芸術の秋・食欲の秋
10月も最終日となりました。今月はとにかく、美術展と観劇に行きまくった1ヶ月(最後に水族館。学会もありましたが、入試で行けず。録画で見ます)
さて、ご紹介〜。
今月は、すでに弥生美術館と丸善ギャラリーに行ったことを書きましたが、さらに院生たちと出光美術館にも行きました。
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(入口の様子。残念ながらかなりピンボケ)
(帰りにみなさんでいただいた「一保堂茶舗」喫茶室 嘉木 のお抹茶と和菓子。自分が溶けそうになりました)
さてさてお次はこちら!
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特に期待はしていなかったのですが「似絵」の三枚(あの有名な源頼朝像も)が大きくて圧巻でした。絵巻はアニメーションの走りですし、漫画のキャラクターのような絵と、写実的な絵、どちらも魅力満載でした。展示替えがあるので、会期中にもう1回くらい行くかもしれません。
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(浮世絵で有名な太田記念美術館。着物で行くと100円引きに)
「美人画 麗しきキモノ」2023年9月1日(金)〜10月22日(日)
それほど広くない美術館ですが、原宿にあってなんとなく感度の高い展示にいつも出会えます。今回も、着物の豊かさ、奥深さ、堪能できました。江戸の風物や季節感を表す絵から、近代の和洋ミックスのおしゃれが楽しまれる絵など、美人画ならではの楽しみがありました。
次は観劇!
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(おなじみの歌舞伎座。今回は昼の部のみ鑑賞。とにかくガマ好きなわたし)
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(歌舞伎座タワーの地下、木挽町にあるカフェでいただけます。隈取パウダーが粋です)
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(上野の東京文化会館にて。「かぐや姫」のバレエを見ました)
このバレエ、3年前に一部だけ見ていましたが、その後、すっかり忘れていて、演習の学生がたまたまこのバレエのことを話しているのを聞き(それが前日)、あわててチケットをとって行きました。なかなか良い席で、今回は三部通しの完成版が見られました。一部も3年前よりかなり洗練された舞台になっており、イメージは「スターウォーズ」(いや本当に)。近未来のかぐや姫、という印象でした。
あとは、本当に「さよなら国立劇場」(妹背山女庭訓・後半)と「えのしま水族館」(ウルトラセブン&水辺の怪獣コラボ)があるのですが、今日の日にちなんでこれだけ先にお見せします。
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(ハロウィンとそれっぽい魚たちのコーナー)
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(墓場のようですが、そこに光る魚が!)
ほかにも「お化け」っぽい、ハロウィン仕様の水槽がたくさんあって、楽しめました。この続きはまた来月になりますが、もう少し、おつきあいくださいませ。
さて、ご紹介〜。
今月は、すでに弥生美術館と丸善ギャラリーに行ったことを書きましたが、さらに院生たちと出光美術館にも行きました。
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(入口の様子。残念ながらかなりピンボケ)
2023年9月16日(土)〜10月22日(日)「江戸時代の美術—「軽み」の誕生」
こちらの展示では以下のようなコンセプトのもと、『源氏物語』の屏風絵も展示されていました。
「狩野探幽(1602 - 74)は、後水尾天皇に対して「絵はつまりたるがわろき」と語ったといいます。つまり、画面にすべてを描きつくすのはよくなく、ゆとりや隙を感じさせるようにするべきだ、と。このような価値観は、絵画の領域だけに当てはまるものではなく、軽みを追求した蕉風俳諧の理論などとも通いあいながら、江戸時代を広く覆ったものでした。」
平日の人少なな時間帯でしたので、ゆったりとした空間で、ぜいたくに大きな絵を楽しむことができました。途中から芭蕉ら俳人の絵になったのは「軽み」とのかかわりだったのか、とあとから理解しました(汗)。
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(美術館から見える皇居のお濠)
DSC_1674 こちらの展示では以下のようなコンセプトのもと、『源氏物語』の屏風絵も展示されていました。
「狩野探幽(1602 - 74)は、後水尾天皇に対して「絵はつまりたるがわろき」と語ったといいます。つまり、画面にすべてを描きつくすのはよくなく、ゆとりや隙を感じさせるようにするべきだ、と。このような価値観は、絵画の領域だけに当てはまるものではなく、軽みを追求した蕉風俳諧の理論などとも通いあいながら、江戸時代を広く覆ったものでした。」
平日の人少なな時間帯でしたので、ゆったりとした空間で、ぜいたくに大きな絵を楽しむことができました。途中から芭蕉ら俳人の絵になったのは「軽み」とのかかわりだったのか、とあとから理解しました(汗)。
DSC_1667
(美術館から見える皇居のお濠)
(帰りにみなさんでいただいた「一保堂茶舗」喫茶室 嘉木 のお抹茶と和菓子。自分が溶けそうになりました)
さてさてお次はこちら!
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(特別展「やまと絵 https://yamatoe2023.jp
2023年10月11日(水)〜12月3日(日)/東京国立博物館 平成館(上野公園))
上野で行われている「やまと絵展」は学部の3年生と4年生の演習で行きました。すべて国宝の四大絵巻(源氏物語絵巻・鳥獣戯画・伴大納言絵詞・信貴山縁起絵巻)ほか、石山切に平家納経、三十六歌仙絵に病草紙、百鬼夜行図に年中行事絵巻、道長の自筆の『御堂関白記』、もういろいろありすぎて書けませんが、とにかく、教科書に載っているような有名どころがごっそり集まっています。特に期待はしていなかったのですが「似絵」の三枚(あの有名な源頼朝像も)が大きくて圧巻でした。絵巻はアニメーションの走りですし、漫画のキャラクターのような絵と、写実的な絵、どちらも魅力満載でした。展示替えがあるので、会期中にもう1回くらい行くかもしれません。
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(浮世絵で有名な太田記念美術館。着物で行くと100円引きに)
「美人画 麗しきキモノ」2023年9月1日(金)〜10月22日(日)
それほど広くない美術館ですが、原宿にあってなんとなく感度の高い展示にいつも出会えます。今回も、着物の豊かさ、奥深さ、堪能できました。江戸の風物や季節感を表す絵から、近代の和洋ミックスのおしゃれが楽しまれる絵など、美人画ならではの楽しみがありました。
次は観劇!
DSC_1692
(おなじみの歌舞伎座。今回は昼の部のみ鑑賞。とにかくガマ好きなわたし)
DSC_1689
(歌舞伎座タワーの地下、木挽町にあるカフェでいただけます。隈取パウダーが粋です)
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(上野の東京文化会館にて。「かぐや姫」のバレエを見ました)
このバレエ、3年前に一部だけ見ていましたが、その後、すっかり忘れていて、演習の学生がたまたまこのバレエのことを話しているのを聞き(それが前日)、あわててチケットをとって行きました。なかなか良い席で、今回は三部通しの完成版が見られました。一部も3年前よりかなり洗練された舞台になっており、イメージは「スターウォーズ」(いや本当に)。近未来のかぐや姫、という印象でした。
あとは、本当に「さよなら国立劇場」(妹背山女庭訓・後半)と「えのしま水族館」(ウルトラセブン&水辺の怪獣コラボ)があるのですが、今日の日にちなんでこれだけ先にお見せします。
DSC_1784
(ハロウィンとそれっぽい魚たちのコーナー)
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(墓場のようですが、そこに光る魚が!)
ほかにも「お化け」っぽい、ハロウィン仕様の水槽がたくさんあって、楽しめました。この続きはまた来月になりますが、もう少し、おつきあいくださいませ。