2012年08月
明日はライブ。いよいよライブ。
昨日はヒゲとボインのリハ終わりに夜の2時半くらいまで全員で飲み、帰りの高円寺駅前に行ったら予告メール通りロータリー田中がリュースケと呑んでいたので朝方6時くらいまで飲み、今日は午前中からバンドリハ、というまるで駄目な人間のハードスケジュールみたいなことになっているが、内燃エネルギーが燃えてるせいか全然疲れてないという...。
しかも今日は沢田研二主演の「太陽を盗んだ男」という名作を映画館に観に行って精神的インプットもしてくるという充実ぶり。
ポックリ死んでしまわないか不安だ...と取り合えず言っといてみないと不安になってくるくらいエンドルフィンのパッキンが緩くなってチャクラが開きそうになってる。何をいってるんだ?
とにかく明日は、さっきのリハ通り演奏できればいいライブになりそうってくらい充実している。アレンジがいい方向にカツカツとハマってしまう。
ただ「本番」てのは実にこのくせ者なもんで、往々にしてリハ通りなんてことにはならず、無惨なことになったり予想もしなかったハイパーなものになったりとムラがある。でも明日はいいライブにするさ!決まってるじゃないか!
とにかく明日は俺のバンドとヒゲとボインのダブルヘッダー、しかもサトウリュースケとの初の胎盤、そしてさよなら、また今度ねとも対バンということで、楽しさと緊張と少しの不安要素で歩きながらうれションを垂らしてしまいそうだ。
君が望むなら土下座の上をいく「土下寝」を見せてもいいから、明日の春夏秋冬は最初から来てほしい。
うちらはトップバッターで17時半からだよ。場所はいつもの東新宿の真昼の月 夜の太陽。
昨日はヒゲとボインのリハ終わりに夜の2時半くらいまで全員で飲み、帰りの高円寺駅前に行ったら予告メール通りロータリー田中がリュースケと呑んでいたので朝方6時くらいまで飲み、今日は午前中からバンドリハ、というまるで駄目な人間のハードスケジュールみたいなことになっているが、内燃エネルギーが燃えてるせいか全然疲れてないという...。
しかも今日は沢田研二主演の「太陽を盗んだ男」という名作を映画館に観に行って精神的インプットもしてくるという充実ぶり。
ポックリ死んでしまわないか不安だ...と取り合えず言っといてみないと不安になってくるくらいエンドルフィンのパッキンが緩くなってチャクラが開きそうになってる。何をいってるんだ?
とにかく明日は、さっきのリハ通り演奏できればいいライブになりそうってくらい充実している。アレンジがいい方向にカツカツとハマってしまう。
ただ「本番」てのは実にこのくせ者なもんで、往々にしてリハ通りなんてことにはならず、無惨なことになったり予想もしなかったハイパーなものになったりとムラがある。でも明日はいいライブにするさ!決まってるじゃないか!
とにかく明日は俺のバンドとヒゲとボインのダブルヘッダー、しかもサトウリュースケとの初の胎盤、そしてさよなら、また今度ねとも対バンということで、楽しさと緊張と少しの不安要素で歩きながらうれションを垂らしてしまいそうだ。
君が望むなら土下座の上をいく「土下寝」を見せてもいいから、明日の春夏秋冬は最初から来てほしい。
うちらはトップバッターで17時半からだよ。場所はいつもの東新宿の真昼の月 夜の太陽。
行きつけのライブハウス真昼の月 夜の太陽があるため大久保のコリアンタウンはよく通る。
そこで日本人による反韓デモがあったらしい。7〜80人規模の。ニュース映像で見る限りは結構血の気の多いもんで、今の日本では割と珍しい。
こないだ野ブ田総理が珍しく強い言葉で(といっても目新しい意見というわけではなかったが)例の竹島にからむ領土問題やイミョンバクの日本に対する失礼な対応について声明を発表したので、それに触発されたデモだろうか?なんか中国や韓国で起こっている反日デモと同じ種類の気分の悪い雰囲気を漂わせていた。
あくまで冷静に対応しなきゃいけないとは思う。理不尽な暴力行為は国際的な評価を下げる以前に国内からも否定的な意見が噴出するであろう。
ただそれとは別に、戦後ずぅっと穏便に、というか臭いものに蓋をってな対応をしてきた日本政府の他国の反日運動に対する外交が、いよいよどん詰まりに来ているんだろうなとは思った。
喧嘩を煽るのは良くないとは思うが、ここでいっぺん日本からも強い意思表示をせにゃならんとは思う。それが短絡的にデモに繋がるのはいかんが、まあそれも一つの手段ではある。
いつもいつも反日デモに対して「エヘヘヘ、まあまあまあ」でやり過ごしていたのではこのままの曖昧に険悪な関係が延命されるだけである。
今までとは違う、今の国民同士の本当の皮膚感覚に即した新たな関係性を形成するには何らかの大きなアクションが必要だろう。
少なくとも自国の領土を守ること、国益を守ることに対して日本人が自覚的になるためには小規模のデモくらいは必要悪として要るのかもしれない。
なにしろ相手は国家規模で洗脳されている連中である。
政府が外交において毅然とした態度を取っていればここまで関係が悪化しなかったのかもしれないが、その膿を出すためにはいくつかの大きな騒ぎが起こるのは世の常だ。
それにしても日韓の文化的交流の基点である大久保でそんなデモがあったのは一つの大きなエポックである。今までとは違う動きであることを象徴するようだ。実際コリアンタウンに来るお客さんは減りつつあるらしい。
ただまあ外交的にはともかく文化的には断絶してほしくはない。韓流スターだとかはどーでもいいが、韓国料理が食えなくなったら寂しい。
最後にひとつ。野ブ田総理の割と毅然とした声明発表にも関わらず、野田政権の支持率事態は実質的には横ばいと言うのが凄い。
やっぱあれをスタンドプレーと取らず「今まで言おうとしなかった当たり前のことを言ってるだけ、それくらいじゃ野田総理に対する評価は変わらんよ」と冷静に受け止めてる日本人は結構成熟した政治観を持っているなと思った。
もしイミョンバクのあのスタンドプレー丸出しの一連の愚行で、韓国国内の支持率が上がったとしたら、あの国は終わっている。果たしてどうなんだろうか?多分比較的冷静に見ているのではなかろうか?
