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koudansyou-古典と現代

主に平安文学・文化についてのつれづれ書き(画き)

カテゴリ: 俳句

8月最終日。夏休みの終わりを惜しみ、水族館と海に行ってきました。

今夏、すみだ水族館は、「すみだクラゲ研究部」なる催しをやっており、くらげ好きの家族も、なんとか最終日に参加することができました。

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入り口にこんなものが......。

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ミズクラゲを真上から観察できるビックシャーレ。
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クラゲのちょうちん作りや、ぬり絵もできました。

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海草と共生するサカサクラゲにビックリ。

クラゲを堪能した後は、江ノ島へ移動して、花火が上がるのを海岸で待ちました。えのすいの水族館も常連ですが、今回は花火目的です。

江ノ島では今月3(4?)回目、最後の花火でした。150発を3分間打ち上げます。花火を分散させているのは、コロナ禍の対応のようですが、人もそれほど多くなく、こんな開催の仕方も悪くない、と思ってしまいました。以下、写真です。

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花火の前に見た、海と富士山と夕陽。この時期に見えるのは珍しいようで、思わず合掌。

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三日月がくっきり見えてきました。

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江ノ島もライトが素敵な感じに。
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打ち上がりました❗️

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菊の花かしら?

あっという間の3分でしたが、夢のようなひとときになりました。

ど〜んという音も迫力あって良かったです。

花火が上がるまでの気持ちは、

なかなかに暮れぬ人出や花火待つ

打ち上がった後は、

どん〜と音してひらく花火かな

という感じでした。


二句とも高野素十の俳句です。







4月最終日です。いつもながら新年度の4月はあっという間に過ぎました。専攻としては、とりたてて大きな問題もなく、終わろうとしています。良かったです。

ただ、入国できない留学生のオンライン授業、陽性者、濃厚接触者の欠席対応など、こちらはまだ例年通りとはいきません。でも先週の教育懇談会(兼任講師の先生方も含めたオンラインでの懇談会)では、各授業における問題点を共有し、相互に解決策をいくらか提示しあうことができたように思います。

さて、久々の連休、またお天気も良かったので、今日は土いじりをしました。
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上は10日前の写真ですが、この菜の花の2ヶ月前は......

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こんな感じでした(笑)。お店で売られていたかぶ(実食後)の再生栽培をしています。
無肥料・無農薬野菜でしたので、ここから種をとろうとがんばっています。

でも、たくさん植えすぎると1株がやせてしまうので、間引きした分は「菜の花カップケーキ」にしてみました。

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ゆでてきざんた後、オイルやら牛乳(本来は豆乳)やら砂糖やらとまぜるとこんな感じです。これをさらに米粉のホットケーキ粉と混ぜました。

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ハム&チーズ、いちごジャム、チーズのみ、を中身にしてみました。

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焼き上がりはこんな感じ。私はそれほど苦味を感じませんでしたが、家族には「にがい〜。」と言われました(リピはないかも・汗)。それでもケチャップをつけると食べやすかったようです。

それにしても、外は春らしい陽気でしたね(爬虫類、苦手な人は次の写真はとばしてください)。











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カナヘビさんです。隣のお宅に行くかと思ったらスルリと我が家へ戻ってきました。また実は菜の花にはモンシロチョウの幼虫もついていて(葉に穴があいていた)、思わずプランターに残してしまいました。







そういえば、3月上旬、1泊2日で家族と伊豆に行ったとき、早咲きの河津桜と菜の花が川沿いにずっと咲いていて、とても綺麗でした。

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道沿いの桜。



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その根元には一面の菜の花。

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よく見るとつくしも生えていました。
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川沿いの桜もきれいです。

こんな感じで春を先取りしていましたが、あらためて我が家に訪れる春もよいですね。


平安時代には、新春、雪間の「若菜」は歌に詠まれますが、「菜の花」は見えません。江戸時代、春の景物として俳句に詠まれるようになった「菜の花」は、当初 「菜種の花」「菜大根の花」とも呼ばれたそうです(そういえば『竹取物語』で翁がかぐや姫の最初の小ささを誇張して「菜種の大きさ」と言っていました)。

「菜の花や月は東に日は西に」蕪村 (続明烏〔1776〕安永5年)


皆さんも「菜の花」で一句、いかがでしょうか?




ようやく夏休み気分に浸っています。先日、伊勢の二見浦に行って来ました。とてもいいお天気で、赤福氷の美味しかったこと!
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(抹茶氷の下に赤福が隠れています)

このかき氷を外宮前で食べて、バスで二見浦まで移動しました。

先に二見のシーパラダイスで海獣たちと戯れ(アザラシに触ったりイルカとキャッチボールできる)、足湯でリラックス。
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(魚たちが足の角質を食べてくれるそう。くすぐったくて気持ちいいです)

最後に夫婦岩の方へ向かいました。
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(雲が龍のように見えます)

ここにはその夫婦岩を興玉として崇めた二見興玉神社があるのですが、この岩を見て詠まれた歌碑や句碑がたくさん作られていました。

シーパラダイス側から来て、最初に気になったのは宣長の歌です。
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(変わらじな 波は越ゆとも 二見潟 妹背の岩の かたき契りは)

次は芭蕉の句です。
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(うたがふな 潮の花も 浦の春)

二見浦も西行ゆかりの地ということで芭蕉が訪れているのですが、岩にあたってできた波しぶきを花に見立てる感覚が素敵ですね。宣長の真面目な詠みぶりとは違って面白いです。

時が経っても、風景は早々変わらないもの。先人たちが見た風景を実際に訪ねてみるのも楽しいですよ。



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