2013年11月
昨日は弾き語りライブだった。来てくれた人、居てくれた人、ありがとう。
あまり準備時間が無かったのと、買ったばかりのジャンク・アコギの音ならしという意味もあったので、あまり突飛な新機軸ではなく今まで何度もやってきた曲をじっくりとやることにした。
とはいってもその感じでやると手慣れた感じのダメなライブになるから、この機会に前々からやろうと思ってたカバーに取り組んでみた。
それは最近アルバムを発表し来日もしたポール・マッカートニーの「ヒア・トゥデイ」という曲。
この曲は1981年にポールが出したアルバム「タッグ・オブ・ウォー」にひっそり収録された3分にも満たない小品だが、前年に亡くなったジョン・レノンへの追悼歌としてファンには人気な曲だ。
ただ、ジョンの死を大々的に商売にしたくないポールはこれを大袈裟なアレンジにしてシングルカットもしなかったし、ステージで歌うことは無かった。歌い出したのは近年のステージからだ。感慨深い。
そのへんのポールの矜持というのはファンにはよくわかる。
誰よりも近くで曲を作り合い、影響されたり与えたり、喧嘩したり笑いあったり、時には曲の中で揶揄しあったりした「永遠のライバル」ジョン・レノンに向き合い哀悼の意を示すにはこういう地味なやり方でなければならなかったのだろう。独特の距離感だ。
ジョージ・ハリスンがシングルで発表し大ヒットした「過ぎ去りし日々」という追悼曲があるが、あれはあれでジョージらしくライバルでもなくパートナーでもなく、憧憬の対象、そして同じ釜の飯を食った仲間への思いというのを、ああいうカラッとした楽しげな曲に乗せて示したもあれはあれでジョージらしくて好きだ。あの曲ではリンゴがドラムを叩いてるが、ポールとリンダ(嫁)もコーラスで参加してる。ひょっとしたらポールもこういう形で飄々とした形で追悼することを考えたかもしれないが、ジョンに対する向き合い方としてはジョージと自分はやはり違ってしかるべきだなと思い直したからこそ、割と地味な形での表明になったのかもしれない。あくまで想像だが。
俺はジョン・レノン党だけどポール擁護派議員というスタンス。今やあまりいないと思うが「ポールなんてしょせん甘ちゃんのポップだろ?」という昔ながらのジョン・レノン原理主義者とは口も聞きたくないと思っている。いみじくもジョン・レノン自身が「ポールの批判をしていいのは俺だけだ」と言っている。それになによりもジョンはポールのファンだったし新譜が出れば必ずチェックしていたし、ポールに触発されて曲を作ったり自分の創作活動にフィードバックさせたりもしていた。だから愛のない中途半端なポール批判は腹が立つし「お前は分かってない」と言いたくなる。めんどくさいですね。
さて、そんなポールファンなジョン・レノン党の俺なのでただ単にカバーするのでは納得できない。どうせジョンへの追悼ナンバーをカバーするならば、自分なりに意訳し、さらに部分的にはポールの気持ちになりかわって作詞して、ジョンへの哀悼を表そう!と前日の真夜中に思い付いて散歩しながら作ってみた。
ヒア・トゥデイ
君のことはなんでも分かっていると
僕がいったら
君は笑いながら
僕らはまるで正反対の人間だと
言うだろうね
僕らはしばらく離れるけれど
君を忘れはしないよ
色んなやつらが色んなことを
あれこれ言うけれど
僕ら過ごした長くて深い時間
同じ部屋にこもり
笑ったり泣いたりした夜は
誰も知らない
僕らしか知らない
君が今ここにいてくれたならうれしいけど
僕の歌の中に君はいてくれるから...
