Golden Best〜15th Anniversary〜 [通常盤]/ZARD
Golden Best〜15th Anniversary〜 [通常盤]/ZARD
ZARDファンの皆様ヘ
弊社所属アーティストであります、ZARDのボーカル/作詞家、坂井泉水が、本日、5月27日15時10分、不慮の事故による脳挫傷の為、永眠致しました。
坂井さんは、昨年7月、子宮頸癌を患い、都内某病院にて、入退院をくりかえしながら闘病生活を送っておりました。摘出手術により、一度は快方に向かっておりましたが、子宮頸癌の肺転移が認められ、今年4月に再入院を余儀なくされました。主治医及び病院関係者の治療のおかげをもちまして、ここ最近は、早朝に病院の敷地内を散歩するまでになり、気丈にも体調回復のための日課としておりました。この日も病室に戻る途中、階段の踊り場(約3メートルの高さ)を通った際、前日の雨により足を滑らせて転落、後頭部を強打したことが、要因となりました。
これまでZARDを応援して下さった皆様に深く感謝し、いつまでもZARD作品が、皆様の心の中に生き続けることを願っております。
2007年5月28日
ビーイングスタッフ一同
BEING GIZA GROUPリリースノートより
私の青春時代最も売れていたアーティストの一人がなくなられたそうです。「負けないで」等のヒット曲で知られるZARDです。ご冥福をお祈りします。
ZARD坂井泉水転落死〜大黒摩季ブログ炎上
名指しでは無いですがきつい事を言った大黒摩季さんのblogが荒らされたそうで、大黒さんの発言に賛同はしませんが、個人的にはミリオンセラーを続けていた頃のZARDと言うアーティストだったり所属のビーイング(実は大黒さんも同じ様な物、音楽的にはこちらの方が好みだが)に関してはあまり良い印象を抱いていなかったのも事実です。使者に鞭打つようデキが引けるのですが正直な所
・いかにも売れそうなキャッチーな曲を
・いかにもと思うカワイコちゃんが歌い
・CM、ドラマなどのタイアップで売っていく
と言うやり方をひたすら突き通しているようで「売れれば良いのか」と言う反発を持っていました。
Impressions/DIMENSION
Impressions/DIMENSION
ただ最近(実は当時も多少)思うのはこう言った存在も必要だったのかなと言う事です。上のアフィリエイトリンクは90年代から活躍を続けるDimensionと言うインストゥルメントバンドのアルバムなのですがメンバーは良くZARD等のビーイング系のアーティストのバックで演奏し、腕を磨いてきました。たかがインストバンド一つと言われそうですが、最近伸張著しいJAZZ系をのぞくとインストのリードアルバムを出せると言うのは、スタジオミュージシャンとしては相当に腕を認められ、相当なバックアップが無ければ出来ない事です。
そう言った中で彼らを育てるインキュベータの役目も果したと言う考え方もできると言う意味でファンの方には大変失礼ではあるのですが「売れる為の音楽」も必要なのかなと考えるようになったわけです。
YMO GO HOME/YELLOW MAGIC ORCHESTRA
YMO GO HOME/YELLOW MAGIC ORCHESTRA
こう言った事は何もZARDだけで無くアイドルに例えるようでファンの方には申し訳ないですが、例えとして適当かは分かりませんが、松田聖子と言うアイドルを売っていく中で、裏で松本隆やYMOでも活躍した細野晴臣が知名度を上げていったと言ったような昔の事例からも見て取れます。
ZARDがセールス的にかつての勢いが無くなっていく中でこう言ったインキュベータ的な存在も段々なくなって音楽業界の産業的厚みが減っている様な気がするのは私だけかもしれませんが寂しく感じます。これもある意味で時代の流れなのかもしれません。
Feel Mie Special 1996〜1997 LIVE LIVE LIVE 〜しあわせのかたち〜/谷村有美
Feel Mie Special 1996〜1997 LIVE LIVE LIVE 〜しあわせのかたち〜/谷村有美
