2009年03月
写真:いすみ鉄道沿線の行元寺の桜
さてそろそろ職場の桜もおくらばせながら開花となりました。と言う事で今週末は花見と言う方も多そうなので当blogのお勧め等少し紹介したいと思います。
横須賀
写真:米軍基地の桜@2007年
4月5日(日)
日米親善よこすかスプリングフェスタ 2009
場所:横須賀米軍基地(京急線横須賀中央、汐入駅、JR横須賀駅下車)
時間:9:00〜17:00(入場は15:00まで)
内容:ご存知お花見シーズンの米軍基地開放、普段は入ることができない基地ですが、当日は一部開放されクレメント通りに咲き誇る桜を愛でながら、アメリカン屋台、ステージイベントなど、各種プログラムをお楽しみ頂けます。
ステージイベントでは、第7艦隊オリエントエクスプレスの演奏も予定されています。
当日お問い合わせ:•横須賀市コールセンター(046-822-2500)
参考
「日米親善よこすかスプリングフェスタ」-米海軍基地を一般開放、艦船見学も@横須賀経済新聞
イベント見聞録:4月1日日米親善桜祭り@横須賀
イベント見聞録:2008年4月6日:日米親善桜祭り@横須賀2008
その他横須賀の桜スポット
〜4月4日(土)
船越南郷公園桜まつり
場所:南郷公園(京急田浦駅下車)
〜4月5日(日)
北久里浜桜まつり
場所:交通公園他(京急北久里浜駅下車)
内容:フリーマーケット、模擬店、つきたて餅の販売、甘酒無料サービス、ふあふあ、ビンゴゲーム、風船配付、各種ダンスの発表などがあります。
〜4月7日(火)
第57回衣笠さくら祭
場所:衣笠山公園(JR衣笠駅下車徒歩、京急横須賀中央駅より京急バスで「三崎東岡」「長井」「大楠芦名」行きバス停「衣笠公園」下車徒歩10分)
内容:全国の「さくらの名所100選」にも選ばれている桜樹2000本を誇る県内屈指の桜の名所です。 1907年(明治40年)に、日露戦争の戦死者を慰霊するために記念碑を建て、桜が植えられました。 桜に囲まれたピクニック広場でお弁当を広げて、1日のんびりとお花見をしてみませんか。夜はライトアップされる桜もあり楽しめます。(18時〜22時)
〜4月8日(水)
塚山公園さくら祭
場所:県立塚山公園(京急逸見駅・安針塚駅から徒歩25分)
イベント:祭囃子競演とTHE☆すかっ子ソーラン@4/5 12:00〜、按針祭演芸会@4/8 10:30〜
桜の散策 走水水源地開放
場所:走水水源地 (京急馬堀海岸駅から「観音崎」行きバスで「伊勢町」バス停下車、徒歩2分)
内容:東京湾を一望できる横須賀ならではの桜の名所、水源地の湧き水も飲む事ができます
参考:横須賀の休日〜青空市民祭りから走水まで〜
アフターお花見(?)
YOKOSUKA 軍港めぐり
出港場所:汐入桟橋(京急汐入駅、JR横須賀駅下車ダイエーショッパーズプラザ傍)
出港時間:11:00、12:00、13:00、14:00
料金:大人1200円、子供600円(要予約)
内容:アメリカ海軍や海上自衛隊の様々な艦船を間近に観ることができる日本でも唯一の航路。見どころ盛り沢山、迫力満点の横須賀の港で皆様のご乗船をお待ちしております。
参考
軍港めぐりに行ってきた。 @見学に行ってきた。
よこすか軍港めぐり(3/18)@おくのほそ道
便利な切符
さて横須賀に向かう際は都営浅草線、京成線、北総線から直通品川・横浜等から乗換の京急線が便利です。
その際に便利な切符はこちら
三浦半島1DAY、2DAYきっぷ
切符概要
出発駅からフリー区間までの往復
金沢文庫以南の京急線(本線・逗子線・久里浜線)使い放題
三浦半島内の京急バス主要路線使い放題
記念艦三笠、猿島航路、観音崎京急ホテル、横須賀美術館等の施設優待
値段()内は2DAYきっぷ
品川駅〜:1900円(2000円)
京急川崎駅〜:1600円(1800円)
横浜駅〜:1400円(1600円)
上大岡駅〜:1300円(1500円)
区間内発着:1100円(なし)
写真:北総はるまつり号
北総鉄道沿線
吉高の大桜
場所:印旛日本医大駅から京成佐倉駅行バス郵便局前バス停下車、あるいはJR小林駅行バス教習所前バス停下車
内容:樹齢300年以上を誇る大きなヤマザクラで地元印旛村の天然記念物にも指定されています。、満開時期ははヤマザクラと言う事もありソメイヨシノよりも1週間以上遅く4月には行ってからと思われます。
参考
吉高の大桜を見に行く@モレスキンとめぐる冒険
吉高の大桜@Dachsの旅と研究
小林牧場
場所:印西牧の原駅より小林駅行きバス小林牧場バス停下車(ただし土曜日は14時代までの運行、日曜日は運休なので要注意)
内容:東京大井競馬場の付属施設と言う変り種、放牧されている馬を見ながら花見としゃれ込みましょう。
参考:小林牧場@Dachsの旅と研究
お得な切符
「さわやかきっぷ」1日乗車券
・この北総はるまつりを皮切りにG.W.まで続く春の行楽シーズンに向けてお得で便利な一日乗車券が販売されます。
販売期間:3月26日(木)〜5月6日(水)
使用期間:3月26日(木)〜5月6日(水)の土・日祝日
値段:1000円
内容:京成高砂〜印旛日本医大の北総鉄道が1日乗り放題です。
写真:行き違いをするわ鉄列車
わたらせ渓谷鉄道沿線
桐生ヶ丘公園
場所:桐生駅よりおりひめバス桐生女子高線、梅田線、上菱線公園入口バス停下車、レンタサイクルの利用も便利です。
内容:動物園や寺院に囲まれた桐生中心部の桜の名所です。周辺には有鄰館や大川美術館など繊維産業で栄えた桐生の伝統を感じさせるスポットが多いのでそれらと合わせてのレンタサイクルなどでの散策もお勧めです。
参考:桐生が岡公園(群馬県桐生市)@ぐんぐんぐんま〜とうとう東京
4月4日(土)
第24回 わたらせふるさとウォーキング〜あずまの桃源郷を訪ねて〜
集合場所:わたらせ渓谷鐵道・花輪駅10時30分
参加費:300円
コース:3時間コース 7km(説明時間を含みます)花輪駅〜〜〜大畑〜〜〜小夜戸〜〜〜中野〜〜〜花輪駅
お申込み・お問い合せ先
わたらせ渓谷鐵道株式会社・営業企画課
〒376-0101
群馬県みどり市大間々町大間々1603-1
TEL0277-73-2110
FAX0277-73-3121
コメント:直接花見とは関係ないですが、地元人の案内によるウォーキングイベントです。
4月11日(土)、12日(日)
神戸駅花桃祭り
時間:10:00〜15:00
内容
・お楽しみ抽選会(列車利用の方限定)
・軌道自転車「レールスター」体験乗車 (無料)
・ミニトレイン体験乗車(無料)
・呈茶(各日先着100名様限り)
・イタリア ペルージャ市民合唱団による特別コンサート(12日13:20〜)
・サーカス学校生徒による大道芸
・鉄道グッズ販売
・模擬店他
コメント:沿線が誇る花の名所のお花見祭りです。お花見がてら盛り上がりましょう
参考:たまにはのんびり...電車でGO!〜わたらせ渓谷鉄道・途中下車の旅〜
アクセス
4月5,11,12,19日
トロッコ20周年記念号
出発時刻
下り:桐生発10:48、相生発11:02
上り:足尾発14:25
内容:わ鉄発足20周年を記念して普段は整理券が必要なトロッコ列車を前者自由席で運転します。これを期にトロッコ体験としゃれ込みましょう。
写真:車庫で休憩中の銚子電鉄701形
銚子電鉄沿線
前宿町公園
アクセス:観音駅より徒歩
内容:市営球状や青少年会館などに囲まれた公園です。銚子漁港にも近いため昼は並〜夜銚子の新鮮な魚介類と洒落込んでみるのも乙な物です。
お勧め切符
1日乗車券弧廻(こまわり)手形
値段:620円
内容:銚子電鉄の1日乗車券、電車だけでなく以下の施設の優待もあります。
1.銚子電鉄名物 犬吠駅のぬれ煎餅1枚サービス
2.地球の丸く見える丘展望館 割引入館券(1割引)
3.犬吠埼「満願寺」参拝券
4.銚子ポートタワー展望室 割引入館券(1割引)
コメント:銚子電鉄1日乗り放題のフリーきっぷです。銚子ウォーカー必須アイテムです。
写真:小湊鉄道五井行き
小湊鉄道沿線
鶴舞公園
アクセス:上総鶴舞駅下車徒歩
内容:約1000本もの桜を誇る房総半島有数の花見スポットです。
お勧めキップ
1日フリー乗車券
値段:大人1700円、子供850円
内容:小湊鉄道1日乗り放題のフリー切符です
上総鶴舞・高滝フリー乗車券
値段:大人1360円、子供:680円
内容:五井駅〜上総鶴舞、高滝までの往復と上総鶴舞・高滝両駅で乗り降りし放題の切符です。尚周辺協力施設での優待もございます。
写真:いすみ鉄道大原行き@大多喜駅
いすみ鉄道沿線
大多喜城桜祭り
・いすみ鉄道沿線の大多喜町では城下町と言う事もあってこの季節見事な桜の光景が見られます。いすみ鉄道といえば菜の花ですが列車を降りて桜をめでてみると言うのも乙なものです。
日時:3月28日(土)〜4月5日(日)
場所:大多喜城、県民の森、中央公民館(いすみ鉄道大多喜駅下車)
イベント内容(4月4日(土)、5日(日))
4月4日(土)
大正琴演奏 @城研修館
忠勝鍋 @大多喜城裏駐車場
語りべ @城研修館
4月5日(日)
お茶会 @城研修館
文化琴演奏 @城研修館
ポップスバンド 「モカ」演奏 @県民の森
参考:moka公式HP
県警音楽隊演奏 @中央公民館
参考:イベント見聞録2009年2月28日いすみ鉄道の大増発で今まで知らなかった房総を巡る〜大多喜駅編〜
お得な切符
・いすみ鉄道では以下のような切符を販売しています。いすみ鉄道散策に是非ご利用ください。
いすみ鉄道1日フリー乗車券
値段:大人1000円、子供500円
販売場所:大多喜駅あるいは列車内
内容:文字通りいすみ鉄道が1日乗り放題の切符です。
関東の駅百選認定記念 房総横断記念乗車券
値段:大人1600円、子供800円
販売場所:大多喜駅あるいは列車内
内容:大原から五井までの各駅に途中下車できます。ただし、下車された駅より後戻りはできません。
花のスポンサー募集中!@いすみ鉄道
個人スポンサー
1口1500円(1日乗車券1枚付)
1口3000円(1日乗車券3枚付)
1口5000円(1日乗車券6枚付)
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写真:5氏による選挙戦の結果は
千葉県知事選挙 開票結果@千葉県選挙管理委員会より
1、森田健作 1015978
2、吉田たいら 636991
3、白石ますみ 346002
4、八田英之 136551
5、西尾けんいち95228
さて様々な面で注目されていた千葉県知事選挙ですが結果的には森田健作の圧勝、個人的に思い浮かんだのは政権交代バブルの崩壊と言った言葉でしょうか?
