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高瀬大介の思い出のプラグインは刹那い記憶

〜高瀬企画発気まぐれ遺言状〜

2009年12月05日01:22
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昨夜は捻転時計の最後のライブイベントに参加してきた。



捻転時計とはワイセッツの頃からの付き合いなのでなんとしても駆けつけるつもりだったんだけれど、あれよあれよというまにイベントに参加ということになってしまって、それはそれで感慨深いものがあった。



それにしても昨夜の捻転時計は今まで観た彼らのどのライブよりもよかった。
個人的には最後だからという感傷はほとんど入らなくて、純粋にバンドとしての完成度にただただ圧倒された。



内実はいろいろあるんだろうけれど、音楽として、ロックのグルーヴとして、とてもとても凄いとこにいっていた。ライヴを見ている途中、キング・クリムゾンの「RED」ってアルバムの裏ジャケットのようにタコメーターが振り切れているという画が浮かんできた。
まあこのバンドは終わるべくして終わったんだな。惜しいという気もするけど、やれることはやりつくして終わったんだ。



ただ感動したのと同時に、こういうバンドが集客に苦しんでいる現状をどうにも歯がゆくって苦味を残したライブでもあった。ぬるいバンドばっか観てんじゃねーよ!って怒りすらわいてきた。




あと、今回はスリーピースでのキョドルト・ナレルで参加させてもらったんだけれど、こちらのほうもかつてないほどの充足感があった。



自分にとってのルーツであるクリームとかジミヘンドリックス・エクスペリエンスとかツェッペリンといったスリーリズムのロックアンサンブルってやつを思いっきり、思いっきり、思いっきりやりまくった。




当日、会場での申し訳程度のリハーサルで挑んだ、ぶっつけ本番真剣勝負みたいなライブだったんだけれど、井上のドラムも怠雅君のベースもかつてなかいほどの凄まじいぶちきれ加減で、もう安心してそのグルーヴに身をゆだね、思いっきり歌い、思いっきりシャウトし、思いっきりギターを弾きまくった。



自分の原点を再確認したようなライブで、自分で言うのもはばかられるが「壮絶」な斬り合いをした気分だ。
たぶんこの面子でライブすることは当分ないだろうけれど、こう感覚をもってこれからやっていく。思いっきりやんなきゃだめだわ。たとえ色んなことが気になろうとも。



なんか異様に高ぶっているけれど、昨夜は完全にノンアルコールだったんだよ(笑)。シラフで気持ちよかったし、色んなやる気が沸々と沸いてきたんだ。




さてそんな高ぶりの中、次のライブは、12月18日のWM(うむ)だ。場所は代々木ブーガルー。時間は19時40分から。俺にとっては今年のライブ納めになる。
壮絶にして気持ちのいいライブ空間にするので是非是非遊びに来てください。

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高瀬大介

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