時代の流れと言うとこのニュースを聞いた際にびっくりして会社帰りに思わず夕刊紙なんて物を久しぶりに買ってしまったのですがZARDを形容する言葉で「等身大のメッセージが特に同世代の女性に受けた」などと言う言葉があって思わず懐かしい気分に浸ってしまいました。当時は「そんな事無いだろ?」なんて思っていたのですが上のアフィリエイトリンクの谷村有美などもそうなのですが90年代にはそれこそ掃いて捨てるほどいたこんな形容をされる女性ボーカリスト達も今は殆ど見かけることはありませんし、又彼女達の後輩でこう言った形容をされる存在も浜崎あゆみ辺りを最後に殆ど見かけません。
格差社会なんて事が言われ等身大も多様化していったり、またとてもメジャーレーベルからリリース出来ないようなメッセージでなければインパクトがなくなってしまったのかななんて感じます。もしかしたら今の1〜20代にとっては30代のオジサンの知らない自分達の「等身大のメッセージ」を伝えてくれるアーティストがいるのかもしれませんが・・・。
何にせよミリオンヒットでなければヒットで無いなんて時代はとっくに終わって、操作を巡るごたごたを抱えるチャートからどんどんリスナーが離れて行っている中であくまでチャートにしがみついて芸能界での序列を確保するか、チャートに背を向けてネットだったり路上だったりとにかく強かにリスナーに作品を伝えていくのか2つの方向に分かれている様な気がします。
個人的にはそんな時代の状況を改めて感じたニュースでした。
Golden Best〜15th Anniversary〜 [通常盤]/ZARD
ZARDファンの皆様ヘ
弊社所属アーティストであります、ZARDのボーカル/作詞家、坂井泉水が、本日、5月27日15時10分、不慮の事故による脳挫傷の為、永眠致しました。
坂井さんは、昨年7月、子宮頸癌を患い、都内某病院にて、入退院をくりかえしながら闘病生活を送っておりました。摘出手術により、一度は快方に向かっておりましたが、子宮頸癌の肺転移が認められ、今年4月に再入院を余儀なくされました。主治医及び病院関係者の治療のおかげをもちまして、ここ最近は、早朝に病院の敷地内を散歩するまでになり、気丈にも体調回復のための日課としておりました。この日も病室に戻る途中、階段の踊り場(約3メートルの高さ)を通った際、前日の雨により足を滑らせて転落、後頭部を強打したことが、要因となりました。
これまでZARDを応援して下さった皆様に深く感謝し、いつまでもZARD作品が、皆様の心の中に生き続けることを願っております。
2007年5月28日
ビーイングスタッフ一同
BEING GIZA GROUPリリースノートより
私の青春時代最も売れていたアーティストの一人がなくなられたそうです。「負けないで」等のヒット曲で知られるZARDです。ご冥福をお祈りします。
ZARD坂井泉水転落死〜大黒摩季ブログ炎上
名指しでは無いですがきつい事を言った大黒摩季さんのblogが荒らされたそうで、大黒さんの発言に賛同はしませんが、個人的にはミリオンセラーを続けていた頃のZARDと言うアーティストだったり所属のビーイング(実は大黒さんも同じ様な物、音楽的にはこちらの方が好みだが)に関してはあまり良い印象を抱いていなかったのも事実です。使者に鞭打つようデキが引けるのですが正直な所
・いかにも売れそうなキャッチーな曲を
・いかにもと思うカワイコちゃんが歌い
・CM、ドラマなどのタイアップで売っていく
と言うやり方をひたすら突き通しているようで「売れれば良いのか」と言う反発を持っていました。
Impressions/DIMENSION
Impressions/DIMENSION
ただ最近(実は当時も多少)思うのはこう言った存在も必要だったのかなと言う事です。上のアフィリエイトリンクは90年代から活躍を続けるDimensionと言うインストゥルメントバンドのアルバムなのですがメンバーは良くZARD等のビーイング系のアーティストのバックで演奏し、腕を磨いてきました。たかがインストバンド一つと言われそうですが、最近伸張著しいJAZZ系をのぞくとインストのリードアルバムを出せると言うのは、スタジオミュージシャンとしては相当に腕を認められ、相当なバックアップが無ければ出来ない事です。
