つれづれなるままに

2007年07月24日23:38
さてオールスターも終わり、本日からプロ野球後半戦が始まりました。誰が見ているかは分かりませんがいまさらながら前半戦の総括でもやってみたいと思います。
パリーグ:自力ある西武、ソフトバンクの巻き返しに期待
パリーグ 勝敗 ゲーム差 交流戦
1、日本ハム 49-34-4 - 18-5-1
2、ロッテ 43-34-7 3.0 13-10-1
3、ソフトバンク 45-38-3 4.0 11-13
4、西武 42-41-2 7.0 9-15
5、楽天 36-46-2 12.5 11-12-1
6、オリックス 35-49-4 14.5 12-11-1
日本ハムが交流線初優勝もあって予想外の首位ターン、昨年のロッテと同じパターンともいえますがダルビッシュ、グリンを軸とした投手陣にセギノールが復調してきた打線と言うのは見逃せません。それを追いかけるのはロッテ、主砲福浦が規定打席に到達してない中でこの順位はまぁまぁか。
お約束のように上位に進出するソフトバンク、西武両チームは交流線の苦戦もあって3位、4位、両チームとも交流戦前後は芳しくなかったのですが、さすがに自力があるだけに盛り返してクライマックスシリーズ 圏内争いが2〜4位で4ゲーム差と激戦になっています。特に西武は交流戦時期に裏金問題が浮上し、半分死んでいる状態から盛り返してきただけに要注意です。
5、6位は楽天、オリックス、楽天は山崎選手の2冠と田中投手の頑張りで注目されているのですがエース格の市場、岩隈無しでのこの状況は大健闘かもしれません。オリックスはローズ、ラロッカの両外国人が大当たりでもこの順位と言うのが何ともと言った感じです。

セリーグ:交流戦で3チーム勝ち越しと大健闘
セリーグ 勝敗 ゲーム差 交流戦
1、中日 45-35-2 - 12-11-1
2、巨人 47-39 1.0 15-9
3、横浜 41-36-1 2.5 14-9-1
4、阪神 38-41-2 6.5 9-14-1
5、ヤクルト 35-44 9.5 11-13
6、広島 31-50-1 14.5 5-18-1
セリーグの首位は中日、以下巨人、横浜と交流戦勝ち越しチームが上位に食い込んでいます。交流戦はさすがに世界最高峰に適わない事を証明した形となりましたが、3チーム勝ち越しと大健闘、特に巨人は後半主砲福浦不在と飛車角オチ状態だったとは言えロッテ相手に37年ぶりに互角以上の戦いを繰り広げ交流戦2位と言う大健闘を見せ、1時期首位に立っていました。中日は川上、福留の投打の柱がピリッとしない中でも森野、朝倉、中田と言った中堅どころの頑張りと勝ち方を知っているチームらしく渋く首位をキープ、横浜は得失点差マイナスの中でエース三浦の復調、4番村田の柱を移籍組の仁志・寺原が支える形で上手く勝ちを拾っている感じでしょうか?
クライマックスシリーズ争いに絡む4位には阪神、ここも西武同様停滞している感があり3位とのゲームさもありますが勝ち方を知っているだけに要注意と言った所か。
5位ヤクルトはプレイングマネージャーの古田が監督に専念する事で立て直しを図り、6位広島は黒田に続く2番手ピッチャーの頑張りに期待です。