そこで日本人による反韓デモがあったらしい。7〜80人規模の。ニュース映像で見る限りは結構血の気の多いもんで、今の日本では割と珍しい。
こないだ野ブ田総理が珍しく強い言葉で(といっても目新しい意見というわけではなかったが)例の竹島にからむ領土問題やイミョンバクの日本に対する失礼な対応について声明を発表したので、それに触発されたデモだろうか?なんか中国や韓国で起こっている反日デモと同じ種類の気分の悪い雰囲気を漂わせていた。
あくまで冷静に対応しなきゃいけないとは思う。理不尽な暴力行為は国際的な評価を下げる以前に国内からも否定的な意見が噴出するであろう。
ただそれとは別に、戦後ずぅっと穏便に、というか臭いものに蓋をってな対応をしてきた日本政府の他国の反日運動に対する外交が、いよいよどん詰まりに来ているんだろうなとは思った。
喧嘩を煽るのは良くないとは思うが、ここでいっぺん日本からも強い意思表示をせにゃならんとは思う。それが短絡的にデモに繋がるのはいかんが、まあそれも一つの手段ではある。
いつもいつも反日デモに対して「エヘヘヘ、まあまあまあ」でやり過ごしていたのではこのままの曖昧に険悪な関係が延命されるだけである。
今までとは違う、今の国民同士の本当の皮膚感覚に即した新たな関係性を形成するには何らかの大きなアクションが必要だろう。
少なくとも自国の領土を守ること、国益を守ることに対して日本人が自覚的になるためには小規模のデモくらいは必要悪として要るのかもしれない。
なにしろ相手は国家規模で洗脳されている連中である。
政府が外交において毅然とした態度を取っていればここまで関係が悪化しなかったのかもしれないが、その膿を出すためにはいくつかの大きな騒ぎが起こるのは世の常だ。
それにしても日韓の文化的交流の基点である大久保でそんなデモがあったのは一つの大きなエポックである。今までとは違う動きであることを象徴するようだ。実際コリアンタウンに来るお客さんは減りつつあるらしい。
ただまあ外交的にはともかく文化的には断絶してほしくはない。韓流スターだとかはどーでもいいが、韓国料理が食えなくなったら寂しい。
最後にひとつ。野ブ田総理の割と毅然とした声明発表にも関わらず、野田政権の支持率事態は実質的には横ばいと言うのが凄い。
やっぱあれをスタンドプレーと取らず「今まで言おうとしなかった当たり前のことを言ってるだけ、それくらいじゃ野田総理に対する評価は変わらんよ」と冷静に受け止めてる日本人は結構成熟した政治観を持っているなと思った。
もしイミョンバクのあのスタンドプレー丸出しの一連の愚行で、韓国国内の支持率が上がったとしたら、あの国は終わっている。果たしてどうなんだろうか?多分比較的冷静に見ているのではなかろうか?
生まれて初めてバンドというものに参加したのは高1の16才の時だった。
当時(1991年)バンドを組もうなんてやつの殆どがヘヴィメタバカ(広島の田舎限定かもしれんが)だったので、俺にとってはまさに暗黒時代。
俺がやりたかったクリームやジミヘンやツェッペリンなど基礎知識としてヒット曲を知ってればまだいい方で、オジー・オズボーンやメタリカやL.A.ガンズといった当時の俺にとってはバカそうな音楽しか聴かないやつらばっかだった。
唯一のビートルズ友達はバンドを組むタイプじゃなかったし。
で、メタルブームってくらいのもんだからギタリストは山ほどいた。なので俺にお鉢が回ってきたのはベースだった。
心のなかで「なんで俺よりセンスもテクニックも劣るお前らがギター弾いてて俺がベースなんだよ?」と思ってるばかりか実際口にしてしまってたし、腹いせにベースでアドリブや早弾きをやりまくっていたら、ヴォーカルに「そんな勝手なことされたら歌えんわ」と言われ「俺は音階的には間違いなく弾いてんだから、アドリブ弾いたくらいで歌えなくなるお前が悪い。クリームを聴いてみろ!」とヴォーカリストからすればはらわたが煮えくり返るようなことを言い返していた。
今から考えればあそこでもうちょっとベースに真剣に向き合ってりゃバンドアンサンブルやグルーヴっちゅうもんを多少なりとも体感できたのになぁとつくづく思う。
なんせ当時はクラプトンバカ一直線というか三大ギタリスト+ジミヘンまっしぐらな時代だったので、その俺がギターを弾けずにベースで参加ってのはストレス以外の何者でもなかったから、ベースインプロだの早弾きだのといった「暴挙」に出た俺を誰も攻められないはずだ。
さらに、どうしてもギタリストとして爪痕を残したかったので、メタリカやL. A. ガンズのレパートリーが並ぶなか、一曲だけギターにチェンジしてクリームの曲をやったりしてメンバーに迷惑がられた。
結局志を共にするような仲間も居らず、高校生バンドというなんか「青春的な匂い」がするもんに所属してるのも気持ち悪くてゾッとしねぇなということで、1人エレキ弾き語りというスタイルに転向し、その後重度の引き籠り宅録ッカーになっていった。ま、当時の俺は絶対にバンドに向かない不穏分子だったし、今でもそうなのかもしれない。
なのでその後も若者をバンドに向かわせるムーブメントはあれど、ビジュアル系とかメロコアとかいったヤンキー属性あるいは体育会系の匂いがする人種によって主導されていた動きだったので、俺には無関係の世界だと思っていてスルーしていた。
なにせその頃にはプログレやアヴァンギャルドやフリージャズに踏み込んでいたので独り観念の嵐吹き荒れ、ヤンキーとも体育会系とも縁の無い自閉の世界、というかいけすかねぇスノッビズムで悦に入っていた。
今の若い子達のシーンを見ているとスゴく親近感を覚える。といってもかなり偏向したシーンを見ているので果たしてそれがシーンと言えるのかどうか分からんが。
とにかく俺の知る若いバンドの多くは1980年代初頭の日本のインディーシーンに近い匂い、パンクとかニューウェーブと呼ばれていた一群の匂いがする。
既成のルールから逸脱した方法論、マゾヒスティックな攻撃性、脱力系の牧歌性、流行とは我関せずの自由さと自閉性。
日本人特有の流行ったらそれに右ならえじゃなくて、非常に個人主義的な感覚でバンド活動をやってる感じがする。
「神聖かまってちゃん」もそうだし、よく胎盤する「さよなら、また今度ね」や「モンズリーズ」もそうだし、大ファンとしてライブに通い続けている「鬼の右腕」もそうだし、こないだ鬼のライブで胎盤していた「O'Summer Vacation」(さらにエッジを効かせたストラングラーズみたいな音)や「トリプルファイヤー」(プログレ+レッチリなトリオをバックにフニャモラーな少年ヴォーカルがネコパンチ!なバンド)なんかもそうなんだが、どれもこれも全然やってることは違うのに、この時代特有の混沌と刹那と諦観を含んだグルーヴを共通して持っているように思う。
そういった、今の時代の匂いを敏感に感じ取っている若手バンドのライブを観るのは本当に刺激になる。
音楽的に参考にするとか、真似するとかは無いし、趣味的にはもっと成熟してグルーヴィーな音楽の方が好きだけど、彼等のライブにはおっさん連中には絶対に生み出しえない、切迫感や刹那の疾走感があって本当に面白いし、そこの匂いは是非とも吸収して自分流に還元したいと切に思う。
「鬼の右腕」なんてなんであの年齢であんな音楽やってんのかよく分からないけど、決して古くてカッコいいものを探してきて平行移入してセンス自慢してるのではなく、色々模索したあげく自然に今のところに着地した感じだ。というか着地してないな。どんどん変化していってる。毎回毎回新曲が増えてるし、既存の曲もアレンジが変わっていて驚く。ホントこの姿勢には耳が痛くなるやつ一杯いるだろう。彼女たちにとっては成熟してゆくよりも変化していくことの方が自然なんだろうし、皆が皆そうあらねばならないとは思わないが、俺はその姿勢に凄く親近感が湧く。というか羨ましい。
ロックやポップスなんていう水物の音楽なんて鮮度を保つことが第一意義だろうに、と思ってしまう。成熟や洗練よりも、新鮮で粗削りなほうがヒリヒリして気持ちいい。あの一向に熟達しないさよならまた今度ねなんて、バンドの根幹から来る姿勢に基づく「熟達拒否」としか思えない。それはそれで素晴らしいし、あれはあのバンドなりの進化なのかもしれない。
今週の土曜日は「そんなさよなら、また今度ね」とも胎盤の春夏秋冬に出るよ。
俺は俺のバンドとヒゲとボインのダブルヘッダー!!!
おまけにサトウリュースケと初の胎盤ってことで今からワクワク+緊張している。
春夏秋冬Vol.32(2012年9月1日sat.)
@LIVEHOUSE 真昼の月、夜の太陽
http://mahiru-yoru.com/index.html
Open/Start 17:00/17:30
Adv./Door 2,000円/2,300円
出演/
高瀬大介
bwpとFunkyHeadlights
ALPS5°C
サトウリュースケ
ヒゲとボイン(two peas in a pod)
さよなら、また今度ね
今回は前座扱いなのだけど、全然前座っぽくない演奏をかます(予定)んで是非とも最初から来てほしいです!
ま、ライブ近辺になったら日記を連投する癖があるのでまた告知すると思うけど、とにかく予定をあけといてほしぃー。
あと、まだ計画段階なのだけどいつもやってる六本木SONORAで9/17に「高瀬ナイト」的なことをやるかもしれんですよ。
俺が仕切り、俺が出演し、俺が楽しみ、俺が苦しむ日を計画してるんだが、そこには是非とも「鬼の右腕」を呼びたいんだよなぁ。
俺に引きが無いのか、彼女らが我が儘なのか、まあどっちもだろうが中々誘っても出てくれないのだけど、粘り強く交渉してみる。本当に多くの人に知ってもらいてぇバンドなんだよ。ためしに今週の金曜日、青山の月見ルでライブがあるんだよ。一緒にこぞって行かないかぃ?
ま、人のバンドの宣伝はもういいや。9月はそれなりにライブがあるんだ。
まず今週の土曜日1日に春夏秋冬で、9/15は俺らの新しいアルバムの初売りライブ(予定)だし、9/17の高瀬ナイトは当然俺ら出るし、ヒゲとボインでもいくつかあったかな?
とりあえず接触する機会は結構あるんで、ヨロシクヨロシク。
当時(1991年)バンドを組もうなんてやつの殆どがヘヴィメタバカ(広島の田舎限定かもしれんが)だったので、俺にとってはまさに暗黒時代。
俺がやりたかったクリームやジミヘンやツェッペリンなど基礎知識としてヒット曲を知ってればまだいい方で、オジー・オズボーンやメタリカやL.A.ガンズといった当時の俺にとってはバカそうな音楽しか聴かないやつらばっかだった。
唯一のビートルズ友達はバンドを組むタイプじゃなかったし。
で、メタルブームってくらいのもんだからギタリストは山ほどいた。なので俺にお鉢が回ってきたのはベースだった。
心のなかで「なんで俺よりセンスもテクニックも劣るお前らがギター弾いてて俺がベースなんだよ?」と思ってるばかりか実際口にしてしまってたし、腹いせにベースでアドリブや早弾きをやりまくっていたら、ヴォーカルに「そんな勝手なことされたら歌えんわ」と言われ「俺は音階的には間違いなく弾いてんだから、アドリブ弾いたくらいで歌えなくなるお前が悪い。クリームを聴いてみろ!」とヴォーカリストからすればはらわたが煮えくり返るようなことを言い返していた。
今から考えればあそこでもうちょっとベースに真剣に向き合ってりゃバンドアンサンブルやグルーヴっちゅうもんを多少なりとも体感できたのになぁとつくづく思う。
なんせ当時はクラプトンバカ一直線というか三大ギタリスト+ジミヘンまっしぐらな時代だったので、その俺がギターを弾けずにベースで参加ってのはストレス以外の何者でもなかったから、ベースインプロだの早弾きだのといった「暴挙」に出た俺を誰も攻められないはずだ。
さらに、どうしてもギタリストとして爪痕を残したかったので、メタリカやL. A. ガンズのレパートリーが並ぶなか、一曲だけギターにチェンジしてクリームの曲をやったりしてメンバーに迷惑がられた。
結局志を共にするような仲間も居らず、高校生バンドというなんか「青春的な匂い」がするもんに所属してるのも気持ち悪くてゾッとしねぇなということで、1人エレキ弾き語りというスタイルに転向し、その後重度の引き籠り宅録ッカーになっていった。ま、当時の俺は絶対にバンドに向かない不穏分子だったし、今でもそうなのかもしれない。
なのでその後も若者をバンドに向かわせるムーブメントはあれど、ビジュアル系とかメロコアとかいったヤンキー属性あるいは体育会系の匂いがする人種によって主導されていた動きだったので、俺には無関係の世界だと思っていてスルーしていた。
なにせその頃にはプログレやアヴァンギャルドやフリージャズに踏み込んでいたので独り観念の嵐吹き荒れ、ヤンキーとも体育会系とも縁の無い自閉の世界、というかいけすかねぇスノッビズムで悦に入っていた。
今の若い子達のシーンを見ているとスゴく親近感を覚える。といってもかなり偏向したシーンを見ているので果たしてそれがシーンと言えるのかどうか分からんが。
とにかく俺の知る若いバンドの多くは1980年代初頭の日本のインディーシーンに近い匂い、パンクとかニューウェーブと呼ばれていた一群の匂いがする。
既成のルールから逸脱した方法論、マゾヒスティックな攻撃性、脱力系の牧歌性、流行とは我関せずの自由さと自閉性。
日本人特有の流行ったらそれに右ならえじゃなくて、非常に個人主義的な感覚でバンド活動をやってる感じがする。
「神聖かまってちゃん」もそうだし、よく胎盤する「さよなら、また今度ね」や「モンズリーズ」もそうだし、大ファンとしてライブに通い続けている「鬼の右腕」もそうだし、こないだ鬼のライブで胎盤していた「O'Summer Vacation」(さらにエッジを効かせたストラングラーズみたいな音)や「トリプルファイヤー」(プログレ+レッチリなトリオをバックにフニャモラーな少年ヴォーカルがネコパンチ!なバンド)なんかもそうなんだが、どれもこれも全然やってることは違うのに、この時代特有の混沌と刹那と諦観を含んだグルーヴを共通して持っているように思う。
そういった、今の時代の匂いを敏感に感じ取っている若手バンドのライブを観るのは本当に刺激になる。
音楽的に参考にするとか、真似するとかは無いし、趣味的にはもっと成熟してグルーヴィーな音楽の方が好きだけど、彼等のライブにはおっさん連中には絶対に生み出しえない、切迫感や刹那の疾走感があって本当に面白いし、そこの匂いは是非とも吸収して自分流に還元したいと切に思う。
「鬼の右腕」なんてなんであの年齢であんな音楽やってんのかよく分からないけど、決して古くてカッコいいものを探してきて平行移入してセンス自慢してるのではなく、色々模索したあげく自然に今のところに着地した感じだ。というか着地してないな。どんどん変化していってる。毎回毎回新曲が増えてるし、既存の曲もアレンジが変わっていて驚く。ホントこの姿勢には耳が痛くなるやつ一杯いるだろう。彼女たちにとっては成熟してゆくよりも変化していくことの方が自然なんだろうし、皆が皆そうあらねばならないとは思わないが、俺はその姿勢に凄く親近感が湧く。というか羨ましい。
ロックやポップスなんていう水物の音楽なんて鮮度を保つことが第一意義だろうに、と思ってしまう。成熟や洗練よりも、新鮮で粗削りなほうがヒリヒリして気持ちいい。あの一向に熟達しないさよならまた今度ねなんて、バンドの根幹から来る姿勢に基づく「熟達拒否」としか思えない。それはそれで素晴らしいし、あれはあのバンドなりの進化なのかもしれない。
今週の土曜日は「そんなさよなら、また今度ね」とも胎盤の春夏秋冬に出るよ。
俺は俺のバンドとヒゲとボインのダブルヘッダー!!!
おまけにサトウリュースケと初の胎盤ってことで今からワクワク+緊張している。
春夏秋冬Vol.32(2012年9月1日sat.)
@LIVEHOUSE 真昼の月、夜の太陽
http://mahiru-yoru.com/index.html
Open/Start 17:00/17:30
Adv./Door 2,000円/2,300円
出演/
高瀬大介
bwpとFunkyHeadlights
ALPS5°C
サトウリュースケ
ヒゲとボイン(two peas in a pod)
さよなら、また今度ね
今回は前座扱いなのだけど、全然前座っぽくない演奏をかます(予定)んで是非とも最初から来てほしいです!
ま、ライブ近辺になったら日記を連投する癖があるのでまた告知すると思うけど、とにかく予定をあけといてほしぃー。
あと、まだ計画段階なのだけどいつもやってる六本木SONORAで9/17に「高瀬ナイト」的なことをやるかもしれんですよ。
俺が仕切り、俺が出演し、俺が楽しみ、俺が苦しむ日を計画してるんだが、そこには是非とも「鬼の右腕」を呼びたいんだよなぁ。
俺に引きが無いのか、彼女らが我が儘なのか、まあどっちもだろうが中々誘っても出てくれないのだけど、粘り強く交渉してみる。本当に多くの人に知ってもらいてぇバンドなんだよ。ためしに今週の金曜日、青山の月見ルでライブがあるんだよ。一緒にこぞって行かないかぃ?
ま、人のバンドの宣伝はもういいや。9月はそれなりにライブがあるんだ。
まず今週の土曜日1日に春夏秋冬で、9/15は俺らの新しいアルバムの初売りライブ(予定)だし、9/17の高瀬ナイトは当然俺ら出るし、ヒゲとボインでもいくつかあったかな?
とりあえず接触する機会は結構あるんで、ヨロシクヨロシク。
ライブ当日に告知文を書くのはどうかと思うが、思うだけ無駄なんで書きます。
本日は六本木SONORAというバーでライブ。しかもヒゲとボインとWalking Down By Lowから二名ずつで出来た即席ジャムバンド。
なおかつしかもエリック・クラプトン が昔やってたバンド「デレク&ザ・ドミノス」のカバーバンドという訳のわからない展開できとります。
元々今日はギターナイトってことでギタリストが集まって延々とギターソロを弾きまくるような夜だろうと「想像」してたんで、だったら歌ものでギターを弾きまくってやろうとひねくれてみた。
で、俺一人が暑苦しくギター弾いてるのもなんなんで、若手有望ギタリストの芳賀よてぃとバトルしよう。
よてぃと言えばスライドギター、スライドといえばデュアン・オールマン、デュアンと言えばレイラ?つうことで非常に消極的な理由でデレク&ザ・ドミノスになったわけです。
まあギターナイトっつうことでギターソロ含有量が多い曲をメインにやっていくんだけど、やっぱり外せないのは「いとしのレイラ」。
この曲を大好きになってはや26〜7年になるあろう?
クラプトンがデビュー25周年記念ツアーで1988年に来日して、東京ドームのこけら落とし気味のタイミングでライブをやってた頃、11PMでクラプトン特集が組まれ、その時流れたこの華麗なコード進行をもったこの曲を好きになり、後にクリームおよびクラプトンに狂いまくる下地となったのです。インキンニナッタノデス。
で、中学生の頃からいつかいつかこのロックの名曲をやりたいとは思っていたが、よりによって2012年になってこのベタ中のベタな名曲を真っ向カバーするというこっぱずかしいことになってもうた。まあみそぎみたいなもんだと思って、ひねくれずにド直球でカバーするよ。間違ってもアンプラグドバージョンみたいなシャレオツな感じにゃならんよ。
デレク&ザ・ドミノスはクラプトンがアル中&ヤク中イヤーズに突入する直前のバンドで、名盤「いとしのレイラ」も酒ガバガバ呑んで酔った勢いで作ったようなもんなので、我々もそんな彼らをトリビュートすると言うことで昨夜リハのあと朝5時まで路上呑みをしてました(笑)。話がとめどなく続いたんで夜を終わらせたくなかったんだよぉ。ライブ当日だから程々にしておこうと抑制するのはこのバンドには合わない。
つうことでレイラを歌うにはうってつけの芳ばしい喉の仕上がりになってるので是非是非遊びに来てくだせえ。
8/21のギターナイト詳細です。
当日2000円/1d。
ゲスト&Webフライヤー提示1500円/1d
19時オープン。
詳しくは↓
http://sonora.in/sonora/top/top.html (pc)
http://sonora.in/smart/i.html (smart)
タイムテーブル
19時〜オープン BGM
20時半〜高瀬大介
21時〜BGM
21時半〜加納修&井上直子
22時〜BGM
22時半〜RAY&ワタベー
23時半終了。
本日は六本木SONORAというバーでライブ。しかもヒゲとボインとWalking Down By Lowから二名ずつで出来た即席ジャムバンド。
なおかつしかもエリック・クラプトン が昔やってたバンド「デレク&ザ・ドミノス」のカバーバンドという訳のわからない展開できとります。
元々今日はギターナイトってことでギタリストが集まって延々とギターソロを弾きまくるような夜だろうと「想像」してたんで、だったら歌ものでギターを弾きまくってやろうとひねくれてみた。
で、俺一人が暑苦しくギター弾いてるのもなんなんで、若手有望ギタリストの芳賀よてぃとバトルしよう。
よてぃと言えばスライドギター、スライドといえばデュアン・オールマン、デュアンと言えばレイラ?つうことで非常に消極的な理由でデレク&ザ・ドミノスになったわけです。
まあギターナイトっつうことでギターソロ含有量が多い曲をメインにやっていくんだけど、やっぱり外せないのは「いとしのレイラ」。
この曲を大好きになってはや26〜7年になるあろう?
クラプトンがデビュー25周年記念ツアーで1988年に来日して、東京ドームのこけら落とし気味のタイミングでライブをやってた頃、11PMでクラプトン特集が組まれ、その時流れたこの華麗なコード進行をもったこの曲を好きになり、後にクリームおよびクラプトンに狂いまくる下地となったのです。インキンニナッタノデス。
で、中学生の頃からいつかいつかこのロックの名曲をやりたいとは思っていたが、よりによって2012年になってこのベタ中のベタな名曲を真っ向カバーするというこっぱずかしいことになってもうた。まあみそぎみたいなもんだと思って、ひねくれずにド直球でカバーするよ。間違ってもアンプラグドバージョンみたいなシャレオツな感じにゃならんよ。
デレク&ザ・ドミノスはクラプトンがアル中&ヤク中イヤーズに突入する直前のバンドで、名盤「いとしのレイラ」も酒ガバガバ呑んで酔った勢いで作ったようなもんなので、我々もそんな彼らをトリビュートすると言うことで昨夜リハのあと朝5時まで路上呑みをしてました(笑)。話がとめどなく続いたんで夜を終わらせたくなかったんだよぉ。ライブ当日だから程々にしておこうと抑制するのはこのバンドには合わない。
つうことでレイラを歌うにはうってつけの芳ばしい喉の仕上がりになってるので是非是非遊びに来てくだせえ。
8/21のギターナイト詳細です。
当日2000円/1d。
ゲスト&Webフライヤー提示1500円/1d
19時オープン。
詳しくは↓
http://sonora.in/sonora/top/top.html (pc)
http://sonora.in/smart/i.html (smart)
タイムテーブル
19時〜オープン BGM
20時半〜高瀬大介
21時〜BGM
21時半〜加納修&井上直子
22時〜BGM
22時半〜RAY&ワタベー
23時半終了。
ここ2週間ばかりはなんだかんだ夏的イベント連発で、楽しいのと忙しいのと嬉しいのと切ないのと色々あって、感情がバカになりそうだ。でも良い感じのバカに仕上がるとは思われる。
数年前、バンド解散してからの何年かはあんまり夏を堪能することもせず、割とインドアな日々を過ごしていたし、まあ元々そんな性格だったんで構わなかったんだけど、段々と付き合う人脈が変わってきて、有り難いことに色々イベントに誘ってもらうようになったら、それまでの「人見知りをアルコールで麻痺させて人々の中にダイブ」しなくてもいいくらいになった。人間変わるもんだ。
本日は朝日が出たら泊まりでキャンプ。総勢30名くらいいるのかな?殆どが知ってる人だし、知らない人が居たって全然構いやしない、というメンタリティになっている。数年前の俺にこの事実を教えてやりたい。お前の自意識なんぞ簡単に崩れる程度のもんだよ。
楽しみまくって楽しみまくって座り小便してバカになってやろう。
と思っているけど、寄る年波も考えてもっとゆったりと余裕を持って、余韻を持って楽しみたい。ま、なにかとあんにゅいな状態だしね。
先週海にいったとき、暮れゆく夕日の海を見ながら頭のなかにビーチボーイズが流れていた。
で、やっぱ夏はちょっとくらい切ない方がいいなと思った。
ビーチボーイズのヒストリービデオのタイトルが「エンドレス・サマー」というんだが、ビーチボーイズくらい終わってゆく夏、終わってゆくイノセントを表現出来るバンドはいない。
ま、マイク・ラブ率いるビーチボーイズの方はもっと能天気に終らない夏を謳歌しようと勘違いしてるが、ブライアン・ウィルソンは寂しそうに誰もいない夕暮れ時の浜辺に佇んで尋常じゃないくらい美しいメロディーを口ずさんでいるタイプで、そちらの方にこそ俺はシンパシーを覚える。
でも今年は両者が合体して50年ぶりくらいにビーチボーイズとして来日するんだよなぁ。ひょったしたら終らない夏もあるのかもしれない。
数年前、バンド解散してからの何年かはあんまり夏を堪能することもせず、割とインドアな日々を過ごしていたし、まあ元々そんな性格だったんで構わなかったんだけど、段々と付き合う人脈が変わってきて、有り難いことに色々イベントに誘ってもらうようになったら、それまでの「人見知りをアルコールで麻痺させて人々の中にダイブ」しなくてもいいくらいになった。人間変わるもんだ。
本日は朝日が出たら泊まりでキャンプ。総勢30名くらいいるのかな?殆どが知ってる人だし、知らない人が居たって全然構いやしない、というメンタリティになっている。数年前の俺にこの事実を教えてやりたい。お前の自意識なんぞ簡単に崩れる程度のもんだよ。
楽しみまくって楽しみまくって座り小便してバカになってやろう。
と思っているけど、寄る年波も考えてもっとゆったりと余裕を持って、余韻を持って楽しみたい。ま、なにかとあんにゅいな状態だしね。
先週海にいったとき、暮れゆく夕日の海を見ながら頭のなかにビーチボーイズが流れていた。
で、やっぱ夏はちょっとくらい切ない方がいいなと思った。
ビーチボーイズのヒストリービデオのタイトルが「エンドレス・サマー」というんだが、ビーチボーイズくらい終わってゆく夏、終わってゆくイノセントを表現出来るバンドはいない。
ま、マイク・ラブ率いるビーチボーイズの方はもっと能天気に終らない夏を謳歌しようと勘違いしてるが、ブライアン・ウィルソンは寂しそうに誰もいない夕暮れ時の浜辺に佇んで尋常じゃないくらい美しいメロディーを口ずさんでいるタイプで、そちらの方にこそ俺はシンパシーを覚える。
でも今年は両者が合体して50年ぶりくらいにビーチボーイズとして来日するんだよなぁ。ひょったしたら終らない夏もあるのかもしれない。
今夜のライブは期せずして原初の叫びを呼び覚ましてしまったライブだった。
今回は新曲二曲を筆下ろし、ということで序盤中盤こそソロリソロリという感じだったが、後半ギターの弦が切れだしてからは温度が変わった。
一本だけ切れるとテンション駄々落ちるのだが、二本三本と切れていくともうヤケクソになり、途中張り替えようとしかけたがもうどうでもよくなり、怠雅クンに参加してもらって、「リトル・ウィング」やる頃になったら自ら残りの弦を引きちぎってやった。ワイルドだろぉ〜。リスペクト4ニール・ヤング&泉谷しげる。
で、弦が0本になったギターを抱え、何をしたかというと「ただひたすら思い付くことを叫んだ」だけという。とにかく怠雅クンがスーパーギターソロを弾いてくれるんで、俺はプライマルスクリーム(原初の叫び)でバトル。
終わったあとは一応自分の年齢を省みて「はしたないところをお見せしました」など言ってはいたけど、実はああいうどーしょうもない状況になった挙げ句のセッションは好きだ。身一つでバンドの一部になるのって気持ちいい。俺、ギター辞めてハンドマイクでやろうかな。
ただまあね、あんまり心地良い疲労感じゃないんだよね。強引にバイアスかけたライブってなぁ。そうじゃなくて、肩の力みを抜いてお客さんと楽しめるようなライブじゃないとね。次回はもっと精度を上げよう。
まあでも楽しかった。来てくれた人々、ありがとぉ!
今回は新曲二曲を筆下ろし、ということで序盤中盤こそソロリソロリという感じだったが、後半ギターの弦が切れだしてからは温度が変わった。
一本だけ切れるとテンション駄々落ちるのだが、二本三本と切れていくともうヤケクソになり、途中張り替えようとしかけたがもうどうでもよくなり、怠雅クンに参加してもらって、「リトル・ウィング」やる頃になったら自ら残りの弦を引きちぎってやった。ワイルドだろぉ〜。リスペクト4ニール・ヤング&泉谷しげる。
で、弦が0本になったギターを抱え、何をしたかというと「ただひたすら思い付くことを叫んだ」だけという。とにかく怠雅クンがスーパーギターソロを弾いてくれるんで、俺はプライマルスクリーム(原初の叫び)でバトル。
終わったあとは一応自分の年齢を省みて「はしたないところをお見せしました」など言ってはいたけど、実はああいうどーしょうもない状況になった挙げ句のセッションは好きだ。身一つでバンドの一部になるのって気持ちいい。俺、ギター辞めてハンドマイクでやろうかな。
ただまあね、あんまり心地良い疲労感じゃないんだよね。強引にバイアスかけたライブってなぁ。そうじゃなくて、肩の力みを抜いてお客さんと楽しめるようなライブじゃないとね。次回はもっと精度を上げよう。
まあでも楽しかった。来てくれた人々、ありがとぉ!
昨日の海ではサーフィンしなかったが、Youtubeでサーフしてるうちに吉田豪の「アイドルを語る」「ももクロを語る」的なラジオ音源が出てきてスゴく面白かった。
現代はアイドル戦国時代だそうで、昔のプロレス全盛期、戦国時代と同じ構造と熱さを持ってると言う。
ももクロのマネージャーはプロレスオタでアイドル業界のことなんて全く知らなかったらしく、プロレスの発想でももクロを動かしてるらしい。
今、ももクロがクイックジャパン辺りで取り上げられていて、熱心なファンは「おしゃれサブカル」的にももクロが盛り上がりそうな事を危惧しているらしいが、マネージャーは「いや、僕がやってるうちはそれは無いですよ。僕おしゃれって全く分かりませんから」と、自信をもって言っている。ちなみにこのマネージャーは音楽の事も殆ど分からず、プロレスの入場テーマくらいしか知らないと言う(笑)。
アイドルもプロレスも全然通ってない俺だけど、吉田豪とか南キャン山里とかが語るとこれが面白いんだよなぁ。単なるキモオタには嫌悪感を抱くが、ウラのウラのウラを見るような彼らがここまで熱っぽく語るとちょっと見え方が変わってくる。
×ばつアイドル=ももクロ。
×ばつドゥーワップ」でビーチ・ボーイズが出来上がったように、あるいはチャック・ベリーのように流麗に弾けなかったからあのキース・リチャーズのギタースタイルが生まれたように、新しい物事の始まりって、偶発的で未完成で無邪気な野合から生まれる。
誰もが思い付きそうで誰もやらなかったというコロンブスの卵的な発想。
ももクロのマネージャーは、アイドル業界の常識を全く知らないから乱暴な発想が出来るんだろうし、いわゆる既存の業界常識の「計算された戦略戦術」じゃない「ガチ感」にファンはやられるんだろうな、と思う。いわばパンクなんだろう。サブカル臭の強い芸能人にファンが多いのもうなずける。
ちなみにこのマネージャー、ももクロの前は沢尻エリカのマネージャーだったらしい。いかにも(笑)。
「自分の資質は意外と保守的」という自覚が年々出来上がってくる俺としては、アナーキーでパンクな発想のみで見切り発車しちまおうという乱暴さは、とても憧れるけんだけど自分には出来ないな、やっぱ修練によって出来上がる物に価値と見いだし軸足を置きたいなと思ってしまう。
ただ、そういう過激な発想も、その構造から学んだり取り入れるべきものはあるので、なるべくいろんな物にアンテナを張っておきたいなと思う。
さてそんな俺、いよいよ今夜ライブっす。大久保水族館で、時間はトリらしいのでまあ8時半とかぐらいじゃなかろうか?でも出来ればオープンの7時くらいから来て欲しいなぁ、いい酒のみましょ。
現代はアイドル戦国時代だそうで、昔のプロレス全盛期、戦国時代と同じ構造と熱さを持ってると言う。
ももクロのマネージャーはプロレスオタでアイドル業界のことなんて全く知らなかったらしく、プロレスの発想でももクロを動かしてるらしい。
今、ももクロがクイックジャパン辺りで取り上げられていて、熱心なファンは「おしゃれサブカル」的にももクロが盛り上がりそうな事を危惧しているらしいが、マネージャーは「いや、僕がやってるうちはそれは無いですよ。僕おしゃれって全く分かりませんから」と、自信をもって言っている。ちなみにこのマネージャーは音楽の事も殆ど分からず、プロレスの入場テーマくらいしか知らないと言う(笑)。
アイドルもプロレスも全然通ってない俺だけど、吉田豪とか南キャン山里とかが語るとこれが面白いんだよなぁ。単なるキモオタには嫌悪感を抱くが、ウラのウラのウラを見るような彼らがここまで熱っぽく語るとちょっと見え方が変わってくる。
×ばつアイドル=ももクロ。
×ばつドゥーワップ」でビーチ・ボーイズが出来上がったように、あるいはチャック・ベリーのように流麗に弾けなかったからあのキース・リチャーズのギタースタイルが生まれたように、新しい物事の始まりって、偶発的で未完成で無邪気な野合から生まれる。
誰もが思い付きそうで誰もやらなかったというコロンブスの卵的な発想。
ももクロのマネージャーは、アイドル業界の常識を全く知らないから乱暴な発想が出来るんだろうし、いわゆる既存の業界常識の「計算された戦略戦術」じゃない「ガチ感」にファンはやられるんだろうな、と思う。いわばパンクなんだろう。サブカル臭の強い芸能人にファンが多いのもうなずける。
ちなみにこのマネージャー、ももクロの前は沢尻エリカのマネージャーだったらしい。いかにも(笑)。
「自分の資質は意外と保守的」という自覚が年々出来上がってくる俺としては、アナーキーでパンクな発想のみで見切り発車しちまおうという乱暴さは、とても憧れるけんだけど自分には出来ないな、やっぱ修練によって出来上がる物に価値と見いだし軸足を置きたいなと思ってしまう。
ただ、そういう過激な発想も、その構造から学んだり取り入れるべきものはあるので、なるべくいろんな物にアンテナを張っておきたいなと思う。
さてそんな俺、いよいよ今夜ライブっす。大久保水族館で、時間はトリらしいのでまあ8時半とかぐらいじゃなかろうか?でも出来ればオープンの7時くらいから来て欲しいなぁ、いい酒のみましょ。
ニコニコ動画で中継された自由報道協会主催の記者会見の幾つかがyoutubeにもアップされている。
以前、読売のバカ記者と協会側の上杉隆さんや岩上さんが喧嘩になったことで話題になり、俺も日記にその動画をあげた(笑)小沢一郎の会見も、この自由報道協会が主催する会見だ。
最近は田原総一郎氏と櫻井よし子さんのやつを観た。とても面白かった。
考え方については賛同できる部分とう〜んそうなんかなぁ?という部分があり、それはそれでいいんだが、何より面白いのはゲストスピーカーのパーソナリティーによって、記者の質問の質や態度が変わってくる事だ。
田原総一郎の場合、まず本人が質問の意図を汲み取ることより持論を展開することの方が重要だと思っている体質だからなのか知らんが、質問する側の方もいまひとつ論旨が分かりにくいというか、質問なのか持論なのかよく分からないような質問ばかりになってしまっている(笑)
そこへきて田原総一郎が滑舌の悪さが伝染してか、質問者も皆噛みまくり言い直しまくり連発で、なかなか聴くのに忍耐力が要るような会見となっている(笑)。
でも別に田原総一郎が嫌いな訳ではない。時間が超過してもなるべく多くの質問を聞こうとする姿勢は素晴らしいし、基本はスゴく紳士的だ。
極め付きなのは、一時間超の会見の最後を締めくくる質問が、なんと会見の司会をした女性からのもので「これは是非聞きたかったんべすが、田原さんは日本初のAV男優だそうですがどういうことなんでしょう?」という、まあ記者クラブのやる会見じゃあまず出ないであろう質問で、これに律儀に答えてることだ。
まあある程度田原総一郎を知ってる人なら有名なエピソードだが(テレビディレクター時代、制作したドキュメント番組の中で成り行き上カメラの前でセックスせざるをえなかった)、この律儀さというか正直さを見せられたらまあ嫌いにはなれない(笑)。
さてこれと正反対なのが櫻井よし子さんの記者会見だ。
物腰からしゃべり方から全て上品の塊のような人で、昔から、というか日テレの「今日の出来事」時代から好きだった。
落ち着いた口跡ながら言うべきことはキッパリと言うし、微笑を絶やさずコミニュケートしやすい雰囲気は漂うも、凛とした佇まいは崩さず物事の核心は外さないという、まさにジャーナリストの鏡のような人だ。
で、そういうゲストスピーカーだから質問する側も落ち着いた理路整然とした質問が殆どで、非常に心地のいい有意義な会見となっている。
櫻井さんも「大変重要な質問だと思います」と、ちゃんと質問者のことを尊重する。こういった会見というのは「質問をする側」と「受ける側」が協力していい空気を作ることで有意義な言論空間が生まれる、まさに「ライブ」だ、ということを本当に理解している人だ。件の読売のバカ記者はこの動画を観るべきだろう。
人品って周りにもちゃんと伝播するんだよなぁ。
ついせっかちになって滑舌の悪くなる俺なんかは見習うべきところが多い。
滑舌悪く乱暴な口調で喋ると、論旨が伝わりにくい以前に周りを不快にさせてしまう。感情が高まって語気が荒くなったり早口になったりするよりも、落ち着いて簡潔に的確なグルーヴでしゃべる方が何倍も効果的だ。
不思議なもので喋りのグルーヴやアティチュードに共感及び尊敬出来る人は、その人の考え方にも共感出来るし、たとえ反対意見でもその中にも何かしら意義を見いだそうとしたくなる。
言うまでもないがこれは全ての事に転嫁出来るし、何よりも顕著に共通項を見出だせるのが音楽だ。
さてそんな自省する夏を過ごすワタシ、ライブ前になると日記の頻度が上がるのがちょっと恥ずかしいワタシ、告知ます!
