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2008年04月26日

辞めたい気持と、やりたい気持

昨日、友達とサシで呑んだ際、こんな話をしてくれた。

「人参を食べるのを辞めたい」と思う。
その時は「人参を食べるのを辞めたい」とだけ思いがちなのだが、
どうしても、人参を食べるのを辞めれない。嫌なのに、なんか理由をつけて、嫌な人参を食べなきゃいけないんじゃないかと思ってしまう。人参は嫌いだけど、そこには私に必要な物が本当はたくさんあるんじゃないか?とか、色々考えてしまうからだ。
でも「私は人参は食べないで、なすを食べたい」という気持が生まれ、それが「人参を食べたくない」という気持を上回れば、絶対に、なすを食べる事ができるのだ。

まあ、回りくどい言い方したけど、
辞めたいのよ、会社!!!
会社でいろいろあったんだけど、
私は今までとても良い人に恵まれ過ぎて、
見落として来た物がたくさんあったなぁ、と思う。
自分では気づかなかった悪い所もたくさん分かったし、
人との関わり方も勉強になったよ。感謝している。
でも、その勉強した事をここで実践する事はできないな、、と思って悩んでいたの。
今それをしても「おごり」としてしか、受け入れられないだろうと思ったし、
実際、今の段階では、マスターした訳ではないから、そうなっちゃうだろうし。
、、、とっても残念だけど。

で、例の話。
辞められなかったのは、次にやる事、目標、みたいなのを決められないでいたんだって。

何いってんだ?寝言は寝てから言え!って感じだろうけど、
私だって悩むのよ、
歌はよして男サマタの良い女房になろうとかさ、ホントよ。
でも、私は、洗濯サボって、自分のパンツがなくなったら、男サマタのパンツを穿いて平気な女ですからねぇ〜。夫の3歩後ろ歩く様な私の憧れる妻には、なれそうもない。

自分のやる事を知らないうちに消去法で決めようとしてたんだ。
歌が駄目だから、人間関係が駄目だから、良い女房、、、最低だよ、なんという、傲慢。
良い女房に失礼だよ。
良い女房になろうとしてなったんじゃない。
3歩後ろを歩くのは、夫を気遣う気持からだよ。
良い歌手だって、そうだ。
良い歌手になろうとした訳じゃない。
誰かを気遣う気持があればこそ。

それに、自分で良いと思ってる事が万人にとって良い事ではないし、
むしろ逆の場合だってあるんだもんね。

良いにじゅうまるにじゅうまるになる事が、私の目標になりつつあった。
どっちだって良い事だよ、そんな事。

その呑みの帰りの電車で、小倉マコト氏(カットウで出会ったミュージシャン)に偶然ばったりお会いした。
(待ち合わせてた、って書きたいけど)
スーツ姿で、精悍でした。
彼はそれこそ、気配り、目配りの人で、控えめだけど存在感があるってタイプの人で、
しかもそれが音楽にも良く出ててね、友達もお客さんもいつもたくさんいて、素敵な人なんだよ。
だけど、そういう人でも、会社勤め、しんどいって思うんだって。
もうね、正直それを聞いた瞬間、私安心したよ。
小倉さんでもしんどいと思うんなら、私もそりゃしんどい筈だって(笑)。

♪もうすぐ、サヨナラのバスが来るから、陽の当たる方へ俺はいかなくちゃ〜♪
(by小倉マコト「サヨナラバス」)

私もボチボチ、陽の当たる方へ、行こうかな。

♪もんち




posted by もんち&男サマタ at 13:42| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | 更新情報をチェックする
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