自分ではこのようなラブソングは書けないけど、人の曲の意訳という形なら自分の中の「やらかい」部分を出せるんだなぁ。たかお。
けど殆どBLだなこりゃ。昔からジョンとポールの関係性みたいに、ライバルでありパートナーであり友達であり憎悪の対象である、みたいな男同士の関係性の変遷と果て、というものに異様に興味があって、単なる「友情」という言葉ではかたずけられないような複合的なものが年を経るごとにつくづく身に染むなぁと感じる今日この頃。
そんな関係性の集積のようなバンド、ポリスのアンディー・サマーズ目線にドキュメント映画「サヴァイヴィング・ザ・ポリス」を今日観てきたんだが、スティングがバンドの再結成について聞かれた時「離婚した両親がまた再び手を繋いでるところを見たら嬉しいだろ?」と答えていて非常に印象に残った。この映画についてはまた書きたいが、とにかくバンドの解散が離婚に似ている。離婚経験は無いけど。つうか結婚経験もねーけどな。似たようなのはあるが。まあそんなとこ。
あまり準備時間が無かったのと、買ったばかりのジャンク・アコギの音ならしという意味もあったので、あまり突飛な新機軸ではなく今まで何度もやってきた曲をじっくりとやることにした。
とはいってもその感じでやると手慣れた感じのダメなライブになるから、この機会に前々からやろうと思ってたカバーに取り組んでみた。
それは最近アルバムを発表し来日もしたポール・マッカートニーの「ヒア・トゥデイ」という曲。
この曲は1981年にポールが出したアルバム「タッグ・オブ・ウォー」にひっそり収録された3分にも満たない小品だが、前年に亡くなったジョン・レノンへの追悼歌としてファンには人気な曲だ。
ただ、ジョンの死を大々的に商売にしたくないポールはこれを大袈裟なアレンジにしてシングルカットもしなかったし、ステージで歌うことは無かった。歌い出したのは近年のステージからだ。感慨深い。
そのへんのポールの矜持というのはファンにはよくわかる。
誰よりも近くで曲を作り合い、影響されたり与えたり、喧嘩したり笑いあったり、時には曲の中で揶揄しあったりした「永遠のライバル」ジョン・レノンに向き合い哀悼の意を示すにはこういう地味なやり方でなければならなかったのだろう。独特の距離感だ。
ジョージ・ハリスンがシングルで発表し大ヒットした「過ぎ去りし日々」という追悼曲があるが、あれはあれでジョージらしくライバルでもなくパートナーでもなく、憧憬の対象、そして同じ釜の飯を食った仲間への思いというのを、ああいうカラッとした楽しげな曲に乗せて示したもあれはあれでジョージらしくて好きだ。あの曲ではリンゴがドラムを叩いてるが、ポールとリンダ(嫁)もコーラスで参加してる。ひょっとしたらポールもこういう形で飄々とした形で追悼することを考えたかもしれないが、ジョンに対する向き合い方としてはジョージと自分はやはり違ってしかるべきだなと思い直したからこそ、割と地味な形での表明になったのかもしれない。あくまで想像だが。
俺はジョン・レノン党だけどポール擁護派議員というスタンス。今やあまりいないと思うが「ポールなんてしょせん甘ちゃんのポップだろ?」という昔ながらのジョン・レノン原理主義者とは口も聞きたくないと思っている。いみじくもジョン・レノン自身が「ポールの批判をしていいのは俺だけだ」と言っている。それになによりもジョンはポールのファンだったし新譜が出れば必ずチェックしていたし、ポールに触発されて曲を作ったり自分の創作活動にフィードバックさせたりもしていた。だから愛のない中途半端なポール批判は腹が立つし「お前は分かってない」と言いたくなる。めんどくさいですね。
さて、そんなポールファンなジョン・レノン党の俺なのでただ単にカバーするのでは納得できない。どうせジョンへの追悼ナンバーをカバーするならば、自分なりに意訳し、さらに部分的にはポールの気持ちになりかわって作詞して、ジョンへの哀悼を表そう!と前日の真夜中に思い付いて散歩しながら作ってみた。
ヒア・トゥデイ
君のことはなんでも分かっていると
僕がいったら
君は笑いながら
僕らはまるで正反対の人間だと
言うだろうね
僕らはしばらく離れるけれど
君を忘れはしないよ
色んなやつらが色んなことを
あれこれ言うけれど
僕ら過ごした長くて深い時間
同じ部屋にこもり
笑ったり泣いたりした夜は
誰も知らない
僕らしか知らない
君が今ここにいてくれたならうれしいけど
僕の歌の中に君はいてくれるから...
自分ではこのようなラブソングは書けないけど、人の曲の意訳という形なら自分の中の「やらかい」部分を出せるんだなぁ。たかお。
けど殆どBLだなこりゃ。昔からジョンとポールの関係性みたいに、ライバルでありパートナーであり友達であり憎悪の対象である、みたいな男同士の関係性の変遷と果て、というものに異様に興味があって、単なる「友情」という言葉ではかたずけられないような複合的なものが年を経るごとにつくづく身に染むなぁと感じる今日この頃。
そんな関係性の集積のようなバンド、ポリスのアンディー・サマーズ目線にドキュメント映画「サヴァイヴィング・ザ・ポリス」を今日観てきたんだが、スティングがバンドの再結成について聞かれた時「離婚した両親がまた再び手を繋いでるところを見たら嬉しいだろ?」と答えていて非常に印象に残った。この映画についてはまた書きたいが、とにかくバンドの解散が離婚に似ている。離婚経験は無いけど。つうか結婚経験もねーけどな。似たようなのはあるが。まあそんなとこ。
今日、近所の区民ホールで水道橋博士とマキタスポーツのトークショーが行われたので行ってきた。まあタダだったんで。
水道橋博士といえばこないだ出版した「藝人春秋」がとても面白かったし、それ以前からも色んな所で見聞きする論客としての切り口はとても面白いと思っていた。
博士自身も自らのことを「芸人」というよりは「芸能界に潜入して百花繚乱の面白い人達のルポタージュをするための方便として芸人を装ってる」と自嘲気味に語っていたこともある、非常に批評意識の強いタイプの芸人だ。
批評意識の強い芸人といえばマキタスポーツも同じで、まず自身のネタ自体が非常に批評的な視点で出来ているし、彼の自著「一億総ツッコミ時代」における今の時代に蔓延する窮屈さの正体を明らかにしていくいくつかの主張はとても考えさせられるものがあった。
という二人なのでもの凄くサブカル臭のするお客さんが集まりそうな組み合わせなのだが、一応杉並区の催しということでなんとはなしに来てみた、二人が誰なのかをあんまりわかってなさそうな老人の方々もちらりほらり。
まあいろいろ面白かったのだけど一つ心に残ったのが、なんでも水道橋博士は長年ずーっと日記をつけていたらしいのだが、その何十冊にもなる日記帳を第三者に渡して、非常に客観的な視点でトピックを選びだし、8万字にも及ぶ博士の年表を作らせたという。
「第三者に渡して客観的な視点で」というところがいかにも知的に屈折した博士らしいが、その年表を見て気付いたのが「いかに自分の記憶が印象的にも時系列的にもいい加減で、都合のいいように改ざんされてるか」ということ。なので「世間で出ている自叙伝って相当自分の都合のいいように美化されていると思って間違い無い」とのこと。
なるほどなぁと納得させられる。自分にも身に覚えがあるなぁと。確かに時系列などはかなり混同しているし、もの凄く強烈な出来事だったにもかかわらず言われるまで覚えてなかったりすることもある。ロックミュージシャンの歴史なんかは無駄に知ってるくせに自分のことは系統立てて覚えてはいない。そりゃまあそうだろうな、誰でもそうだろ。
俺もその手の日記をつけてたら同じように第三者の手に委ねてみたいとも思うが、あいにくそんな日記はつけてない。
7〜8年前から折に触れてブログをかくようになったのである程度の自分史を俯瞰することは出来るが、ブログなんてものはあくまで「人が読む」ということが前提にあるわけで、そこにはフィクションとは言わないまでも美化や誇張や脚色はある程度あるだろうし、ごくごくプライベートな腫れた惚れただの精神の浮き沈みを詳細に書くようなものではないと思ってる。というか俺の個人的などうのこうのよりもちょっとした読み物になるようなレヴューじみたものが主になっている。
なので人に見せるつもりもなく綴った日記があって、それをあとから読んだり出来たらそれはそれは面白かろうになと思う。いや、赤裸々すぎてむしろ恥ずかしかったり痛かったりするのかもしれないな。
昔、付き合ってた人がその人に俺が送ったメールの全てをプリントアウトして渡してきたことがあるのだけど、そりゃもうのたうち回るくらい恥ずかしかったことを強烈に覚えてる。人間テンションが上がってるときって後先考えないようなことを書いたり口走ったりするもんです。彼女はどういうつもりであれをプリントアウトして俺によこしたんだろう?怖!
だからそんなもの(とは違うけどごくごく個人的なものという意味では同じだろう)を第三者に委託して個人史を編纂してもらうってのはなかなか勇気はいるが、すごく興味をそそられるプロジェクトだ。
そんなわけでってどんなわけかわからないけど急遽弾き語りライブをやることになったんで告知します。
2013年11月26日 tue.
たゆたうヒルギの葉
@LIVEHOUSE 真昼の月夜の太陽
http://mahiru-yoru.com/
Open/Start 18:30/19:00
Charge 2,000円
出演
高橋徹平
遠藤克紀
小浦貴史
高瀬大介
俺はトリで21時くらいから歌うよ。今回は久々にアコギで歌おうかなと。なので無理して張りつめたようなハードフォークじゃなく、メロウな曲をしっとりと、しっぽりと歌うつもりです。もしよかったらきてほしーです。
水道橋博士といえばこないだ出版した「藝人春秋」がとても面白かったし、それ以前からも色んな所で見聞きする論客としての切り口はとても面白いと思っていた。
博士自身も自らのことを「芸人」というよりは「芸能界に潜入して百花繚乱の面白い人達のルポタージュをするための方便として芸人を装ってる」と自嘲気味に語っていたこともある、非常に批評意識の強いタイプの芸人だ。
批評意識の強い芸人といえばマキタスポーツも同じで、まず自身のネタ自体が非常に批評的な視点で出来ているし、彼の自著「一億総ツッコミ時代」における今の時代に蔓延する窮屈さの正体を明らかにしていくいくつかの主張はとても考えさせられるものがあった。
という二人なのでもの凄くサブカル臭のするお客さんが集まりそうな組み合わせなのだが、一応杉並区の催しということでなんとはなしに来てみた、二人が誰なのかをあんまりわかってなさそうな老人の方々もちらりほらり。
まあいろいろ面白かったのだけど一つ心に残ったのが、なんでも水道橋博士は長年ずーっと日記をつけていたらしいのだが、その何十冊にもなる日記帳を第三者に渡して、非常に客観的な視点でトピックを選びだし、8万字にも及ぶ博士の年表を作らせたという。
「第三者に渡して客観的な視点で」というところがいかにも知的に屈折した博士らしいが、その年表を見て気付いたのが「いかに自分の記憶が印象的にも時系列的にもいい加減で、都合のいいように改ざんされてるか」ということ。なので「世間で出ている自叙伝って相当自分の都合のいいように美化されていると思って間違い無い」とのこと。
なるほどなぁと納得させられる。自分にも身に覚えがあるなぁと。確かに時系列などはかなり混同しているし、もの凄く強烈な出来事だったにもかかわらず言われるまで覚えてなかったりすることもある。ロックミュージシャンの歴史なんかは無駄に知ってるくせに自分のことは系統立てて覚えてはいない。そりゃまあそうだろうな、誰でもそうだろ。
俺もその手の日記をつけてたら同じように第三者の手に委ねてみたいとも思うが、あいにくそんな日記はつけてない。
7〜8年前から折に触れてブログをかくようになったのである程度の自分史を俯瞰することは出来るが、ブログなんてものはあくまで「人が読む」ということが前提にあるわけで、そこにはフィクションとは言わないまでも美化や誇張や脚色はある程度あるだろうし、ごくごくプライベートな腫れた惚れただの精神の浮き沈みを詳細に書くようなものではないと思ってる。というか俺の個人的などうのこうのよりもちょっとした読み物になるようなレヴューじみたものが主になっている。
なので人に見せるつもりもなく綴った日記があって、それをあとから読んだり出来たらそれはそれは面白かろうになと思う。いや、赤裸々すぎてむしろ恥ずかしかったり痛かったりするのかもしれないな。
昔、付き合ってた人がその人に俺が送ったメールの全てをプリントアウトして渡してきたことがあるのだけど、そりゃもうのたうち回るくらい恥ずかしかったことを強烈に覚えてる。人間テンションが上がってるときって後先考えないようなことを書いたり口走ったりするもんです。彼女はどういうつもりであれをプリントアウトして俺によこしたんだろう?怖!
だからそんなもの(とは違うけどごくごく個人的なものという意味では同じだろう)を第三者に委託して個人史を編纂してもらうってのはなかなか勇気はいるが、すごく興味をそそられるプロジェクトだ。
そんなわけでってどんなわけかわからないけど急遽弾き語りライブをやることになったんで告知します。
2013年11月26日 tue.
たゆたうヒルギの葉
@LIVEHOUSE 真昼の月夜の太陽
http://mahiru-yoru.com/
Open/Start 18:30/19:00
Charge 2,000円
出演
高橋徹平
遠藤克紀
小浦貴史
高瀬大介
俺はトリで21時くらいから歌うよ。今回は久々にアコギで歌おうかなと。なので無理して張りつめたようなハードフォークじゃなく、メロウな曲をしっとりと、しっぽりと歌うつもりです。もしよかったらきてほしーです。
こないだの土曜日ライブに来てくれた方々、あの場にいてくれた方々、3周年をむかえた真昼の月夜の太陽のスタッフの方々、どうもありがとうございました。
なんかめでたいイベントに呼ばれたんで、めでたい曲をいくつか作ってめでたい感じのライブパフォーマンスをして景気をつけようと今回は目論んで、結果まあその目論見はいい感じで実現できたんじゃないかと自惚れている。
いつもは自分のライブについて「どうだった?どうだった?」て聞くことはあまりしなようにしてるんだけど、さすがに今回はまるで新曲での一回目のライブだったんで、どういう感じで伝わったのかが不安で、来てくれたお客さんや店長さんや仲間の何人かにどうだったか聞いてみたんだけど概ねよいライブだったようで一安心した。
俺の場合、本人としてはアッパーで楽しいライブやってたつもりだったんだけど、楽しいのは本人ばかりで実は空回りしてたなんてこともありうるんでね。
ライブ終わりゃぁもうとにかく久々に飲みまくって泥酔寸前までなったけど、この季節に路上に寝たら死んじゃう可能性もあるのでなんとか踏みとどまった。「泥酔とは緩慢なる自殺である」なんて言葉があるんでね。心の奥底の奥底にひょっとしたら無自覚のうちにあるかもしれない自殺願望は、酒といいつきあい方をしてうまく飼い慣らさないとね。
翌日も真昼の3周年イベントの最終日に出向いていろちがいやうつぼをみて、色んな人と結構濃密な話をして、アホな話も沢山して本当に楽しい週末でした。
またライブやりたいし、ひょっとしたら12月26日にやるかもしれないので、このブログを読んでくれてる奇特な方々は懲りずにチェックしててくださいねー。まあこういういかにもなブログばかりじゃなく、それなりに読めるようなもんもたまにゃ書くのでね。
ご静聴どうもありがとうございました。
なんかめでたいイベントに呼ばれたんで、めでたい曲をいくつか作ってめでたい感じのライブパフォーマンスをして景気をつけようと今回は目論んで、結果まあその目論見はいい感じで実現できたんじゃないかと自惚れている。
いつもは自分のライブについて「どうだった?どうだった?」て聞くことはあまりしなようにしてるんだけど、さすがに今回はまるで新曲での一回目のライブだったんで、どういう感じで伝わったのかが不安で、来てくれたお客さんや店長さんや仲間の何人かにどうだったか聞いてみたんだけど概ねよいライブだったようで一安心した。
俺の場合、本人としてはアッパーで楽しいライブやってたつもりだったんだけど、楽しいのは本人ばかりで実は空回りしてたなんてこともありうるんでね。
ライブ終わりゃぁもうとにかく久々に飲みまくって泥酔寸前までなったけど、この季節に路上に寝たら死んじゃう可能性もあるのでなんとか踏みとどまった。「泥酔とは緩慢なる自殺である」なんて言葉があるんでね。心の奥底の奥底にひょっとしたら無自覚のうちにあるかもしれない自殺願望は、酒といいつきあい方をしてうまく飼い慣らさないとね。
翌日も真昼の3周年イベントの最終日に出向いていろちがいやうつぼをみて、色んな人と結構濃密な話をして、アホな話も沢山して本当に楽しい週末でした。
またライブやりたいし、ひょっとしたら12月26日にやるかもしれないので、このブログを読んでくれてる奇特な方々は懲りずにチェックしててくださいねー。まあこういういかにもなブログばかりじゃなく、それなりに読めるようなもんもたまにゃ書くのでね。
ご静聴どうもありがとうございました。
草月ホールで行われた「東野幸治VS山里亮太」に行ってきた。
山ちゃんのラジオやツイッターでも告知はしていたけどてっきりプラチナチケットだろうと思って諦めていたが、スタッフらしき人のツイッターで当日券があることを2時間くらい前に知り、また仕事終わりでちょうど渋谷にいたので草月ホールがある赤坂なら目と鼻の先じゃねーかということで行ってみたら、ちょうどそこに集まった人数と当日券の枚数がピッタリでチケット争奪戦もなく確保。やったね!
しかも前売り券が2枚余ってた人がいて、それの争奪ジャンケンで勝ってしまい前売り価格で入手できた。ラッキーだったがここで運を使ったら明日のライブがこけるんちゃうか?と少し不安になったワタシは幸せになれないヒトかもしれないに
にしてもツイッターってこうやって役に立てるもんなんだよなぁとつくづく思ったし、東京に住んでるとこういう幸運に出会いやすいなぁとも思った。
さて肝心の内容だけど、芸能界屈指のゴシップ大好きゲス芸人東野幸治と、ヤフトピ登場回数&Twitter炎上殺害予告記録更新中のクズ芸人山里亮太の対決、面白くないわけがない。
一応悪意一直線にならないようにオブラートにくるみつつも、結局はかなりストレートにゲスくて溜飲の下がる暴露ネタや、そこに目を付けるか?と感心するほど独自のゴシップレーダーバリ3立ってるトピック満載で、一日の悪意摂取量の許容範囲を超えてしまい、さすがに後半はちょっと疲れた(笑)。
特に面白かったのは東野さんの藤原紀香ウォッチャーぷりや、ロケVTRでの久々の独り放課後電磁波クラブのあまりのゲスっぷりには大爆笑したし、山ちゃんの鈴木おさむ西野事件の詳細やTwitter対処術の実例は笑いながら震えたが、あんまりバラすと次回がなくなってしまうかもしれないし、二人がしきりに「皆さんはあのドアを一歩でたらここで見たこと聞いたことはすべて忘れる素晴らしいお客さんですもんね?」と注意を喚起していたので詳しいことは書かない。にしても里田まいについてああいう見方を......まあいいや。
ということで悪意は十分摂取したのであとはそれをエネルギッシュなグルーヴに変えるだけだ。といっても「このハッピーな気持ちとバイブレーションを音楽に変えて皆に届けるよ!」とかのたまってるお花畑なシンガーソングライターの言うようなそれじゃないよ。ロックでカッコいいグルーヴは多分に悪意や怒りといったネガティヴな感情も含まれた上で複雑に豊饒していくもんなので、今夜の「東野幸治VS山里亮太」は大変栄養になりました。あ〜こういうのみるとまた次も期待するし、あと次こそは若林との「たりないふたり」も生で観たいなぁという気になる。
つうことでラスト告知。
11月9日(土)
「ハッスルツアー Vol.80〜真昼の月・夜の太陽 3rd anniversary!!〜 」
open/start 17:45/18:15 前売/当日 2000円(ドリンク別)
出演:高瀬大介バンド、みつはしえみりーちあき、walking down by low、BARGAINS、サルパラダイス
おかげさまでオープン3周年を迎えることができました。
スタッフ一同、心より感謝いたします。
当日ご来場のお客様には追加ドリンク一杯無料サービスさせて頂きます!!
ということです。絶対いいライブにするので是非是非きてほしーです。ずーっとリハーサルの音源聴いて復習してるんだけどなんだか楽しいんだわ。自分達の音源聴いてこんなに楽しくてあれもやりたい、これもやりようがあるな、こういう手もあるなという風になるのは久しぶりだ。皆でなんやかんや祝って酒を呑もうじゃないか!
山ちゃんのラジオやツイッターでも告知はしていたけどてっきりプラチナチケットだろうと思って諦めていたが、スタッフらしき人のツイッターで当日券があることを2時間くらい前に知り、また仕事終わりでちょうど渋谷にいたので草月ホールがある赤坂なら目と鼻の先じゃねーかということで行ってみたら、ちょうどそこに集まった人数と当日券の枚数がピッタリでチケット争奪戦もなく確保。やったね!
