予定では、ここで「天狗」と会った話を書く予定でした。でも、どうしても大学教員として先に書かねばならないと思った事ができたので、天狗話は次回にします。ご了承ください。
さて、3回目の緊急事態宣言。私の務め先では、対面7割、オンライン3割で、4月から授業がスタートしました。キャンパスは活気であふれ、いつもの新学期風景が見られました。教室は定員の3分2以下とし、人との距離は確保しつつ、換気も行い、万全の体制で始まった対面授業でした。
学部の2年生は、昨年ほとんどキャンパスに来られなかったので、新入生同様、教室がわからない人が多く、はじめの一週間は、キャンパス内で「迷っている人」を大勢見かけました。でも、それもご愛敬。マスク下の中でも笑い声があふれ、遅刻者をまったく見ないという(対面の授業のありがたさからか)、いつもと同じようで少し違う新学期のはじまりでした。
それがまた緊急事態宣言により、今のところ一時的に、昨年の状態に戻ることになりました。オンライン7、対面3の割合での授業です。ただ、ゴールデンウイーク明けに終わる予定なので、この期間に終われば、影響は少なくすみます。このような状態を見越して、4月からオンラインでスタートした大学もありますが、4月のひと月だけでも、対面授業を成立させ得た意義は大きいと個人的には思っています(学生たちの様子を見ても)。ただ、実質、明日、演習の授業で行く予定だった「東京国立博物館」は閉館になり、予定変更せざるをえなくなりました。
私の対面授業における講義は、100名を超えていました。久々の対面における大人数授業で、教室の皆さんも楽しそうでしたが、こちらもオンラインを考えなくてはなりません(出席番号で対面出席者を入れ替えることも思案中)。
小・中・高は、それほど影響がない中、なぜ大学だけ?と思ってしまいますが(教室でのクラスター発生などは聞いたことがない)、学生ができるだけ不安を感じないような、また不利益を被らないような、授業の形を引き続き模索していきたいと思っています。
話は変わって、私のお気に入りのyoutubeの一つに「はろーふろむロングビーチ」さんのチャンネルがあります。この方、カリフォルニア州にお住まいの日本人女性の方ですが、州立大学の事務方としてお勤めで、創作好きの下の子のお子さんの絵や作品を動画の背景にしつつ(上のお子さんは今年から大学生)、アメリカでの生活の様子や大学の様子をお話ししてくれて、いつも楽しみにしていました。
[フレーム]
(ここ数回の動画は下のお子さんの作品待ちで、アロマポットの前でお話しされています)
私は勤務先の古代学研究所(文学・歴史・考古)の所員でもありますが、大学院GPと呼ばれる古代学研究センターでは、大学院生を連れて、毎年、海外(韓国・中国・アメリカ)での研究発表交流事業を行ってきました。私は家の事情で、海外への引率はしてこなかったのですが、日本で開かれる国際シンポジウムや学会には参加してきました。アメリカでは、UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)が交流先なので、「はろー」さんのお話も、身近に感じていた次第です。
今日のお話は、大学における「予防接種」の内容で、かなり衝撃を受けました。カリフォルニアでは、州立大学の教職員・学生ともに、予防接種が「義務化」されたとの内容でした。学生においては、宗教上の理由も認められないようで、激しいアナフィキラシーを過去に起こした事のある場合のみ、証明書で接種しないで済むとのことでした。
もともと、日本ではすべての予防接種が「任意」です。「打っていないから学校に来てはいけません」というような事は言われません。でも、アメリカではそれが既に始まっており、交流事業で渡航する学生にもそれが課せられるようになるのでは?と思ってしまいました。今回、あまりにも短い治験期間でできたワクチンですが、何の疑いもなくほぼ「強制」に近いところまできていることになります。
日本はどうするのか......幸い私の勤め先は「私立」ですが、「対面授業」を成立させるべく、そのような圧力が今後かかってくるかもしれない、とも感じました。「ワクチンを待っている人」もいることは知っていますが、インフルエンザでさえ、打ってもかかるわけですから、そんなに簡単に集団免疫がつくとも思えません。激しい副反応を起こしている事例を海外のSNS等で目にすると、やはり大丈夫なの?と思ってしまいます。
未来ある若い学生たち、自分の子供たちの健康をどこまで守れるのか、本当に厳しい事態に直面しています。
今こそ、情報の選別、自分や家族の身をどのように守るべきか、真剣に考える時期にきているようです。
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(天狗の話は次こそしたいと思います。ほら貝の音に心洗われたお話しです)