そう言った中で彼らを育てるインキュベータの役目も果したと言う考え方もできると言う意味でファンの方には大変失礼ではあるのですが「売れる為の音楽」も必要なのかなと考えるようになったわけです。
YMO GO HOME/YELLOW MAGIC ORCHESTRA
YMO GO HOME/YELLOW MAGIC ORCHESTRA
こう言った事は何もZARDだけで無くアイドルに例えるようでファンの方には申し訳ないですが、例えとして適当かは分かりませんが、松田聖子と言うアイドルを売っていく中で、裏で松本隆やYMOでも活躍した細野晴臣が知名度を上げていったと言ったような昔の事例からも見て取れます。
ZARDがセールス的にかつての勢いが無くなっていく中でこう言ったインキュベータ的な存在も段々なくなって音楽業界の産業的厚みが減っている様な気がするのは私だけかもしれませんが寂しく感じます。これもある意味で時代の流れなのかもしれません。
Feel Mie Special 1996〜1997 LIVE LIVE LIVE 〜しあわせのかたち〜/谷村有美
Feel Mie Special 1996〜1997 LIVE LIVE LIVE 〜しあわせのかたち〜/谷村有美
時代の流れと言うとこのニュースを聞いた際にびっくりして会社帰りに思わず夕刊紙なんて物を久しぶりに買ってしまったのですがZARDを形容する言葉で「等身大のメッセージが特に同世代の女性に受けた」などと言う言葉があって思わず懐かしい気分に浸ってしまいました。当時は「そんな事無いだろ?」なんて思っていたのですが上のアフィリエイトリンクの谷村有美などもそうなのですが90年代にはそれこそ掃いて捨てるほどいたこんな形容をされる女性ボーカリスト達も今は殆ど見かけることはありませんし、又彼女達の後輩でこう言った形容をされる存在も浜崎あゆみ辺りを最後に殆ど見かけません。
格差社会なんて事が言われ等身大も多様化していったり、またとてもメジャーレーベルからリリース出来ないようなメッセージでなければインパクトがなくなってしまったのかななんて感じます。もしかしたら今の1〜20代にとっては30代のオジサンの知らない自分達の「等身大のメッセージ」を伝えてくれるアーティストがいるのかもしれませんが・・・。
何にせよミリオンヒットでなければヒットで無いなんて時代はとっくに終わって、操作を巡るごたごたを抱えるチャートからどんどんリスナーが離れて行っている中であくまでチャートにしがみついて芸能界での序列を確保するか、チャートに背を向けてネットだったり路上だったりとにかく強かにリスナーに作品を伝えていくのか2つの方向に分かれている様な気がします。
個人的にはそんな時代の状況を改めて感じたニュースでした。
- タグ :
- #ZARD
最新記事
人気記事
リンク集
読者登録
広告2
ranking1
ranking2
ranking3
ranking4
ranking5
ranking6
アーカイブ
カテゴリー
ランキング
ランキング
ランキング
アクセスカウンター
- 今日:
- 昨日:
- 累計:
ギャラリー
- 人気記事ランキング202510
- 人気記事ランキング202509
- お金の話外伝その5〜金融商品化するクルマとどう距離を置くのか
- お金の話外伝その5〜金融商品化するクルマとどう距離を置くのか
- 片眼を見開いて目の前の課題に全力で取り組みつつもう片方の目で次に来る新しい問題を見極める時代〜石破首相辞任に思う〜
- 人気記事ランキング202508
- 令和の大きな宿題外伝その12〜宮沢賢治と楽しく合唱した農民は何故深夜病床の賢治を訪ねたのか
- 令和の大きな宿題外伝その12〜宮沢賢治と楽しく合唱した農民は何故深夜病床の賢治を訪ねたのか
- 令和の大きな宿題外伝その12〜宮沢賢治と楽しく合唱した農民は何故深夜病床の賢治を訪ねたのか
コメントする