2006年04月
まさに吉田茂の伝記。特に目新しい見解や隠されていた事実が書いてあるわけではありませんが、吉田茂の伝記的事実を丁寧にまとめてあると思います。
ある程度知ってはいましたが、広田弘毅内閣で吉田茂外相が軍部に潰された"幸運"とか、天皇退位論や「謝罪詔勅」を吉田が阻止した部分などはやっぱり興味深いです。
原彬久『吉田茂―尊皇の政治家』
ある程度知ってはいましたが、広田弘毅内閣で吉田茂外相が軍部に潰された"幸運"とか、天皇退位論や「謝罪詔勅」を吉田が阻止した部分などはやっぱり興味深いです。
原彬久『吉田茂―尊皇の政治家』
- 2006年04月15日14:15
- yamasitayu
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『はじめての構造主義』(講談社現代新書)が非常に面白かった橋爪大三郎の本ですが、正直これはイマイチ。
一種のアメリカ論なんですけど、基本的に印象論のレベル。司馬遼太郎の『アメリカ素描』のように、歴史的なエピソードをもとにして印象を語るならそれも面白いのですが、そういったエピソードもなく本当に個人的な印象論にとどまってる感じで、面白い視点もありますけど全体的に分析は浅いです。
トクヴィルのアメリカ論をページを割いて取り上げているので、トクヴィルを読んだことのない人に取ってはそこがいいと思いますが、トクヴィルを読んでいたら特に読まなくてもいい本かも知れません。
橋爪大三郎『アメリカの行動原理』
一種のアメリカ論なんですけど、基本的に印象論のレベル。司馬遼太郎の『アメリカ素描』のように、歴史的なエピソードをもとにして印象を語るならそれも面白いのですが、そういったエピソードもなく本当に個人的な印象論にとどまってる感じで、面白い視点もありますけど全体的に分析は浅いです。
トクヴィルのアメリカ論をページを割いて取り上げているので、トクヴィルを読んだことのない人に取ってはそこがいいと思いますが、トクヴィルを読んでいたら特に読まなくてもいい本かも知れません。
橋爪大三郎『アメリカの行動原理』
- 2006年04月04日22:25
- yamasitayu
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名前:山下ゆ
通勤途中に新書を読んでいる社会科の教員です。
新書以外のことは
「西東京日記 IN はてな」で。
メールはblueautomobile*gmail.com(*を@にしてください)
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