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koudansyou-古典と現代

主に平安文学・文化についてのつれづれ書き(画き)

2022年08月

8月最終日。夏休みの終わりを惜しみ、水族館と海に行ってきました。

今夏、すみだ水族館は、「すみだクラゲ研究部」なる催しをやっており、くらげ好きの家族も、なんとか最終日に参加することができました。

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入り口にこんなものが......。

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ミズクラゲを真上から観察できるビックシャーレ。
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クラゲのちょうちん作りや、ぬり絵もできました。

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海草と共生するサカサクラゲにビックリ。

クラゲを堪能した後は、江ノ島へ移動して、花火が上がるのを海岸で待ちました。えのすいの水族館も常連ですが、今回は花火目的です。

江ノ島では今月3(4?)回目、最後の花火でした。150発を3分間打ち上げます。花火を分散させているのは、コロナ禍の対応のようですが、人もそれほど多くなく、こんな開催の仕方も悪くない、と思ってしまいました。以下、写真です。

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花火の前に見た、海と富士山と夕陽。この時期に見えるのは珍しいようで、思わず合掌。

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三日月がくっきり見えてきました。

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江ノ島もライトが素敵な感じに。
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打ち上がりました❗️

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菊の花かしら?

あっという間の3分でしたが、夢のようなひとときになりました。

ど〜んという音も迫力あって良かったです。

花火が上がるまでの気持ちは、

なかなかに暮れぬ人出や花火待つ

打ち上がった後は、

どん〜と音してひらく花火かな

という感じでした。


二句とも高野素十の俳句です。







お盆休みは採点で終わりました。でも、その前に、少し熱海まで足を延ばし、美術館に行ってきました。

» 井上涼展 キラキラ☆ゴールデンびじゅチュ館 | MOA美術館 | MOA MUSEUM OF ART (moaart.or.jp)

授業でも、平安時代の絵巻の話をするときには「鳥獣戯画ジム」、伊勢物語の話をするときには「住んでます八つ橋蒔絵硯箱」を流し、内容理解の補助に使わせてもらっています。


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井上涼さんは、有名で、知っているけれど、ちょっと近づきがたい、難しそうな絵画や工芸品の数々を、楽しいアニメ映像にすることで、親しみやすくしてくれています。

MOA美術館では、美術作品における「金」をテーマに、井上涼さんの作品が展示されていて、とても面白かったです。以下、ご紹介。

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(入口はこんな感じ)

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(住んでます、八つ橋蒔絵硯箱のオブジェ。大きかったです!)

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(ほかにも、こんなにたくさん。圧巻です)

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(自分で絵を画いて、みんなで金屏風を作るコーナーもありました)

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(わたしも画いてきました)

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(「金」を使った技法を紹介するコーナーもありました)

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(「蒔絵」や「沈金」など、井上涼さんが挑戦した作品も展示されていました)

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(「金箔」のコーナーもあります)

日本で最古の絵巻・国宝「源氏物語絵巻」も、金箔・銀箔がちりばめられた豪華なものです。そんな当時の技法に思いを馳せつつ、展示を楽しみました。

また、びじゅチューンのコスプレでくると、特別オリジナルグッズがプレゼントされるとあって、かわいい多くのコスプレイヤーたちが来ていて、目の保養になりました(お子さんが多かった)。

今月28日(日)までの展示です。もし近くまで行くことがあればぜひ足を運んでみてください。おすすめです。




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