タイトル争い
パリーグ:楽天山崎は門田の再来か
首位打者:大村(ソフトバンク).334
ホームラン王:山崎(楽天)31本塁打
打点王:山崎(楽天)、小久保(ソフトバンク)65打点
盗塁王:森本(日本ハム)21盗塁
最多勝:涌井(西武)13勝
防御率1位:成瀬(ロッテ)1.65
勝率1位:成瀬(ロッテ).889
最多奪三振:ダルビッシュ(日本ハム)131
セーブ王:馬原(ソフトバンク)25セーブ
最多ホールド:薮田(ロッテ)24ホールド
パリーグのタイトル争い、何と言っても話題の中心は齢39にしてホームラン、打点の2タイトル争いのトップに立つ楽天山崎の活躍です。山崎選手は中日時代の96年にもホームラン王に輝いていて達成すると現在中日監督の落合氏、現在オリックスのローズ選手以来の両リーグホームラン王と言う快挙を達成する事になります。とは言え野村監督が抜擢した長距離打者、高齢かつ久しぶりのタイトル、ポジションDHと言うとかつて不惑の大打者と言われ日本プロ野球史上3位のホームランバッター門田博光氏を思い出さずにおられません。是非ともハイレベルでのタイトル獲得を期待したいところです。他のタイトルに目を移すと首位打者では大村選手と何故か西武のカブレラ選手の争いが注目の首位打者、日本ハム森本、田中両選手、ソフトバンク本多選手などフレッシュな顔ぶれの揃った盗塁王争い、大リーグ移籍の松坂投手のを凌駕する活躍を見せる西武涌井投手とソフトバンク杉内投手のハイレベルな争いとなっている最多勝争い、園川投手以来の左のエースの期待がかかるロッテ成瀬投手等に注目したい所です。

セリーグ:下位球団選手の健闘目立つ
首位打者:青木(ヤクルト).352
ホームラン王:ウッズ(中日)25本塁打
打点王:新井(広島)67打点
盗塁王:赤星(阪神)14盗塁
最多勝:高橋尚(巨人)、グライシンガー(ヤクルト)10勝
防御率1位:高橋尚(巨人)2.40
最多奪三振:石井一(ヤクルト)109
セーブ王:岩瀬(中日)25セーブ
最多ホールド:久保田(阪神)27ホールド

パリーグに比べて下位球団選手の健闘が目立つセリーグ、パリーグが11人中3人に対し、10人中6人と過半数を占めているのが特徴です。下位にいても腐らず頑張っていると見るかチームの優勝に見切りをつけ個人主義に走っていると見るか・・・。
首位打者はラミレス、青木のヤクルトコンビ、打点ではウッズ、金本の常連選手に加え巨人から阿部選手が争いに乱入し激戦となっています。又盗塁王はこのペースでは20台と言う芳しくないレベルではありますが中日の荒木・井端コンビが加わっています。とは言え荒木選手は故障、井端選手は福留選手が不調でクリーンナップを打つ事になり中々追撃体制が揃わないのが痛いところですが・・・。
投手部門では巨人の高橋尚投手の頑張りが目を引きます。阿部選手もそうですが実力はありながらも何となく2番手グループと言ったイメージの選手だっただけにその力量を引き出した監督の手腕に敬意を表したいところです。他のタイトルに関してはある意味で妥当な選手が出てきたとは言え何となく新勢力に期待したいところです。

後半戦予想〜次に進む3チームは〜
パリーグはある意味で予想通りの4チームによる上位争い、セリーグは巨人、横浜の健闘による波乱とは言えクライマックスシリーズの枠に見事3チームが嵌まってと言った感じ。
パリーグは日本ハムが昨年の流出による打線弱体化が気になる中、ロッテは福浦、ズレータ両選手の復帰、ソフトバンクはかつての3冠王松中選手の復調とエース斉藤投手の復帰、西武は逆風がなくなる中での全体的な復調がどこまで追い風になるかが気に懸かります。下位に低迷する楽天は山崎選手のタイトル奪取とルーキー田中投手の活躍に注目が集まりますが、岩隈・一場の両エースの復帰で台風の目になるか期待されます。
セリーグは昨年の上位チーム阪神・ヤクルトがどこまで安定した上位をかき混ぜられるか、両チームとも自力の無いチームではないですし期待したいところです。阪神では今ひとつぱっとしない今岡選手、新鋭林選手、ヤクルトは宮出選手や館山投手に注目です。
一方上位チームでは中日では打の看板福留選手の復調、巨人では誰を打線の軸にしていくかが注目されます。横浜では金城選手の調子も気に懸かる所です。
とは言えやはり上位争いの過熱が無ければクライマックスシリーズを投入した意味が無いので阪神・ヤクルトに注目していきましょう。

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