さて、3回目の緊急事態宣言。私の務め先では、対面7割、オンライン3割で、4月から授業がスタートしました。キャンパスは活気であふれ、いつもの新学期風景が見られました。教室は定員の3分2以下とし、人との距離は確保しつつ、換気も行い、万全の体制で始まった対面授業でした。
学部の2年生は、昨年ほとんどキャンパスに来られなかったので、新入生同様、教室がわからない人が多く、はじめの一週間は、キャンパス内で「迷っている人」を大勢見かけました。でも、それもご愛敬。マスク下の中でも笑い声があふれ、遅刻者をまったく見ないという(対面の授業のありがたさからか)、いつもと同じようで少し違う新学期のはじまりでした。
それがまた緊急事態宣言により、今のところ一時的に、昨年の状態に戻ることになりました。オンライン7、対面3の割合での授業です。ただ、ゴールデンウイーク明けに終わる予定なので、この期間に終われば、影響は少なくすみます。このような状態を見越して、4月からオンラインでスタートした大学もありますが、4月のひと月だけでも、対面授業を成立させ得た意義は大きいと個人的には思っています(学生たちの様子を見ても)。ただ、実質、明日、演習の授業で行く予定だった「東京国立博物館」は閉館になり、予定変更せざるをえなくなりました。
私の対面授業における講義は、100名を超えていました。久々の対面における大人数授業で、教室の皆さんも楽しそうでしたが、こちらもオンラインを考えなくてはなりません(出席番号で対面出席者を入れ替えることも思案中)。
小・中・高は、それほど影響がない中、なぜ大学だけ?と思ってしまいますが(教室でのクラスター発生などは聞いたことがない)、学生ができるだけ不安を感じないような、また不利益を被らないような、授業の形を引き続き模索していきたいと思っています。
話は変わって、私のお気に入りのyoutubeの一つに「はろーふろむロングビーチ」さんのチャンネルがあります。この方、カリフォルニア州にお住まいの日本人女性の方ですが、州立大学の事務方としてお勤めで、創作好きの下の子のお子さんの絵や作品を動画の背景にしつつ(上のお子さんは今年から大学生)、アメリカでの生活の様子や大学の様子をお話ししてくれて、いつも楽しみにしていました。
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(ここ数回の動画は下のお子さんの作品待ちで、アロマポットの前でお話しされています)
私は勤務先の古代学研究所(文学・歴史・考古)の所員でもありますが、大学院GPと呼ばれる古代学研究センターでは、大学院生を連れて、毎年、海外(韓国・中国・アメリカ)での研究発表交流事業を行ってきました。私は家の事情で、海外への引率はしてこなかったのですが、日本で開かれる国際シンポジウムや学会には参加してきました。アメリカでは、UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)が交流先なので、「はろー」さんのお話も、身近に感じていた次第です。
今日のお話は、大学における「予防接種」の内容で、かなり衝撃を受けました。カリフォルニアでは、州立大学の教職員・学生ともに、予防接種が「義務化」されたとの内容でした。学生においては、宗教上の理由も認められないようで、激しいアナフィキラシーを過去に起こした事のある場合のみ、証明書で接種しないで済むとのことでした。
もともと、日本ではすべての予防接種が「任意」です。「打っていないから学校に来てはいけません」というような事は言われません。でも、アメリカではそれが既に始まっており、交流事業で渡航する学生にもそれが課せられるようになるのでは?と思ってしまいました。今回、あまりにも短い治験期間でできたワクチンですが、何の疑いもなくほぼ「強制」に近いところまできていることになります。
日本はどうするのか......幸い私の勤め先は「私立」ですが、「対面授業」を成立させるべく、そのような圧力が今後かかってくるかもしれない、とも感じました。「ワクチンを待っている人」もいることは知っていますが、インフルエンザでさえ、打ってもかかるわけですから、そんなに簡単に集団免疫がつくとも思えません。激しい副反応を起こしている事例を海外のSNS等で目にすると、やはり大丈夫なの?と思ってしまいます。
未来ある若い学生たち、自分の子供たちの健康をどこまで守れるのか、本当に厳しい事態に直面しています。
今こそ、情報の選別、自分や家族の身をどのように守るべきか、真剣に考える時期にきているようです。
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(天狗の話は次こそしたいと思います。ほら貝の音に心洗われたお話しです)