2007年07月
写真:イベント時のP&Rの模様@2006年前橋初市祭り
さて2回目となった選挙特集、良く考えたら1回目は選挙と言いつつ政党もマニフェストも出てきませんでしたが今回は出来るだけ触れられたらと思います。とは言えまずは選挙前に見えている気になる事を書いていきましょう。
2回目のテーマはガソリンの価格です。
ガソリン価格、139円台に上昇@J-CAST NEWS7月5日
石油情報センターが2007年7月4日に発表したレギュラーガソリンの店頭価格(全国平均、07年7月2日時点)は、前週よりも1リットルあたり0.7円高い139.6円となった。価格が上昇したのは3週ぶりで、139円台になったのは06年10月以来。石油元売り大手各社が7月出荷分の石油製品卸価格を値上げしたことが影響した。
ガソリン価格が昨年同様上昇し昨年つけたピーク価格に近づいています。
レギュラーガソリン1リットルの価格
1999 2007/7 価格上昇率
全国 91 139.6 53.4%
群馬 86 136.5 58.7%
参照:石油情報センター、ガソリン価格高騰から見えるもの〜潜在的交通弱者について〜
実際ボトム期の1999年に比べ50%以上の上昇となっていて車社会の地域である群馬では6割近い上昇となっています。
総数 鉄道利用 バス利用 徒歩 自転車 オートバイ 自家用車 その他
前橋 100 5.3 1.4 5.6 15.4 1.6 66.7 3.7
横須賀 100 45.2 19.3 12.2 4.5 4.3 23.2 5.0
表:横須賀&前橋の通勤・通学交通分担率(2000年度)
94 97 2002 2002/97 2002/94
市内従業員 34371 33814 33562 -0.7% -2.4%
内中心部 4717 4459 3623 -19.7% -23.2%
中心部シェア13.7% 13.2% 10.8%
表:前橋市内の商業従事者数推移
参照:酒を飲まない飲み会〜車社会群馬とその先〜、>、ガソリン価格高騰から見えるもの〜潜在的交通弱者について〜
ガソリン価格がボトムだった99年頃の地方の状況はどうだったのでしょうか?上の表を見ると中心市街地の空洞化、郊外化が進み通勤通学における車利用特化(通勤通学分担率は学生の物を含むため免許所持世代に限ればよりクルマ利用が高い物と思われる)が進んだと言えるでしょう。
実際地方在住者のblogを見ると
私の田舎の新潟の地方都市の友人や親戚のほとんどが自己破産をして車は見栄よりも生活必需品なので維持費を考え中古の軽自動車に乗り換えているが自動車保険料も国民年金・国民健康保険料も払えず貯金も底をついている。国民年金も滞納しているのでとても老後の年金生活は絶望的なため将来はこの人々は生活保護者になるかホームレスになるしかない。〜中略〜今巷には酒酔い運転やマイカー通勤自粛キャンペーンをはっているがマイカー通勤しかできない人や会社や役所・工場勤めのIT時代のため監視システムで組織の人間関係がストレスで毎日癒されることがない人が数多くいる事も知る必要がある。
行けども行けども前に進まない状況 @ノナト・アセット・マネジメントのプログ より
車社会を維持していく苦しさが伝わってきます。正直な所自己破産しても車は手放せずその為に年金・健康保険自動車保険が支払えないと言うのはもう限界といって良いかもしれません。
ガソリン代が上がったから、会社の交通費が上がるわけじゃないし、同じ会社に通っているのだから、距離が短くなるわけでもない。
あたしは、昼間の仕事と夜のバイトで、毎日60キロ乗るから、ガソリン価格の上昇はとても重要な問題昼間の30キロの交通費はでても、夜のバイトは交通費でないから・・・もういい加減、ガソリン価格上がらないで欲しい。
どこまであがる? @明日、天気になあれ☆彡
また電車通勤における定期代のようにきちんと価格が決まっていないため、給与における交通費や手当てに急激なガソリン価格上昇の影響が十分に反映されていなくていなかったり不定期雇用の様なケースでは交通費自体が支出されず、更なる負担増かを考えると地方の生活の疲弊は相当な物となるのではと感じます。
二、大牟田自動車裁判とは
原告の増永さんは、一九八九年に夫と離婚し、パート勤めをしながら四人の子どもを育て、収入の不足分を生活保護によつてまかなっていました。交通の便の悪い地方都市・大牟田市に居住し、四人の子どもを育てながら外で働き、家事の一切をし、その合間をぬって買い物をしたり、市役所や銀行や病院や子どもの学校に行かなければならない増水さんにとって、必要に応じて知人などの自動車を借りて利用することは、必要不可欠なことでした。
ところが、大牟田福祉事務所は、保護開始直後に、増永さんに村して「自動車の所有、借用及び運転を禁止する」との文書指示を行った上で、その後再三にわたってケースワーカーが増永さんを尾行し、一九九三年一〇月、増永さんが弟の車を借りて久留米市に住む長女の病気見舞いに行こうとしていたところ、尾行していたケースワーカーに呼び止められ、右の文書指示に違反したとして保護廃止処分を強行したのです。
-大牟田自動車裁判(増永生活保護訴訟)-判決の持つ意味より
それでもまだ経済的自立が成り立つのなら良いのですが生活保護世帯となると車の保有そのものが実質禁止されます。これでは自立は愚か住む場所によっては生活そのものを続けるのが困難となると考えられます。
こう言った地方の現状に対し対策はどうでしょうか?
