側坐核が活性化されると、前向きになります
側坐核が活性化されると、前向きになります サムネイル画像
大うつ病患者における抗うつ薬治療による前頭葉‐線条体結合性の持続的変化とポジティブ感情との関連性 (Aaron S. Heller ら)(縦軸が陽性感情の変化で、横軸は保持された側坐核活性の変化です。水色がベンラファキシンで、茶色がフルオキセチンで治療したものです。薬による有意差はありませんでした)うつ病の患者さん21名を、抗うつ薬(SSRIのフルオキセチンとSNRIのベンラファキシン)で2ヶ月間治療し、その前後でfMRI(...全文を表示
大うつ病患者における抗うつ薬治療による前頭葉‐線条体結合性の持続的変化とポジティブ感情との関連性 (Aaron S. Heller ら)
うつ病 抗うつ薬 側坐核活性
(縦軸が陽性感情の変化で、横軸は保持された側坐核活性の変化です。水色がベンラファキシンで、茶色がフルオキセチンで治療したものです。薬による有意差はありませんでした)
うつ病の患者さん21名を、抗うつ薬(SSRIのフルオキセチンとSNRIのベンラファキシン)で2ヶ月間治療し、その前後でfMRI(ファンクショナルMRI=機能的MRI)を撮って、報酬に関連するネットワークの活動性(を持続させる能力)がどう変化するかを調べました。
<ポジティブな画像を見たらポジティブという評価ボタンを押し、ネガティブな画像を見たらネガティブという評価ボタンを押させるという課題をさせながらfMRIを計測しました>
その結果、うつ病の患者さんの陽性感情は抗うつ薬によって改善し、
側坐核の持続的な活動性の増加、および前頭葉‐線条体の持続的な結合性の増加と、患者さんが主観的に報告したポジティブ感情の増加には相関関係がありました。
<うつ病の陽性感情は抗うつ薬で改善し、それは前頭ー側坐核回路の活性保持能力の改善で説明できるではないかとういことのようです>
(Relationships Between Changes in Sustained Fronto-Striatal Connectivity and Positive Affect in Major Depression Resulting From Antidepressant Treatment)Aaron S. Heller 等
うつ病 抗うつ薬 側坐核活性
(縦軸が陽性感情の変化で、横軸は保持された側坐核活性の変化です。水色がベンラファキシンで、茶色がフルオキセチンで治療したものです。薬による有意差はありませんでした)
うつ病の患者さん21名を、抗うつ薬(SSRIのフルオキセチンとSNRIのベンラファキシン)で2ヶ月間治療し、その前後でfMRI(ファンクショナルMRI=機能的MRI)を撮って、報酬に関連するネットワークの活動性(を持続させる能力)がどう変化するかを調べました。
<ポジティブな画像を見たらポジティブという評価ボタンを押し、ネガティブな画像を見たらネガティブという評価ボタンを押させるという課題をさせながらfMRIを計測しました>
その結果、うつ病の患者さんの陽性感情は抗うつ薬によって改善し、
側坐核の持続的な活動性の増加、および前頭葉‐線条体の持続的な結合性の増加と、患者さんが主観的に報告したポジティブ感情の増加には相関関係がありました。
<うつ病の陽性感情は抗うつ薬で改善し、それは前頭ー側坐核回路の活性保持能力の改善で説明できるではないかとういことのようです>
(Relationships Between Changes in Sustained Fronto-Striatal Connectivity and Positive Affect in Major Depression Resulting From Antidepressant Treatment)Aaron S. Heller 等
大うつ病患者における抗うつ薬治療による前頭葉‐線条体結合性の持続的変化とポジティブ感情との関連性 (Aaron S. Heller ら)
うつ病 抗うつ薬 側坐核活性
(縦軸が陽性感情の変化で、横軸は保持された側坐核活性の変化です。水色がベンラファキシンで、茶色がフルオキセチンで治療したものです。薬による有意差はありませんでした)
うつ病の患者さん21名を、抗うつ薬(SSRIのフルオキセチンとSNRIのベンラファキシン)で2ヶ月間治療し、その前後でfMRI(ファンクショナルMRI=機能的MRI)を撮って、報酬に関連するネットワークの活動性(を持続させる能力)がどう変化するかを調べました。
<ポジティブな画像を見たらポジティブという評価ボタンを押し、ネガティブな画像を見たらネガティブという評価ボタンを押させるという課題をさせながらfMRIを計測しました>
その結果、うつ病の患者さんの陽性感情は抗うつ薬によって改善し、
側坐核の持続的な活動性の増加、および前頭葉‐線条体の持続的な結合性の増加と、患者さんが主観的に報告したポジティブ感情の増加には相関関係がありました。
<うつ病の陽性感情は抗うつ薬で改善し、それは前頭ー側坐核回路の活性保持能力の改善で説明できるではないかとういことのようです>
(Relationships Between Changes in Sustained Fronto-Striatal Connectivity and Positive Affect in Major Depression Resulting From Antidepressant Treatment)Aaron S. Heller 等
うつ病 抗うつ薬 側坐核活性
(縦軸が陽性感情の変化で、横軸は保持された側坐核活性の変化です。水色がベンラファキシンで、茶色がフルオキセチンで治療したものです。薬による有意差はありませんでした)
うつ病の患者さん21名を、抗うつ薬(SSRIのフルオキセチンとSNRIのベンラファキシン)で2ヶ月間治療し、その前後でfMRI(ファンクショナルMRI=機能的MRI)を撮って、報酬に関連するネットワークの活動性(を持続させる能力)がどう変化するかを調べました。
<ポジティブな画像を見たらポジティブという評価ボタンを押し、ネガティブな画像を見たらネガティブという評価ボタンを押させるという課題をさせながらfMRIを計測しました>
その結果、うつ病の患者さんの陽性感情は抗うつ薬によって改善し、
側坐核の持続的な活動性の増加、および前頭葉‐線条体の持続的な結合性の増加と、患者さんが主観的に報告したポジティブ感情の増加には相関関係がありました。
<うつ病の陽性感情は抗うつ薬で改善し、それは前頭ー側坐核回路の活性保持能力の改善で説明できるではないかとういことのようです>
(Relationships Between Changes in Sustained Fronto-Striatal Connectivity and Positive Affect in Major Depression Resulting From Antidepressant Treatment)Aaron S. Heller 等