。
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写真:基地の街のある意味での日常
そんな中で巡っていくとこんなコーナーが、今沖縄が辺野古の問題でもめているのですが横須賀・厚木のある神奈川県も沖縄・青森に次ぐ基地の県で、沖縄のように大きく騒がれるわけではありませんが基地がある事で様々なことがあります。今統一地方選の最中ですが、多くの候補者が「迷惑施設」としての米軍基地を語ります。
★アメリカ人向け賃貸物件が足りない。 お客様がホテルに待機している状況だ。★ @不動産が一番 横須賀の不動産.横浜の不動産 毎日更新よりその一方で上に引用した不動産屋さんのように強かに儲ける人、あるいは米軍基地で働いて食い扶持を得ている人、どぶ板通りの様に米軍基地の兵隊さんや、米軍基地と言う観光地を訪れる日本人観光客相手の商売する商店街など、単純に語れない部分もあるというのも確かで、それは沖縄も一緒なんだろうなと言うのが個人的には感じるところです。色んな考え方がありますが個人的には直接的な関係者である沖縄の人達、そしてもう一方の米軍基地の関係者にとって一番座りの良い結論に達してほしいと願うばかりです。
横須賀には国内でも有数の大型アメリカ軍基地がある。
基地内にはそこに配属されているアメリカ兵を全て充足するほどの家族用の部屋は無く、やむなく基地外の賃貸物件に頼らざるを得ないのが現状だ。
日本政府の思いやり予算によって家賃は日本人に貸すより2倍近く高く貸せる例もあり、日本人のオ-ナ-の中には、外国人専用に賃貸マンションを建設したり、1戸建てを建ててビジネスとして成功させている。
家賃を高く貸せる分高利回りとなっているため、オーナーはホクホク顔なのだ。
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写真:海辺の桜もよいものです。
さて再び三笠公園に向かって歩き出します。そうすると見えてくるのは湾の対岸の桜、水辺の桜と言うと東京の早稲田や横浜の大岡川等川辺と言うイメージもありますが、海辺の桜と言うのも悪くないものです。
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写真:記念艦三笠と東郷平八郎像
そうこうしていると三笠公園に戻ってきます。最近艦これが流行ったおかげで訪れる人が増えている三笠公園、ちなみに5月末まで便乗イベントをやるようです。また今年は日清戦争終結120年を記念した記念展示も行うそうなので興味のある方はどうぞ。
特別展「三笠秘蔵 連合艦隊 艦隊コレクション」開催中(好評につき2015年5月31日まで延長)
「日清戦争終結120周年記念展示会」開催(4月11日〜19日)
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写真:三笠公園に隣接する三笠桟橋、猿島へはこちらからどうぞ
さてお花見としてはここで終わりですが、もう少し足を延ばします。三笠公園のそばには何故か桟橋があります。これはかつて海軍の要塞があり今は無人島となっている猿島への航路で、夏場は海水浴やBBQなども行えるアウトドアスポットとなっています。料金は往復大人1300円、子供650円、長い距離ではないですが取りあえず船に乗って海に乗り出したい方にもおすすめです。
猿島航路
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写真:横須賀ポートマーケット
続いて向かうはこちらは最近できたポートマーケット、こちらは横須賀の海産物やお土産などが買えるスポットです。ちなみに右のお土産屋さんでは現在会津若松市のお土産も取り揃えております。
横須賀と会津若松と言う組み合わせ、一見わかりづらいですが、横須賀と言うより三浦半島を収めていた三浦氏の子孫が戦国時代の会津で大名をやっていた(会津蘆名氏)関係で姉妹都市となったそうです。
さて写真にはありませんが飲食も充実しているので三笠公園にお越しの際は休憩場所として活用しても面白そうです。
横須賀ポートマーケット
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写真:帰りのバスはポートマーケットから
という事でポートマーケットからバスに乗ってこのお花見は終了と相成りました。 いかがだったでしょうか?個人的にはなんといっても天気が悪かったのが残念でしたが、なんだかんだ言っていい花見になったのではないかなと思います。
ただ来年は晴天の桜が見たいものです。
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