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koudansyou-古典と現代

主に平安文学・文化についてのつれづれ書き(画き)

カテゴリ: 大学のこと

大学祭の休みに入りました。秋学期はじまって1ヶ月。ようやく寒く秋らしく
なってきました(いやもう冬?)。

今月は、国技館で行われた古式大相撲を観覧し、この時の話を書こうと
思っていたのですが、
取り急ぎ、お知らせしなくてはならないことがいくつかできました。

まずは、以下の講座がリバティアカデミーで開講されます。

テーマで読む源氏物語
「源氏物語の男性たち」 期間 2025年11月10日〜2025年12月15日
回数全5回
曜日月曜日 時間13:00〜14:30
定員30
一般料金16,500円 明治大学カード料金13,200円
明大生料金8,250円 教職員料金8,250円 法人料金13,200円
キャンパス駿河台キャンパス (注記)料金は全て税込価格

上記は対面のみの講座です。
わたしは、12月1日と15日を担当します。詳しくは、下記HPを
御覧ください。

テーマで読む源氏物語社会人講座、リカレント教育、生涯学習なら明治大学 | 社会人講座、リカレント教育、生涯学習なら明治大学


実は、今月も2回ほどアカデミーの講師としてお話ししていました。

テーマは「紫式部と清少納言の色彩」ということで、『枕草子』『源氏物語』『紫式部日記』を
とりあげました。
『源氏物語』は、和歌と色彩のスペシャリスト、本学教授の森田直美先生に講師をご依頼し、
わたしは『枕草子』と『紫式部日記』の話をした次第です。この講座も宣伝せねば!と
思っていたのですが、予想外の忙しさに急襲され、気づけば申し込み締め切り日を過ぎて
いました(不甲斐なし)。

今回は、しっかり宣伝します。

初回から2回は、名誉教授である日向一雅先生がご担当されます。
この講座、本当は、私の先輩で『うつほ物語』をご専門に研究なさっていた西本香子先生が
企画・担当されていたものでした。ところが先生の突然の急逝で、私が代講することになった
次第です。
前回のブログにも少しこの事は書かせていただきましたが、お仕事はしっかり引き継いで、
ご安心いただけたらと思っています。

さて、もう1件、お祭りです。

明治大学の学祭が11月1日〜3日まで和泉キャンパスで行われます。

昨日はまだ準備でこんな感じでした。
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(中央によく見るとカウントダウンの看板が)

第141回明大祭公式サイト 今年のテーマは「熱狂の、その先へ」

↓こちらは昨年の様子です。

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各校、学祭シーズンではありますが、ぜひ、この機会にわが勤務先へお越しください。
きっとじゃんけんで買ったらいいことのある露店などもありますよ。

今年は、次年度から和泉キャンパス近くに系列校が新しくできますし(明治大学付属世田谷
中学・高等学校)明治大学付属世田谷中学校・高等学校

いろいろ盛り上がりそうです。

来月は、博物館、美術館の展示をご紹介したいと思います。
ちなみにいま、駿河台キャンパスの明治の博物館(無料)では刀剣の展示が
行われています(11月4日まで)
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(鎌倉時代の名刀から現代の刀まで。写真は確か室町時代のもの)

とりとめなくなってきましたが、さいごは、駿河台キャンパスの紫紺館椿山荘で出会った
「めいじろう」で締めます!
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明日はハロウィンでした。めいじろうもハロウィン仕様〜。



社会人向けのアカデミー講座、無事、終了しました。「先生のお話を次年度の講座でもうかがいたい」と話しかけてくださった受講者の方もいて、ありがたい限りです。
紫式部の「住」についての話は、昨年12月に訪れた盧山寺や福井県の紫式部公園の写真が大いに役立ちました。やはり、現地に足を運ぶ事は重要ですね。

さて、今月は、大学院に来ている中国からの交換留学生の指導教員の先生が、学生の様子と大学院の様子を見に来られるということで、ご案内しました。

大学院内の院生の共同研究室の案内は、現役院生にお願いし、懇談後は、昼食会場の紫紺館・椿山荘へグランドメニュー | 東京のホテルならホテル椿山荘東京。【公式サイト】。大学所有の建物内にあります。ちなみに、昨年の今頃は、こんな感じでした。

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大学のマスコット・めいじろうもサンタ姿に。
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およそランチは1300〜2000円で、食後にコーヒーか紅茶を選べます。

レストランも広くて、ゆっくり食事が楽しめます。明治大学(駿河台校舎)にお立ち寄りの際は、ぜひ立ち寄ってみてください。

最後は、明治大学の博物館と研究室をご案内。

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ちょうど、新収蔵・収蔵資料展をやっていました。

明治大学は、法学部と商学部が看板学部で、文学部の考古学専攻も有名です。ということで、展示内容は、商品部門、刑事部門、考古部門から成っています。個人的には、拷問器具(鉄の処女やギロチン)と、圧倒的な考古の貝塚の地層見本などがおすすめですが、各地の伝統工芸品を展示する、商品博物館の展示もほっこりしますよ展示紹介 | 明治大学
(こちらはオンラインミュージアム→。展示室をあるく|明治大学博物館 Mm ONLINE ミュージアム)

グッズも結構楽しいです。この時、私が買ったのはこちら。
スクリーンショット_24-11-2024_18952_www.instagram.com
この品切れ中だった方を11月に購入。ヘアゴムのインパクト大ですが、個人的にポストカードが
お気に入りです。他にもTシャツや、メモ帳、ペンなどの文具もあります。

研究室内は......雑然としていましたので、省略!(自主規制)。

最後に、最近話題になった山の上ホテルが明治大学の所有になったという話。本当にうれしかったです。川端康成や三島由紀夫など多くの著名な作家たちが愛したホテルとして有名で、「源氏研究」という雑誌の座談会の会場としても利用されていました。

