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高瀬大介の思い出のプラグインは刹那い記憶

〜高瀬企画発気まぐれ遺言状〜

2012年03月

2012年03月14日07:24
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ふと積み重なったCDの山から目についたワイセッツのライブ盤、相等久し振りに聴いてみた。


分かってはいたけど、とにかく荒いし熱い。どの曲もBPMはスタジオバージョンの1.5倍くらい速くて、殆どパンクみたいだ。


全員が死に物狂いでグルーヴしようともがいていて、下手だけどグッと来る。まあそれがバンドだからね。



半端に巧いプレイヤーが出す「お仕事いたしました」っていうような音はひとつもない。まあそりゃバンドだからね。



バンドやろう。新しいメンバーで、新しい曲で、新しい気持ちで。


まあ新しいと言っても求めてるもんは昔から変わってないけど。


熱さと過剰さとやさしさ。
2012年03月05日01:21
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急きょなんだけど、今週の火曜日3月6日に弾き語りのライブをやります。


場所はいつもの真昼の月 夜の太陽。時間は21時くらいから。平日の夜九時にライブ観に来てくれってのも図々しい話だけど、もし時間があってちょっと酒飲みてぇなと思ったら来てくださいな。


今回は久々にアコギでじっくりと歌おうかなと。最近エレキで「弾き過ぎ」の感があったのでね、たまには「歌」らしい「歌」を歌おうと思ってます。


ということでもし時間があったら遊びに来ておくれ。あんまりお客さんが来てくんないと、肩身が狭くってあそこで酔っぱらえないから、という個人的な事情もあるけど、まあ単純にいい空間を作ってその場にいる人と共有したいだけなんだがね。


昨夜は小林旭、今日はジャニス・ジョプリンのウッドストックでのライブ、オーティス・レディングのライブ、ヴァン・モリソンのソロ初期作品、マリアカラス作品集、と歌の上手い人、っつうか凄い人ばかりを聴いていた。


なんなんだろうね、あの人達の物凄さ。業を背負っているとしか言い様のない凄絶な表現力。


ああいった才能を持ってしまった人生って、普通の生活人としてはあんまり幸福じゃあないと思うけど、持たないものの高望みとしちゃあ羨ましい限りだ。


巧い誤魔化し方と最高のハッタリを修得しているミック・ジャガーやロバート・プラントの歌は大好きだし、その人生はある意味では幸福そうで、そっちの方が羨ましいとも言えるけど「感動」というのとはちょっと違うんだよなぁ。まあいいや。


今久々に歌詞を作っている。6日のライブで歌う新曲のために。長らく歌詞を書かないと中々言葉が浮かんでこない。多分言いたいことなど特に無いか、言いたいことなど昔から変わってないので、わざわざその新たなバリエーションを今さら増やすことなんかに興味が無いんだろう。こういうときに白々しいシチュエーションを用意してそれらしい物語をひり出せる才能ってなぁいいもんだね。
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高瀬大介

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