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2017年12月27日

婦道会

暮れの忘年会、ライブ、などなど。

顔を出してわかった

それは、

「女子会」という言葉を嫌う人の気持ち。


女性だけで集まって

お酒が入って、語られる内容、

キャーキャー言ってるだけじゃない

服を褒めあうだけじゃない

それは、結構深くて、興味深い。

ましてや、一年の締めくくりの忘年会なら

なおさらなおさら。


たとえどんな「単純作業」も

人とのコミュニケーションをスムーズにして、
作業をやりやすくするという、
政治的アプローチでやっている人とか、

明日の作業の事や、会社全体のことを考えつつも
なるべく、人の言葉に振り回されない様、
黙々と、修行的アプローチでやる人とか、

色々色々いるわけです。

音楽の方面から例をだすと

曲の世界の表現に重きを置く人、

楽器の鳴り、歌も含めて、そこに焦点を合わす人

などなど。

それらは、時と場合によるよねー、ということで
それこそ、本10冊分以上の情報量を凌駕する。


だから、こういう会を

「女子会」という響きにまとめちゃうと、

確かに、ちょっと、軽いかもなー。



でも、私は、

年齢や周りの目を気にせず

こういう会を、

軽やかに「女子会」って言って退けてしまうところも

女性特有の清々しさで、きもちいいなー。

と、感じている。



で、手にしていた本を見たら、、、

image1.jpeg


山本周五郎全集第二巻。

小説 日本婦道記

いくつかの短編で構成されているんだけれど

色んな女性の生き様が描かれていて、

これは、まさに、

読む女子会。

というか、
女子会と呼ぶには、たしかに、抵抗が、、、。


そっか、抵抗を感じるときは

「婦道会」(ふどうかい)

と呼ぶ事にしよう。


可愛くないからボツかもだけど (*^O^)!!



♬もんち
posted by もんち&男サマタ at 23:34| 東京 ☀| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする
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