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koudansyou-古典と現代

主に平安文学・文化についてのつれづれ書き(画き)

源氏物語と現代アート

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

昨年は、月1の更新が定着しつつありましたが(汗)、今年はもう少しがんばります。

さて、現在、上野の東京都美術館では、源氏物語と江戸文化、美をつむぐ源氏物語(源氏物語と現代作家のコラボレーション作品の展示)が行われています(〜1/6まで)。あと2日で展示は終わってしまいますが、美しい展示の一部をご紹介します。

江戸文化の方は、以下の頁からどうぞ。
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玉田恭子「ふみのくら八雲""Yugiri"」2021年

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(ガラスアートの写本。くずし字の文字も美しかったです)

同「紫之にき」2019年

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(『紫式部日記』をイメージしている?)


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(ガラスでできた貝合わせ。いろとりどりで美しいです)


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(アップにするとこんな感じ。文字も美しいです)

日本画家・石踊達哉氏の作品もたくさん見ることができました。
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(石踊氏は、瀬戸内寂聴訳「源氏物語」の装丁を担当された方です)

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(薄暗い中、浮かび上がる素敵な作品の数々)

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(このあたりは、洋画との不思議コラボ。)

平安時代の衣装は、四季にちなんだ色とりどりの装束に、女性の長い黒髪がとても映えますね。衣にこぼれかかる髪が、水紋のようであったり、糸のようであったりして、魅了されました。

昨年の大河ドラマは、合戦物で盛り上がりましたが、再来年の大河ドラマは、紫式部が主役ということで、静かに世間でも盛り上がりつつあるのでしょうか。楽しみですね。


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