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2010年08月22日

多摩川慕情

「多摩川慕情」

自転車をこぎ出して 飛行機を追いかけた
台風が過ぎた後 流れゆく雲はどこか急いでた

たどり着いたら油の匂い 東京湾と羽田の飛行場
工場の音が うるさくても 汚れた顔はみんな笑ってた

ああ 何かあるたびに 思い出してしまう 幼い日の事
ああ 故郷と呼ぶには 近くて遠い あの町の事

時の流れは 勝手気ままで
思い出の中に 取り残された

あの町の すぐそばには 多摩川が今も流れる
土手の上に吹く風が 油の匂いを運んで来た


遅くまで灯りの消えない 工場の脇でゴム跳びしてさ
晩ご飯が出来上がるまで 機械のリズムにうまくあわせて

どこからも見えていた あの高い煙突は
今ではもう 見つけられない 大きなマンションの陰に隠れて

ああ 何かあるたびに 思い出してしまう 幼い日の事
ああ 故郷と呼ぶには 近くて遠い あの町の事

時の流れは 勝手気ままで
空っぽになった 工場の町へ

自転車をこぎ出して わけも無くベルを鳴らす
多摩川の土手の上 見上げた空に急いで行く雲


夢に破れた男達は 安酒を飲んじゃクダを巻いて
損得だけじゃ勘定できない気持を今も抱えている

時の流れは 勝手気ままで
それでも 忘れちゃあ いけない ことがある

時代に残された あの街の あの夢を
一つの終わりが 始まりに 変るまで


「CD2000〜2008 トラック5」
by 進化論

posted by もんち&男サマタ at 14:00| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 歌詞 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いいよね〜コレ♪
Posted by nakasan at 2010年08月23日 10:51
ありがとうございます。
だけど、ちょっと長いよね。
Posted by さまた at 2010年08月26日 23:00
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