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2012年11月10日

本当と噓 解説その7「影」

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まだ進化論と名乗る前、初めて二人で演奏した時にこの曲は演奏されている。
その時のタイトルは「究極の男」もんちいわく女を捨てた歌だそうな。
当時、弾き語りで歌っていたもんちにベースを弾いてくれと頼まれ、
送られて来たテープの中に入っていたこの曲を聴かなかったら、
進化論は始まらなかったかもしれない。

オープンコードのみ(それしか弾けなかった)、同じコード進行の中で変化して行くが
自然な歌い回しとメロディーの譜割、それらに乗っかたフレーズ。
この曲でベースを弾くのなら、ベースも歌わせないとだめだろう、とその時思った。
弾き語り+バックじゃない何か、あぁ進化論の基本線だな。

音源のテイクも構成は、その当時と変わっていない、
タイトルが「影」に変わったのは歌詞を変えたから。
この歌の肝である歌い回しを変えないで、言葉を一部変える、
しかも内容は、この曲の前に収録の「雨がやんだら」に続くもの、沿ったもの、
その制約下で歌詞を書いては俺が仮に歌ったものを録音してもんちに聴かせる、
という事を何度か繰り返してやっとOKが出たのは演奏を録り終えたかなり後だった。

なんでこの曲がレパートリーとして復活したのか、
もんちは「雨がやんだら」を劇中歌として捉えていて
次にこの曲を続けてやると秘かに考えていたらしい、ホントかよ。
エンちゃんが加入した後、リハで試しにやってみたらイイ感じ。
しばらくは昔の歌詞、タイトルのまま何度かライブでも演奏、
やっていても気持ちいいんだよね。

ミキシングは、アコギのがっつり感を出したかった、
ベースは所々2本重なっているがピッチが甘い、
ドラムは中間部でエフェクターを掛けた、一度やってみたかったのだが
エンズリーのフレーズと相まっておもろい。

男サマタ
posted by もんち&男サマタ at 13:29| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 録音日誌、音源関係 | 更新情報をチェックする
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