宮崎あおいが出ているアース ミュージック & エコロジー(なんの商品なん?)の新しいCMが好きだ。
気取ったイタリア映画のような粋なセリフのやり取りや、ユーモラスなカット割り、味が有りすぎる役者の面構えという出来すぎた要素に対して、CM中ずーとコーヒーに砂糖を大量投入し続けてるという漫画的な発想の融合。
このどこかオフビートな感覚がとても好きだ。いままでこのアースのCMとは趣が違うような気がする。
宮崎といえば、細田守監督による「サマーウォーズ」というアニメに、今更ながらワクワクし感動してしまった。好きになった。
宮崎駿監督が唯我独尊という名の「いち上がり」状態になってしまっている現状、宮崎駿監督がかつて持っていた「大衆の欲求とがっぷり四つに組んで、最後はうっちゃる」ような、映像ダイナミズムとポップな物語性の高度な融合ができる現役のアニメ作家の傑作をガッツリ観た!と思わされた。
若干非モテの男の子が自分の得意分野をフル発揮させてハッピーエンドに持ち込むってとこもカタルシスなんだが、高度なソーシャルネットワークメディアのめくるめくような世界と、日本の伝統的な風習や原風景が、まるで図式的なまでに対比させられながらもドンドン融合していって最後は地球の危機を救う、という割と現代社会へのメッセージ性の強いストーリーが、決して高圧的な物言いでなく、映像の説得力でもって無理なく表現されているところに感動した。
昨日、早稲田松竹で北野武監督デビュー作「その男狂暴につき」を観た。
個人的にはこの作品は、北野武という表現者、そして映画というメディアに対して初めて自覚的になるきっかけとなったとてつもなく重要な作品だ。17歳の時のこと。男惚れしたよ、北野武に。
最初に観た時のとんでもない衝撃、1カット1カットが全て新鮮で、しかもとてつもない鋭利な暴力性の匂いが常に漂っていて、半端ない緊張感をこちらに強いてくる。既存の映画の常識に対して徹底的にNOを突き付けたような斬新なグルーヴが、ムチャクチャ快感で、当時ビデオで繰り返し繰り返し観た。
で、昨日10年ぶりくらいに観たのだけど、全部のシーンの凄まじさを覚えているのに、相変わらず新鮮な感覚と暴力シーンの痛みは一切失われることなくこちらに迫ってきた。驚いた。そして快感だった。
こういう作品てのには滅多に出会えるもんじゃない。この冷凍保存されたような新鮮さに匹敵するのはエイフェックス・ツインの「リチャード・D・ジェイムス」というアルバムくらいか?あくまで俺にとってだけど。
という具合に告白はいっぱいしてきたっつうか、インプットはしてるがアウトプットの機会は結構少ない俺だけど、今月二本目のライブが今週末土曜日にあるよ。今回もバンド編成でぶちかまし。でも新曲が殆どになると思うので、いつもほど破綻はせずに結構カッチリとやるんじゃないですかね、彼は。ともかくいいライブにするでよ、来ておくれ。
9月15日(土) 「夜の扉を開ける」
open17:45 start18:15 ticket2000円(ドリンク別)
出演:STOPOVER、高瀬大介、ソウルバターフィールド、進化論、and more,,
うちらは今回3番目の19:35〜20:05。
この日はサルパラダイスや一本釣りでキーボードを弾いてる田中治美さん、もはや存在してるかどうか怪しい俺とのユニット「キモノイズ」の相方、治美ちゃんが参加しているSTOPOVER も胎盤だぁ。
待ってるわよ。
気取ったイタリア映画のような粋なセリフのやり取りや、ユーモラスなカット割り、味が有りすぎる役者の面構えという出来すぎた要素に対して、CM中ずーとコーヒーに砂糖を大量投入し続けてるという漫画的な発想の融合。
このどこかオフビートな感覚がとても好きだ。いままでこのアースのCMとは趣が違うような気がする。
宮崎といえば、細田守監督による「サマーウォーズ」というアニメに、今更ながらワクワクし感動してしまった。好きになった。
宮崎駿監督が唯我独尊という名の「いち上がり」状態になってしまっている現状、宮崎駿監督がかつて持っていた「大衆の欲求とがっぷり四つに組んで、最後はうっちゃる」ような、映像ダイナミズムとポップな物語性の高度な融合ができる現役のアニメ作家の傑作をガッツリ観た!と思わされた。
若干非モテの男の子が自分の得意分野をフル発揮させてハッピーエンドに持ち込むってとこもカタルシスなんだが、高度なソーシャルネットワークメディアのめくるめくような世界と、日本の伝統的な風習や原風景が、まるで図式的なまでに対比させられながらもドンドン融合していって最後は地球の危機を救う、という割と現代社会へのメッセージ性の強いストーリーが、決して高圧的な物言いでなく、映像の説得力でもって無理なく表現されているところに感動した。
昨日、早稲田松竹で北野武監督デビュー作「その男狂暴につき」を観た。
個人的にはこの作品は、北野武という表現者、そして映画というメディアに対して初めて自覚的になるきっかけとなったとてつもなく重要な作品だ。17歳の時のこと。男惚れしたよ、北野武に。
最初に観た時のとんでもない衝撃、1カット1カットが全て新鮮で、しかもとてつもない鋭利な暴力性の匂いが常に漂っていて、半端ない緊張感をこちらに強いてくる。既存の映画の常識に対して徹底的にNOを突き付けたような斬新なグルーヴが、ムチャクチャ快感で、当時ビデオで繰り返し繰り返し観た。
で、昨日10年ぶりくらいに観たのだけど、全部のシーンの凄まじさを覚えているのに、相変わらず新鮮な感覚と暴力シーンの痛みは一切失われることなくこちらに迫ってきた。驚いた。そして快感だった。
こういう作品てのには滅多に出会えるもんじゃない。この冷凍保存されたような新鮮さに匹敵するのはエイフェックス・ツインの「リチャード・D・ジェイムス」というアルバムくらいか?あくまで俺にとってだけど。
という具合に告白はいっぱいしてきたっつうか、インプットはしてるがアウトプットの機会は結構少ない俺だけど、今月二本目のライブが今週末土曜日にあるよ。今回もバンド編成でぶちかまし。でも新曲が殆どになると思うので、いつもほど破綻はせずに結構カッチリとやるんじゃないですかね、彼は。ともかくいいライブにするでよ、来ておくれ。
9月15日(土) 「夜の扉を開ける」
open17:45 start18:15 ticket2000円(ドリンク別)
出演:STOPOVER、高瀬大介、ソウルバターフィールド、進化論、and more,,
うちらは今回3番目の19:35〜20:05。
この日はサルパラダイスや一本釣りでキーボードを弾いてる田中治美さん、もはや存在してるかどうか怪しい俺とのユニット「キモノイズ」の相方、治美ちゃんが参加しているSTOPOVER も胎盤だぁ。
待ってるわよ。
コメント一覧 (2)
まわりの人に金借りてないよ?
どちらさんですか?