日本もカザフスタンのウランにはなりふり構わぬ資源外交@極東ブログ5月17日
『地域公共交通の活性化及び再生に関する法律案』について〜公共交通の改善に頑張る地域を応援します!〜@国土交通省2月9日
共に5月の話ですが資源の安定確保のための資源外交及び地方の公共交通の活性化に関する法律が成立したりと政府として対策が行われています。
しかしガソリンの価格高騰は5月以降も続き、昨年夏のピーク価格に達しようとしています。
又公共交通に関しても鉄道の廃線などサービス縮小が続いています。
鹿島鉄道@当blog
【動画】くりはら田園鉄道最終列車、雨の中、惜しまれつつ出発!=宮城@
Liveddor PJ@4月2日
西鉄宮地岳線一部廃止のお知らせ@西日本鉄道
三木鉄道、廃止方針固まる。@Simplex's Memo2006年2月5日
今年の3月だけでも地方の3路線が廃線され、また2008年度末の廃線が決定している路線もあります。
前置きが長くなりましたがこういった状況下で各政党がどの様に考えているかを見て行きましょう。
自民党「美しい国」に向けた155の約束 131. 地域の活力を高める交通施策の推進
低床式次世代型路面電車(LRT)の整備、地方鉄道の再生など市町村・公共交通事業者等が行う地域の公共交通の活性化・再生や地方のバス等生活交通の確保に関する取組み等に対して総合的に支援する。また、地方公共団体や事業者等の関係者が一丸となった「都市・地域総合交通戦略」の策定等を支援する。
民主党2007政策300
・サハリンパイプラインは今後わが国のエネルギーを確保していく上で〜中略〜信頼醸成に務めます。
・交通基本法の制定
自民・民主共に公共交通のフォロー施策は出している模様で、一応ロシア外交の中で資源確保に触れている民主党がややリードしている感じといったところです。
とは言え他の目立つ施策(拉致問題、核問題などの朝鮮半島、まちづくり等)に隠れてツッコミが不足している感が両党共に見られるのは残念な所です。
また閣僚の問題発言があったようです。
[久間防衛相]原爆投下「容認」発言に野党反発、罷免要求も@毎日新聞7月1日
[久間防衛相辞任]後任に小池百合子首相補佐官@毎日新聞7月3日
さすがにこの発言はいただけません。そしてもともと米軍批判などをしていただけにこのスタンスの定まらない感じは横須賀など米軍基地を抱える地域でトラブルが多発しているだけにいただけないでしょう。
久間発言問題について色々書きたいところではありますが、ここでは本題に移りましょう。
29日に安倍政権の中間評価の選挙とも言える参議院選挙が行われます。当blogでは統一地方選挙に続きChoose or Looseを合言葉にここを見る皆様に選挙に関心を持っていただき選挙を盛り上げて行こうと考えています。
その第1回として最近目立つこの手の問題発言や資金の関する不正等に伴う辞任などをテーマに少し考えて行きたいと思います。
佐田行革相が辞任 安倍首相も「責任感じる」@J-CAST NEWS2006/12/28
とある大臣の失言@当blog
取り敢えず掘り下げてみよう@当blog
とある大臣の自死に思う・・・@当blog
最初に挙げた久間防衛相だけで無く柳沢厚労相の「生む機械」発言は致命傷と言える規模の問題発言ですし、佐田行革相の辞任と松岡農相の自死にはお金に関する不正が絡んでいました。
小泉前政権と比べて感じるのは2点です。
1つは前政権下でもその兆候は垣間見えたとは言え、与党の弛緩と言うか「ぶっちゃけ」志向の強まりです。
もう1つは政治とお金と言うテーマが通りやすくなったことからも分かるような与党とマスコミ等野党的勢力との発言力関係の変化です。
イメージとしては小泉首相の少なくともマスコミには妥協していない姿勢が2005年の衆院選挙に象徴されるように支持された事で対マスコミ・野党に関しては圧倒的に与党優位となり、前者の「ぶっちゃけ」発言志向の高まりが出来、小泉政権終了後にその力関係が変化した事で起きた事だと考えます。
