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2012年08月19日

本当と噓 解説その4「花屋の前で」

言葉は、発しなければ伝わらないからといって、
何でもかんでも発すれば良いわけじゃぁない。
発する言葉の中には自分に向けてのものが多々ある。
自己実現の為に、とノート等に書くのはいいが、
それを年がら年中、皆が発していたら、うるさくてたまらん。
発する前に、少しは噛みしめてみろ、、、と最近思う。

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「花屋の前で」は詩、曲とも永田雅之の作品。
何年か前に二人で演奏した当初はキーは変えても、ほぼ永田雅之オリジナルの形だった。
やがて、もんちがソロでやる時に徐々にギターの弾き方が変わって行き収録した形になった。
だから、この曲のアレンジはもんちがやった様なものである、ベースとパーカッションは後入れだし。

もんちは、ガットギターを使用、2トラック録って左右に振ってある、
ミックスダウンの時に、もう少しギターのレベルを上げたかったのだが
荒い所が目立つのでやめた、、、(泣)
と書いていて思い出した、たしか当初は2カポのBmでやってたんだよなぁ、、、。
コード進行もオリジナルとは変えてあるAm7→G(m)とベースが行ってる所を
ギターはAm7→Am7onGにしていたりDm7の所では解放弦を半音でぶつけたりと、
出来ちゃったから、押さえやすいからが発端なのだろうが結果オーライは自然でもある。

ベースは、ドライブ感のあるギターのアルペジオにどう合わせようか?
と3秒位考えたけど、サンバっぽいパターンにした。
エインズリーはパーカッション。
シンセパッドで録音したけど、この音色は何て言うのだろう?
シェイカーは、どっかで貰ってきた卵型の小さいのをマイクの前で振った。

歌に関しては、俺が納得が行かなくて何度も録り直した。
仮でCDRに焼いて大きな音量で聴いたら、もんちも納得が行かなくなったらしく、
録り直し、だけど、、、の繰り返し。
7月21日に発売する事を決めていたのに最終テイクを録ったのは、その3日前だった。
そのテイクに合わせて全体のバランスもやり直した。
実はそれでも納得していないのだが、妥協したというよりは、
後は聴いた人が判断してくれって気持ち。

中間部のスキャットはベースで間奏として弾こうとしていたフレーズを
もんちに歌わせたら、こっちの方が良いじゃないとなった。
なんで「ディ〜」なんだよ?とは訊かなかったけど、
あの人の影響である事は疑いない。


男サマタ
ラベル:永田雅之
posted by もんち&男サマタ at 23:51| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 録音日誌、音源関係 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
進化論ともんちソロとアレンジが変化してるのも生で聞けたのちこのCDでノックアウトされましたダッシュ

リズムもですがスキャットで完全に大の字になりましたダッシュ

永田マニアとしても大感激であります手(チョキ)
Posted by オフィス横向亭 at 2012年08月20日 07:42
永田マニアさんに喜んでいただけて、とても嬉しいです。
ライブでも出来る様に精進いたします!
Posted by もんち at 2012年08月20日 23:16
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