2012年07月29日

The Catcher in the Lie


『The Catcher in the Lie』

ちっぽけな奴だと笑われ
走り出す 押さえつける手を振り払い
風が強くて あの時の分かれ道に押し戻されそう

The Catcher in the Lie
どんな大人になればいいんだろう

パンクロックとセブンスター 鞄にいつも入っていた
帰り道 土手に沿って 緑の芝生 滑り降りて
風が強くて うまく火が点かず 君と顔が近づいた

The Catcher in the Lie
どんな大人になったの君は

サリンジャーが死んだ ニュースをネットの片隅でみて
君のお気に入り 図書館で2冊借りたよ
やめてた煙草に火を点けて ページをめくる君に会いたくて

The Catcher in the Lie
どんな大人になればいいんだろう

by 進化論

3rdアルバム『本当と噓』トラック9
posted by もんち&男サマタ at 13:05| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 歌詞 | 更新情報をチェックする

トラブルズ

『トラブルズ』

住む街を変わり まだ馴染めぬ商店街で
降りたままの シャッターにもたれて
足取り重く疲れた顔と
遊び回る 子供等を眺めてた

夕焼け空に 心をとらわれて
通り過ぎる 人は 皆 無口で
許せぬ事も 悲しい出来事も
今じゃなけりゃ 振り返れない

やせ我慢に慣れて それでも疲れ
あなたの優しさが 何故かうとましい
野良猫の様に 人を疑うばかりで
近づく奴らを みんな遠ざけた

夕立後の虹を 追いかけたくて
空に羽ばたく 鳥に憧れた
振り返る事も ためらう事もなく
前に向かえば それで良かった

夜明けまでには静けさを振り払い
たぐり寄せた 思い出を取りさらい
今日までの出来事 瞬く星になれ

月をあおいで風に乗り込み 明日を占う
この先 私は どこへ向かうのか

お日様が昇り また沈む繰り返しに
大事なものを 失くしたと思っていても
暮れなずむ街は どこか なごやかで
焦り疲れた心を包む

夕暮れ時の せわしさが気にならずに
人のぬくもりを 求めてる自分に驚いた
行き交う人の 波に流されても
今じゃなけりゃ 立ち止まれない

時代は移り変わりゆくものだと
時には怒り いつも 嘆いてた
本当は自分が 変っただけなんだとは、、、
気づいてたけど


by 進化論

3rdアルバム『本当と噓』トラック8
posted by もんち&男サマタ at 12:38| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 歌詞 | 更新情報をチェックする

白いカーテン

『白いカーテン』

白いカーテンを引きちぎって
レールから弾けとぶクリップ
些細なことにスイッチオン
顔色も変えず 窓からテレビが落ちてく

映画のワンシーン フラッシュバックして
スクリーンを観てる 自分を見つけた気がして
不満で

たった一言が言い出せなくて
うつむいたまま時は過ぎてゆく
のみ込んでしまった言葉の変わりに
酔ったフリをしてトイレに掛け込んだ

映画のワンシーンフラッシュバックして
スクリーンを観てる 自分が泣いてた気がして
不安で

本当はわかっているけれど
本当は気付いているんでしょう

出会いもなく別れもない
筋書きの狂っている物語が 目の前にある
すれ違う人の 群れで流されて行く
振り向かない 背中越しに 小さく手を振った

笑い声も涙声も 同じセリフを繰り返しているだけ
ただ、終わらない 終われない 終わらない 終われない
・・・心につかえて

帰りたいのに 戻れなくて
許されたとしても うまく笑えない
会いたいけれども 怖くてたまらない
背中を押されて やっと 一歩踏み出した

映画の中の無口な主人公
自分を重ねてドアを開けた気がして
夢でも 構わない
夢でも 構わない

白いカーテンを 引きちぎった


by 進化論

3rdアルバム『本当と噓』トラック7
posted by もんち&男サマタ at 12:18| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 歌詞 | 更新情報をチェックする

『影』

さめやらぬ気分のまま 忍び足で駆け下りた
階段を振り返れば あっけない程に 短かった事に気がついた

国道を渡りながら 濡れた路面で踊り始めた
背伸びしてる影が手招き 立ち止まっていろよ
今 そこに行くから

曇らせた目は偽る 見当違いな言葉が溢れ
騙されてた ユラリと揺れる大きな影を真実だと

我に帰って まっすぐに立ち向かう事の素晴らしさを
怖れながらも 必死で 逃さぬ様に 身体中 光り浴びた

丸いお月様 満ち欠けて 太陽は 黒い影を産み出してゆく

あきれるほど小さな心に いとおしく唇をつけたら
ぼやけてる影絵はゆれて 行ったり来たり 自分を笑った

涙うみだす まぶたの熱に ほんの少しよろめいた
取り戻せぬ時間の流れを 放り出してた伸びた影に詰め込んで

まっすぐに立ち向かう事の素晴らしさを
憂いながらも 必死で 逃さぬ様に 身体中 光り浴びた

愛は日増しに こみ上げて ゆらり揺られて 離しても追いかけて来る


by 進化論

3rdアルバム『本当と噓』トラック5
posted by もんち&男サマタ at 11:51| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 歌詞 | 更新情報をチェックする

真昼のライブ

早朝に暑くて目が覚めた、お陰でオリンピックの開会式を観てしまった。
オリンピックなんざどうでもいいし、こんな式典にロックバンドが出てどうすんだよ、
と思うけど、現時点でのポールが観れるのか、、、楽器をいじりながらTVの前。
う〜ん、この人しばらくは大丈夫だな、妙に納得。

夜は「真昼の月 夜の太陽」でライブ。
セットリストは先週のKnockでのものから一曲減らしただけ、
手抜きではなくて今はこれがしっくりから。
ところが30分だと思っていた持ち時間が40分だった、
1.2曲増やそうかと思ったが、やめてMCを増やした(笑)
最近、やたらに自分達の音源やらボツテイクやら聴いてたから、
アラが耳についてしょうがない、ベースは要修正だな。

この日は対バンも面白かった、特に石川さん。
上手い人って居るもんだなぁ、しかもサラリと弾いてる。
ソロではループも使用、ループは今や珍しくもないけど、
こんなに自然に使っている人は初めて観た。
俺も使ってみるか、、、秘かに考えてます。

御来場の皆様ありがとうございました。

セットリスト
1「雨がやんだら」2「影」3「太陽」4「白いカーテン」
5「ホールロッタ〜The Catcher in the Lie」

男サマタ
posted by もんち&男サマタ at 02:07| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 音楽関係 | 更新情報をチェックする

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