テレビの罠―コイズミ現象を読みとく
さてこの力関係の変化は何故起きたのでしょうか?良く言われる話としては「小泉政権は政治的関心が低く(悪い言い方だが)知的程度の低いB層へのアプローチが上手でその支持を取り付けたからあれだけ圧勝したのだ」と言う言説があります。
私はこの言説を支持しませんがある意味で本質を示していると思います。と言うのはこの言説を言う側、マスコミや大学の先生など所謂知的階層にいる人たちの言葉が説得力が無くなり、もはや「優秀な俺様の言葉が通用しない馬鹿ども」と言う言葉しか吐けなくなった時代の変化と言うのはあると思います。
実際私があの選挙で最もすごいと思った広報戦略はTVよりもαブロガーと呼ばれる有力なブロガーへのアプローチやホリエモンの擁立(無所属ではあったが)と言った新しいA層とも言える「ネットなどで自ら情報を集める層」へのアプローチです。
言うなればあの選挙は「郵政選挙」であると同時に「blog選挙」だったのではないかと思います。そう考えると小泉政権の「ぶっちゃけ」発言志向が何故有効だったのかも分かります。良きにつけあしきにつけこれまでの「マスコミ等が作り出す論調」に飽き足らない新しいA層へのアピール力が抜群だったからと考えられます。
逆に言えば今与党が苦境に立たされているのはこの分野での先行利益の様なものがなくなったからと考えれば分かりやすいでしょう。
実際有力blogの一つ時事を考えるではこの早い段階で民主党候補への支持を打ち出し以下のように書いています。
さて鈴木寛さんを推薦する理由は、去年の民主党の集まりにブロガー枠で参加した際に直接話しをし、彼の特に教育に捧げる情熱にうたれたからです、考えもしっかりとしているし政治家として人間的にも間違いないと思います
一方マスコミや知的階層の権威が回復したようには思えません。多分この層は安倍政権の苦境を見て勘違いしそうですが、個人的にはむしろ逆ではないかと感じます。
と言うのは私のHPやblogはαブロガーの足元にも及ばない弱小HP/blogですがgoogle等で検索すると一位(※(注記)下のリンクは7月8日現在の一位項目)に食い込んでいる分野がいくつかあります。少し挙げてみると
つくばエクスプレス 決算
ゆいレール 需要予測
ゆいレール 決算
追記:7月10日※(注記)部を追加しました。
探すとメディアの記事も見当たりますが、要素、要素ではやはり私みたいな弱小HP製作者にすら負けてしまうと言う現状はやはり無視しないほうが良さそうに感じます。ついでに書くと専門家と呼ばれる人たちもこの分野ではお寒い物です。ゆいレール 需要予測では専門家による「ゆいレールは頑張っている」と言うレポートが上位に入っていますが、それでも「決算面を見ると債務超過でこのまま行くと大都市圏の3セクと同様の状況に陥ると言うか陥っている」と言う私の弱小レポートよりも関心をもたれないと言うのが現状のようですから。
さて話は逸れましたがこう言った状況下で考えなくてはならないのは1つは情報をきちんと集めて自らの目を養っておく事、そしてもう1つは多分前者より重要でその上できちんと選択して自分の思う最善の1票を投じる事ではないかと思います。
Choose or Loose!!参院選第1回如何だったでしょうか?はっきりいって期待はずれかもしれませんが序論と言う事でまずこんな事を書いてみました。政治家の問題発言は確かに問題ではありますが、これは政治家の気質と言うか見えている状況を判断するワンオブゼムと考えるのが妥当な様な気がします。更に言うとそう言った人材を重要ポストに据えている政権全体のワンオブゼムと考えて判断しているのが肝要です。例えば今でもその人にある柳沢厚労相はもともと金融の専門家ですし、自死を遂げた松岡農相は国内の農産物を輸出するのに尽力していた方です。そして何よりも重要なのは共に首相は更迭せず慰留に努めて現状があることだと思います。
こう言った見逃されがちな情報も考えておく必要があるのではないでしょうか?
