ポール・モチアン(Paul Motian)さんが亡くなりました。80歳でした。ジャズファンの間では、ビル・エバンス・トリオのドラマーとして有名です。このトリオは、エバンス(ピアノ)とスコット・ラファロ(ベース)とモチアンの3者が対等に、自由に即興演奏(インプロビゼイション)をする、斬新なスタイルを確立したことで有名です。「ワルツ・フォー・デビィ」、「サンデイ・アット・ザ・ヴィレッジバンガード」の2...

ハナミズキ 一青窈 空を押し上げて 手を伸ばす君 五月のことどうか來てほしい 水際まで來てほしいつぼみをあげよう 庭のハナミズキ薄紅色の可愛い君のね 果てない夢がちゃんと 終わりますように君と好きな人が 百年續きますように夏は暑過ぎて 僕から氣持ちは重すぎて一緒にわたるには きっと船が沈んじゃうどうぞゆきなさい お先にゆきなさい僕の我慢がいつか實を結び 果てない波がちゃんと 止まりますように君...

「今朝は朝ご飯、何を食べてきましたか?」この質問は、認知症を疑う方には良くします。認知症の質問らしくないので気軽にできます。今日は何月何日でしょうだと、いかにもテストしているみたいですよね。アルツハイマー病の方は、しばしばご家族の方を向いて、「今日はご飯食べた?」などと聞きます。ちょっとした取り繕いといえます。また、何を食べたかを忘れているというよりも、食べたこと自体を忘れています。お味噌汁の具は...

「一日中笑顔を強要されるのがつらい」、とおっしゃる方がいます。高島屋のパーキングの係の女性を見ていてそう思いました。ずーっと笑顔を絶やしません。駐車券を取り忘れた人に駐車券を渡したり、荷物を車に置き忘れた人の応対や、数人で来て車を出したものの、一人がまだ来ていないなんていう厄介な状況をさばいています。たとえ、お客さんが勘違いしていても、少々理不尽な要求であっても、時には悪意のある態度や、逆恨みであ...

ケンカはしないに越したことはありませんが、一度も喧嘩をしたことのないカップルが、突然別れることがよくあります。その場合は、男性の方から別れ話を切り出すことが多いです。最近の若い男性は、自己主張しない人が多いです。彼女の言うなりに我慢しています。我慢に我慢を重ねて、ある時にその限界を越えると、別れよう、とメールするのです。彼女は訳が分かりません。一度も喧嘩したことがないのですから。相手の気持ちを知る...

男尊女卑と、メール・ショービニズムでは微妙に違います。欧米のように狩猟民属の社会では、餌を獲ってくる男性が力をもっています。男性は文字通り女性より強いわけです。この状況を是正しようとする動きが欧米でのフェミニズムと言えるでしょう。日本には、農耕社会の伝統があります。そこでは生産は多くの人の協力によってなされます。その社会はみんなと同調することが求められ、突出することをためらいます。現代その精神が残...

A「そうだった」B「だろ」A[うん」ーーーーーーーーーーーーーーA[色々と検討してみたのですが、やはりあの案件に関しては、ご指摘の通りでした}B[お手数をおかけしてすみません。でもやはりそうだったのですね。それを聞いて安心しました」A[本当に申し訳ありませんでした。これに懲りずに、今後ともよろしくお願いいたします」ーーーーーーーーーーーーーー状況に応じて、使い分けるといいと思います。...

missingこれは、許されない恋の歌ですよね。互いの思いは手にとれるほどなのに、言葉にすることができない。出会いがもっと早ければと、震える瞳が語りかけている。この歌の白眉は、黄昏に精一杯の息を吸って 目を閉じるだけ ではないでしょうか。ここ、胸が苦しくなりませんか。ーーーーーーーーーーーーーーーーーかつては、ヒステリーという病名がありました。本当の気持ちが意識されると辛いので、それを心の奥底に押し込めて...

あさなぎクリニックのホームページが、12月からちょっぴり新しくなります。「新規開院しました」の看板を外して、その跡は・・・。ウェブデザイナーでクリニックの広報を担当してくれている仙洞田さんが、頭を捻ってくれています。これが、彼女が独立して初の仕事でしたが、クリニックのHPを見て気に入った方から依頼があり、取り組んでいるところだそうです。クリニックが褒められたようでうれしいです。クリニックの照明や空...

かつて、デート代は男性が払うものでした。ところが、最近では堂々とテーブルで割り勘にしている姿をよく目にします。民主的だなあと思います。そんな場合には、どこに行くかも二人で決めるのでしょうね。男性が女性をエスコートするということはないのでしょうか。かつては男性がデートの計画を立てました。どこで待ち合わせして、どこを回って、何時頃どこで食事をしてと頭を捻ったわけです。最近の風潮にケチをつけるのことにな...