2013年01月21日
本当と噓 解説その11『The Catcher in the Lie』
アルバム「本当と噓」を聴いて下さった皆さん。
本当にありがとうございます。
アルバムの最後の曲は「The Catcher in the Lie.」
で、聞かれてもいないのに、なんなんですけども。
この曲の私の超個人的な話を、今日は誰かに聞いて欲しいなぁ〜、、なんて (* ́艸`*)♪
(よせば良いのに、、という声がベースとドラムの方から聴こえて来るけども、無視)
私には中学生の時にヤニ友達がおりました。同じクラスの男子です。
あ!好きだったとかじゃなくて、ただの友達。
彼は、特に誰かとつるんだりしないけれども、人当たりもソフトで、
ひょうきんで、特別人気者ってわけでもないけど、結構カッコ良くて、
そうね〜、堺雅人とかああいう感じ。結構モテたんじゃないかな。
普通に、おはよ〜!とか、言い合うだけのクラスメート。
そんな彼がある日、
「お〜ぃタバコ吸ってんだろ〜?今度、一緒にタバコ行こうよ〜。」
と軽いノリで誘ってくれました。
あの時の机の感じとか、教室の雰囲気とか、今でもうっすら覚えているなぁ。
私も、「おぅ、いいよー。」とか、なんとか。
不思議と、「え?私の事好きなの?えええ?ぱにっくー!?!?」
みたいな事は全然思わなかったなぁ。
で、2人で多摩川に煙草を吸いに行ったの。
あ!歌にあるような、
「上手く火が点かず、君と、顔が近づいたー」
ってのは、なかったよ。アレは、私の脚色。
たまには、ああいうシーンがあった方が、私の気分が上がるってもんよ。
それから、しょっちゅう行ってた様な気がする。
仲良くなって、私がやってた新聞配達のアルバイトとか紹介してあげたり、
アイツんち、金持ちだったから、なんで?って思ったけどもさ。
あと、お姉ちゃんからもらった(パクった?)という高いブランドのライターをもらった事もあったけど、昔、禁煙した時に捨てちゃったんだよなあ〜。モッタイナイモッタイナイ。
しょうがない中学生だったねー。
でね。
高校行って、合わなくなって、もう20年。
サリンジャーが何年か前に死んだでしょ。
その記事をネットで読んで、思い出したのですよ、彼の事を。
彼が好きだった本だったのだけど、
私は一度しか読んだ事なくて、しかも、内容を全然覚えていなかったのね。
で、読んでみたの。
私は、なんとも言えない気持ちになったよ〜。
というのはさ。
なんか、本当はさ、彼は、色々悩んだりしてて、
聞いて欲しい話があったんじゃないのかな?って。
そう思うと、たまらない気持ちになった。
どうして、聞いてあげなかったんだろう。
ライターまでもらって、バイトまで変わってもらって。
記憶をどんなにたどっても、
何を話したか、本当に1つも思い出せない。
特に会いたいってわけじゃないんだけど、
今、どうしてるんだろう、、、、
♪もんち
090710_2.jpg
元々は2ndアルバムの導入部用に1コーラスばかり作った曲。
エインズリー大宮が加入してから2コーラス足してライブでも演奏する様になったが、
歌詞のコンセプトは最初からあったので継ぎ足し感はない。
「自分は、広いライ麦畑で遊んでいる子どもたちが、
気付かずに崖っぷちから落ちそうになったときに、
捕まえてあげるような、そんな人間になりたい..」
ライ麦畑でつかまえての一節とは少々違うが、
通じる物はあるんじゃなかろうか。
タイトルはサリンジャーの「The Catcher in the Rye」とは少々変えて
「Lie」としてある。
構成はいたってシンプル、当初は展開部をとも考えたし、
音源ではアウトロも作ろうかと思ったが、結局そのまま。
何テイクか録ったが、このテイクが一番進化論らしいと思った。
ガツンとしたアコギに、ちょっと揺れてるリズム、
無理矢理に押さえつけているかの様な勢い、、、
何気に、このアルバムの中で一番評価が高い曲のようです。
男サマタ
http://www.reverbnation.com/sinkaron/song/15798896-the-catcher-in-the-lie