[久間防衛相]原爆投下「容認」発言に野党反発、罷免要求も@毎日新聞7月1日
[久間防衛相辞任]後任に小池百合子首相補佐官@毎日新聞7月3日
さすがにこの発言はいただけません。そしてもともと米軍批判などをしていただけにこのスタンスの定まらない感じは横須賀など米軍基地を抱える地域でトラブルが多発しているだけにいただけないでしょう。
久間発言問題について色々書きたいところではありますが、ここでは本題に移りましょう。
29日に安倍政権の中間評価の選挙とも言える参議院選挙が行われます。当blogでは統一地方選挙に続きChoose or Looseを合言葉にここを見る皆様に選挙に関心を持っていただき選挙を盛り上げて行こうと考えています。
その第1回として最近目立つこの手の問題発言や資金の関する不正等に伴う辞任などをテーマに少し考えて行きたいと思います。
佐田行革相が辞任 安倍首相も「責任感じる」@J-CAST NEWS2006/12/28
とある大臣の失言@当blog
取り敢えず掘り下げてみよう@当blog
とある大臣の自死に思う・・・@当blog
最初に挙げた久間防衛相だけで無く柳沢厚労相の「生む機械」発言は致命傷と言える規模の問題発言ですし、佐田行革相の辞任と松岡農相の自死にはお金に関する不正が絡んでいました。
小泉前政権と比べて感じるのは2点です。
1つは前政権下でもその兆候は垣間見えたとは言え、与党の弛緩と言うか「ぶっちゃけ」志向の強まりです。
もう1つは政治とお金と言うテーマが通りやすくなったことからも分かるような与党とマスコミ等野党的勢力との発言力関係の変化です。
イメージとしては小泉首相の少なくともマスコミには妥協していない姿勢が2005年の衆院選挙に象徴されるように支持された事で対マスコミ・野党に関しては圧倒的に与党優位となり、前者の「ぶっちゃけ」発言志向の高まりが出来、小泉政権終了後にその力関係が変化した事で起きた事だと考えます。
テレビの罠―コイズミ現象を読みとく
さてこの力関係の変化は何故起きたのでしょうか?良く言われる話としては「小泉政権は政治的関心が低く(悪い言い方だが)知的程度の低いB層へのアプローチが上手でその支持を取り付けたからあれだけ圧勝したのだ」と言う言説があります。
私はこの言説を支持しませんがある意味で本質を示していると思います。と言うのはこの言説を言う側、マスコミや大学の先生など所謂知的階層にいる人たちの言葉が説得力が無くなり、もはや「優秀な俺様の言葉が通用しない馬鹿ども」と言う言葉しか吐けなくなった時代の変化と言うのはあると思います。
実際私があの選挙で最もすごいと思った広報戦略はTVよりもαブロガーと呼ばれる有力なブロガーへのアプローチやホリエモンの擁立(無所属ではあったが)と言った新しいA層とも言える「ネットなどで自ら情報を集める層」へのアプローチです。
言うなればあの選挙は「郵政選挙」であると同時に「blog選挙」だったのではないかと思います。そう考えると小泉政権の「ぶっちゃけ」発言志向が何故有効だったのかも分かります。良きにつけあしきにつけこれまでの「マスコミ等が作り出す論調」に飽き足らない新しいA層へのアピール力が抜群だったからと考えられます。
逆に言えば今与党が苦境に立たされているのはこの分野での先行利益の様なものがなくなったからと考えれば分かりやすいでしょう。
実際有力blogの一つ時事を考えるではこの早い段階で民主党候補への支持を打ち出し以下のように書いています。
さて鈴木寛さんを推薦する理由は、去年の民主党の集まりにブロガー枠で参加した際に直接話しをし、彼の特に教育に捧げる情熱にうたれたからです、考えもしっかりとしているし政治家として人間的にも間違いないと思います
一方マスコミや知的階層の権威が回復したようには思えません。多分この層は安倍政権の苦境を見て勘違いしそうですが、個人的にはむしろ逆ではないかと感じます。
と言うのは私のHPやblogはαブロガーの足元にも及ばない弱小HP/blogですがgoogle等で検索すると一位(※(注記)下のリンクは7月8日現在の一位項目)に食い込んでいる分野がいくつかあります。少し挙げてみると
つくばエクスプレス 決算
ゆいレール 需要予測
ゆいレール 決算
追記:7月10日※(注記)部を追加しました。
探すとメディアの記事も見当たりますが、要素、要素ではやはり私みたいな弱小HP製作者にすら負けてしまうと言う現状はやはり無視しないほうが良さそうに感じます。ついでに書くと専門家と呼ばれる人たちもこの分野ではお寒い物です。ゆいレール 需要予測では専門家による「ゆいレールは頑張っている」と言うレポートが上位に入っていますが、それでも「決算面を見ると債務超過でこのまま行くと大都市圏の3セクと同様の状況に陥ると言うか陥っている」と言う私の弱小レポートよりも関心をもたれないと言うのが現状のようですから。
