つれづれなるままに

野毛大道芸のちらし
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写真:野毛大道芸のチラシ

さて1月遅れでなんですがG.W.に横浜の名物イベント、野毛の大道芸を見てきました。いまさらでなんですがそのレポートを書きたいと思います。

プロローグ〜横浜の下町野毛を行く〜
野毛の飲み屋その1
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野毛の飲み屋その2
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写真:野毛の飲み屋街

さて大道芸に行く前に少し駅から舞台である野毛まで歩いて見ましょう。
私の場合京急沿線在住なので野毛に行く際は日の出町駅から桜木町方面へ歩くことになります。この京急線〜根岸線に囲まれた地域は横浜の下町と言える場所で庶民的な商店街横浜橋や横浜の西成・山谷ともいえる寿町、古くからの商業地伊勢佐木町、そして歓楽街の野毛とみなとみらい線沿線の各地域とは違った一面を見せる地域です。そしてこの野毛では近くにJRAの場外馬券場があるせいか競馬客目当ての居酒屋等が多く一種独特の雰囲気をかもし出しています。

ファーストインプレッション〜すごい人出〜
人力車
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ものすごい人出
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写真:横浜おもてなし家による人力車とハッピイ 吉沢によるマジック

さてそんなこんなで会場にたどり着きます。まず目に見えたのは人力車、確かに桜木町駅まで会場になっているからなぁと思ったらこれも立派な芸の一つだそうです。思わずカーフリーデーのベロタクシーを思い出してしまいました。
さて続いてハッピイ 吉沢によるマジックを見に行こうと思ったらすごい人出で結局まともに見れたのは終了の挨拶のみと相成りました。

大道芸を見る見る見る
ロブ・ロイによるアクロバットコメディ
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写真:ロブ・ロイによるアクロバットコメディ

続いていったのはロブ・ロイによるアクロバットコメディ、のっけから椅子の上に逆立ちと飛ばしております。

拘束されるロブ・ロイ
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梯子に登るロブ・ロイ
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写真:拘束され、梯子に登るロブ・ロイ

さてあっという間にクライマックス、何やら鎖に巻かれ梯子に登っていきます。ちなみに鎖に縛ったり梯子を支えるのはお客さん、単に芸をやるだけでなくお客さんをいじり巻き込んでいく様子もまた大道芸の醍醐味です。
ちなみに芸を終了した後にお手伝いをしてくれたお客さんには風船細工等プレゼントをすると言うのもお約束です。

帽子もかぶって
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写真:帽子もかぶって準備完了

さて幼稚園生くらいの女の子から帽子を投げてもらって準備完了、どうやら2分で脱出するそうです。お手伝いでは子供も混ぜると言うパターンも多かったです。

1分50秒経過
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写真:1分50秒経過

さて1分50秒ほどたったのですがどう見ても脱出出来そうにありません。ふと思ったのですがやっていることは違いますが梯子の上のパフォーマンスと言うことで消防団の出初式を思い出してしまいました。梯子の上と言う舞台装置の有効性は洋の東西をとわなそうです。

脱出成功
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写真:脱出完了

さてそれから10秒、思わぬ早業で脱出してしまいました。すばらしいプロの技、きっとロンドンではすばらしい火消し芸を見せているに違いありません(違)。

投げ銭スタート
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写真:投げ銭を集めるロブ・ロイ

さて終了後はお約束の投げ銭タイム、何だかんだで紙のお金をねだるのもお約束と言ったところでしょうか?思わずロンドンの防災を祈って(違)投げ銭してしまいました。

アコーディオンon ball
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写真:アコる・デ・ノンノンによるアコーディオン

続いては小道を進んでいくとなんだかけばけばしいおねぇちゃんがボールにのってアコーディオンを弾いていました。アコる・デ・ノンノンと言う方らしいです。

今度はちゃんと引きます
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写真:シャンソンの名曲を弾くアコる・デ・ノンノン

