本来セックスとは、遺伝子の多様性を担保し、その中から強い遺伝子を選別するために動物に備わっている本能に支配された行動といえるでしょう。。視覚や触覚や嗅覚や聴覚その他の刺激によって、性欲中枢のスイッチが押されて、一連の行動が連鎖され、最終的には(男性の場合には精子の分泌とともに)脳から快感物質が分泌されるわけです。人間は脳が大きいので、理性をよほど麻痺させないと、妊娠・出産・育児という手のかかること...

水晶が溶けて流れているとしか思えないそんな水の中に両手をさし入れて石をめくる...

うつ病で仕事を休んで自宅療養をしている人はとても大勢います。大半の方は、超長時間の労働やパワハラやセクハラによってうつ病になっています。原因の大半は職場環境にあります。今後政府の方針で加速度的に労働環境が悪化することが予測されます。ところが現在、うつ病になった責任は企業(安全配慮義務)と労働者(健康管理義務←健康増進法)にあるとことになっています。以前もこのブログに書きましたが、この健康増進法はと...

「ピアノのためのソナタ」 by 新垣隆これぶっ飛びますよ。なななんと、中学3年の時の作品です。調性音楽は簡単だと言っている意味が分かりました。それこそ凄い天才じゃないですか。小学校でハマったのが、ジョンケージのプリペアドピアノでした(比べてもしょうがないですが僕は中学で、春の祭典だからなぁ・・・)。<彼を見出すことのできなかった(あるいは黙殺した)日本の音楽業界より、佐村河内さんほうが耳が良...

<垂直と水平ではどちらが重いのだろうか?>...

革命とは、価値を転倒させることだ。その場合、従来の価値を知っているか知らないかによって意味が変わってくる。権力者の側に一度は座ったことのある人間が革命を企てる場合と、権力を知らない人間が闇雲に革命に突き進む場合と。前者の方が成功の確率は数倍も高いだろう。しかし後者の方が遥かに純粋で崇高ではないだろうか。<権力のどちら側からものを見ているかを考えた方がいいのではないかと思う>...

権力格差指標とは、上司への反対しにくさの度合いです。オランダのホフステードさんという心理学者が提唱しました。日本はこれが上位です。そんな世界では、トップは裸の王様になります。部下はトップの間違いに気づいても指摘しません。部下が上司に反対意見が言いやすい企業文化があれば、トップがトップダウンで新規事業を推進することもできますが、権力格差が大きい企業ではそれが命取りになります。カリスマ的なトップが強引...

菊っていいですよね。日本的で。諏訪大社の下社秋宮で見ました。ここの注連縄(しめなわ)は立派です。しめなわは、七五三縄とも書きます。京都競馬場で菊花賞が行われた10月25日(2015年)、両親と手をつないだ着物姿の女の子たちを大勢見かけました。ほっぺを赤く塗っていました。...

人間の運命における幾つかの時代は、人間の本質の最も恥ずべき点に支えられた悪の、凍りつくような襲撃を受けている。その大嵐のただ中にあっては、詩人はおのれを拒否することによって自分のメッセージの意味を完成させるだろう。そして、苦しみから正当性の仮面を剥ぎ取ったうえで、頑固な沖仲仕、正義の渡守の永劫回帰を確かなものにする人々の味方に加わるだろう。1938-1944 「ひとりとどまる」よりーーーーーーーーーーーー...

松本から浅間温泉に行く途中にアルプス公園があります。展望広場からは北アルプスの山々が見渡せます。落ち葉のカーペットみたいでした。動物園には山羊や猿がいました。公園から下りる山道の途中には、以前小澤征爾さんが住んでいたお宅や、征爾さんがサンダル履きで食べに行った焼肉屋さんがあります。(9月1日に小澤征爾さんの80才の誕生日を祝うコンサートが松本で開かれました。小澤さんはベートーベンの合唱幻想曲をご自身で...