さて話は逸れましたがこう言った状況下で考えなくてはならないのは1つは情報をきちんと集めて自らの目を養っておく事、そしてもう1つは多分前者より重要でその上できちんと選択して自分の思う最善の1票を投じる事ではないかと思います。
Choose or Loose!!参院選第1回如何だったでしょうか?はっきりいって期待はずれかもしれませんが序論と言う事でまずこんな事を書いてみました。政治家の問題発言は確かに問題ではありますが、これは政治家の気質と言うか見えている状況を判断するワンオブゼムと考えるのが妥当な様な気がします。更に言うとそう言った人材を重要ポストに据えている政権全体のワンオブゼムと考えて判断しているのが肝要です。例えば今でもその人にある柳沢厚労相はもともと金融の専門家ですし、自死を遂げた松岡農相は国内の農産物を輸出するのに尽力していた方です。そして何よりも重要なのは共に首相は更迭せず慰留に努めて現状があることだと思います。
こう言った見逃されがちな情報も考えておく必要があるのではないでしょうか?
写真:親子用スカジャン(?)
[3兄妹絞殺]不可解な行動次々...42歳の父親逮捕 京都@毎日新聞7月4日
京都市伏見区の民家で3兄妹が殺害された事件で、京都府警捜査1課と伏見署は3日、3人の首を絞めて殺したとして、父親の尾子(おおじ)光明容疑者(42)=同区竹田内畑町=を殺人容疑で逮捕した。光明容疑者は一戸建ての自宅の他、周囲には数百平方メートルの畑を所有。一方で在籍したことのない室内装飾会社を勤務先として妻に知らせ、毎月決まった日に給料として現金30万円を手渡すなど不可解な行動をしていた。
○しろまる先月は「給与」渡さず=子3人殺害の父-金策困り無理心中か・京都府警@時事通信7月6日
京都市伏見区の民家で2日、中高生の兄妹3人が殺害された事件で、殺人容疑で逮捕された父親の尾子光明容疑者(42)が、毎月妻(39)に「給与」として渡していた金を、6月末は渡していなかったことが5日、府警捜査1課などの調べで分かった。同課などは、実母(72)から金をもらえず、金策に困った同容疑者が無理心中を図った可能性もあるとみて、実母からも事情を聴くなどして調べている。
これまでの調べで、尾子容疑者は少なくとも3年以上前から仕事をせず、同居する実母から金をもらい、毎月約30万円を給与として妻に渡していたことが分かっている。
又痛ましい事件がおきました。殺害された兄妹3人の組み合わせは良く考えたら私の兄弟と一緒で痛ましさが増幅される思いです。ご冥福をお祈りいたします。
犯人である父親に関しては本来子供達を守るべき立場が・・・と言った所で何も言う事はありません・・・。
ただこの辺は他の方も書かれているし言われている事なので当blogらしくそこから外れたかつ引っ掛かった点を書きたいと思います。
何故気づかなかったのだろう〜存在感の薄い奥さんに思う〜
その引っ掛かった点はと言うとやはりこの夫婦と言うか妻の事です。良く考えてみると旦那さんは
・かつては働いていたが少なくとも一度は退職してかつ今はここ3年以上は働いていない
・告げられていた勤め先は全くの架空
・生活費が毎月30万円支払われていた
・同居する母親から毎月30万円もの現金が旦那さんに渡されていた
と言う訳で「何故分からなかったのだろう?」と不思議でなりません。普通に考えれば会社勤めなら給与明細くらいあるだろうし、実際務めていないのに務めているように見せかけたり、母親からの援助にしてもどこかしらで不自然さを感じる場面はありそうに感じます。
確かに本来は当事者である旦那さんが現在の窮状をきちんと伝えるべきなのですが、3年も気づかなかった事と何よりもこの救いの無い結末を考えると何とかならなかったと思わずを得ません。
破綻への方程式〜30万円の生活費と言う制約条件〜
特に何気なく書かれている「30万円の生活費」と言うのが何とかできなかったのかと思います。
何気なく30万円とかかれていますが年収ベースで考えると
税金や社会保険などの天引き額が給料の1/4、ボーナスが年給料4か月分と考えると
30*4/3*16=640万円
となります。これだけの収入の仕事を今40代無職の男性が探すとなると相当な事が無い限り無理だと考えられます。と考えると旦那さんが失職した際にやらなければならなかったのは生活の見直しだったはずです。
奥さんが働きに出たり、生活を切り詰めたりして少しでも旦那さんにかかる負担を減らさない限り生活の破綻は目に見えていた訳で今回の事件は旦那さんが「30万円の生活費が稼げる仕事」と言う再就職に対しての制約条件から抜け出せなかった事から起こった物と考えるのは早計でしょうか?