お笑い系と思いきやちゃんとシャンソンの名曲も弾き本格派である事を示そうとします。フランスに言った際に出会った同じアコーディオン引きのおばぁちゃんとの思い出の曲だそうです。
どんな思い出かと言うと...
「フランスに行った時、道端でアコーディオンを弾いているおばぁちゃんがいた...、彼女が弾いていたのはこの一曲のみ、この名曲が彼女の人生を支えていたのだ...、そんな情景に感動した私は投げ銭をしようと彼女に近寄った...、すると彼女は演奏をとめじぃっと見守っていた。ちゃんと投げ宣するか監視していたのだ...」
文章が下手でニュアンスが伝わらず申し訳ないですが、思わず大爆笑してしまいました。ロブロイと言い客をいじるのが大道芸の醍醐味と言うのは洋の東西を問わないものだなぁと感心してしまいました。

終演
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写真:きちんと礼をして演奏を終えるアコる・デ・ノンノン

そんなセクシーで笑えるアコる・デ・ノンノンさんですがきちんと礼をして終了。お約束の投げ銭タイム、おばぁちゃんへのリスペクトを感じる投げ銭タイムでした。

インターミッション〜地域性を感じる屋台街〜
こんなものも
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写真:顔を出してハイポーズ

さて大道芸もすばらしいですがそれだけでもつまらないので少し周りの光景も見ていきましょう。

これも大道芸
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写真:飴細工の屋台

と言っても当blogの場合方向性は食べることと言うことで屋台街に言ってみました。さて最初は見事な飴細工の屋台...、と思ったらこれも大道芸、川西銀二さんによる江戸系あめ細工だそうです。

大道芸屋台その1
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大道芸屋台その2
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写真:屋台街

この辺の屋台街は基本的にテキヤさんではなくて地元の飲食店が出しているお店が多いのが特徴で、もともと飲み屋さんが多いので一升瓶があってみたり、おつまみ系の品揃えが多いのが特徴です。

ホタテ串
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写真:今回の旅グルメ

さて今回は最近のトレンド(?)、海鮮系の焼き物ホタテ串と洒落込んでみました。あまがらいたれが良く似合い中々美味、今度飲み会の際にでも日本酒と共に野みたいと感じました。

エピローグ〜野毛と桜木町とみなとみらい〜
桜木町旧東横線駅舎
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写真:東急東横線急桜木町駅舎創造空間

さてそんなこんなで進んでいくと桜木町まで来てしまいます。桜木町と言うとみなとみらい線開業の影で廃止された東横線の駅を思い出してしまうのですが、なんと創造空間9001と言うイベントスペースに生まれ変わっていました。

沖鶴エイサーその1
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沖鶴エイサーその2
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写真:エイサー

そんな創造空間ではエイサーが行われていました。ちょっと曇り空で沖縄っぽい空気にかけていたのが残念ですが、中々なものでした。

にぎわうみなとみらい
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写真:桜木町駅前からみなとみらいを望む

さて桜木町に来たついでにみなとみらいに少し足を伸ばしてみます。野毛の大道芸は大賑わいですがみなとみらいはそれが日常なのだなぁとつくづく感じます。
野毛大道芸が始まったのは1986年、その3年後に横浜博が行われてみなとみらいの開発が始まっていきます。それからおよそ20年大道芸の賑わいを日常にしていくみなとみらいに対し地盤沈下していく野毛は複雑な思いだったと思います。
特に野毛への重要なアクセス路線である東横線横浜〜桜木町が廃止され、みなとみらい線へ付け替えられていく状況にはもともとみなとみらい線の直通先候補が横浜線だったこともあって地元でも少なからぬ反対があったというのが象徴的でした。

100円バス看板
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100円バス
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写真:野毛とみなとみらいを結ぶ100円バス

昨年のLRTフォーラムにて関内を愛する会の人がや「ショッピングのみなとみらい、食の中華街に対し人間味のある街としてうっていこう」、「発展するみなとみらい線沿線と連携していこう」と言っていたのですがきっとこの大道芸は前者の象徴として十分機能しらしさを発信する場になっていると思います。後者としては写真の100円バスのような存在はありますがまだまだ力不足と言う感が否めません。
今後どんな展開があるか期待したいところです。


タグ :
#横浜
#野毛
#大道芸
#桜木町駅

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