茹でカエル法則とは、『2匹のカエルを用意し、一方は熱湯に入れ、もう一方は緩やかに昇温する冷水に入れる。すると、前者は直ちに飛び跳ね脱出・生存するのに対し、後者は水温の上昇を知覚できずに死亡する』 人間は環境適応能力があるので、ゆっくりとした変化はたとえそれが致命的も、受け入れてしまう傾向がある、というものです。現代のサラリーマンは茹でカエルに見えます。いや、交差点を大型トラックが猛スピードで突進して...

愛国心は、普通にある方だと思っています。アメリカの属国なのは嫌で、アメリカ軍は日本から出て行って欲しいと思います。ですが、愛国心の発露を「非国民」を非難することや、他国民を攻撃することに求めるのはおかしいと思います。愛国心は、「日本っていいよね」、「日本に生まれてよかったね」、というものですよね。<結婚させてあげればいいのに。彼、何か悪いことしました?>...

圧倒的な力の差があると、人は従順になります。戦う気が起きません。階級社会では、一般人は貴族とは喧嘩をしません。人間関係がゴタゴタするのは、序列と能力のバランスが悪い場合です。圧倒的に力がある上司の部下は、素直に上司の意見を聞きますが、無能な上司の言うことは素直には聞きません。ですが、無能な上司ほど自分の言うことを聞く部下を可愛がるので、出世したい部下は無能な上司の意見に従います。そこで、会社帰りに...

本は安いです。とてつもなく。アマゾンで中古で買えば、送料だけだったりします。そこに著者が考えに考え抜いた英知が詰まっています。ネットに書書かれていることの多くは単なる情報ですが、本に書かれてるのは知識です。簡単には会えない人や、もうこの世にはいない人の知恵に触れることができます。ネットで手に入れられる情報とは質がまるで違います。ちょっと気になったらすぐにアマゾンです。もちろん図書館もいいです。目利...

ここのガレットは本格です。クレープは若い女性専用、というイメージがあって食べたことがありませんでしたが、食べず嫌いだったな、と反省しました。クレープもガレットもフランスのブルターニュ地方の料理です。蕎麦はシルクロードによってこの地に伝わりました。痩せた土地は蕎麦の栽培に適しています。シードルも特産です。ゲランド産の塩や、それで作った塩キャラメルも有名ですよね。お店の方はブルターニュで修業をしたそう...

人は誰のために頑張るか?人間は想像するほど利己的ではありません。会社が倒産した社長さんがいます。私財を注ぎ込んだけれど、負債が残りました。数年かけてその負債を返済しました。返済する法的な義務はなかったけれど。もう誰に文句を言われることもなく、自分のためだけに生きて行けばいいわけです。その数日後、彼は死を選びました。人は自分のためには生きて行けません。でも誰かのためならば生きて行きます。自分の収入を...

見城徹さんは、幻冬舎を創業した社長さんです。幻冬舎はこの出版不況の時代に、圧倒的な結果を残している出版社です。まさにカリスマ編集者と言えます。見城さんは1950年生まれです。団塊の世代が終わり、出生数が激減した年です(人工妊娠中絶がその前年に本格的に始まり、その数が32万件になりました)。70年安保の時には慶応の学生で、学生運動に参加し、大学解体を目指し、革命を訴え、大企業を批判していましたが、「おふくろ...

1970年は僕の中ではとりわけ重要です。その年の4月に中学生になりました。自転車通学になりました。移動距離がそれまでの何倍にもなりました。移動距離=自由でした。帰り道には、ロック喫茶(ノンノン)、パチンコ屋、駄菓子屋、居酒屋(ドテ焼き)がありました。ノンノンで、ロック(という精神)の洗礼を受けました。ツエッペリンやはっぴいいえんどの。煙草を初めて吸ったのも、お店でお酒を飲んだのも、デートをしたのもその...

女性は顔ではないと思います。リアルにそう思うようになりました。女性が9割9分近くを占める飲食店に行くようになったのですが、そういうお店には男の目線で作られたルールは存在しないんですよね。(そんな女性の聖域のようなお店に男が混じるのは、申し訳ない気がするのですけれど。もっともネイルにはまだ足を踏み入れた経験はありませんが)<男の人間的な価値も年収ではありません。女性と付き合った数でも。その辺りをご配慮...

幸せな人生だったのではないでしょうか。ご冥福をお祈りいたします。...