天下分け目の国会より
また週刊誌の選挙予想では民主党単独過半数と言う予測も出てくるなど、自民党政権の終わりが見えてきたと言う雰囲気が醸し出されています・・・が、個人的にはこう言った報道を聞けば聞くほど実は麻生自民党は次の総選挙で逃げ切ってしまいそうな気がします。
選挙前日に千葉県某所(と言いつつ多分バレバレですが)にて地元のミニコミ誌の記者さんと話す機会があったのですが、こんな事を言われたのが印象的でした。
「地元の鉄道についてアンケートをとったんだけど、森田さんは分かっているのか分かっていないのかは別にして[とにかくやる]、吉田さんはどこか言質を取られまいと必死な感じ」
今回の選挙で吉田氏の敗因として語られたのは民主党小沢代表の献金疑惑ですが、個人的に見逃せないのは民主党は何をやろうとしているの?民主党が政権をとったら何が出来るの?と言った部分が献金疑惑を期に一気に噴出したのではないかと感じます。
上の記事の引用は1月のものですが、当時は麻生政権へのアンチテーゼ一辺倒で省みられる事なかった部分ではありますが、それでも「民主党のここが良い」と言った言論は決して多くなく「自民がだめだから政権交代」と言った空気が民主の人気を押し上げていたような気がします。そして今回浮かび上がったのはそんなバブル状況が終わったと言う事です。
とある鉄道会社社長の決断〜千葉県知事選挙に思う〜より
後継候補といわれていた白石真澄氏は政策的に折り合わなかった事で後継から外され、民主も推薦を断っています。また民主でその後候補として浮上した若井氏もかつて知事選挙で現知事と争った為に知事が嫌ったためか最終的に吉田氏と言う感じです。
とは言えこれが民主党にとって最悪の結果かと言えばそうではないと思います。と言うのは民主党として当初挙げていたのは白石ますみ氏、候補者としての資質は抜きにして自民・公明との相乗りの候補だったわけで、勝つにしても負けるにしても民主党の強い都市部千葉県で総選挙直前にこう言った相乗りを避けられたのは不幸中の幸いではないでしょうか?
吉田平氏、小沢氏献金問題が影響も「実力足りなかった」...千葉県知事選@スポーツ報知より
WBC決勝のように「イチロー」が土壇場で勝利に導いてはくれなかった。落選が決まった民主党推薦候補・吉田平氏(49)は、小沢代表が巨額献金事件の渦中にある影響について「全くなかったと思います。吉田平の実力が足りなかった一点に尽きる」と否定し、口を真一文字に結んだ。
そして思うのは負けたとは言え吉田平氏と言う人間は上の引用にもある敗戦の弁や先に引用したミニコミ誌の方の「言質を〜」と言った部分を考えると非常に律儀な方なのだろうなと思います。
逆に言えばその律儀さがある種の敗因な訳ですが、そんな律儀な方が「再建を請け負った鉄道の社長を一期終了を待たずして投げ出す」と言う選択をした背景にあるのは結局その鉄道会社を守る為なのではと言うのは前に書いた通りです。
= 成長するマニフェスト 第4版 =@白石ますみ
千葉県民くらし満足度日本一宣言@森田健作
平成20年度「地域公共交通活性化・再生総合事業」の事後評価について@関東運輸局
そう言った意味で当選と言う最善の結果は導けなかったわけですが、多分最悪の結果かと言われたらそうではないと思います。何故なら立候補のきっかけを作った白石ますみ氏も結局落選したからと言う点です。
白石氏も森田氏も対立候補といえばそこまでですが、少なくとも都市化の進む県北部向けの政策をフィーチャーし、財政再建をうたう白石氏よりももともとアクアラインの交通料低減等県南部向けの政策を中心とした森田氏の方が県南部のローカル鉄道であるいすみ鉄道が生き残れる可能性は高いと見られます。まして地域公共交通総合連携計画の策定中となれば相当の動機付けが無ければおいそれとはつぶせないものと思われます。
白石氏と吉田氏の合計得票を見ると森田氏と拮抗している訳で小沢氏の件の無かった立候補当初であれば白石氏の当選確率は相当大きかった事を考えるならば、当選と言う最善は導けなかったとは言え森田氏次第の面はあるとは言え最悪の結果でもなかったのかなと思います。
写真:総元駅に到着する大原行き列車
イベント情報@3月末の鉄道絡み色々
大多喜城桜祭り
大多喜城さくら祭り いすみ鉄道に乗っていこう♪@いすみ鉄道ファンより
大多喜町のことに詳しい、あきおさんからの情報ですよ〜
町の木に指定されている「桜」。学校やいすみ鉄道沿線など町内各所で桜の木を目にしますが、大多喜城周辺には桜の木が特に多く、花が咲く時季にはひときわ目を引くものがあります。
今年は、3月28日から4月5日までの9日間にわたり、大多喜城さくらまつりを開催します。
4月4日(土)と5日(日)には会場の大多喜城で桜市やお茶会、琴の演奏などさまざまなイベントも行われますので、みなさんもお花見に来てみませんか。
さて堂本知事の置き土産と題した当記事、民主党にとっての置き土産はいかに政党としての価値を見出し、それを発していくかだとすれば地域で存続の危機に陥っているローカル線にとってはどう政治と関わっていくかと言うだと思います。
多分この問題に正解はないとは思いますが1つだけ言えるのは「税金からの補助を前提とするのであれば政治に関わらずに済ませられると考えるのは虫の良い考え方」だと言う事、そしてその上で存続のためにそれを願う人たちや関係者が最善を目指していくしかないのではと感じます。上の引用は情報発信をしているファンのblogからの引用です。
多分知事選挙の結果は悲しいものとなってしまいましたが、だからと言ってそれをいつまでも引きずっても仕方ない訳でだったらその分多くの人に乗ってもらって存続を目指すと言う姿勢は個人的にも敬意を表したいと思います。
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何だか今週末に北総鉄道をはじめ各地(@関東と言うか千葉&群馬限定)出鉄道館系のイベントが行われるみたいなので少し紹介します。
北総鉄道 北総はるまつり2009
写真:昨年の北総はるまつりヘッドマーク列車@7500系
・千葉県の第3セクター鉄道北総鉄道が毎年春に開催する1大イベント、木下煎餅のような地元のちょっとした美味しいものにありつけたり、レアな鉄道グッズがあったり、地元の中学生や大学生による出し物があったり地域密着&鉄道密着と言うありそうでない雰囲気に浸されましょう。
日時:3月28日(土)10:00〜
場所:千葉ニュータウン中央駅近辺
内容
駅前特設ステージ
10:00〜
吹奏楽ミニコンサート:地元桜台中学校吹奏楽部によるコンサート
11:00〜、13:00〜
演歌歌手によるミニライブ:宮路オサム、幡千恵子、塚原哲平によるライブ
12:00〜
アテンションズによるミニライブ
14:10〜(カード配布は12:50〜)
大ビンゴ大会:サンライズ九十九里ペア宿泊券のほか、TDRペアパスポート、沿線物産品、鉄道グッズなど、出店各社協賛の豪華景品を用意
参考
アテンションズ
鉄道映画女優史絵.オフィシャルブログ
駅前自由通路および北口ロータリー広場会場
10:40〜、13:15〜
・京成バラ園による春の花配布
12:20〜
・千葉県警察音楽隊によるブラスバンド演奏
鉄道グッズ即売会
・鉄道13社(京成、京急、関東鉄道、東武、千葉都市モノレール、つくばエクスプレス、東葉、秩父鉄道、銚子電鉄、伊豆急行、津軽鉄道、富士急行、北総)ほかコントリビュート、はとバスが参加。各社オリジナルの鉄道グッズ等の発売
沿線物産展
・沿線の松戸・市川・鎌ヶ谷・船橋・白井・印西・本埜・印旛の各市村に加え千葉県観光協会も参戦、今年は何が出てくるか
ミニ電車の運行、手作りゲームコーナー、ちばレインボーバスの新型車両の展示、印西西消防署、印西警察署による車両の展示及びはしご車搭乗体験他
駅コンコース
東京電機大学コーナー:電子工作、立体モデル組立などの実演、裸眼立体ディスプレイの展示
ちびっこ駅長撮影会:小学生以下を対象とした、駅長の制服、制帽姿の写真撮影会(先着100名)
鉄道模型展示、運転、プラレール広場他
参考
イベント見聞録:2008年3月29日ほくそう春祭り
イベント見聞録:4月14日ほくそう春祭り2007
アクセス
臨時特急「ほくそう春まつり号」運行
・この北総はるまつりに向けて北総&京成の親子コンビによる特別列車が運行されます。普段は北総線電車が決して訪れない京成上野ターミナルから会場千葉ニュータウン中央駅までの臨時特急列車です。
時刻
京成上野9:35発〜日暮里9:49発〜青砥9:54発〜以下京成高砂・東松戸・新鎌ヶ谷・西白井・白井・小室停車〜千葉ニュータウン中央10:17着
車両
・千葉ニュータウン鉄道9100系C-Flyer
参考:北総・京成、臨時特急「ほくそう春まつり号」運行@kqtrain.net
お得な切符
「さわやかきっぷ」1日乗車券
・この北総はるまつりを皮切りにG.W.まで続く春の行楽シーズンに向けてお得で便利な一日乗車券が販売されます。
販売期間:3月26日(木)〜5月6日(水)
使用期間:3月26日(木)〜5月6日(水)の土・日祝日
値段:1000円
内容:京成高砂〜印旛日本医大の北総鉄道が1日乗り放題です。
第4回わてつファンフェスタ
写真:水沼駅に到着するトロッコ列車
・今年で開業20周年を迎えるわたらせ渓谷鉄道、桐生と足尾と言う日本の近代産業を象徴する2都市を結ぶ路線で見所満載、根強いファンを掴む路線です。
その路線のファン及び路線を支えてきた地元の人たちによるお祭りです。是非おいでください。
日時:3月28日(土)、29日(金)
場所:大間々駅前
内容
20周年記念式典(28日10:00〜)
・開業20周年を記念して、式典を行います。併せて、「ふるさと駅長」の委嘱式と写真コンテストの表彰式、タブレットクッキー枕木100本贈呈式も行います。
機関車体験乗車(無料)(両日10:00〜11:00,13:00〜15:00)
・トロッコ列車を引っ張るDE10形機関車。普段は乗れない運転室に体験乗車できます。
鉄道グッズ販売(28日11:30〜、29日10:00〜)
・懐かしい硬券はもちろん、ダイヤグラムや運転士用時刻表、鉄道部品まで、普段は
買えない珍しい商品をたくさん出します。思わぬ掘り出しものがあるかもしれません。
鉄道模型運転(両日10:00〜)
・鉄道模型(Nゲージ)のレイアウトを設置します。現在、参加者を募集している「わ鐵名所百選大レイアウトプロジェクト」の受付も行います。
ミニトレイン運転(無料)(両日10:00〜)
・お子様の乗れるミニトレインを運転します。
その他
・お子様向けのお店〔28日・29日〕や太極拳演技〔29日〕、ながめ余興場で鉄道支援コンサート〔29日〕、お食事お土産等の模擬店なども予定しています。
参考:わたらせ渓谷鉄道@上毛電鉄・上信電鉄応援サイト「JoJo」
お土産
・わたらせ渓谷鉄道お土産にこんなものはいかがでしょうか?
