2008年05月03日
滝行 その1
高尾山へ「滝行体験」とやらへ行って来た。
はっきり言って「修行」とはほど遠い、遠足気分で行く事を決めた。
それに何と言っても、メンバーがとても魅力的だった。
「最近仲良くなりつつある友達Sさん」「Sさんの旦那さん=黒猫さん」「お笑いミュージシャンのジョニーさん」、、、面白くない筈がないではないか!
朝、7時にSさん夫婦がジョニーさんを車に乗せて私を迎えに来てくれた。
そして、一路、高尾山へ。
車の中では、もう皆はしゃぎまくり。
Sさんとは、最近仲良くなり、話したい事、知りたい事もたくさんあり、
しかも同世代で話も合う。しかも、彼女は天然キャラで時々面白い事を言う。
それに、ジョニーさんが茶々を入れる。
車が混んでいたため、ギリギリに滝行体験の受付の場所に着いた。
gyoumae.JPG
いざ、滝へ!
となるのだが、この「滝行」、、、はっきり言って、滝に打たれる事だけが目的ではない。
まず、滝に打たれる前に、修行に当たっての心構えやらなんやらを正座をして聴くのだ。
30分くらいだったかな?
私は、ロッカーの鍵を適当に掛けてしまったため、もし、鍵が2度と開かなかったらどうしよう??と話を聞いている間は始終その事が気になって、気になって仕方がなかった。
なので、心の中では、「話、長ぇ〜、足、痛ぇ〜、早く滝に入ろうよ」などと思っていた。本当に私はふざけた女だと思う。
で、その指導する人は話の中で、「皆で助け合いましょう」「良い我慢はしても良いけど、悪い我慢は絶対にしないで下さい」「心がけによって、この滝行も良い修行になるし、ただのレジャーにもなるんです」という様な事を言っていた。私自身に向かって言われてる様で、ギクッとした。
話が終わった後で、Sさんに、鍵の事を話したら、周りの人も心配してくれて、鍵の掛け方を教えてくれた。まだ滝に入る前なのに、マジで凍ったけど、Sさんも周りの見知らぬ方も皆親切な人ばかりで、ふざけた事を思ってた自分が、本当に恥ずかしかった。
そして、その親切な方ばかりの中にいて一層際立っていた人がいた。
名前も何も知らない人だが、話す声、言葉、気遣い、振る舞い、全てが彼女は完璧で、しかも嫌味がない。私もSさんもすっかり彼女の虜になってしまい、二人で「ステキさん」と勝手にあだ名をつけてキャッキャ言っていた。
彼女は、私たちの様な初めてで右も左も分からない様な人にも親切に、指の組み方や、唱える言葉、「南無大聖不動明王(なむだいしょうふどうみょうおう)」を何度も何度も分かるまで教えてくれた。彼女だけでなく、知ってる人は知らない人に教えてあげる。そういう、当たり前っちゃ当たり前だが、日常生活で忘れ去られがちなことが、何の計算も、損得もなく、ここでは自然に行われていた。親切にされる事には充分、警戒しよう、と先日思ったばかりだが、受けた時に、恩着せがましさがない親切はやはり喜んで受けるようにしたいし、自分もそんな風に出来たら、、そう思った。
続く。。
はっきり言って「修行」とはほど遠い、遠足気分で行く事を決めた。
それに何と言っても、メンバーがとても魅力的だった。
「最近仲良くなりつつある友達Sさん」「Sさんの旦那さん=黒猫さん」「お笑いミュージシャンのジョニーさん」、、、面白くない筈がないではないか!
朝、7時にSさん夫婦がジョニーさんを車に乗せて私を迎えに来てくれた。
そして、一路、高尾山へ。
車の中では、もう皆はしゃぎまくり。
Sさんとは、最近仲良くなり、話したい事、知りたい事もたくさんあり、
しかも同世代で話も合う。しかも、彼女は天然キャラで時々面白い事を言う。
それに、ジョニーさんが茶々を入れる。
車が混んでいたため、ギリギリに滝行体験の受付の場所に着いた。
gyoumae.JPG
いざ、滝へ!
となるのだが、この「滝行」、、、はっきり言って、滝に打たれる事だけが目的ではない。
まず、滝に打たれる前に、修行に当たっての心構えやらなんやらを正座をして聴くのだ。
30分くらいだったかな?
私は、ロッカーの鍵を適当に掛けてしまったため、もし、鍵が2度と開かなかったらどうしよう??と話を聞いている間は始終その事が気になって、気になって仕方がなかった。
なので、心の中では、「話、長ぇ〜、足、痛ぇ〜、早く滝に入ろうよ」などと思っていた。本当に私はふざけた女だと思う。
で、その指導する人は話の中で、「皆で助け合いましょう」「良い我慢はしても良いけど、悪い我慢は絶対にしないで下さい」「心がけによって、この滝行も良い修行になるし、ただのレジャーにもなるんです」という様な事を言っていた。私自身に向かって言われてる様で、ギクッとした。
話が終わった後で、Sさんに、鍵の事を話したら、周りの人も心配してくれて、鍵の掛け方を教えてくれた。まだ滝に入る前なのに、マジで凍ったけど、Sさんも周りの見知らぬ方も皆親切な人ばかりで、ふざけた事を思ってた自分が、本当に恥ずかしかった。
そして、その親切な方ばかりの中にいて一層際立っていた人がいた。
名前も何も知らない人だが、話す声、言葉、気遣い、振る舞い、全てが彼女は完璧で、しかも嫌味がない。私もSさんもすっかり彼女の虜になってしまい、二人で「ステキさん」と勝手にあだ名をつけてキャッキャ言っていた。
彼女は、私たちの様な初めてで右も左も分からない様な人にも親切に、指の組み方や、唱える言葉、「南無大聖不動明王(なむだいしょうふどうみょうおう)」を何度も何度も分かるまで教えてくれた。彼女だけでなく、知ってる人は知らない人に教えてあげる。そういう、当たり前っちゃ当たり前だが、日常生活で忘れ去られがちなことが、何の計算も、損得もなく、ここでは自然に行われていた。親切にされる事には充分、警戒しよう、と先日思ったばかりだが、受けた時に、恩着せがましさがない親切はやはり喜んで受けるようにしたいし、自分もそんな風に出来たら、、そう思った。
続く。。
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