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2015年11月22日

もんちソロライブ at SOULKITCHEN

11月15日、もんちが新宿のSoulKitchenでソロライブをやりました。
セットリストは1「The Catcher in the Lie」2「なんだかんだ」3「裸にされた街」
4「逃亡者」5「花屋の前で」6「自分のサイズ」
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(画像は天地さんより頂きました)

他の出演者にLoach君やミノルBさんも居たので、
面白そうだなとは思いましたが俺は諸事情で行けず。
もんちは今週、ちょいとバタバタしておりブログも書けず、
なのでSoulkitchen店主の鳥井賀句氏がFBに投稿した記事を転記しました。
手抜きなブログですみませぬ。
男サマタ

(以下は鳥井賀句氏の記事です)
4組の実力派SSWが集った日曜日
ミノルBグッドは最近東京ボブ・ディランのバンドメンバーとして、
イギリスで4回公演を行ってきたロンドン帰り。
自身のステージではディランぽい言葉のイメージを散りばめた内省的な曲から、
麦焼酎賛歌の楽しい歌、ロケンロールなノリのいい曲など
幅広いが、この日は客を歌わせたりして明るい雰囲気で終わった。

もんちは久々の登場だが、彼女はとにかく歌がうまいな、といつも思わされる。
歌に対する情感の込め方が絶妙なのだ。
おなじみ「花屋」やPANTAのカヴァー「裸にされた街」等、
カバーであろうとオリジナルであろうと、
もんちの世界にしてしまうのが凄い。

小山政雄くんはいつも書いているので特にいうことはないが、
とにかくこの人のアコギの音はいつも素晴らしい。
この日は新しいマーチンを弾いていたが聴き惚れてしまう。
俺は毎日毎日、何十人もの出演者のアコギの音を聴いているので、
アコギの音には耳が肥えているのだが、小山くんはその中でも最高の音を出している。
また昔の曲でも全くアレンジを変えて歌ったり、
現代の世相をレトリックを散りばめた言葉で批評したり、
彼女の誕生日やクリスマス・プレゼント・・といった身近な題材をテーマにしながら、
その奥に男女の何気ない愛情の不安や確認を描いていたりと、
とにかく彼の作る歌には、ある種の熟練工のような「上手さ」を感じて、いつも唸らされる。

LOACHも常連だが、彼の曲は担々麺のようにピリ辛で、毎日毎日は食べないが、
1か月に一度は食べて、その絶妙な辛さにしびれたい...そんな風に感じる中毒性のある曲が多い。
鎮痛剤を歌った「リリカアイラブユー」、住み慣れた故郷を出ていく男の虚無感を歌った「アクセル」、
シュールな言葉のイメージをキャッチーなメロディの曲に載せた「クレイジー・バス」の覚醒感、等々、
いつ聴いても素晴らしい1篇の短編小説を読んだようなイメージが頭に残る作品が多い。
加えて彼の黒人のようなソウルフルなしわがれ声と、YUZOの弾く、
1音1音に魂を込めたような情感とエモーションに溢れるリードギターも文句なく素晴らしく聴き惚れてしまう。石田長生とためを張れるんじゃないかなと思う。

自作のオリジナルを作ってオープンマイクなどで活動している人たちへ、
いちどこの日の出演者のライヴを見てみることをお勧めする。
彼らがどれだけすごい技量とアイディアとオリジナリティを打ちだしているか、きっと勉強になると思う。
posted by もんち&男サマタ at 12:06| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽関係 | 更新情報をチェックする
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