可変である事が求められる時代
全く関係ない話なのですが少し前に弁護士をやっている友人と酒を飲む機会がありました。彼と飲むと最後は飲んでるメンツ全員で「経費で落ちるしおごるよ」と言う彼をたしなめ割り勘に持ってくのが定番となるくらいの羽振りの良い男なのですが、そんな彼に「お前金持ちだし子供も3人もいて家とか買わないの」と聞いた事があります。その際に「もし子供が学校でいじめられたら親がしてあげられるのは子供を別の学校に転校させて環境を変えることくらいだと思ってね」と言って否定していたのが印象的でした。
自分自身もここ5年仕事の関係で横須賀→高崎→前橋→横須賀→前橋→横須賀と転居を繰り返してきて良い年こいて結婚出来ない言い訳に使っているほどですが、自分の人生を破綻させない為には住む場所、働く会社、稼ぎ等など変化を受け入れていかなければいけない時代になっている実感しています。
犯人を擁護する訳では無いですがそれでも彼の人生の背景にある「変化を否定する物」に思いをはせずにいられません。
願わくは同じ様な悲劇が繰り返されぬよう祈るのみです。
- タグ :
- #京都伏見子供3人殺害事件
- #京都
- #兄妹
- #殺害
- #父親
写真:イベントへは公共交通で@前橋P&R
5日(木)〜8日(日)
前橋七夕まつり
場所:前橋中心市街地(中央前橋駅下車徒歩)
内容
★だんべえフェスタ2007
火の皇・光の軍(ヒノミカド・ヒカリノイクサ)
日時: 8日(日) 午後0時30分〜午後8時30分
場所: にこにこパーキング内特設会場
内容: 市民参加のだんべえ踊りや群馬県内外から出演するパフォーマンスの競演
★ビッグフリーマーケット・サマーガーデン
日時: 7日(土)、8日(日) 午前10時〜午後9時
場所: 立川町通り
★ぼくとわたしの手づくり七夕
日時: 5日(木)〜8日(日) 午前10時〜午後9時
場所: 千代田通り・銀座通り
内容: 市内保育所(園)、幼稚園の園児による手づくりの楽しい七夕飾り
★七夕まつり児童絵画展
日時: 4日(水)〜10日(火) 午前10時〜午後7時
(最終日は、午後4時まで)
場所: スズラン百貨店特設会場
★こども広場
日時: 7日(土)、8日(日) 午前10時〜午後5時
場所: 中央広場
内容: 昌賢学園(群馬社会福祉大学・群馬社会福祉専門学校)による親子で参加できる遊びのコーナー
コメント:今年で57回目を迎え名実ともに北関東一。けんらん豪華な竹飾りが商店街を美しく彩り、イベントも盛りだくさんです。なお、期間中は、中心商店街が車両通行止めされ、歩行者天国になります。
参考:前橋七夕まつり@Webクリエイターsomyuのブログ
前橋七夕まつり - ばーじょん 夜@うまやばし
前橋七夕祭りやってます@軽井沢まで何マイル?
