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2023年01月05日

中尊寺

昼食後に下北半島から平泉に向けて出発。
高速に乗って盛岡を過ぎた辺りから交通量が増えて来た。
南下するに従い雨も止み時折お日さまが顔を出す、
前日もそうだったがサービスエリアは何処もかなりの混雑。
コロナ禍になってから何度か遠出したけど、
サービスエリアを見た限りではコロナ禍前の連休の賑わいが戻って来た様に思うが、
公共交通機関はまだ怖いけど車でのお出掛けなら、ちょっと安心ってとこかな。

この日泊まるのは民宿、着いたのは夕方、
予約を取ってから中尊寺の近くと知った。
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それなりに古い宿だったが、
夕食は前沢牛やこの地の特産の物を使っていて豪華だった。
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これは前沢牛のにぎり。
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宿は田園地帯にある、翌朝起きると九月なのに窓は結露していた。
朝食を頂きしばらくして出発、数分で中尊寺に到着、すでに結構な参拝客。

中尊寺の開基は慈覚大師円仁、、、またか。
立石寺、恐山菩提寺に中尊寺、
調べてみたら毛越寺、松島の瑞巌寺も開基は円仁とされている、まぁ伝承だな。
そして藤原清衡が壮大な伽藍を造ったのは、開基から二百年以上経ってから。
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パンフレットを読むと平泉は白河の関から外浜に至る奥州の中心とある。
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夏草や兵どもが夢の跡、、、の更に昔の話。
奥州藤原氏は律令体制の中にあったとは言え、
産金、馬産、水陸交通の要の地で交易を営み財力を蓄え独自の勢力を誇っていた。
その時代の東北地方は今より温暖で、北上川周辺は大穀倉地帯でもあったし、
東北の日本海側には良港もあった。
中央中心の歴史とは別のものがあったわけだ。

中尊寺本堂
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まだ新しい御本尊
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音が聞こえて来そう
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不動堂
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大日堂
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金色堂ももちろん観た。
宝物館は興味深い物ばかりだったが写真撮影禁止、残念。


posted by もんち&男サマタ at 10:43| 群馬 ☔| Comment(0) | 外出、旅行、遠出など | 更新情報をチェックする
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