わたらせ渓谷鐵道存続応援企画ルンヒャン作詞作曲「わたらせ」
販売場所:相生駅、大間々駅、水沼駅、神戸駅、通洞駅、足尾駅
値段:1000円
・「渡良瀬森と水の音楽祭」で初披露され、聴衆を魅了。CD化の予定はなかったが、
音楽祭を主催したNPO法人「グループ28」がCDの制作・発売を手掛ける。
売上の1割がわてつに寄付されるとの事
参考:Rung Hyang -ルンヒャン-
上神梅駅登録有形文化財登録記念きっぷ
発売箇所:相老・大間々・通洞の各駅
値段:1組790円
内容:沿線の上神梅駅が国の登録有形文化財に登録された事を記念に販売された記念切符です。
タブレットクッキー
販売場所:相老駅 大間々駅、水沼駅温泉センタ、神戸駅、通洞駅
値段:180円
内容:地元のNPOが販売しているタブレット型のクッキーです。お茶請けにどうぞ
大多喜城桜祭り
写真:いすみ鉄道大原行き@大多喜駅
・いすみ鉄道沿線の大多喜町では城下町と言う事もあってこの季節見事な桜の光景が見られます。いすみ鉄道といえば菜の花ですが列車を降りて桜をめでてみると言うのも乙なものです。
日時:3月28日(土)〜4月5日(日)
場所:大多喜城、県民の森、中央公民館(いすみ鉄道大多喜駅下車)
イベント内容(4月4日(土)、5日(日))
4月4日(土)
大正琴演奏 @城研修館
忠勝鍋 @大多喜城裏駐車場
語りべ @城研修館
4月5日(日)
お茶会 @城研修館
文化琴演奏 @城研修館
ポップスバンド 「モカ」演奏 @県民の森
参考:moka公式HP
県警音楽隊演奏 @中央公民館
参考:イベント見聞録2009年2月28日いすみ鉄道の大増発で今まで知らなかった房総を巡る〜大多喜駅編〜
お得な切符
・いすみ鉄道では以下のような切符を販売しています。いすみ鉄道散策に是非ご利用ください。
いすみ鉄道1日フリー乗車券
値段:大人1000円、子供500円
販売場所:大多喜駅あるいは列車内
内容:文字通りいすみ鉄道が1日乗り放題の切符です。
関東の駅百選認定記念 房総横断記念乗車券
値段:大人1600円、子供800円
販売場所:大多喜駅あるいは列車内
内容:大原から五井までの各駅に途中下車できます。ただし、下車された駅より後戻りはできません。
花のスポンサー募集中!@いすみ鉄道
個人スポンサー
1口1500円(1日乗車券1枚付)
1口3000円(1日乗車券3枚付)
1口5000円(1日乗車券6枚付)
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北総鉄道 北総はるまつり2009
写真:昨年の北総はるまつりヘッドマーク列車@7500系
・千葉県の第3セクター鉄道北総鉄道が毎年春に開催する1大イベント、木下煎餅のような地元のちょっとした美味しいものにありつけたり、レアな鉄道グッズがあったり、地元の中学生や大学生による出し物があったり地域密着&鉄道密着と言うありそうでない雰囲気に浸されましょう。
日時:3月28日(土)10:00〜
場所:千葉ニュータウン中央駅近辺
内容
駅前特設ステージ
10:00〜
吹奏楽ミニコンサート:地元桜台中学校吹奏楽部によるコンサート
11:00〜、13:00〜
演歌歌手によるミニライブ:宮路オサム、幡千恵子、塚原哲平によるライブ
12:00〜
アテンションズによるミニライブ
14:10〜(カード配布は12:50〜)
大ビンゴ大会:サンライズ九十九里ペア宿泊券のほか、TDRペアパスポート、沿線物産品、鉄道グッズなど、出店各社協賛の豪華景品を用意
参考
アテンションズ
鉄道映画女優史絵.オフィシャルブログ
駅前自由通路および北口ロータリー広場会場
10:40〜、13:15〜
・京成バラ園による春の花配布
12:20〜
・千葉県警察音楽隊によるブラスバンド演奏
鉄道グッズ即売会
・鉄道13社(京成、京急、関東鉄道、東武、千葉都市モノレール、つくばエクスプレス、東葉、秩父鉄道、銚子電鉄、伊豆急行、津軽鉄道、富士急行、北総)ほかコントリビュート、はとバスが参加。各社オリジナルの鉄道グッズ等の発売
沿線物産展
・沿線の松戸・市川・鎌ヶ谷・船橋・白井・印西・本埜・印旛の各市村に加え千葉県観光協会も参戦、今年は何が出てくるか
ミニ電車の運行、手作りゲームコーナー、ちばレインボーバスの新型車両の展示、印西西消防署、印西警察署による車両の展示及びはしご車搭乗体験他
駅コンコース
東京電機大学コーナー:電子工作、立体モデル組立などの実演、裸眼立体ディスプレイの展示
ちびっこ駅長撮影会:小学生以下を対象とした、駅長の制服、制帽姿の写真撮影会(先着100名)
鉄道模型展示、運転、プラレール広場他
参考
イベント見聞録:2008年3月29日ほくそう春祭り
イベント見聞録:4月14日ほくそう春祭り2007
アクセス
臨時特急「ほくそう春まつり号」運行
・この北総はるまつりに向けて北総&京成の親子コンビによる特別列車が運行されます。普段は北総線電車が決して訪れない京成上野ターミナルから会場千葉ニュータウン中央駅までの臨時特急列車です。
時刻
京成上野9:35発〜日暮里9:49発〜青砥9:54発〜以下京成高砂・東松戸・新鎌ヶ谷・西白井・白井・小室停車〜千葉ニュータウン中央10:17着
車両
・千葉ニュータウン鉄道9100系C-Flyer
参考:北総・京成、臨時特急「ほくそう春まつり号」運行@kqtrain.net
お得な切符
「さわやかきっぷ」1日乗車券
・この北総はるまつりを皮切りにG.W.まで続く春の行楽シーズンに向けてお得で便利な一日乗車券が販売されます。
販売期間:3月26日(木)〜5月6日(水)
使用期間:3月26日(木)〜5月6日(水)の土・日祝日
値段:1000円
内容:京成高砂〜印旛日本医大の北総鉄道が1日乗り放題です。
第4回わてつファンフェスタ
写真:水沼駅に到着するトロッコ列車
・今年で開業20周年を迎えるわたらせ渓谷鉄道、桐生と足尾と言う日本の近代産業を象徴する2都市を結ぶ路線で見所満載、根強いファンを掴む路線です。
その路線のファン及び路線を支えてきた地元の人たちによるお祭りです。是非おいでください。
日時:3月28日(土)、29日(金)
場所:大間々駅前
内容
20周年記念式典(28日10:00〜)
・開業20周年を記念して、式典を行います。併せて、「ふるさと駅長」の委嘱式と写真コンテストの表彰式、タブレットクッキー枕木100本贈呈式も行います。
機関車体験乗車(無料)(両日10:00〜11:00,13:00〜15:00)
・トロッコ列車を引っ張るDE10形機関車。普段は乗れない運転室に体験乗車できます。
鉄道グッズ販売(28日11:30〜、29日10:00〜)
・懐かしい硬券はもちろん、ダイヤグラムや運転士用時刻表、鉄道部品まで、普段は
買えない珍しい商品をたくさん出します。思わぬ掘り出しものがあるかもしれません。
鉄道模型運転(両日10:00〜)
・鉄道模型(Nゲージ)のレイアウトを設置します。現在、参加者を募集している「わ鐵名所百選大レイアウトプロジェクト」の受付も行います。
ミニトレイン運転(無料)(両日10:00〜)
・お子様の乗れるミニトレインを運転します。
その他
・お子様向けのお店〔28日・29日〕や太極拳演技〔29日〕、ながめ余興場で鉄道支援コンサート〔29日〕、お食事お土産等の模擬店なども予定しています。
参考:わたらせ渓谷鉄道@上毛電鉄・上信電鉄応援サイト「JoJo」
お土産
・わたらせ渓谷鉄道お土産にこんなものはいかがでしょうか?