しかも前売り券が2枚余ってた人がいて、それの争奪ジャンケンで勝ってしまい前売り価格で入手できた。ラッキーだったがここで運を使ったら明日のライブがこけるんちゃうか?と少し不安になったワタシは幸せになれないヒトかもしれないに
にしてもツイッターってこうやって役に立てるもんなんだよなぁとつくづく思ったし、東京に住んでるとこういう幸運に出会いやすいなぁとも思った。
さて肝心の内容だけど、芸能界屈指のゴシップ大好きゲス芸人東野幸治と、ヤフトピ登場回数&Twitter炎上殺害予告記録更新中のクズ芸人山里亮太の対決、面白くないわけがない。
一応悪意一直線にならないようにオブラートにくるみつつも、結局はかなりストレートにゲスくて溜飲の下がる暴露ネタや、そこに目を付けるか?と感心するほど独自のゴシップレーダーバリ3立ってるトピック満載で、一日の悪意摂取量の許容範囲を超えてしまい、さすがに後半はちょっと疲れた(笑)。
特に面白かったのは東野さんの藤原紀香ウォッチャーぷりや、ロケVTRでの久々の独り放課後電磁波クラブのあまりのゲスっぷりには大爆笑したし、山ちゃんの鈴木おさむ西野事件の詳細やTwitter対処術の実例は笑いながら震えたが、あんまりバラすと次回がなくなってしまうかもしれないし、二人がしきりに「皆さんはあのドアを一歩でたらここで見たこと聞いたことはすべて忘れる素晴らしいお客さんですもんね?」と注意を喚起していたので詳しいことは書かない。にしても里田まいについてああいう見方を......まあいいや。
ということで悪意は十分摂取したのであとはそれをエネルギッシュなグルーヴに変えるだけだ。といっても「このハッピーな気持ちとバイブレーションを音楽に変えて皆に届けるよ!」とかのたまってるお花畑なシンガーソングライターの言うようなそれじゃないよ。ロックでカッコいいグルーヴは多分に悪意や怒りといったネガティヴな感情も含まれた上で複雑に豊饒していくもんなので、今夜の「東野幸治VS山里亮太」は大変栄養になりました。あ〜こういうのみるとまた次も期待するし、あと次こそは若林との「たりないふたり」も生で観たいなぁという気になる。
つうことでラスト告知。
11月9日(土)
「ハッスルツアー Vol.80〜真昼の月・夜の太陽 3rd anniversary!!〜 」
open/start 17:45/18:15 前売/当日 2000円(ドリンク別)
出演:高瀬大介バンド、みつはしえみりーちあき、walking down by low、BARGAINS、サルパラダイス
おかげさまでオープン3周年を迎えることができました。
スタッフ一同、心より感謝いたします。
当日ご来場のお客様には追加ドリンク一杯無料サービスさせて頂きます!!
ということです。絶対いいライブにするので是非是非きてほしーです。ずーっとリハーサルの音源聴いて復習してるんだけどなんだか楽しいんだわ。自分達の音源聴いてこんなに楽しくてあれもやりたい、これもやりようがあるな、こういう手もあるなという風になるのは久しぶりだ。皆でなんやかんや祝って酒を呑もうじゃないか!
劇場版SPEC結(クローズ)斬(ザン)の篇を観てきた。
映像の凄まじさは相変わらずながら、いつにもまして内面にかかる圧力というか、感情的にグワッとくる内容で、続編への凄まじい引きになっている。CMでもやってるけど「あー早く続きが観たい続きが観たい続きが」となるような凄まじい映画だった。あの例のお客のリアクションをひたすら繋げるっていうCM手法って大っ嫌いなんだけど今回ばかりは「確かに」だ。にしてもつまらなそうな映画であのCMやるとお客さんの正直なリアクションが如実に出てて、どんなに口では「良かったー」って言っててもあんま心底から感動してねぇなってのはオーラで伝わってくるよなぁ。ある意味凄い正直なCMだな。
とにかく観たひとは誰もが他人に薦めたくなるような素晴らしい作品だったけど、ふと我に返るとSPEC初心者は途方に暮れるかもしれないなと思うくらいSPEC濃度の強い内容だった。まあ今更ファンしか観に来ないからそれでいいんだろうけど。
SPEC観てるといつも思うんだが、恐らく堤幸彦監督の生理から来る、デジタルな早送りでせっかちなまでに間を詰める編集が独特のグルーヴを生んでいて、同じくせっかちな俺には非常に心地いい。サウンドエフェクトも含めてあの内的時間の歪みを表現したような編集はやっぱ画期的だと思う。
とかくドラマとかを観ちゃ「そこの長回しは早送りした〜い」とか思っちゃうようなせっかちな人間には堤グルーヴは実にピッタリくる。
小津安二郎監督や北野武監督のある種の退屈なタイム感が記名性になってるような場合は、その世界に入ってしまえばこの上なく心地よいグルーヴなのだけど、それとは対局にあるような堤グルーヴの方がなんら負荷無く自然にしっくりくるってのはやっぱ自分は生来はせっかちなんだなと改めて考えさせられる。
さて、そんなせっかちなグルーヴ保持者のワタシのライブ、あるのだよ。そうですこれは告知日記なのです。
11月9日(土)
「ハッスルツアー Vol.80〜真昼の月・夜の太陽 3rd anniversary!!〜 」
open/start 17:45/18:15 前売/当日 2000円(ドリンク別)
出演:高瀬大介バンド、みつはしえみりーちあき、walking down by low、BARGAINS、サルパラダイス
おかげさまでオープン3周年を迎えることができました。
スタッフ一同、心より感謝いたします。
当日ご来場のお客様には追加ドリンク一杯無料サービスさせて頂きます!!
