rhinoceros (鼻に角を持つもの)犀(さい)って一番恐竜っぽいと思います。まるで甲冑(かっちゅう)を纏っているようです。ところで差異です。フェルディナン・ド・ソシュール(Ferdinand de Saussure 1857年- 1913年 現代言語学の祖です)は、言葉は差異の体系だと言いました。これはどういうことかというと、言葉というものはある実態があるものに名前をつけたものではなく、あるものとあるものの違いを示すものに過ぎない...

「うつろな愛」 カーリー・サイモンこれ、いいです。カーリー・サイモンは、「うつろな愛」(自惚れやさん)なんて曲を出した直後にジェームス・テイラーと結婚しました。You're so vain. I'll bet you think this song is about you. Don't you?(自惚れやさん。自分のこと歌っていると思ってる、でしょ?)youはジェームス・テイラーだと思うのですが。ミック・ジャガーがバックで歌ってます。ミックはあの声ですからすぐに分...

「偽善者とは自分に課す基準と他人に課す基準が違う人のことだ」「エリート大学は最も従順な生徒を選択し、体制順応者を生産する」「イラクに何が起こったかを目撃したあとで、もしイランが核兵器を開発しないとしたら、彼らはまともじゃない」<チョムスキーさんの言葉は、ラディカルです。少しばかり分かったことを言うような人に対しては特に>...

「お茶をいれるために会社に入ったんじゃない」のかもしれないけれど、お茶は入れてもらわなければなりません。来客も来ますからね。コピーを取るために会社に入ったんじゃないのでしょうが、コピーもしてもらいます。自分を安売りしないことは大切だと思います。ですが、それはしばらく心の中に留めておいた方がいい場合もあります。お茶くみや、コピー取りを馬鹿にしてはいけません。たかがコピーですが取り方によっては確実に違...

1973年、ストックホルムの銀行で強盗人質事件が起こりました。その際に、人質が犯人に協力して警察に敵対する行動を取っていたことが後の調査で分かりました。その後人質の一人は犯人と結婚する事態になりました。人質は犯人の許可が無ければ食べることもトイレに行くこともできません。犯人の意に沿わなければ死が待っています。この状況で生き延びるためには犯人に共感することが理にかなった選択でしょう。そして犯人の小さな優...

あの頃の生き方を、あなたは忘れないで。あなたは、私の青春そのものーーーーーーーーーーーーーーーーーー私はもうあの頃の生き方を忘れてしまった。私はそれを悔やんでいる。もしもあなたが昔のままだったなら、そのままでいて欲しい。今が一番だといくら力こぶを入れても、やっぱり昔のほうが良かったことってあるんだと思います。でも、やっぱり大切なのは、今とこれからだと思います。<最近、特に感じるのですが、ユーミンっ...

「ブランドとは約束である」この言葉は、以前にも紹介しました(「ブランドについて」)が、リッツカールトンの創始者の言葉です。リッツ(東京のです)は、ロビーラウンジでコーヒーを飲んだことがあります(話の種に)。コーヒーは1600円でした。確かに高いですが、値段というものはバーチャルなものだと思います。値段はあってないようなものではないでしょうか。道端ジェシカさん(上戸彩さんでもいいですが)が、目の前でコー...

今日の最善は、明日の最善ではありません時間は、刻々と過ぎていきます。成功した人の真似をすることは、今日の最善を明日することです。いつまでも過去の栄光に囚われていたらダメです。今成功しているからといって、明日どうなるかはわかりません。今日うまく行かなかった人は、明日がチャンスかもしれませんよ。<つまり、お楽しみはこれから、ということです>...

甲府から東京方面に行く際には大きな関門があります。4.7キロあまりの長いトンネルです。列車でも車でも通らなければなりません。このトンネルは、甲府盆地に住んでいる空間恐怖(広場恐怖)の方が最も苦手とする鬼門のような場所です。空間恐怖とは、トンネルやエレベーターなど逃げ場のない場所を恐れることです。しばしばパニック発作を起こします。(苦手な順番は、笹子トンネル>御坂トンネル>若彦トンネル=愛宕トンネルで...

中村一義さんの金字塔です。サンプリングをフォークに使ったみたいな感じでした。一人で自室に閉じこもって曲を作っているようなイメージです。おそらく、ベックもそうだったでしょうね。みんながいいというので、この良さが分からなきゃあ、みたいに聴きました。ちょっとお勉強的に。で、結構好きになりました。とは言うものの、そこまで惚れ込みはしませんでした。...