わたらせ渓谷鐵道存続応援企画ルンヒャン作詞作曲「わたらせ」
販売場所:相生駅、大間々駅、水沼駅、神戸駅、通洞駅、足尾駅
値段:1000円
・「渡良瀬森と水の音楽祭」で初披露され、聴衆を魅了。CD化の予定はなかったが、
音楽祭を主催したNPO法人「グループ28」がCDの制作・発売を手掛ける。
売上の1割がわてつに寄付されるとの事
参考:Rung Hyang -ルンヒャン-
上神梅駅登録有形文化財登録記念きっぷ
発売箇所:相老・大間々・通洞の各駅
値段:1組790円
内容:沿線の上神梅駅が国の登録有形文化財に登録された事を記念に販売された記念切符です。
タブレットクッキー
販売場所:相老駅 大間々駅、水沼駅温泉センタ、神戸駅、通洞駅
値段:180円
内容:地元のNPOが販売しているタブレット型のクッキーです。お茶請けにどうぞ
大多喜城桜祭り
写真:いすみ鉄道大原行き@大多喜駅
・いすみ鉄道沿線の大多喜町では城下町と言う事もあってこの季節見事な桜の光景が見られます。いすみ鉄道といえば菜の花ですが列車を降りて桜をめでてみると言うのも乙なものです。
日時:3月28日(土)〜4月5日(日)
場所:大多喜城、県民の森、中央公民館(いすみ鉄道大多喜駅下車)
イベント内容(4月4日(土)、5日(日))
4月4日(土)
大正琴演奏 @城研修館
忠勝鍋 @大多喜城裏駐車場
語りべ @城研修館
4月5日(日)
お茶会 @城研修館
文化琴演奏 @城研修館
ポップスバンド 「モカ」演奏 @県民の森
参考:moka公式HP
県警音楽隊演奏 @中央公民館
参考:イベント見聞録2009年2月28日いすみ鉄道の大増発で今まで知らなかった房総を巡る〜大多喜駅編〜
お得な切符
・いすみ鉄道では以下のような切符を販売しています。いすみ鉄道散策に是非ご利用ください。
いすみ鉄道1日フリー乗車券
値段:大人1000円、子供500円
販売場所:大多喜駅あるいは列車内
内容:文字通りいすみ鉄道が1日乗り放題の切符です。
関東の駅百選認定記念 房総横断記念乗車券
値段:大人1600円、子供800円
販売場所:大多喜駅あるいは列車内
内容:大原から五井までの各駅に途中下車できます。ただし、下車された駅より後戻りはできません。
花のスポンサー募集中!@いすみ鉄道
個人スポンサー
1口1500円(1日乗車券1枚付)
1口3000円(1日乗車券3枚付)
1口5000円(1日乗車券6枚付)
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写真:彼らもきっと祝福してくれるでしょう
阪神なんば線、開業-大阪難波駅発の一番列車で出発式@なんば経済新聞
祝開業!阪神なんば線に乗ってきました。〜part1〜@大阪、おおさか、OSAKA
さてこのブログでも何度か取り上げてきた阪神なんば線が3/20開業しました。今回はおめでとう記念と言うか応援企画としゃれ込んでみてみようと思います。
阪神なんば線ダイヤ発表
関西の鉄道を歩くその1〜来年開業阪神難波線〜
さてそれに伴いと言うわけではありませんが様々な企画切符が販売されますので、もしこれから利用される方はご活用ください。
スルッとKANSAI「大阪周遊パス」
販売期間:〜3/31(火)
利用期間:〜4/30(木)
値段:2000円(阪神拡大版2300円、近鉄拡大版2500円)
利用可能範囲
阪神電気鉄道:梅田〜尼崎間、西大阪線
大阪市交通局:地下鉄・バス・ニュートラム全線(定期観光バス等一部路線を除く)
阪急電鉄:梅田〜神崎川・三国・相川間、下新庄〜天神橋筋6丁目間
近畿日本鉄道:難波〜今里間、阿部野橋〜矢田間
京阪電気鉄道:千林以西の各駅
南海電気鉄道:難波〜堺間、汐見橋〜中百舌鳥間
阪神拡大版:上の範囲に阪神電鉄全線
近鉄拡大版:上の範囲に大阪府下および奈良県下(京都線の高の原駅以南、大阪線三本松駅以西)の近鉄線(ただし、道明寺線、吉野線、田原本線、ケーブル、ロープウェイは利用不可)
スルッとKANSAI 3dayチケット 春版
販売期間:〜5/6(水)
利用期間:〜5/10(日)
値段:5000円
内容:兵庫、大阪、奈良、京都、和歌山の各府県のJR以外の主要な鉄道、バスが載り放題、連続3日ではなく1日乗り放題x3回と言うお得な切符です。
利用範囲の詳細はこちら
奈良・斑鳩1dayチケット 阪神版
販売期間:〜3/31(火)
利用期間:〜4/30(木)
値段:1800円
利用可能範囲
阪神電気鉄道:全線(神戸高速線・バスを除く)
近畿日本鉄道:奈良線(大阪難波〜近鉄奈良)、けいはんな線(長田〜生駒)、京都線・橿原線の一部(京都〜筒井)、生駒ケーブル線
奈良交通バス:奈良・西の京・斑鳩地区の指定区間
写真:金本選手も応援します
また阪神電鉄、なんば線沿線と言ったら甲子園、京セラドームを抱える野球どころとしても知られます。野球関係はこちら
選抜高校野球@甲子園
オリックスバッファローズオープン戦日程
・3/28,29に阪神とのオープン戦が京セラドームにてあります。
オリックスバッファローズ4月日程
阪神タイガース日程3月
・3/28,29にオリックスとのオープン戦が京セラドームにてあります。
阪神タイガース日程4月
・4/3(金)に京セラドームで開幕戦、本拠地甲子園の開幕は4/7(火)です。
南海難波駅に隣接する高島屋大阪店
写真:今年9月にリニューアル&蔵相の完了する高島屋
阪神なんば線開業で神戸からのアクセスが改善2009年はこう動く――広域なんば圏の各エリア最新動向@なんば経済新聞
キリンプラザ跡地「ラズ心斎橋」の核テナントに「H&M」-関西初出店へ@なんば経済新聞
マルイト難波ビル
さて新線開業に合わせてか難波地区では様々な新規出店やリニューアルが予定されています。関空、和歌山(四国)、高野山方面へ向かう南海電鉄のターミナル難波駅に隣接する高島屋の増床、昨年食い倒れ太郎の閉店で話題になった心斎橋にはH&Mが出店、また蚊帳の外に置かれがちなJR難波駅の周辺でもホテル、オフィスの複合ビルの出店が予定されています。
入込観光客数調査 @横浜市統計書より
市内全体
2000年度 33824968人
2005年度 39939052人(18.0%増)
みなとみらい桜木町地区
2000年度 5551886人
2005年度 7002535人(26.1%増)
山下・関内・伊勢佐木町地区
2000年度 2194766人
2005年度 5425840人(147.2%増)
さて消費不況が言われる昨今、こんなに再開発して大丈夫かと言う意見もありますが、心強い統計もあります。上の表は2004年にみなとみらい線の開業した横浜市の観光統計から作成したものですが開業前の2000年度に比べ2005年度には観光客が激増しているのが分かります。特に増えたのが新都心と言えるみなとみらいではなくて、旧都心の関内地区と言うのも難波・心斎橋地区の性格を考えると心強い限りです。
難波を中心とした大阪ミナミ地区の活性化も期待したい所です。
写真:なんば線の同期の桜@京阪電鉄3000系快速急行
京阪電鉄中之島線 乗客数は見込みの4割@産経新聞2008年11月17日
東京メトロ2008年度上半期決算資料より
(参考6) 副都心線の運輸成績(平成20年6月14日〜9.30(109日間))
(参考)新規開業区間(池袋〜渋谷間)の輸送人員
定期客: 63千人
定期外客:127千人
合計 :190千人(1日あたり、需要予測では150千人程度)
さて難波地区の今後に続きなんば線自体の今後も少し占ってみましょう。昨年2008年に開業した大型都心新線と言うと6月の東京メトロ副都心線と10月の京阪中ノ島線が浮かぶのですがこれが明暗を分けています。
決算資料等が出揃わない京阪に関しては開業1月段階でのマスコミ報道しかデータがないのですがそれでも見込みの4割程度と低迷が伝えられています。沿線は現段階ではオフィス街が多いので、定期切り替えが切り替わる半年程度は見ないと評価しきれないのですがやはり状況は厳しいと言えるでしょう。一方副都心線のほうは開業から3月以上のデータが出ていてその段階でも定期外客を中心に活発な利用が見られ、事前の予測をこの段階で超えています。もともと副都心線は渋谷で東横線との直通を含めてのプロジェクトでありそれが未完成の段階でこれだけの数字が出ているのは心強い限りです。
3、彩の国より神奈川県民ホールへ(相互直通進化論)より
区間 88年 98年 98年/88年
多摩→23区 1866(65.5) 1903(59.6) 1.02
同→23区外 985(34.5) 1289(40.4) 1.31
神奈川→23区 2445(76.3) 2592(72.1) 1.06
同→23区外 760(23.7) 1004(27.9) 1.32
埼玉→23区 2321(80.2) 2646(77.3) 1.14
同→23区外 574(19.8) 779(22.7) 1.36
千葉→23区 1867(87.0) 2091(83.7) 1.12
同→23区外 279(13.0) 408(16.3) 1.47
さてこのなんば線に関してはどちらの運命をたどるのでしょうか?個人的には短期的にはこの不況で成績が振るわない可能性は小さくないと思いますが、中期的には副都心線のような活況を呈す可能性も低くないと見ています。
上の表は10年ほど前副都心線の東横線直通後に関していろいろ書いた文からの引用です。パーソンとリップ調査と言う交通調査の統計から作った表なのですが現在と同様の不況期にあった90年代の首都圏の輸送状況が見て取れます。
これを見ると多摩・神奈川といった郊外地区から都心と言うよりも例えばそれぞれ郊外同士の輸送が延びていたことがわかります。
そう言った意味で兵庫県〜奈良県の直通と言う郊外〜郊外型のなんば線の今後には期待できる面が多いのではと思われます。
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写真:増発に備えます@大原駅
さて前回に引き続きいすみ鉄道の社会実験レポート、今回が最終回です。
イベント見聞録2009年2月28日いすみ鉄道の大増発で今まで知らなかった房総を巡る〜上総中野駅他編〜
イベント見聞録2009年2月28日いすみ鉄道の大増発で今まで知らなかった房総を巡る〜プロローグ〜