★2012年8月5日(日)
「地下水族館Vol,2」
@大久保水族館
18:30 OPEN
19:00 START
1500円+1Drink
出演:
サグチャナ
HIROKI(a.k.a THE JEROKI)
埜本禅
山崎怠雅グループ(デュオ)
高瀬大介バンド
夏真っ盛りということで櫻井よしこさんを見習って涼やかな佇まいで挑もうかとは思うけど、まあ前日は海に行ってるから多分日焼けしまくってるだろうし、なんだかんだいって暑っ苦しいグルーヴになっちゃうだろうけど、とにかく遊びに来てほしいわ〜。
以前、読売のバカ記者と協会側の上杉隆さんや岩上さんが喧嘩になったことで話題になり、俺も日記にその動画をあげた(笑)小沢一郎の会見も、この自由報道協会が主催する会見だ。
最近は田原総一郎氏と櫻井よし子さんのやつを観た。とても面白かった。
考え方については賛同できる部分とう〜んそうなんかなぁ?という部分があり、それはそれでいいんだが、何より面白いのはゲストスピーカーのパーソナリティーによって、記者の質問の質や態度が変わってくる事だ。
田原総一郎の場合、まず本人が質問の意図を汲み取ることより持論を展開することの方が重要だと思っている体質だからなのか知らんが、質問する側の方もいまひとつ論旨が分かりにくいというか、質問なのか持論なのかよく分からないような質問ばかりになってしまっている(笑)
そこへきて田原総一郎が滑舌の悪さが伝染してか、質問者も皆噛みまくり言い直しまくり連発で、なかなか聴くのに忍耐力が要るような会見となっている(笑)。
でも別に田原総一郎が嫌いな訳ではない。時間が超過してもなるべく多くの質問を聞こうとする姿勢は素晴らしいし、基本はスゴく紳士的だ。
極め付きなのは、一時間超の会見の最後を締めくくる質問が、なんと会見の司会をした女性からのもので「これは是非聞きたかったんべすが、田原さんは日本初のAV男優だそうですがどういうことなんでしょう?」という、まあ記者クラブのやる会見じゃあまず出ないであろう質問で、これに律儀に答えてることだ。
まあある程度田原総一郎を知ってる人なら有名なエピソードだが(テレビディレクター時代、制作したドキュメント番組の中で成り行き上カメラの前でセックスせざるをえなかった)、この律儀さというか正直さを見せられたらまあ嫌いにはなれない(笑)。
さてこれと正反対なのが櫻井よし子さんの記者会見だ。
物腰からしゃべり方から全て上品の塊のような人で、昔から、というか日テレの「今日の出来事」時代から好きだった。
落ち着いた口跡ながら言うべきことはキッパリと言うし、微笑を絶やさずコミニュケートしやすい雰囲気は漂うも、凛とした佇まいは崩さず物事の核心は外さないという、まさにジャーナリストの鏡のような人だ。
で、そういうゲストスピーカーだから質問する側も落ち着いた理路整然とした質問が殆どで、非常に心地のいい有意義な会見となっている。
櫻井さんも「大変重要な質問だと思います」と、ちゃんと質問者のことを尊重する。こういった会見というのは「質問をする側」と「受ける側」が協力していい空気を作ることで有意義な言論空間が生まれる、まさに「ライブ」だ、ということを本当に理解している人だ。件の読売のバカ記者はこの動画を観るべきだろう。
人品って周りにもちゃんと伝播するんだよなぁ。
ついせっかちになって滑舌の悪くなる俺なんかは見習うべきところが多い。
滑舌悪く乱暴な口調で喋ると、論旨が伝わりにくい以前に周りを不快にさせてしまう。感情が高まって語気が荒くなったり早口になったりするよりも、落ち着いて簡潔に的確なグルーヴでしゃべる方が何倍も効果的だ。
不思議なもので喋りのグルーヴやアティチュードに共感及び尊敬出来る人は、その人の考え方にも共感出来るし、たとえ反対意見でもその中にも何かしら意義を見いだそうとしたくなる。
言うまでもないがこれは全ての事に転嫁出来るし、何よりも顕著に共通項を見出だせるのが音楽だ。
さてそんな自省する夏を過ごすワタシ、ライブ前になると日記の頻度が上がるのがちょっと恥ずかしいワタシ、告知ます!
★2012年8月5日(日)
「地下水族館Vol,2」
@大久保水族館
18:30 OPEN
19:00 START
1500円+1Drink
出演:
サグチャナ
HIROKI(a.k.a THE JEROKI)
埜本禅
山崎怠雅グループ(デュオ)
高瀬大介バンド
夏真っ盛りということで櫻井よしこさんを見習って涼やかな佇まいで挑もうかとは思うけど、まあ前日は海に行ってるから多分日焼けしまくってるだろうし、なんだかんだいって暑っ苦しいグルーヴになっちゃうだろうけど、とにかく遊びに来てほしいわ〜。