本当に、大学の隣にあるホテルでしたので、喫茶やレストランをよく利用していました。休館すると聞いてからは、院生もケーキをテイクアウトし、皆で食べていたようです。

ちなみに一昨年、卒論ゼミの学生と、ホテルのいちごフェアの際、訪れた様子がこちらです。

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見ているだけでとろけそう。

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わたしが注文したクレープのアイス添えいちごづくし。

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このあと、大学院に進学した学生の注文したいちごパフェ。こんなスイーツがいつでもすぐ食べられるなら、もっと長くいたくなる(!?)というのは冗談ですが(笑)。

とはいえ、老朽化が進んでいたことも知っていますので、ぜひ我が勤務先には、素敵に改装して、この歴史あるホテルを上手に復活させてほしいと切に願っています。楽しみです。



新年度、始まりました。そしてGWに入ります。

この1ヶ月、いつもより長く感じました。今年度、私はサバティカルという、学内業務や授業を減らし、研究に専念できる、とてもありがたい年です(いわゆる特別研究の年)。
忙殺されていると、あっという間に過ぎるのですが、いろいろ自分で考えて組み立てられる時間が増えているために、長く感じたように思います。

でも、大学院と卒業論文は担当しているので、週1回、大学に行って授業はしています。
その他は、現在、家で論文執筆中。まとめがなかなか書けなかった論文も、昨日無事脱稿。
あとは注をつけたら1本できます。

同僚の先生には「あっという間に1年過ぎるから」と恐ろしいことを言われたせいか、
1日1日を大事にしたい、と日々思っています。

そのような中でも、学会や研究所関連の会議は、普通に入ります。その一つがこれ。
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「会議」を忘れないように、テーブルに置いておいたメモ。これが家族には「15じはん 200m」に見えたそうです。

いや、違うから。「zoom」だから。オンライン会議だよ。

そのような中、新鮮な空気も吸ってきました。
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じゃ〜ん。高尾山の三福だんごです。

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そして、頂上にのぼった後、帰りの4号路にあるつり橋です。ぎしぎし揺れて楽しかったです。

ちなみに大学院では、『源氏物語』薄雲巻を読んでいきます。そういえば、最近、定家の古今和歌集の注釈書が発見されました。自筆本らしいので、貴重ですね。この写本、冷泉家に伝わっていた古今伝授箱に入っていたのですが、130年間、開かれなかったそうです。大事にされていたんですね。

それでは、今年度も、ぼちぼち、よろしくお願いします。



今日は学祭最終日。家族がまた行きたいということで(昨日行けなかったところがあり)、行ってきました。

昨日は最後に「東方楼」というゲームができる教室に行き、steamが使えるPCのスペックを詳しく教えてもらいました。そこで似顔絵コーナーがあったので、私も描いてきました。みなさん、好きな事を熱く語ってくれて、楽しかったです。
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(霊夢さんです。似てるかな?)

今日は、イラストや手作り絵本サークル、能楽の仕舞も見てきました。
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仕舞は、もうプログラム自体は終わっていたのですが、特別に演目にないものを舞ってもらいました。迫力があってとてもよかったです。

それから、昨年落成した新校舎、ラーニングスクエアが初お目見えで、学祭会場になっていました。
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(上から見た飾りつけ。傘の色味が絶妙でかわいらしいです)

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(下から見るとこんな感じ)

こちらは、以前、第二校舎だったところ、新しく建て直したものです。それについては以前、ブログでも書きました。第二校舎の思い出 : koudansyou-古典と現代 (livedoor.jp)

その時は、新しい校舎がこんな風な学生の憩いの場になるとは思っていませんでしたが、学祭を通じて、改めて素敵な校舎だなと実感しました。

ここでまた様々なドラマがあることでしょう。

最後にお知らせです。

「リバティアカデミー講座」
2023年11月07日(火)「紫式部と清少納言─二人はライバル(?)─」
*清少納言の存在を念頭におきつつ、紫式部の執筆活動について考えます。
しかく申込締切日:11月6日(月) 午前10時
紫式部と清少納言|社会人講座、リカレント教育、生涯学習なら明治大学 (meiji.jp)

明日の10時までの締め切りですが、ご都合がついて、ご興味ある方は、どうぞご参加ください。
zoom視聴(録画で後からでも)も可能です。



現在、大学の学祭真っ最中。授業はやっていません!でもたーくさんの人出で賑わっていました。
こんな風に。
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(3年ぶりに一般の方も自由に入っています)
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(最寄駅は井の頭線、明大前駅です)

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(たこ焼き旨し。他に焼き鳥、焼きそば、チュロスもいただきました。じゃんけんに勝つと50円引きになるお店も)
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(第一校舎内です。外でもパフォーマンスの舞台が3ステージ有りますが教室内でもいろいろやっています)
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(鉄道研究会ではプラレールを走らせていました)

コロナ前に行った時にはなかった様々な場所の鉄道の写真も貼ってあって「外を自由に出歩けることの幸せ」をどの写真からも感じました。

また地理学研究部のブースでは、大きな日本地図があり、蚊に血を吸われることを「さされた」黄「くわれた」緑「かまれた」青、のうちどれを言うか選び、その色のシールを自分の出身地に貼ってもらうという企画をしていました。*最初のupの時「すわれた」黄としてしまってました。すみません。

関西は「かまれた」が多く、関東は「さされた」が多かったです。傾向を説明してくれた学生さんも丁寧でとても好印象でした。

他に、メディア棟、ラーニングスクエアといった校舎でも、様々なサークルが催しをしていました。

ゲームや遊べるところも盛りだくさんですので、良ければ、ぜひぜひ、足をお運びくださいね!


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