イベント見聞録2009年2月28日いすみ鉄道の大増発で今まで知らなかった房総を巡る〜大多喜駅編〜
イベント見聞録2009年2月28日いすみ鉄道の大増発で今まで知らなかった房総を巡る〜国吉駅編〜
総元駅に到着する大原行き列車
写真:総元駅に到着する大原行き列車
さて総元駅付近を散策し、もうそろそろ暗くなり始めたので、列車に乗って大原に向かいます。行きは高速バスだったので帰りは大原から外房線経由です。
17:21に総元を出発した列車の乗客は7人ほど、養老渓谷帰りの散策客と見受けられます。
ある種まったりとした雰囲気の車両だったのが一変するのが大多喜駅、ここで駆け込み乗車を含めて9名の高校生の乗車があります。更にお隣城見ヶ丘ではSCでのバイト帰りであろうか、更に1名の高校生も加わります。一時期この周辺の外房線や内房線では高校生のマナーの悪さが問題視されていましたが、確かにここでもお世辞にもお行儀が良いとは言い切れませんでした。
しかし良く考えればこの路線の利用者の大半はこう言った高校生、ある意味この鉄道は教室の延長なのかもしれません。
県立高等学校再編計画第1期実施プログラム@千葉県教育委員会
いすみ鉄道周辺(いすみ鉄道、外房線(茂原以南)、小湊鉄道沿線)の高校再編
2004年度 大 多 喜、大多喜女子→大多喜高校
2005年度 勝 浦、御 宿→勝浦高校
鶴舞商業、市原園芸→鶴舞商業高校
2006年度 茂原農業、茂原工業→茂原農業高校
そんないすみ鉄道のお得意様である彼ら高校生の視点で見ると結構厳しい現実が見えてきます。上は彼らが中学生の頃2004〜6年度に統廃合されたいすみ鉄道周辺の県立高校なのですが、実に4校を数えます。この時期に統廃合された県立高校が7校、いすみ鉄道沿線の第7学区の普通科高校が5校ですから人によっては中学校時代に通う事が可能な高校が半減したと言う事すらありうる数字です。
かしてつ・・・その後より
5月22日に調査が行われ1日辺りの代行バス利用者数は876人、鉄道時代の2005年度が2125人だったのを考えると41%と半減以下に定期客は4割以下の水準に
2005年度との主な比較は
全体利用者:41%
定期客:4割弱
石岡〜常陸小川:68%
常陸小川〜玉造町:12%
玉造町〜鉾田:20%
区間的には玉造町〜常陸小川間の落ち込みが酷くまた学生を中心とする定期客の減少も大きいと言う事で、石岡地区と鉾田地区の交流が大きく落ち込み中高生の進路選択が大きく狭まっていると考えられます。
またそんな彼らの後輩たちに視点を移すとどうでしょう。今回の社会実験はいすみ鉄道再生を目指した施策として行われた訳ですが、逆に万が一いすみ鉄道が廃線になったらどうなるか、それを考える上で参考になりそうなのが上の鹿島鉄道廃線後の状況ではないでしょうか?存続運動を主導した小川高校のある常陸小川までの区間ではともかくとしてそこから先の流動はほぼ壊滅と言った状況にあります。
これをいすみ鉄道に当てはめて考えるならば大多喜から小湊鉄道沿線の市原市内への通学と言う選択がほぼ不可能になると言った感じになります。いすみ鉄道沿線の千葉7学区の普通科高校は現在5校ですが、小湊鉄道沿線には3校の普通科高校があるのでこの辺の中学生にとって進学先の選択が相当なレベルで狭まると考えられます。
北総線学生定期割引率拡大に関する考察
北総鉄道2005年度決算レポート
北総鉄道沿線自治体日本鉄道賞子育て支援賞受賞
逆にいすみ鉄道を高校の統廃合によって進路選択の幅が狭まった中学生たちがより広範囲の高校を進学先に選択できるようにするための手段として活用できないだろうか?そんな事が教室の延長のように列車で振舞う高校生たちを見ていて浮かんできました。
例えば同じ千葉県内の千葉ニュータウンでは運賃の高さで「子供3人引っ越し準備(子供の通学定期が高額すぎるので子供が高校に入る前に引っ越す)」事が言われていたのですが、それに対するフォローとして千葉ニュータウン地域限定と言う形ではありますが行われた学割定期への補助によって全線における通学定期客が5.7%増、通学定期収入6.6%増と言う成果(2005年度)を挙げています。
当然人口増加地域である北総線沿線といすみ鉄道沿線を同列には語れませんし、大多喜以東から小湊鉄道沿線への通学が難しい現状のダイヤの改善もあわせて行う必要もありそうですが、沿線学区の高校統廃合のペースが速く、高校生の通学がドル箱といえるいすみ鉄道のような路線こそこう言った取り組みは有効な気がするのですがいかがでしょうか?
大原駅
写真:大原駅
どっぷり日が暮れて大原駅に到着しました。大多喜・城見ヶ丘で乗車した高校生たちは2人ほど国吉で降りた他は大原まで乗車、総元時点で乗車していた散策客は皆ここで下車し、各々乗り換えていきます。
外房線千葉行き
写真:外房線千葉行き
よくよく考えるとこの大原駅まで乗りとおしたお客さんを見ると散策の観光客と高校生と言う組み合わせで実は地元の人がいない事に気づきます。
ふと国吉の増元寺の売店のおばちゃんにこんな事を言われたのを思い出しました。「この辺の人は千葉や東京に行くのにバスで茂原に出るのよ」
と言う事で外房線のダイヤを調べてみると以下のようになっていました。
朝ラッシュ時(東京着9時前)
茂原発着
東京方面直通快速:5本
東京方面直通特急:2本
大原発着
東京方面直通快速:1本
東京方面直通特急:1本
昼間(蘇我発10:00〜16:00基準)
茂原発着
普通・快速:18本
特急:6本
大原発着
普通・快速:6本
特急:5本
確かにいすみ鉄道の発着する大原駅と茂原駅では大きな差がある事が見て取れます。
いすみシャトルバス@いすみ市
交通手段(アクセス)@三育学院短大より
・千葉駅より、外房線に乗車。茂原駅下車し大多喜行きの路線バスに乗車し、大多喜駅で下車。駅前よりタクシー7分。
※(注記)千葉から学院にお越しの際、上記の他、大原駅まで進みにいすみ鉄道に乗車することもできます。
実際沿線のいすみ市では茂原方面へのアクセスのためにアクセスバスを走らせ、沿線の短大ではアクセス手段として茂原や五井からのスクールバスを宣伝している状況です。
確かに現状のいすみ鉄道のダイヤは決して便利だとは言いがたいのですが、現状ではこの地域への中心地である茂原、県庁市である千葉、そして東京の各方面への地元の一般客を誘致しようにも外房線に足を引っ張られていると言っても過言ではない状況ではないでしょうか?
千葉駅を発着する総武快速線列車
写真:この電車がもっと大原まで来てくれたら・・・
長浜駅@Wikipedia
黒壁スクエア
これは当然いすみ鉄道だけの問題ではありません。勝浦等魅力的な観光地のある外房地区全体、もっと言えば2006年にぬれ煎餅でブレイクした銚子電鉄のある銚子を中心とした北総地区、アクアラインバスの攻勢で日中の特急がほぼ臨時化された内房地区など千葉県のベッドタウン以外の地域全体が鉄道等の公共交通をはじめとした交通インフラの未発達で観光等の潜在能力を発揮できていない状況にあるのではないのでしょうか?
この潜在能力を発揮するには鉄道を中心とした公共交通の整備にもう少し尽力していく必要があるのではないでしょうか?例えば地域活性化の有力事例として語られる滋賀県長浜市の黒壁スクエアでは地域を走る北陸本線の直流電化とそれに伴う新快速電車の直通が大きな原動力になったと言われています。長浜地区は途中に京都を抱えるとは言え大都市大阪との距離は120km、東京駅から120kmと言うと銚子、鴨川、千倉等房総半島方面の特急の終着駅はほぼ全部収まり千葉県全域が入る計算になります。
いすみ鉄道の苦境は「もっと長浜のように鉄道に力を入れてくれ!!」と言うベッドタウン以外の千葉県全体の叫びではないだろうか?そんな事を昭和時代からの旧型電車の中で感じてしまいました。
いかがだったでしょうか?エピローグは見聞録と言うよりも何だか昔から書いている主張の焼き直しみたいになってしまいましたが、それでも「もう少しできる事があるだろう?」と言う部分は色んな意味で感じました。
そんないすみ鉄道の今後の発展を祈りつつ今宵は筆をおきたいと思います。
P.S.3/28〜4/5に沿線の大多喜町で大多喜城さくらまつりと言うイベントが開催されます。特に4/4,5は様々なイベントが準備されていますので今年のお花見にいかがでしょうか?
大多喜城さくらまつり@大多喜町
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写真:終点上総中野駅ではいすみ鉄道と小湊鉄道が出会います。
さて前回に引き続きいすみ鉄道の社会実験レポートをお送りいたします。
イベント見聞録2009年2月28日いすみ鉄道の大増発で今まで知らなかった房総を巡る〜プロローグ〜
イベント見聞録2009年2月28日いすみ鉄道の大増発で今まで知らなかった房総を巡る〜大多喜駅編〜
イベント見聞録2009年2月28日いすみ鉄道の大増発で今まで知らなかった房総を巡る〜国吉駅編〜
国吉駅に到着する上総中野行き列車
写真:国吉駅に到着する上総中野行き列車
続いては国吉発14:06の通常列車に乗って上総中野へ向かいます。この国吉では行元寺やナハナ摘みがえりのお客さんも加え15〜20名ほど乗車、列車内は100名以上もの大混雑で調査担当の高校生も乗降を追いかけるだけで精一杯です。
列車は上総中野に向かって走り途中大多喜で70名ほど下車し20名くらい乗車したのをはじめ、城見ヶ丘新駅で10名前後、以下久我原駅や総元でも5名前後と乗降も目立ちました。
今回乗客を見ていて目立ったのは高齢者と男性の鉄道ファンと言う定番パターンに加え意外に多かったのがカップル、男性だけでなく女性のほうも一眼レフカメラを構えて撮影する様子等も見て取れました。沿線で様々な観光イベントが行われた事を差し引いても面白い現象の様に感じます。
上総中野駅
写真:上総中野駅
そうこうしているうちに列車は上総中野駅に到着します。上総中野駅はログハウス風の駅舎、いすみ鉄道、小湊鉄道の終着駅でありながら無人駅と言う事で待合室のような雰囲気を醸し出します。この日は多くの人たちがおとずれ、お茶の振る舞い等もあり大賑わいでした。
駅の傍にある掘っ立て小屋(?)
写真:駅の傍にある掘っ立て小屋(?)