前橋七夕まつり!出展作品が出来るまで・・・@群馬前橋のアジアンキッチンすってんぺブログ
ハウス@コーギーグー
前橋のビッグイベント:7月七夕まつり@弱小前橋ポータルサイト
群馬県立榛名養護学校高等部校外作品展
場所:ミニギャラリー千代田(上毛電鉄中央前橋駅、JR前橋駅よりマイバススズラン前バス停下車)
時間:10:00〜18:00
内容:七夕まつりで賑わう中央通りのミニギャラリー千代田において、榛名養護学校高等部の皆さんによる作品展及び作業製品の販売が行われています。是非、お出かけください
6日(金)
ma muse concert vol.2 音の流れ星にのって きらめく世界へ!!
場所:煥乎堂前橋店 5Fホール(中央前橋駅よりマイバススズラン前バス停下車、前橋駅より県庁、渋川駅方面バス本町バス停下車)
時間:18:30開場、19:00開演
チケット:1000円(オリエンタル リバティー )
出演:ピアノ / 林 伴子・青木 利子、フルート / 岩丸 由紀、ヴァイオリン / 樋口 ゆみ
お問い合わせ:Lively青木 / 027-347-2151
6日(金)〜8日(日)
第26回横須賀朝顔・ほおずき市
場所:横須賀市役所前公園(京急横須賀中央駅下車徒歩、JR横須賀駅より横須賀中央駅方面バス大滝町バス停下車徒歩)
時間:10:00〜18:00(最終日は17:00まで)
内容:朝顔・ほおずきの展示即売、無料園芸相談、無料ハーブ教室(化粧水づくりなど)、剪定枝葉チップ化堆肥の紹介と販売、手づくり小物の販売、カブト虫の販売、野菜の直売、食べ物、飲み物の販売、ちびっ子縁日、ふわふわ遊具 等々
7日(土)
よこすか京急沿線ウォーク受付場所:浦賀小学校(京急線浦賀駅下車徒歩)
受付時間:9:00〜11:00
コース:ガイド付きコース(約2時間):浦賀ドッグ-西叶神社-浦賀奉行所跡-為朝神社-船番所跡-渡船場-(渡船乗船)-徳田屋跡-東叶神社-東耀稲荷
ウォークコース(約3時間):浦賀駅-西叶神社-御林-怒田城址-開国橋-燈明堂-浦賀ドッグ-浦賀駅
コメント:渡し舟や江戸時代の奉行所、ドッグなど中々多彩な見ものを誇る浦賀地区を巡ります。
参考:京浜急行ウォーク 横須賀海岸@Dachsの旅と研究
第85回前橋テルサロビーコンサートピアノソロと連弾でおくる星の世界
場所/前橋テルサ 1Fロビー(上毛電鉄中央前橋駅、JR前橋駅よりマイバス千代田町交番前バス停下車徒歩)
時間:12:30-13:00
出演:前橋ギロック友の会
前橋ギロック友の会は、アメリカの作曲家 William Gillockの作品を楽しむ音楽愛好家の集まりです。今回は「たなばた」にちなみ、彼の作品だけでなく様々なジャンルから、星の曲を集めて演奏します。(チラシより抜粋)
問い合わせ:前橋テルサフロント係TEL:027-231-3211
第6回週末人茶祭
場所:前橋市千代田町2-4-13 プロスパーハウスビル1F(スズランデパートスポーツ館東隣、上毛電鉄中央前橋駅、JR前橋駅よりマイバス千代田町交番前バス停下車徒歩)
時間:13:00〜
内容
13時〜15時00分 シンポジウム1:「人茶カフェ実践報告会:カフェという学び・カフェにおける学び」司会・佐藤優香(国立歴史民俗博物館)、パネラー:高橋綾(群馬県立女子大学)、宮野周(新島学園短期大学)、手塚千尋&宇田恵(群馬大学大学院)
15時15分〜17時15分 シンポジウム2:「ポジティブなクワイエットーコミュニティ・カフェ、ワークショップ・カフェの可能性ー」司会、茂木一司(群馬大学)、上田信行(同志社女子大学教授)、木ノ下智恵子(大阪大学コミュニケーションデザイン・センター特認講師)、西村佳哲(プランニングディレクター/働き方研究家/リビングワールド主催)
申込方法:住所、氏名、電話&FAX番号、emailを書いて、FAXかemail または郵送でお申し込みください。
お問い合わせ:〒371-8510 前橋市荒牧町4-2 群馬大学教育学研究科内 手塚千尋(茂木研究室所属)tel&fax:027-220-7310(茂木研究室) email: manabinomayu2006@hotmail.co.jp, mogi@edu.gunma-u.ac.jp
