学会と虎に翼
今月もあっという間に最終日を迎えました。GWは、家族で広島を旅して友人に会い、中旬は名古屋で友人と歌舞伎を見て(ヤマトタケル5回目!)、下旬は東京で漫画009の舞台を友人と見て、とにかく高校や大学時代の友人たちと素敵なひとときを楽しめた1ヶ月でした。
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(宮島の焼き紅葉まんじゅう。あつあつで美味しゅうございました)
もちろん、合間に「論文執筆地獄!」や「英語地獄!」を味わいつつ、ですけどね。
最近、歌舞伎座に行くと、お隣は外国の方、ということもしばしば。私が筋書(パンフレット)を開いているのを目にした隣の方が「これはどこで売ってるの?1000円?」と、英語で話しかけられました。内容はわかるのですが、その答えの英語がスッと出てきません。結局、口から出たのは「out」(外)と「about1000」(約1000)でした。「同じ階の入り口正面の窓口」、「1300円」を英語で言いたかったのですが......次回、がんばります。
まことや、そろそろ本題に。
今月最後の土日に東京学芸大学で行われた中古文学会春季大会に、久しぶりにオール参加してきました。いつも土日のどちらか大学の仕事で埋まっていたり、家族の用事があったりで、ここ何年もそのような参加ができていませんでした。久々にすべて参加してみたら、かなり楽しかったです。
学問について議論する真面目な場であることに変わりはないのですが、「文学」なんだから、やっぱり楽しくなくては、と改めて思った次第。そして、とても良い感じの「社交場」の雰囲気がありました。
そういえば、もう定着しつつある大会シンポジウムや発表のyoutube配信(今回は録画の配信)ですが、確か、私は記念の雑誌100号(2017年秋刊行)にその可能性について書いています。それがこんなに早く実現するとは!社会の危機も、悪いことばかりではありませんね。
それから、今月は、なんといっても「虎に翼」にハマりました。
[フレーム]
NHKの朝ドラですが、主人公・寅子のモデルは明治大学の女子部で初の女性弁護士になる三淵嘉子さん。ドラマでは「明律大学」の学生ということになっていて、当然フィクションではあるのですが、出てくる甘味処や、ニコライ堂の風景など、もうそれはおなじみの場所で、同大学の卒業生であり、教員でもある私としては、毎朝眼福でありました。戦争に突入してからは、登戸(寅子の父が兵器を制作)も出てきて、それは現在、明治大学平和教育登戸研究所資料館になっています。
明治大学の法学部は、それこそ当初「明治法律学校」の名前通り、「伝統の法」と呼ばれ、「看板の商」とともに、およそ学長を代わる代わる輩出してきた学部です(ちなみに私の出身となる文学部は「おまけの文」と呼ばれていました・汗)。現在の学長も法学部出身の先生ですね。
他には「パラダイス政経」「あったのか経営」なんてのもありましたね。それからたくさん学部が増えたので、もうこれらの呼び名も忘れられつつありますが......。
そういえば、学会では発表者に質問する折、自分の所属を言わないとならないのですが、私は和装で行ったこともあり(終了後の予定のためです)、「明律大学の......」という出だしが少し頭をよぎりました。いやいや、なになりきってんだか(厚かましい!)。
戦後の寅子の活躍にも注目です。私も負けずに好きなこと、やりたいことをこれからもやっていきます。
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(宮島の焼き紅葉まんじゅう。あつあつで美味しゅうございました)
もちろん、合間に「論文執筆地獄!」や「英語地獄!」を味わいつつ、ですけどね。
最近、歌舞伎座に行くと、お隣は外国の方、ということもしばしば。私が筋書(パンフレット)を開いているのを目にした隣の方が「これはどこで売ってるの?1000円?」と、英語で話しかけられました。内容はわかるのですが、その答えの英語がスッと出てきません。結局、口から出たのは「out」(外)と「about1000」(約1000)でした。「同じ階の入り口正面の窓口」、「1300円」を英語で言いたかったのですが......次回、がんばります。
まことや、そろそろ本題に。
今月最後の土日に東京学芸大学で行われた中古文学会春季大会に、久しぶりにオール参加してきました。いつも土日のどちらか大学の仕事で埋まっていたり、家族の用事があったりで、ここ何年もそのような参加ができていませんでした。久々にすべて参加してみたら、かなり楽しかったです。
学問について議論する真面目な場であることに変わりはないのですが、「文学」なんだから、やっぱり楽しくなくては、と改めて思った次第。そして、とても良い感じの「社交場」の雰囲気がありました。
そういえば、もう定着しつつある大会シンポジウムや発表のyoutube配信(今回は録画の配信)ですが、確か、私は記念の雑誌100号(2017年秋刊行)にその可能性について書いています。それがこんなに早く実現するとは!社会の危機も、悪いことばかりではありませんね。
それから、今月は、なんといっても「虎に翼」にハマりました。
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NHKの朝ドラですが、主人公・寅子のモデルは明治大学の女子部で初の女性弁護士になる三淵嘉子さん。ドラマでは「明律大学」の学生ということになっていて、当然フィクションではあるのですが、出てくる甘味処や、ニコライ堂の風景など、もうそれはおなじみの場所で、同大学の卒業生であり、教員でもある私としては、毎朝眼福でありました。戦争に突入してからは、登戸(寅子の父が兵器を制作)も出てきて、それは現在、明治大学平和教育登戸研究所資料館になっています。
明治大学の法学部は、それこそ当初「明治法律学校」の名前通り、「伝統の法」と呼ばれ、「看板の商」とともに、およそ学長を代わる代わる輩出してきた学部です(ちなみに私の出身となる文学部は「おまけの文」と呼ばれていました・汗)。現在の学長も法学部出身の先生ですね。
他には「パラダイス政経」「あったのか経営」なんてのもありましたね。それからたくさん学部が増えたので、もうこれらの呼び名も忘れられつつありますが......。
そういえば、学会では発表者に質問する折、自分の所属を言わないとならないのですが、私は和装で行ったこともあり(終了後の予定のためです)、「明律大学の......」という出だしが少し頭をよぎりました。いやいや、なになりきってんだか(厚かましい!)。
戦後の寅子の活躍にも注目です。私も負けずに好きなこと、やりたいことをこれからもやっていきます。