また駅周辺は終着駅らしく小湊鉄道の子会社のメンテナンス関連企業の事務所があったり古くからの詰め所なのか写真のような掘っ立て小屋があったりと「鉄道の街」としての光景も見て取れました。
小湊鉄道五井行き
写真:小湊鉄道五井行き
また列車到着直後に小湊鉄道の列車も到着し夢(?)の競演も見ることが出来ました。
いすみ鉄道と小湊鉄道同じ非電化路線であり、首都圏から比較的近い割にローカル色豊かな両者なのですがよくよく見てみると意外に違いが際立ちます。
例えばダイヤを見ると
小湊鉄道(平日下り)
五井〜上総牛久 :29本
上総牛久〜養老渓谷:9本
養老渓谷〜上総中野:5本
いすみ鉄道
大原〜大多喜 :16本
大多喜〜上総中野:14本
いすみ鉄道が基点大原でも終点上総中野でも本数的にそれほど変わらないのに対し、小湊鉄道は上総牛久、養老渓谷を境の列車本数が激減しているのが分かります。
1日の乗客数を見ても
小湊鉄道
普通1842人(42.7%)
定期2486人(57.3%)
合計4314人
いすみ鉄道
普通335人(24.5%)
定期1031人(75.5%)
いすみ鉄道は定期客に乗客が偏り、かつその人数も決して多くないのに対し、小湊鉄道は普通客が半分近くを占め、定期客もいすみ鉄道の倍以上となっています。人口30万人弱の市原市と言う地盤の差はあるにしてもダイヤも合わせて考えるとローカル線に最後に残る基礎需要であり、多方向への需要が錯綜する高校生の通学需要にどれだけ上乗せが出来ているかと言う差と言う考え方が出来るのではないかと思います。小湊鉄道は上総牛久以北で市原・千葉・東京方面への通勤需要を多くはないにしろつかみ、養老渓谷までの区間では少なくない観光需要をつかんでいるのに対し、いすみ鉄道では観光にしても東京・千葉等の大都市向けの需要もつかみ切れていない、その差が奥に行けば行くほど本数が減る=五井口にリソースを集中させる小湊鉄道と大原でも上総中野でも本数が変わらない=リソースを集中させる事のできないいすみ鉄道の差と見る事が出来るかもしれません。逆に言えば今回の社会実験で大原〜大多喜に増発を集中させたのはまず大多喜方面への観光需要を掴もうと言う考えでありまた無料のフィーダー交通機関もここに集中させたのは観光面で大きな存在を持たない為回遊性で勝負しようと言う事ではないかと思います。
上総中野駅前
写真:上総中野駅前
さて駅前に出ると国吉同様地方都市の風情ですが、ただこちらは養老渓谷と言う観光地向けのアクセス拠点であるだけあって観光バス会社などやや華やいだ感じを受けます。
栗又の滝行きのバス
写真:養老渓谷栗又の滝行きバス
この上総中野駅ではもともと有料の養老渓谷探勝バスが走っていただけあってその増発でアクセス対応を行っています。その為このバスに乗り込んで養老渓谷へ向かう事にしました。
ちなみにバスを走らせているのは駅に乗り入れている小湊鉄道なのですが、びっくりしたのはバスカードに対応していない事、自治体が運行する代行バスやタクシー業者が参入した路線を別とすれば久しぶりのバスカード非対応バス体験となりました。
ちなみに乗客は7名ほど、意外に少ないのですがその20人程度は小湊鉄道の列車を利用し、また続行のバスもあったのでそちらの利用となったのでしょう。
滝見荘
写真:栗又の滝のそばにあるホテル滝見荘
さてバスは悪路を走りつつ養老渓谷のメインスポット栗又の滝へ到着します。バス停の向かいには滝見荘と言うホテルがあり、「秘湯」を売りにしています。
温泉地としての養老渓谷のメインは小湊鉄道養老渓谷駅周辺ですがこちらは栗又の滝を中心とした散策や静かな雰囲気で売って行こうと言う事なのでしょう。
ちなみにいすみ鉄道でもこの地域を対象とした温泉ツアーをやっているようです。
ぽかぽか温泉日帰りの旅@いすみ鉄道
滝見苑けんこう村 ごりやくの湯
費用:『いすみ鉄道全線』プラス『お風呂と食事』 セット料金 4,000円
利用列車:平日大原駅11:46発、土・休日大原駅9:42発
もし興味をもたれた方は是非お問い合わせを!!
栗又の滝入口
写真:栗又の滝入口
さて写真にあるような個性的な門を通って養老渓谷のメインスポット栗又の滝へ向かいます。しかしこのアバンギャルドな観音様の数々は誰が企画して誰が書いたのだろうかと思わず感じてしまいます。
栗又の滝その1
栗又の滝その2
写真:栗又の滝
さてそんなアバンギャルドな門を抜け栗又の滝へ向かいます。門をくぐるとやや悪路ですが養老川の流れを横目に見つつ、栗又の滝へ到着します。
昨年行った鬼怒川に負けないくらいの見事な滝っぷりです。
来た時間が遅かったので余り長い時間要られなかったのですがここはこの滝でなくハイキングコースも整備され、また私は行かなかったのですが新しい景勝地も出来たらしいのでハイキングに是非どうぞ!!
大原行き列車@上総中野
写真:大原行き@上総中野駅
さて養老渓谷めぐり(?)を早々に切り上げ上総中野駅に戻って大原方面の列車に再び乗ります。16:26上総中野発大原行き、乗客は15名ほど養老渓谷帰りにはちょうど良い時間だったもののこの日の増発バスはこの次の列車への接続、本当は通常のバス路線が接続しているのですが、運転手さんに確認した人しかこの乗継が分からなかったと言う事で、こんな感じでした。もう少し案内と接続ダイヤに工夫が必要か菜と感じました。
そして列車は途中総元駅で下車をはさんで次の目的地へ向かいます。
久我原駅
写真:久我原駅の表示
次の目的地は久我原駅、ファンが発掘した所謂「秘境駅」です。
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動画:秘境駅久我原駅
秘境駅とは「日本全国の鉄道路線に現存する、周囲に人家の少なく大自然の真っ只中にあるような駅」と言う定義の駅です。いすみ鉄道のようなローカル線もそうですが意外に函館本線や、室蘭本線、鹿児島本線のような最高速度130km/hの高速の特急がそれこそ10往復以上走る路線や神戸電鉄、南海電鉄、JRで言えば仙山線の様な大都市の近郊路線でも見られるのは興味深い所です。
参考
秘境駅へ行こう(命名者である牛山 隆信さんのサイト)
何もない駅です・・・
写真:駅の全体像
駅の全体像を見ると待合室があるくらいで本当に何もありません。
久我原駅の光景
写真:久我原駅の光景
駅前を見ると竹林が広がり秘境駅にたがわない光景が広がります。
秘境駅の桜
桜の花
写真:秘境駅の桜
そして逆側を見ると2〜3軒ながら民家が見えるのですがそっちへ向かうと桜の花が咲いていました。沿線名物の菜の花だけでなく桜も含めて一足早く春が来ているようです。
秘境駅のぬくもり
秘境駅のぬくもりその2
写真:秘境駅のぬくもり
何故人々は秘境駅に惹かれるのだろうか?
ふと駅を見ると誰かが掃除をしているのだろうか雑巾が干してあるのが見えます。
またホームにも訪れた人たちの目を楽しませるのか花が飾ってあります。
確かに一見誰もいない駅、ただそこにある人の温もりが旅人を秘境駅に向かわせるのかもしれません。
旅人は・・・
写真:旅ノート
あとこう言った駅だと旅ノートもある事が多いので書いてきます。ふと他の人の書いているのを見るとイルミネーションイベントがあってみたり、毎年訪れている人たちがいたり、色んな人たちの色んな旅が垣間見れます。
こんな所も秘境駅の魅力なのかもしれません。
総元駅
写真:総元駅
さてもうそろそろ暗くなってきたので上総中野方面に少し戻って総元駅にいきます。駅前にはアパートや一般の家屋があり駅の自販機にジュースを買いにクル人たちもいました。何だか生活に密着した駅みたいです。
駅前の通り
簡易郵便局
写真:駅前の通り
総元は現在は大多喜町ですが、1954年の合併までは総元村と言う単独の村だったみたいです。
駅前を見ると確かにそんな雰囲気が漂っています。農協や簡易郵便局が立地し、地域の中心と言う感じを醸し出します。
ただそんな地域でも少し歩くと家並が途切れ何もなくなるのがローカル線としての厳しさを感じさせます。
いすみ鉄道のようなローカル線問題を考える際ややすると鉄道ばかり見てしまうのですが、果してこう言った地域がどうなっていくかそんな問題を最後に突きつけられたような気がします。
さていかがだったでしょうか?いすみ鉄道の駅としては以上の駅を巡ってきました。
ただ今回が最後と言うわけでなく次回エピローグをやりたいと思っていますのでそちらもお楽しみに
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写真:増発実験に備えます。
さて前回に引き続きいすみ鉄道社会実験の模様をお送りいたします。
イベント見聞録2009年2月28日いすみ鉄道の大増発で今まで知らなかった房総を巡る〜プロローグ〜
イベント見聞録2009年2月28日いすみ鉄道の大増発で今まで知らなかった房総を巡る〜大多喜駅編〜
応援団の花壇
写真:大多喜駅ホームにある応援企業&沿線ボランティアによる花壇
