2006年01月18日
民意度
今日は歌のお稽古の日。
新宿御苑にあるのだが、何のかんのでもう、7〜8年の付き合いになるこの街。
近くに2、3年前に出来た韓国家庭料理店があり、以前からず〜っと気になっていて、一度入ってみたかったのだが、大体いつも1人なので入れずにいた。ラーメン屋とかそば屋は独りで入れても、韓国料理店=焼肉屋、、ってイメージがあるじゃない。でも今日の夕飯はソコで済ませた。というのも、たまたまいつも入るラーメン屋がいっぱいだったので、どっかないかなあと、うすらボンヤリ街を歩いていて、韓国料理屋の前を通りかかった。店の人が外に出て、お客を見送ってる所だった。。神が降りて来たのか、背に腹が変えられなかったのか判らないが、気づいた時には、店の人に「独りでも食事、良いですか?」と尋ねていたのだ。
さて、独りで入ったは良いが、そんなにたくさん食べれるわけでも、呑めるわけでもなく、辛いうどんと、韓国焼酎のお湯割りを頼んだ。うどんの前に、酒とお通しが出て来たのだが、それが、メチャクチャ旨い☆サイドメニューで何か頼もうかと思っていたが、お通しだけで十分美味しい。しかも、店員さんが「これは、韓国のおでんです」とか、解説付き。値段もそんなに貴くない。そんなこんなで、うどんがやって来た。。熱い、旨い、辛い☆麺が日本のうどんと違って、冷麺の麺を太くした様な感じで、もちもちしてていい。
私が、ゆっくり食していると、、すかさず「辛くないですか?」との配慮。素晴らしい。どっかの牛丼屋とは大違いだ。
全部はさすがに食べ切れず、箸を置いて水を飲み、ボーッとテレビのニュースを見ていた。ちなみに店内に客は私独り。驚いた事に、韓国人の店員も、テレビを見ていた。。呑んで気が大きくなってたせいか、ちょっと話しかけた。
「ニュース、よく見るんですか?」
「はい、、、(ニュースを見ながら)この社長、前は否定してましたよね」
「(たまげたね、この兄ちゃん、と思いつつ)そうですね。」
「政治に関心はありますか?」
「(おい、日本はコトなかれ主義の国なんだぞ!そんな事聞かないでくれよ、)、、関心、というよりは必要であれば見たり、聞いたりします。でも、ほかの国の方に比べて、日本人の政治に関する意識というのは非常に低いように思います。」何故か居住まいを正す、私。
「韓国人も僕自身、そんなに高いとは思えません。ただ、韓国は昔たくさん悪い事をしたのでそれを繰り返さないために、テレビドラマや映画などで、そう言った事をテーマにしたものが結構、あります。」
「へえ〜、、、たいした国だなあ、、(ただひたすら、日本人がみっともなく思えて来てしまった)」
その後、テレビでのニュースについて話をした。
正直、正真正銘のコトなかれ主義である、典型的な日本人の私が、こんな政治意識の高い人と話をするなんて想像もしなかった。酔いは一気に醒め、覚悟もキメたが、でもとても充実したディナーであった。(構え過ぎだな)
帰りぎわ、その青年がガムを手渡してくれた。そして、こう、付け加えた。
「独りでも、恥ずかしがらないで、また来て下さいね。また、お話、しましょう」
「......カムサ、ハムニダ....」
♪もんち♪
新宿御苑にあるのだが、何のかんのでもう、7〜8年の付き合いになるこの街。
近くに2、3年前に出来た韓国家庭料理店があり、以前からず〜っと気になっていて、一度入ってみたかったのだが、大体いつも1人なので入れずにいた。ラーメン屋とかそば屋は独りで入れても、韓国料理店=焼肉屋、、ってイメージがあるじゃない。でも今日の夕飯はソコで済ませた。というのも、たまたまいつも入るラーメン屋がいっぱいだったので、どっかないかなあと、うすらボンヤリ街を歩いていて、韓国料理屋の前を通りかかった。店の人が外に出て、お客を見送ってる所だった。。神が降りて来たのか、背に腹が変えられなかったのか判らないが、気づいた時には、店の人に「独りでも食事、良いですか?」と尋ねていたのだ。
さて、独りで入ったは良いが、そんなにたくさん食べれるわけでも、呑めるわけでもなく、辛いうどんと、韓国焼酎のお湯割りを頼んだ。うどんの前に、酒とお通しが出て来たのだが、それが、メチャクチャ旨い☆サイドメニューで何か頼もうかと思っていたが、お通しだけで十分美味しい。しかも、店員さんが「これは、韓国のおでんです」とか、解説付き。値段もそんなに貴くない。そんなこんなで、うどんがやって来た。。熱い、旨い、辛い☆麺が日本のうどんと違って、冷麺の麺を太くした様な感じで、もちもちしてていい。
私が、ゆっくり食していると、、すかさず「辛くないですか?」との配慮。素晴らしい。どっかの牛丼屋とは大違いだ。
全部はさすがに食べ切れず、箸を置いて水を飲み、ボーッとテレビのニュースを見ていた。ちなみに店内に客は私独り。驚いた事に、韓国人の店員も、テレビを見ていた。。呑んで気が大きくなってたせいか、ちょっと話しかけた。
「ニュース、よく見るんですか?」
「はい、、、(ニュースを見ながら)この社長、前は否定してましたよね」
「(たまげたね、この兄ちゃん、と思いつつ)そうですね。」
「政治に関心はありますか?」
「(おい、日本はコトなかれ主義の国なんだぞ!そんな事聞かないでくれよ、)、、関心、というよりは必要であれば見たり、聞いたりします。でも、ほかの国の方に比べて、日本人の政治に関する意識というのは非常に低いように思います。」何故か居住まいを正す、私。
「韓国人も僕自身、そんなに高いとは思えません。ただ、韓国は昔たくさん悪い事をしたのでそれを繰り返さないために、テレビドラマや映画などで、そう言った事をテーマにしたものが結構、あります。」
「へえ〜、、、たいした国だなあ、、(ただひたすら、日本人がみっともなく思えて来てしまった)」
その後、テレビでのニュースについて話をした。
正直、正真正銘のコトなかれ主義である、典型的な日本人の私が、こんな政治意識の高い人と話をするなんて想像もしなかった。酔いは一気に醒め、覚悟もキメたが、でもとても充実したディナーであった。(構え過ぎだな)
帰りぎわ、その青年がガムを手渡してくれた。そして、こう、付け加えた。
「独りでも、恥ずかしがらないで、また来て下さいね。また、お話、しましょう」
「......カムサ、ハムニダ....」
♪もんち♪