Archive2022年04月 1/10
「件」(くだん)
- 0
- 0
「一つ目小僧」by 柳田國男
「一つ目小僧」by 柳田國男柳田國男は「妖怪とは神が零落したもの」と考え、一つ目小僧は山の神の零落した姿であると言います。「山の神は眇(すがめ=斜視)である」とする地域があり、眇は俗に「目が一つ」という意味もあるからです。(ふーん)また、神の眷属にするために、生贄を差し出すという習慣があり、そのために予め片目を潰し片足を切断された人のこと、という説もあります。(こわいです)もっとも個人的には、おそら...
- 0
- 0
「目目連」by 鳥山石燕
「目目連」by 鳥山石燕空き家に住んでいる妖怪で、人が来ると障子に無数の目を出現させます。統合失調症の「注察妄想」を現しているように思います。(現代のビルには、実際に無数の監視カメラが設置されていますが)...
- 0
- 0
「歴史の概念について」by ヴァルター・ベンヤミン
「歴史の概念について」by ヴァルター・ベンヤミン一般的な歴史は、現在を終点として書かれています。勝者の視点から、彼が勝者となるまでの因果を紡いだものです(その因果の説明に不要な細部は捨てられます)。ベンヤミンは、1940年ナチスに追われて逃亡中、ピレネーの山中で自殺しました。その際に携行していた絶筆が、「歴史の概念について」です。「嵐が彼を未来へと吹き飛ばしていく時、彼は顔を過去の方に向けている。私た...
- 0
- 0
「長芋の牛肉巻き・バター醤油」
- 0
- 0
「雨女」by 鳥山石燕 「今昔百鬼拾遺」1781年より
- 0
- 0
「鎌鼬」Kama-itachi
「鎌鼬」Kama-itachi旋風に乗り、剃刀の手で切りつける。1944年〜1945年に日本の空に多数出現しました。「日本人は特攻隊を残酷だというが、残酷なのは戦争で・・・特攻隊より遙かにみじめに・・・まるで泥人形のようにバタバタ死んだ何百万の兵隊があるのだ・・・その戦争の中で、然し、特攻隊はともかく可憐な花ではあったと私は思う」by 坂口安吾(「堕落論」1946年)...
- 0
- 0
「鏡の中の男」by マイケル・ジャクソン
「鏡の中の男」by マイケル・ジャクソン鏡の中の男と向き合って訊く、お前は変わる気があるのか、と。I’m starting with the man in the mirrorI’m asking him to change his ways...
- 0
- 0
「細胞培養のマグロのトロ」2022年1月
「細胞培養のマグロのトロ」2022年1月フード&ライフカンパニーズ(スシロー)は、ブルーナル(米企業)と提携して、培養魚肉を開発することを発表しました。黒マグロのトロを培養でつくるわけです。写真は、ブルーナル製の細胞培養したブリです。...
- 0
- 0
「狂気の歴史」by ミシェル・フーコー
「狂気の歴史」by ミシェル・フーコー中世、癩病が姿を消すと、狂気が排除の対象になりました。ルネサンス期には、狂気は、神に近づきすぎた存在とされ、17世紀になると、狂人は組織的に収容されるようになり、18世紀には、狂気は観察対象とされ、狂人は動物のように扱われました。19世紀になってようやく、ピネルやフロイトによって、狂気が治療の対象とみなされるようになったものの、狂人は、浮浪者、失業者、虚弱者、孤児など...
- 0
- 0