さて増発実験関連の見聞録は今回で3回目ですが良く考えると主役の列車がまだ登場していません・・・。と言う事で大多喜駅から列車に乗って増発実験体験スタートです。
と言う事でホームに向かうと応援企業によって作られて沿線ボランティアによって手入れが行われている花壇が見えます。わたらせ渓谷鉄道等でも見られる企業からの応援募集ですが早速心強いものが見れました。
いすみ鉄道大原行き
写真:大原行き列車
さて最初に乗車したのは11:46大多喜始発の大原行き列車、この日の目玉商品ともいえる大多喜〜大原間の増発区間列車です。
今回の社会実験では大原〜大多喜6往復、大多喜〜上総中野1往復の増発が行われ、特に日中の大多喜〜大原間に力を入れて観光客の誘致を図ったと言う印象です。
さて列車の乗り具合は15人ほど、午前中でありどちらかと言えば大多喜側が目的地と言った感じと考えるとそれなりと言った所、さて列車の入口には地元の高校生が空いているにも拘らずたって周辺を伺っています。
と思ったら高速バスと同様にアンケートを配り始めました。高速バスに引き続いてのアンケートと言う事でしたがやはり少しびっくりしました。
国吉駅に到着する大原駅行き列車
写真:国吉駅に到着する大原駅行き列車
さて10分強で列車は国吉駅に到着します。国吉駅は現在合併でいすみ市になっていますが、合併前のいすみ町の町役場等のあった拠点駅で、今回は無料バスによる観光アクセスが試行されているだけあって約半数が下車し同じくらいの乗車がありました。
国吉駅の小庭園
国吉駅の菜の花
写真:国吉駅の小庭園と菜の花
さて国吉駅のホームには沿線のボランティアによって整備されていたであろう小庭園といすみ鉄道の象徴とも言える菜の花が咲いていて彩を添えます。
菜の花に関してはいすみ鉄道自体でスポンサーを募っていますので一口乗ってみるのも粋かもしれません。
花のスポンサー募集中!@いすみ鉄道
個人スポンサー
1口1500円(1日乗車券1枚付)
1口3000円(1日乗車券3枚付)
1口5000円(1日乗車券6枚付)
ちなみにいすみ鉄道の1日乗車券は1枚1000円なので5000円のスポンサーになると回数券張りにお得です。団体旅行の際に記念がてら購入してみるのも面白いかもしれません。
商工会議所併設の国吉駅
写真:商工会議所併設の国吉駅
さてそんなホームを離れ駅に出ますといすみ市の商工会館が併設されていました。施設併設の駅と言うとわたらせ渓谷鉄道の温泉駅水沼駅等も前には取り上げたのですがこう言った施設も地元の人の利用が見込めたり、管理の面等でもありがたい存在かもしれません。
国吉駅前のタクシー営業所
国吉駅前商店街
写真:駅前の様子
続いて駅前の様子を見てみます。駅前には地元タクシー会社の小さな営業所があってみたり、道路へ向けて小さな商店街が広がっていたりと小湊鉄道の上総牛久同様古き良き地方都市の駅前の雰囲気をきちんと残しているのが印象に残りました。
無料バス
写真:無料観光地アクセスバス
さてそんな地域の日常をうかがわせる駅前の非日常とでも言おうか、交通実験のもう1つの主役無料の観光施設アクセスバスが列車の到着に合わせてかまっていました。 当然待っていたのはバスだけでなく、パンフレットや地元のお米で作ったおにぎり、1日乗車券所有者のみですが地元のお米であるいすみ米の無料配布まで行われる熱烈歓迎を受けてバスへ乗り込みました。
行元寺の参道
写真:行元寺の参道
さてバスに乗って向かったのは行元寺と言うお寺、地元の銘刹と言った感じです。バスの中では観光案内が行われていたのですが個人的に興味深かったのはお米の話、この辺のコシヒカリはいすみ米と呼ばれコシヒカリの本場南魚沼の人からも絶賛されたそうです。確かに後で食べたこのいすみ米のおにぎりも美味で、納得してしまいました。
コシヒカリ(いすみ米)のページ
行元寺の桜
写真:行元寺の桜
さて行元寺の参道を行くと見事な桜が咲いていました。お花見のお約束ソメイヨシノではないですが2月の桜と言うのも乙なものです。
お地蔵様
写真:お地蔵様
また参道には何故かお地蔵様までありました。これだけ見事に6体ものお地蔵様が並んでいるのを見ると思わず笠地蔵を思い出してまいます。雪には縁のない房総半島ですが思わず雪の日に笠でも持っていきたくなったのは私だけでしょうか?
行元寺の正門
写真:行元寺の正門
さてそんなこんなで進んでいくと正門にたどり着きます。一見普通のお寺の入口と言った感じですがよく見るとカラフルな飾りがついているのが分かります。このカラフルな飾りの中の青い波模様がこのお寺の最大の売りである波の伊八によるものです。一見目立たないが良く見るとすばらしいお宝と言うのがこのお寺を見る際のポイントなのかなと感じました。
行元寺
写真:行元寺
さてそんなこんなで行元寺に到着します。ここでは修繕費と言う名目での300円の寄付を行い住職をはじめとした解説が聞けます。
中では住職さんの説法と言う解説が行われていました。柱等のちょっとしたカラフルな飾りの話などが出てきたのですが一見絵に見えたものが実は彫刻で前から見ると絵に見えたのが下から見たら彫刻だったり、絢爛豪華な仏像とは違った小粋な作品に江戸時代の文化を感じました。
またクライマックスともいえる離れでの伊八の作品は見ものでした。一見障子上の単なる飾りなのですが、江戸時代において光の加減を計算しつくして作られた作品と言うのは興味深いものがありました。さすが北斎に影響を与えた彫り氏と言った所でしょうか?
行元寺
行元寺周辺の里山その1
行元寺周辺の里山その2
写真:行元寺周辺の里山
さてお寺見学後は次のバスまで少し時間があったので周辺を少し散策してみました。周辺は里山と言う言葉が良く似合う、いすみ米を作っているであろう田圃や農家の家屋敷等、古き良き日本のふるさとと言う感じのする場所でした。良く考えるとこの辺は都心から100km程度群馬で言えば高崎、東海道方面だと熱海と言った距離を忘れてしまう光景は行元寺のすばらしい作品群に劣らない見ものとも感じました。
菜花摘み会場
食用菜花畑
写真:菜花摘み会場
さて行元寺を離れバスはナバナ摘み会場へ向かいます。私は参加しなかったのですが食用の菜の花がつみ放題で参加費300円で1袋分持ち帰れるとの事、今月末まで土・日に行われるとの事なので参加したい方は是非どうぞ
ナバナ摘み
さていかがだったでしょうか?国吉地区は行元寺のような豪華でかつ芸の細かい名所あり、古き良き(?)日本の象徴である里山あり、食用菜の花ありと大多喜とは違い自然と歴史の魅力に溢れた場所でした。大多喜同様、今一つ伝わらなかった方は確認の為、伝わった方はその魅力をリアルに体験する為いすみ鉄道で是非どうぞ!!
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写真:駅にはこんなものも・・・@大多喜駅
さて昨日に引き続きいすみ鉄道を見ていきます。
イベント見聞録2009年2月28日いすみ鉄道の大増発で今まで知らなかった房総を巡る〜プロローグ〜
大多喜駅
写真:小江戸らしい雰囲気を醸し出す大多喜駅
まず向かったのはいすみ鉄道の中核とも言える大多喜駅、小江戸大多喜の玄関らしく和の雰囲気を醸し出す駅です。
ちなみにこの駅では中核駅らしくいすみ鉄道が独自で販売している様々なグッズを買う事ができます。
主なものを挙げますと
オリジナル煎餅「い鉄揚げ」
値段:1袋350円
販売場所:いすみ鉄道本社 大多喜駅、通信販売他
いすみ鉄道1日フリー乗車券 大多喜開運切符
値段:1枚1000円(いすみ鉄道1日乗車券としても利用できます)
販売場所:大多喜駅及び通信販売
オリジナルポストカード
値段:1冊500円
販売場所:いすみ鉄道本社(大多喜)、通信販売、道の駅 たけゆらの里おおたき
内容:いすみ鉄道を応援する画家の鈴木康之氏が描いた「いすみ鉄道沿線の風景」と題した8枚入りの水彩画のポストカードです。
ハローキティ 千葉限定菜の花列車グッズ
内容:根付(ストラップ)、ファスナーマスコット、シャープペンシル、ボールペン、プチタオル
値段:400〜600円
販売場所:大多喜駅窓口
駅名キーホルダー 大多喜駅バージョン
値段:500円
販売場所:いすみ鉄道本社(大多喜)、通信販売、道の駅 たけゆらの里おおたき
開業20周年記念入場券・記念乗車券
値段:入場券1セット2000円、乗車券1セット3000円
販売場所:大多喜駅、通信販売
ちなみに私は早速家族への御土産がてらい鉄揚げを購入、取り敢えず比較されがちな銚子電鉄の濡れ煎餅と比較して「酒のアテになる」と好評でした。
夷隅川
写真:沿線を流れる夷隅川
さてこの日は二十八市と言うこの地域のお祭りなのですが少し早いので周辺を散策してみます。駅から山の方へ向かうと写真にあるような夷隅川が流れ、自然を満喫できます。
大多喜城総南博物館
写真:大多喜城総南博物館
さて夷隅川を横目に見つつ向かったのはこの大多喜の象徴ともいえる大多喜城、徒歩10分以上と歩くには少し遠いですが、まぁ日ごろの運動不足解消と思えば余り苦にならないと言った所でしょうか?
さてこの大多喜城、徳川四天王の一人としてその武勇を轟かせた本多忠勝を初代城主とするお城で現在は県立総南博物館としての顔も持つ大多喜町の象徴です。
博物館兼お城と言う事で展示テーマはお城、佐倉など千葉県の他のお城の紹介や城下町の様子等を中心とした展示が行われていました。
個人的に印象に残ったのは細かい所ながら鎧兜のデザイン、まるでウサギの耳を思わせるような飾りは興味深かったです。もし本多忠勝が現在に生きていたら足繁く秋葉原に通ったのかもしれないとふと思ってしまいました。
千葉県立中央博物館大多喜城分館
入場料:一般 200円、高・大学生 100円
開館時間:9:00〜16:30
大多喜城
城の幟と河津桜
写真:大多喜城と河津桜
さて博物館を冷やかした後はお城の周りを巡ります。関東地方は幕府直轄領だっただけに所謂天守閣のあるお城は少ないのですが、ここは見事な天守閣が残りなかなかの風格を漂わせています。またこの日は河津桜も見事に咲き誇り、城と桜と言う見事な組み合わせも見れたのも良かったです。
房総中央鉄道館
写真:房総中央鉄道館
さてお城見物も一通り終え、今度はまちなかへ向かいます。まだ二十八市が本格化するのに時間があったので立ち寄ったのは写真の房総中央鉄道館、「県内最大の鉄道館」と銘打つ大多喜最大の鉄スポットです。
運賃箱を利用した受付
写真:運賃箱を利用した受付
さて早速中に入るとワンマンカーの運賃箱がおで迎えしてくれると言う凝り様です。ちなみに入場料は200円、ただし今回はいすみ鉄道の1日乗車券を持っていたので半額の100円と相成りました。
ずらっと並ぶ駅名表に広大な鉄道模型その1
ずらっと並ぶ駅名表に広大な鉄道模型その2
写真:ずらっと並ぶ駅名表に広大な鉄道模型
さて中に入るとずらっと並ぶ松岸駅をはじめとする千葉県内各駅の駅名票に圧倒されます。良くローカル鉄道のイベントに行くとファン向けなのか地元のファンが持ち寄って広大な鉄道模型の展示を行っている事が多いのですが、それが常設されていると言う光景には並々ならぬ拘りを感じます。
奥の方に行くとフーテンのトラさんのコスプレ(?)をしている人を中心に何人かの人たちがいました。どうやら寅さんコスプレの方がこのスペースを作り上げた方だったのですが、塾を運営する傍ら鉄道ファンの為のスペースを運営しているとの事、また大多喜の町でも名物と言うか有名な方らしく寅さんのコスプレは二十八市及び今回の社会実験を盛り上げるべく駅前でバナナの叩き売りのパフォーマンスをやるとの事でした。残念ながら日程の都合でパフォーマンスを見ることは出来なかったのですが、こんな粋な町衆にこの街やいすみ鉄道は支えられているのだなぁと感じた一こまでした。
房総中央鉄道館
入場料:大人200円、子供100円(いすみ鉄道フリー乗車券、いすみ鉄道・小湊鉄道の横断切符提示で半額になります)
開館時間:10:00〜15:30
地元店舗による露店
二十八市のフリーマーケット
写真:素人玄人入り乱れての二十八市のマーケットの模様
続いて二十八市に向かいます。二十八市は地元の商店のおかみさんを中心に作る葵の会が中心となって運営しているイベントでフリーマーケットや様々な催しが行われています。
羽子板作り体験
手作り羽子板
写真:羽子板作り体験会場
今回の二十八市では羽子板作りやわらじ作りなどの体験コーナーが数多く行われました。上の写真は羽子板作りの体験会場でのものですが個性的な羽子板もさることながら普段は開きスペースとなっている場所を上手く生かして生きた空間にしている様子に町衆の頑張りを感じました。
空き店舗を活用した展示
写真:空き店舗を活用した展示
続いて同じように空き店舗を活用してか、何かやっているので見に行ってみました。
空き店舗での雛人形の展示その1
空き店舗での雛人形の展示その2
写真:空き店舗での雛人形の展示
みると華やかな雛飾りがふんだんに飾られていました。もともとこの二十八市の行われている通りは小江戸といわれる大多喜の中でも最も和風な雰囲気を醸し出している場所なので中々雰囲気にマッチしたいい展示でした。
個人的には羽子板のスペースもそうなのですが、出来れば常設あるいは房総中央鉄道館のように土日休日限定でも良いので普段から何かしら見れるスペースだとイベントだけでなく普段でも人がより立ち寄る場所になるのではと感じました。
今回の旅グルメ
写真:今回の旅グルメ
さて今回の旅グルメは無料配布された名物水団としゃれ込んでみました。周辺には10名くらいは確実に座れるベンチがあったのですが、先客がいて座りきれないほどの盛況で、また寅さんも板と言うおまけ付でした。
お昼時にはやや早かったのですが何せ今回は朝5時おきでお城まで往復してきた後とあってこの熱々の水団は美味しくいただかせていただきました。
商い資料館
完成した草履
写真:商い資料館
続いて駅に向かって歩いていくと商い資料館なる建物があったので入ってみました。中では草履作り体験が行われていて、先生の指導の下熱心にわらを編む人たちがいました。出来た草履を見るとまるで昔話で雪の中を歩けそうな感じでした。
読み聞かせ
写真:読み聞かせ
そんな商い資料館を出ると読み聞かせをやっていました。地域の伝承等をテーマにしたものなのですが中々の活況で資料の販売も行われていたのが印象的でした。
コスプレイヤー商人
写真:コスプレイヤー商人
さて他の場所にも向かおうと考えていたのでちょっと賑わい本番を前に駅に向かったのですがその際に寅さんコスプレに負けない人がいました。
この写真にあるコスプレオジサンなのですが、多分大多喜城主の本多忠勝を意識したであろうコスプレはインパクトがありました。最近若い女性の中で戦国大名がブームと聴いたことがあるのですが、もし本多忠勝に注目された方はぜひともここにも訪れてみると良いと思うのですがいかがでしょうか?
こんな感じで大多喜周辺を巡ってみたのですがいかがだったでしょうか?本当はもう少し時間をとって大多喜の魅力をより味わってみたかったのですが本来の目的を忘れてはならないとなくなく次へ向かう事と相成りました。もし悔いたりないと言う方がいらっしゃったらぜひともいすみ鉄道で大多喜町を訪れてみてください。
またこんなレポートでも大多喜の魅力が伝わった方もやはりいすみ鉄道で大多喜町を訪れてみてください。
それでは今宵はこの辺で失礼します。
明日以降に続く・・・。
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写真:多客時対応と言う事は・・・
さて散々予告しておいて報告が遅れて大変申し訳ないのですが先月末行って参りました。
「いすみ鉄道の大増発で今まで知らなかった房総を巡る」と言う事で何回かに分けてその模様を書いていきたいと思います。
茂原駅行き高速バス@横浜
写真:外房方面茂原駅行き高速バス@横浜
まずはローカル線巡りと言う事でアクセスから、今回のアクセスでは珍しく高速バスを利用しました。利用したバスは写真にもあるように茂原駅行きの高速バス、横浜駅発7:00と言う事で横須賀に住む私は5:00起きと言うヘビーなスケジュールと相成りました。
さて茂原行きの高速バスは隣で大盛況のディズニーランド行きのバスに対し乗客は15人ほど、この便は羽田空港に寄らないのでそのまま京浜工業地帯を抜け、東京湾を渡り茂原へ向かいます。
何故今回高速バスにしたかと言うと結局の所、大多喜着9:00前と良い時間にあったからなのですが、逆に言えば横浜発で1日5便と少ない為、事前に使おうときちんと調べておかないと使いづらいとも言えます。その辺は同じアクアラインでも内房向けのものとは大きな違いになります。
ちなみに今回利用した小湊鉄道の横浜発着線で比較すると
内房向け
〜五井駅:12本
〜木更津駅:40本
外房向け
〜茂原駅:5本
と大差がつきます。当然内房方面のほうがアクアラインに近く効果的な設定が出来る点が大きいのですが、内房地区のほうが規模の大きな都市が多いと言う点も見逃せません。ちなみに内房・外房の都市を比較すると
内房
人口10万人以上:市原、木更津
人口5万人以上:君津、袖ヶ浦、富津、館山
外房
人口5万人以上:茂原
人口5万人以上の都市が茂原しかない外房地区に比べ、内房地区には6都市、また人口10万人以上の都市が2つもあるのが高速バスの差となって現れていると言っても良いかもしれません。逆に言えば外房地区に関して言えば都市構造上中小都市を丹念に結ぶ鉄道の役割が大きいとも言えるかもしれません。
上総牛久駅
写真:上総牛久駅
さてこの高速バスは大多喜に立ち寄らない茂原行きの便です。私が向かおうとしている目的地は大多喜です。そうこうしているうちにバスは最初の停留所につきました。上総牛久駅、首都圏で最も身近なディーゼルカー小湊鉄道の拠点駅です。
この小湊鉄道首都圏間近にあるだけあってドラマ等のロケで利用される事も多いのですがそれも納得な良い雰囲気を持つ駅です。
上総牛久駅で接続する高速バスと連絡バス
写真:高速バスの真横に接続する連絡バス
さて駅前の停留所では高速バスと同じようなバスがもう1台待っています。このバスが大多喜方面へ向かう上総小湊行きの連絡急行バスです。最初にも書いたように大きな都市を抱えない外房地区だけに中小の拠点をまめに押さえてきめ細かく乗客を拾っていくやり方は地域性をきちんと押さえた地元企業らしい工夫棚と思わず感じてしまいます。
と言う事で早速バスを降りてこのバスに乗り換えます。ちなみにこの日は私も含めて高速バスからは3人の下車客があって全員この連絡バスに乗り換えました。
バスの中では運転手さんからアンケートを手渡されました。このアンケートはバス会社の利用者アンケートではなく、今回のいすみ鉄道の社会実験の一環として行われたアンケートで、地域公共交通総合連携計画の作成を目指すと言うだけあってアクセスの高速バスでもアンケートをすると言う気合の入り具合を感じました。
『地域公共交通の活性化及び再生に関する法律案』について@国土交通省
ちなみに地域公共交通総合連携計画とは上の国土交通省のリンクにある『地域公共交通の活性化及び再生に関する法律』に定義されている計画です。LRTの導入やBRT等のバス高度化、またはいすみ鉄道のようなローカル線の再生に向けた計画を関係する交通事業者や、自治体、住民、公安委員会等からなる協議会で議論をし決定した計画に対して関係者が協議結果の尊重義務を持つ等、相当な効果が期待される公共交通再生の仕組みです。
SCオリブに併設されている高速バス大多喜バス停
写真:SCオリブに併設されている高速バス大多喜バス停
さてアンケートに答えているうち・・・とまではいきませんがバスは大多喜に到着しました。大多喜のバス停は大型SCオリブのすぐそば、駐車場の中にあります。さすがに9:00前だとオープン前と言った感じですが、車は駐車場におけるし、SC内で時間つぶしも出来ると言う意味では中々使い勝手の良いバス停と言えるでしょう。
国道沿いバス停に停車している高速バス連絡バス
写真:国道沿いバス停に停車している高速バス連絡バス
また横浜・羽田方面や他社(京成バス)の走らせている高速バスには国道上のバス停からの乗車となります。こちらもSCの駐車場等が利用できるので便利そうです。
城見ヶ丘駅への案内もあります
城見ヶ丘の住宅地
写真:オリブSCと城見ヶ丘団地
周辺はこのオリブSCと城見ヶ丘団地と言う最近出来た住宅地となっています。
よくよく考えれば小規模とは言え住宅地があり、大型SCがあり、高速バスのバス停もあると言うのはSCへ向かうお客さんや従業員、高速バスの利用客、住宅地からの通勤通学客等鉄道の利用者を誘致するにはうってつけの場所とも言えます。
いすみ鉄道の新駅城見ヶ丘駅
城見ヶ丘駅周辺の菜の花
写真:いすみ鉄道の新駅城見ヶ丘駅
と言う事で昨年開業したのが上の写真にある城見ヶ丘新駅です。いすみ鉄道が1988年に開業してから初の新駅であり、低迷が続くいすみ鉄道の活性化の大きな一歩となるべく開業しました。写真では列車が言った直後なので人気がないのですが、今回利用した際には大多喜駅の様な拠点には劣りますが、活発な利用が見て取れました。
また今回の社会実験でも大多喜地区の周辺交通の実験として乗り合いタクシーが乗り入れているなど期待のほどが伺えました。
さていかがだったでしょうか?今回はプロローグと言う事でここまでにして次回以降いすみ鉄道の魅力をしっかりと紹介していけたらと思います。
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