山梨県庁別館(旧本館)昭和5年に建てられたのだそうです。とても重厚な建物です。床は大理石です。空襲で焼けなかったのですね。職員の方にうかがったら、よくロケで使われるのだそうです。もはや歴史的建造物ですよね。幾何学模様が、いいですね。アール・デコ様式です。東京都庭園美術館(旧・朝香宮邸。白金台にあります)や千葉大医学部もそうです。原美術館もアール・デコっぽいです。(タマラ・ド・レンピッカ作「緑色のブ...

プロとアマの違いは、他人のためにやるか、自分のためにやるかではないでしょうか。自分の好きでやるのならば、コストは度外視できます。他人のためにやる場合には、そういうわけにはいきません。コスト度外視で赤字になったら続けられませんから。もちろん、お金を頂くからには、それに見合った満足を得てもらわなければなりません。アマは完成度が低くても目新しいことをやりたいでしょう。プロはオーソドックスで失敗のないこと...

「でも罪とは思ひませんの。ただ、母のかなしみだったと思ひますの。罪でしたら、消える時がないかもしれませんけれど、かなしみは過ぎ去りますわ」 (川端康成 千羽鶴より)ーーーーーーーーーーーーーーーーー最愛の方が亡くなった時、精一杯できる限りのことをしてあげると、悲しみは時と共に薄れていき、いつしか美しい思い出になります。その死に罪を感じると、いつまでも傷が癒えません。三回忌を終えるまで、亡くなったご主...

トレインスポッティングこのサントラ、最高ですよ(パルプ・フィクションや24アワー・パーティー・ピープルもいいですが)。アンビエントで。イギー・ポップ、ブライアン・イーノ、プライマル・スクリーム、ニュー・オーダー、ブラー、ルー・リード、パルプ、アンダーワールド(この映画でアンダーワールドは世に出ました)・・・・スコットランドのヘロイン中毒の若者たちの日常が描かれています。頑張ってヘロイン断ちをしよう...

節約安定化原理というのは、判断を下せるだけの十分な情報がなくても、とりあえずそれらしい結論を出して安心するという脳の性質のことです。こんな実験があります。左右の脳が分離している人(Aさんとします)がいます。てんかんの治療のために左右の脳のつながり(脳梁)の部分を切断したからです。この手術によって、視野の左側の情報は右の脳だけに送られるので、左の脳にはその情報が伝わらなくなります。左側の視野に「ライ...

自己主張は、案外難しいものだと思います。人と意見が合わない時に、自分の意見を通そうとするのが自己主張です。その前提としては、お互いに自分の意見を主張する当然の権利があると認めることが必要でしょう。一方的に自説を主張すると、相手を攻撃することになります。一方、相手の意見をすべて受け入れていたら自分の意見は通せません。こういう場合は、お互いの妥協点を探るのがいいと思います(相手との違いを見つけて攻撃し...

子供の頃、お父さんが厳しくて、怒ると怖かった人は、年上の社会的な地位のある人とはリラックスしてしゃべれない事がよくあります。<その程度は人それぞれです。天皇陛下と緊張せずに喋れる人なんてまずいないでしょうから>これは、偉い人=怖い人、と無条件に考えてしまうからです。ですが、これは実際には正しくありません。一般的には本当に偉い人は、権威的ではないと思います。自分を偉く見せようとする必要もないので、自...

完璧主義な人は不安が強い人です。完璧主義の人は少しでもミスがあると不安になります。ちょっとした間違いを受け入れられずに、それに拘ってしまいます。医療系の学校には実習があります。完璧主義の人は、実習のレポートが提出できません。数学のテストなら答えがありますが、実習のレポートには、たったひとつの正解はないので、完璧を求める事ができない種類のものです。完璧主義の人はこういう課題がとても苦手です。それで、...

「デザートがすき焼き」いやいや、いい言葉ですね。実にストレートな言葉です。西原理恵子さんの、「生きる悪知恵」で覚えました。バーリトゥード(=「何でもあり」総合格闘技)な勝負師達の言葉です。まったく、象を飲み込んだウワバミ(by 星の王子さま)じゃないんですからね。わ〜、いいなあ。<やっぱり、メインがサラダじゃ元気でないですよね>...

デートに誘う女性(会社の同僚や同級生)をデートに誘うのを恐れる人がいます。誘って断られるのを恐れるからです。ですが、誘って断られるということは、誘わなかったのと同じ結果に過ぎません。おそらく、断られることを恐れて誘うことができない人は、断られることの意味を過大に考えているからでしょう。「やっぱり僕のことが嫌いだ」とか。予定が入っているかもしれません。忙しくて時間が録とれないだけかも。初めての誘いは...