さなぎ日記:あさなぎクリニック心療内科のブログです。こころの健康、コミュニケーション、おいしいお店や、映画のことも。

さなぎ日記:あさなぎクリニック心療内科のブログです。こころの健康、コミュニケーション、おいしいお店や、映画のことも。

あさなぎクリニック・心療内科の
院長ブログです。
こころの健康、コミュニケーション、おいしいお店や、映画のことも。

「存在の耐えられない軽さ」の言葉

「存在の耐えられない軽さ」の言葉 サムネイル画像
「存在の耐えられない軽さ」この話は、ごくごくザックリ言うと、自由な恋愛観(=彼女がたくさんいます)をもった有能な脳外科医のトマシュが、カフェのウエートレスのテレーザと同棲することから始まります。そこに、チェコ事件(プラハの春というチェコスロバキアの変革運動が、ソビエト連邦に主導されたワルシャワ条約機構軍によって踏みにじられた事件です)が絡んでくると言った内容です。「物理の法則は、実験によって検証す...全文を表示
2011年09月27日 0 0
本・小説・詩・マンガ
存在の耐えられない軽さ

この話は、ごくごくザックリ言うと、

自由な恋愛観(=彼女がたくさんいます)をもった有能な脳外科医のトマシュが、カフェのウエートレスのテレーザと同棲することから始まります。


チェコ事件

そこに、チェコ事件(プラハの春というチェコスロバキアの変革運動が、ソビエト連邦に主導されたワルシャワ条約機構軍によって踏みにじられた事件です)が絡んでくると言った内容です。


「物理の法則は、実験によって検証することができる。でも、人生はたった一度だから、自分の感情に従うべきかどうかを確かめるすべがない」(小説)


「人生は私にとってはとても重いのに、あなたにとってはとても軽いものなのね。わたしにはその軽さ、その自由さが耐えられない。私はそんなに強くないから」(映画)


人生には果たすべき責任があると考えると、人生は重くなります。そんなものはないと考えれば人生は軽いでしょう。

以下は個人的な考えですが、

人生には予め決められた価値などはないので、本質的には自由だけれど、人生を自由に進めていく上で責任が生まれ、それを人は果たすべきではないか、と思います。



存在の耐えられない軽さ

この話は、ごくごくザックリ言うと、

自由な恋愛観(=彼女がたくさんいます)をもった有能な脳外科医のトマシュが、カフェのウエートレスのテレーザと同棲することから始まります。


チェコ事件

そこに、チェコ事件(プラハの春というチェコスロバキアの変革運動が、ソビエト連邦に主導されたワルシャワ条約機構軍によって踏みにじられた事件です)が絡んでくると言った内容です。


「物理の法則は、実験によって検証することができる。でも、人生はたった一度だから、自分の感情に従うべきかどうかを確かめるすべがない」(小説)


「人生は私にとってはとても重いのに、あなたにとってはとても軽いものなのね。わたしにはその軽さ、その自由さが耐えられない。私はそんなに強くないから」(映画)


人生には果たすべき責任があると考えると、人生は重くなります。そんなものはないと考えれば人生は軽いでしょう。

以下は個人的な考えですが、

人生には予め決められた価値などはないので、本質的には自由だけれど、人生を自由に進めていく上で責任が生まれ、それを人は果たすべきではないか、と思います。



コメント 0

トラックバック 0

「人魚姫」 アンデルセン マーメイド・コンプレックス
へたくそマンガの星 さいばら・りえぞお

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /