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koudansyou-古典と現代

主に平安文学・文化についてのつれづれ書き(画き)

イタリアの旅1

前回に引き続き、イタリアのお話です。

さて、私はおよそ20年前に、大学時代の友人とイタリア旅行に行きました。
以下、とりあえず、成田空港に着くまでのお話を動画にしています。
(BGMのボリュームにご注意ください)
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(動画内で友人との待ち合わせに遅刻する「ゆ」とは、私のことです)

当時、私は大学院生。友人は社会人でした。なるべく安くて充実度の高い(たくさん周れる)ツアーを探したのを覚えています。ツアーとはいえ、幾日か、自由行動の時間が設けられており、その日は、好きな所を散策しました。

当時の私は、かなりの確率で交通トラブルに見舞われていましたが、この日も飛行機が3時間遅延し、空港で待ちぼうけを食いました。ただ、無料のお食事券は、うれしかったですね〜。

なんとか飛行機に乗り、イタリアのホテルにたどり着くまでの様子は以下の通り。
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(前に人がいなかったのは、とてもラッキー。なんせ十数時間、乗るのですから)
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(友人は、仕事疲れか、すぐ寝入っていました。)
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(私はなぜか眠れません。興奮していたのかしら?)
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(隣で気持ちよさそうに寝られると、少し焦ります)
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(イメージです。)
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(実は、ミラノには最後に行きます。ローマから北上する観光ルートでした)
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(友人です)

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(わたしです)
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(一度、地面に降りたので、安心したのでしょうか)
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(季節は秋。でも日本よりずっと寒かったです)
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(コンダクターの方も大変です)
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(日本のツアーは置いていかれませんが、外国で参加したツアーでは置いていかれたことがあります)
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(夜でも車窓から景色が見られました)
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(本物は迫力が違います〜!!)
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(やっと、イタリアに来たことを実感)
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(ホテル「ウニベルソ」、まだあるかしら?)
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(ここに来て、再び現実に引き戻されました)

現実からの逃避......およそ旅には、非日常を求めますよね。そういえば、伊勢物語の昔男も、都に嫌気がさして、「東下り」をしたのでした。

「東下り」のはじめ、第七段には「むかし、男ありけり。京にありわびてあづまに行きけるに」とあり、続く第八段にも「むかし、男ありけり。京や住み憂かりけむ、あづまの方に行きて住み所求むとて、友とする人ひとりふたりして、行きけり。」とあります。

双方「都にいるのがつらくて、住みにくくなって」としか書いてありませんが、前段(六段)に語られる後の二条后・高子との恋が原因のようにも読めます。

そして、友人たちとともに新天地を目指し、東国へ向かうのです。その道中、これまで見たことのない景色──「白く浪立つ海」や「浅間嶽の煙」を見て、感激し、男は歌を詠みます。

私の場合、さすがに「新天地」を求めて......のイタリア旅行ではありませんでしたが、少なくとも現実に少し疲れて、新たな刺激と癒しを求めた旅だったことは間違いありません。

次回は、イタリアの観光に行きます。お楽しみに。




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