ということです。酒が一杯タダだぜ。やったね。
うちらはトップバッターで18:15から。長いつきあいになるけど対バンはひょっとしたら初めてかもしれないサルパラダイスと何度も対バンしてるWalking Down By Lowと一緒の日。楽しそうぢゃねーか。俺のバンドもいい感じに仕上がってるし初回の緊張感と新鮮な喜びが同居するライブになるはずだよ。
映像の凄まじさは相変わらずながら、いつにもまして内面にかかる圧力というか、感情的にグワッとくる内容で、続編への凄まじい引きになっている。CMでもやってるけど「あー早く続きが観たい続きが観たい続きが」となるような凄まじい映画だった。あの例のお客のリアクションをひたすら繋げるっていうCM手法って大っ嫌いなんだけど今回ばかりは「確かに」だ。にしてもつまらなそうな映画であのCMやるとお客さんの正直なリアクションが如実に出てて、どんなに口では「良かったー」って言っててもあんま心底から感動してねぇなってのはオーラで伝わってくるよなぁ。ある意味凄い正直なCMだな。
とにかく観たひとは誰もが他人に薦めたくなるような素晴らしい作品だったけど、ふと我に返るとSPEC初心者は途方に暮れるかもしれないなと思うくらいSPEC濃度の強い内容だった。まあ今更ファンしか観に来ないからそれでいいんだろうけど。
SPEC観てるといつも思うんだが、恐らく堤幸彦監督の生理から来る、デジタルな早送りでせっかちなまでに間を詰める編集が独特のグルーヴを生んでいて、同じくせっかちな俺には非常に心地いい。サウンドエフェクトも含めてあの内的時間の歪みを表現したような編集はやっぱ画期的だと思う。
とかくドラマとかを観ちゃ「そこの長回しは早送りした〜い」とか思っちゃうようなせっかちな人間には堤グルーヴは実にピッタリくる。
小津安二郎監督や北野武監督のある種の退屈なタイム感が記名性になってるような場合は、その世界に入ってしまえばこの上なく心地よいグルーヴなのだけど、それとは対局にあるような堤グルーヴの方がなんら負荷無く自然にしっくりくるってのはやっぱ自分は生来はせっかちなんだなと改めて考えさせられる。
さて、そんなせっかちなグルーヴ保持者のワタシのライブ、あるのだよ。そうですこれは告知日記なのです。
11月9日(土)
「ハッスルツアー Vol.80〜真昼の月・夜の太陽 3rd anniversary!!〜 」
open/start 17:45/18:15 前売/当日 2000円(ドリンク別)
出演:高瀬大介バンド、みつはしえみりーちあき、walking down by low、BARGAINS、サルパラダイス
おかげさまでオープン3周年を迎えることができました。
スタッフ一同、心より感謝いたします。
当日ご来場のお客様には追加ドリンク一杯無料サービスさせて頂きます!!
ということです。酒が一杯タダだぜ。やったね。
うちらはトップバッターで18:15から。長いつきあいになるけど対バンはひょっとしたら初めてかもしれないサルパラダイスと何度も対バンしてるWalking Down By Lowと一緒の日。楽しそうぢゃねーか。俺のバンドもいい感じに仕上がってるし初回の緊張感と新鮮な喜びが同居するライブになるはずだよ。