過食 嘔吐 binge eating and vomiting魚喃キリコさんの、strawberry shortcakes は過食嘔吐を扱っています(漫画ではその理由などは、はっきりとは書かれていません。以下の多くは僕の想像です)。塔子は、地方から東京に出てきました。イラストレーターです。彼女は、色々なものを犠牲にして、作品を描いています。一切弱音を吐くこともなく。そして、そんな歯を食いしばるような努力の結果、世間的な評価も得ました。でも、ど...

有泉芳史さんは、甲府に在住するチェリストです。このケースの中に、相棒がいます。初めて聴いたのは、バッハのチェロ組曲第一番プレリュードでした。この曲は、パブロ・カザルスの演奏が好きだったのですが、有泉さんのライブを聴いたら圧倒されてしまいました。今回は、尺八とチェロのコラボレーションでした。和と洋という別の文法の出会いってとてもスリリングですね。アンコールの即興が圧巻でした。ソロのバッハ(曲名は聞き...

十四代 七垂二十貫一四代って、おいしいですよね。でも、値が張るので酔っぱらう直前に一杯飲むのが効率的です。最初にこれを飲むと、次が物足りなくなりますから。酔ってからだと味が分からないし。元麻布ギャラリー(甲府市の駅前にあります)で開かれた、「夏庭」のオープニングのイベントが先日ありました(「夏庭は2012年8月4日まで開催しています)。書と、尺八と、チェロのコラボレーションでした。その打ち上げで、...

土俵際に強い人っていいですよね。ですが、土俵の真ん中にいる方が強い人もいます。土俵際に強い人の場合には、土俵の真ん中にいる時にも土俵際だと思って相撲をすればいいでしょう。そうすればさらなる余裕が生まれます。土俵の真ん中にいる時こそ力を発揮できる人は、どんなに追い込まれても、ガップリ四つに組んだイメージを思いうかべましょう。...

「ハギオのためならさ たぶんあたし なんでもするんだろうなー」魚喃キリコ(なななん・きりこ)さんの、「南瓜とマヨネーズ」という作品の、主人公(あたし)のことば(モノローグでした)です。(タイトルの方は、単行本の帯のキャッチコピーです)。あらすじ「あたし」と「せいちゃん」と「ハギオ」、3人の物語です。あたしは、ハギオの子供を妊娠して、堕して、傷ついて別れ、せいちゃんと同棲をしています。せいちゃんはバ...

編集者は、おそらく、作者が安心して逸脱できるためにいるんだと思います。作者は自分で規制をかけてはいけないのではないでしょうか。そうすると、文章に勢いがなくなるでしょう。編集者は、作者に怒られることを覚悟して、注文を出します。「こんなこと、書いちゃダメですよ」と。そこで、作者も「君がそこまでいうのなら、しかたない」と言う形で矛を収ます。そういうやりとりがいいんじゃないでしょうか。<優秀な編集者の掌の...

FAUCHON フォションといえば、長いことアップル・ティーでした。大学の頃、誕生祝に友達にもらったのがはじめです。フランスっておしゃれだな、東京の人ってこういうものをプレゼントするんだ、と感激しました。このアップルティーは日本では1975年から扱っているんだそうです(本国ではずっと古いはずです)。大ベストセラーですね。これは、パンです。高島屋で買いました。味は、てらったところがなく、とてもオーソドックス...

突拍子もない考えをする人がいます。大きな発明をする人のアイデアは、最初は誰からも真面目に受け取られないでしょう。そんな時に、いろいろ考えずに、応援してあげましょう。細かいことを考えると、心配になって、せっかくの気持ちがしぼんでしまいます。それよりも「それはいい考えだ」と背中を押してあげましょう。「タイムマシンを作ることに決めました」「それはいい!」「でも、上手くいくかちょっと心配なんです」「ぜーっ...

日本、やった!! スペインに1対0 勝利!大津、やるなあ。すごーい。おめでとう。(ちゃらいと思われていたっていいんですよね。ここ一番で実力を発揮すれば)...

ショートパンツは、なかなか悩ましいファッションアイテムです。そのシーズンの、最適な丈の長さが微妙に違うからです。わずかに長いだけで、急にやぼったくなるし、ほんのちょっと短いだけで、妙にフェミニンになります。hollister の カモメ柄のショートパンツは、今年(2012年)家の中で穿くのにはピッタリの長さですが、日本の街歩きには、わずかに短いんじゃないでしょうか...