本当にありがとうございます。
アルバムの最後の曲は「The Catcher in the Lie.」
で、聞かれてもいないのに、なんなんですけども。
この曲の私の超個人的な話を、今日は誰かに聞いて欲しいなぁ〜、、なんて (* ́艸`*)♪
(よせば良いのに、、という声がベースとドラムの方から聴こえて来るけども、無視)
私には中学生の時にヤニ友達がおりました。同じクラスの男子です。
あ!好きだったとかじゃなくて、ただの友達。
彼は、特に誰かとつるんだりしないけれども、人当たりもソフトで、
ひょうきんで、特別人気者ってわけでもないけど、結構カッコ良くて、
そうね〜、堺雅人とかああいう感じ。結構モテたんじゃないかな。
普通に、おはよ〜!とか、言い合うだけのクラスメート。
そんな彼がある日、
「お〜ぃタバコ吸ってんだろ〜?今度、一緒にタバコ行こうよ〜。」
と軽いノリで誘ってくれました。
あの時の机の感じとか、教室の雰囲気とか、今でもうっすら覚えているなぁ。
私も、「おぅ、いいよー。」とか、なんとか。
不思議と、「え?私の事好きなの?えええ?ぱにっくー!?!?」
みたいな事は全然思わなかったなぁ。
で、2人で多摩川に煙草を吸いに行ったの。
あ!歌にあるような、
「上手く火が点かず、君と、顔が近づいたー」
ってのは、なかったよ。アレは、私の脚色。
たまには、ああいうシーンがあった方が、私の気分が上がるってもんよ。
それから、しょっちゅう行ってた様な気がする。
仲良くなって、私がやってた新聞配達のアルバイトとか紹介してあげたり、
アイツんち、金持ちだったから、なんで?って思ったけどもさ。
あと、お姉ちゃんからもらった(パクった?)という高いブランドのライターをもらった事もあったけど、昔、禁煙した時に捨てちゃったんだよなあ〜。モッタイナイモッタイナイ。
しょうがない中学生だったねー。
でね。
高校行って、合わなくなって、もう20年。
サリンジャーが何年か前に死んだでしょ。
その記事をネットで読んで、思い出したのですよ、彼の事を。
彼が好きだった本だったのだけど、
私は一度しか読んだ事なくて、しかも、内容を全然覚えていなかったのね。
で、読んでみたの。
私は、なんとも言えない気持ちになったよ〜。
というのはさ。
なんか、本当はさ、彼は、色々悩んだりしてて、
聞いて欲しい話があったんじゃないのかな?って。
そう思うと、たまらない気持ちになった。
どうして、聞いてあげなかったんだろう。
ライターまでもらって、バイトまで変わってもらって。
記憶をどんなにたどっても、
何を話したか、本当に1つも思い出せない。
特に会いたいってわけじゃないんだけど、
今、どうしてるんだろう、、、、
♪もんち
090710_2.jpg
元々は2ndアルバムの導入部用に1コーラスばかり作った曲。
エインズリー大宮が加入してから2コーラス足してライブでも演奏する様になったが、
歌詞のコンセプトは最初からあったので継ぎ足し感はない。
「自分は、広いライ麦畑で遊んでいる子どもたちが、
気付かずに崖っぷちから落ちそうになったときに、
捕まえてあげるような、そんな人間になりたい..」
ライ麦畑でつかまえての一節とは少々違うが、
通じる物はあるんじゃなかろうか。
タイトルはサリンジャーの「The Catcher in the Rye」とは少々変えて
「Lie」としてある。
構成はいたってシンプル、当初は展開部をとも考えたし、
音源ではアウトロも作ろうかと思ったが、結局そのまま。
何テイクか録ったが、このテイクが一番進化論らしいと思った。
ガツンとしたアコギに、ちょっと揺れてるリズム、
無理矢理に押さえつけているかの様な勢い、、、
何気に、このアルバムの中で一番評価が高い曲のようです。
男サマタ
http://www.reverbnation.com/sinkaron/song/15798896-the-catcher-in-the-lie