参考:異文化交流ワークショップ@人茶workshop cafe@前橋
7日(土)、21日(土)、28日(土)
ザスパ草津戦放映@ザスパーク前橋
場所:ザスパーク前橋(上毛電鉄中央前橋駅、JR前橋駅よりマイバススズラン前バス停下車)
時間:19:00〜
内容:前橋の地元球団ザスパ草津のアウェー試合を大型スクリーンで観戦します。
10日(火)
中央通り うたごえ喫茶
場所:国際交流広場(上毛電鉄中央前橋駅、JR前橋駅よりマイバススズラン前バス停下車)
時間:15:00〜16:00
参加費:500円
内容:昔懐かしの歌声喫茶、毎月第2火曜日はなじみの楽譜を持ってまちなかへ
参考:大正琴の歌声喫茶店が開店(10月18日前橋市)@群馬県民リポーターのページ
12日(木)、13日(金)
野毛流し芸
場所:横浜市野毛(京急線日ノ出町駅、横浜市営地下鉄、JR桜木町駅下車徒歩)
内容:毛の町にネオンが灯る頃、津軽三味線やアコーディオン、似顔絵描きなどの出演者が野毛地区の飲食店を訪れ、芸を披露するというものです。
参考:野毛流し芸@ハマテレビ
写真1:開国よさこいソーランまつり
さて散歩がてら見てきました。今回のイベント見聞録、開国よさこいソーランまつりです。
写真2〜4:阿波踊り
ついた時間が遅かったせいかやっていたのは阿波踊りでした。踊る阿呆に見る阿呆と申しますがこの時の私は撮る阿呆となっておりました。
最近はソーラン踊りが目立っていますがこちらも四国が生んだメジャーな踊りです。老いも若きも頑張って踊っているのが印象的でした。
写真5、6ちびっ子の部の優勝チームの演技
続いて表彰式が行われ優勝チームによるエキシビションが行われました。最初はちびっ子の部の優勝チーム、小学校のクラスチームによる演技、ちびっ子の部とは言え団結力があったのが印象的で、最後の決めポーズではユニフォームの魂の文字がきちんと浮かび上がり、さすが優勝チームと感じました。
写真7〜9:一般の部の優勝チームの演舞
続いては一般の部優勝チームの演舞、優勝チームは群馬県高崎からの参加チームと言う事で正直な所びっくりしました。もともと群馬時代にも見たことがあるのですがリーダーの「よさこいで子供達を育てる」と言う気合の入った姿勢が印象的でした。
さて今回の演舞ではさすがに遠征だけに少し人数が少なかったのですが1人で2本持つ旗持ちがいてみたりと人数が少ないチームならではの1人1人のパワフルさが生きた演舞が印象的でした。
写真10,11:フィナーレの全チーム演舞
最後はフィナーレの全チーム演舞さすがに全チームだけあって旗も多く度迫力の演舞でした。個人的に残念なのは横須賀の中心部の場合やはり土地が無いせいか大きなイベントスペースが無いためどうしても大迫力と行かない事、またメインストリートから少し離れているのも残念だなと感じました。今後に期待したいところです。
ライトな感じでしたが如何だったでしょうか、あなたも週末のまちなかを少し歩くと意外なイベントにめぐり合えるかもしれません。
最新記事
人気記事
リンク集
読者登録
広告2
ranking1
ranking2
ranking3
ranking4
ranking5
ranking6
アーカイブ
カテゴリー
ランキング
ランキング
ランキング
アクセスカウンター
- 今日:
- 昨日:
- 累計:
ギャラリー
- 人気記事ランキング202509
- お金の話外伝その5〜金融商品化するクルマとどう距離を置くのか
- お金の話外伝その5〜金融商品化するクルマとどう距離を置くのか
- 片眼を見開いて目の前の課題に全力で取り組みつつもう片方の目で次に来る新しい問題を見極める時代〜石破首相辞任に思う〜
- 人気記事ランキング202508
- 令和の大きな宿題外伝その12〜宮沢賢治と楽しく合唱した農民は何故深夜病床の賢治を訪ねたのか
- 令和の大きな宿題外伝その12〜宮沢賢治と楽しく合唱した農民は何故深夜病床の賢治を訪ねたのか
- 令和の大きな宿題外伝その12〜宮沢賢治と楽しく合唱した農民は何故深夜病床の賢治を訪ねたのか
- 令和の大きな宿題外伝その12〜宮沢賢治と楽しく合唱した農民は何故深夜病床の賢治を訪ねたのか