秋学期はじまる
9月も終わりを迎えようとしています。夏休み明けの仕事はじめは、大学院入試でした。
ひさびさに試験監督をした感想──「文学研究科」って、ほんとうに多種多様!
ひとつの教室で、日本文学、文芸メデイア、演劇学、英文学、仏文学、日本史、アジア史、
考古学、などなど、各専攻への入学を希望する学生が一度に受験します(1専攻ずつの受験者
は10名未満がほとんどなので)。
ですので、試験問題・解答用紙、こちらも専攻によって異なり、多種多様なものになります
(ここは大学受験とは異なる)。
問題と解答用紙、配布も回収も、間違えないように、細心の注意が必要です。問題がさまざまで
あるのは、同じ「文学研究科」でも、学問の質がまったく違うので当然のことですが、あらためて、他学部との違いを感じるところです。
私の前任校は、「文学部 国文学科」でしたが、今の勤め先は「文学部 文学科 日本文学専攻」です。同じようでも違うなと思うのは、今の方が、学問の質は違っても、おとなりの専攻との距離が近い気がします(他専攻の授業の科目を履修することが比較的容易です)。
でも、同じ文学部だからといっても、途中で転専攻するのは、実はあまり容易ではありません(今の勤務先の場合)。ですので、「入ってから移ろう」と最初から考えて入学してしまうと後悔のもと。また、先日、塾講師をやっている院生からも聞いた話ですが、「●くろまる●くろまる大学ならどの学部でもいいので入れるようにしてください」と、言われたとか。
大学選びも大事ですが、学部選びも重要です。入学してから後悔することのないように、入念に下調べしておきましょう。
大学院入試は、2月入試もあります。今度は、修士の他、博士課程も加わりますが、進学を希望している人は、あと半年弱、しっかり準備して臨んでください。
今日は(も?)、全体的に真面目なお話しでした。
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(絵巻の授業で自作人形を使いました。「源氏物語絵巻」東屋のイメージを再現しています)
ひさびさに試験監督をした感想──「文学研究科」って、ほんとうに多種多様!
ひとつの教室で、日本文学、文芸メデイア、演劇学、英文学、仏文学、日本史、アジア史、
考古学、などなど、各専攻への入学を希望する学生が一度に受験します(1専攻ずつの受験者
は10名未満がほとんどなので)。
ですので、試験問題・解答用紙、こちらも専攻によって異なり、多種多様なものになります
(ここは大学受験とは異なる)。
問題と解答用紙、配布も回収も、間違えないように、細心の注意が必要です。問題がさまざまで
あるのは、同じ「文学研究科」でも、学問の質がまったく違うので当然のことですが、あらためて、他学部との違いを感じるところです。
私の前任校は、「文学部 国文学科」でしたが、今の勤め先は「文学部 文学科 日本文学専攻」です。同じようでも違うなと思うのは、今の方が、学問の質は違っても、おとなりの専攻との距離が近い気がします(他専攻の授業の科目を履修することが比較的容易です)。
でも、同じ文学部だからといっても、途中で転専攻するのは、実はあまり容易ではありません(今の勤務先の場合)。ですので、「入ってから移ろう」と最初から考えて入学してしまうと後悔のもと。また、先日、塾講師をやっている院生からも聞いた話ですが、「●くろまる●くろまる大学ならどの学部でもいいので入れるようにしてください」と、言われたとか。
大学選びも大事ですが、学部選びも重要です。入学してから後悔することのないように、入念に下調べしておきましょう。
大学院入試は、2月入試もあります。今度は、修士の他、博士課程も加わりますが、進学を希望している人は、あと半年弱、しっかり準備して臨んでください。
今日は(も?)、全体的に真面目なお話しでした。
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(絵巻の授業で自作人形を使いました。「源氏物語絵巻」東屋のイメージを再現しています)