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マニアックな書籍出版に命を懸けるパブリブ社より

岩田宇伯さんの『中国抗日ドラマ読本』が届きましたっ!

私も編集協力に携わり、巻末には名前がクレジットされているので

感慨深いものがあります。

パブリブ社の書籍紹介を閲覧しただけでディープな世界が・・・(笑)

私が中国遊園地の取材で中国を移動中、ホテルでテレビをつけて

抗日ドラマを視聴すると、驚くのは火薬の使用量だ。
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昔は日本の刑事ドラマの『あぶない刑事』とかでは

毎回、お約束で銃撃戦が繰り広げられていたが、

現在の日本では火薬を使うテレビ番組は特撮ものくらいしかないのでは?

書籍を読み進めて驚かされるのは、抗日ドラマのジャンルだけでも

女優の層が厚いっ!!
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美人さん、めっちゃ多いやんけっ!!

美熟女好きは注目!って・・・

岩田さんの趣味が反映されているのだろうか(笑)
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エロの表現には厳しい中国だが、

抗日ドラマでは必要以上に女優の肌の露出が多いようにみえる。
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抗日ドラマは設定がガバガバなものが多い(そこがいい)ので、

SM女王様マスクを装着したヒロインも登場だぁ!!
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こ、これは・・・

拙作の『中国遊園地大図鑑 中部編』で紹介した撮影所の

上海影視楽園ですな。

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抗日ドラマの『孤島飛鷹』にはホワイト忍者も登場。

演じるのは日本人俳優の沙人(しゃと)さんだ。
[画像:IMG_9918]

































沙人(しゃと)さんのアクションの動画

高難度のアクロバット以外はご本人の剣技とのこと。

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『中国抗日ドラマ読本』のすごい点の1つは

抗日ドラマに出演した日本人俳優の沙人(しゃと)さん

三浦研一さんにインタビューをしていることだ。

私も海外で駐在員や大道芸をしていた過去があり、

(ここで唐突に過去の軟体動画を添付)
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抗日ドラマで日本人が悪役を演じるということについては

想像できない大変さがインタビューから垣間見える。


当たり前のことを述べると、

悪役がいないと主役のかっこよさが引き立たない。





抗日ドラマは時代背景を無視してサムライや忍者も登場するが、

反日プロパガンダではなくむしろギャグとして捉えるべきだろう。

日本の少年漫画に登場する中国拳法の表現もかなりすごいものがあるので

中国人に感想を聞いてみたいところだし、お互い様ではないだろうか?




しかし個人的には中国における日本の武術の表現で

1つだけどうにかしてほしいところは日本刀の握り方だ。

この写真は1998年に中国で購入した抗日漫画のシーンだが、

剣道では竹刀の握り方として両手を少し離して握るように教えられるのだが、

両手をつけて日本刀を持たないでほしい。

左手が右手の上に配置されているのもありえない。(笑)
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現在の抗日ドラマでも日本刀の握り方は中国の剣術の方式で撮影されているようだが、

岩田さんによると抗日ドラマでの三浦研一さんの日本刀の扱い方は違和感がないとのこと。

この点だけでも日本人が抗日ドラマに出演する意義があると個人的に思うよ。


私は今は日本のテレビ番組をほとんど視聴しない生活をしているが、

経済力世界2位の中国と世界3位の日本とでは

テレビ製作費もかなり差をつけられていると思われる。

設定がメチャクチャでも中国の方が面白い番組が多そうだね。




中国抗日ドラマ読本: 意図せざる反日・愛国コメディ



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タグ :
#中国抗日ドラマ読本
#岩田宇伯
#パブリブ
#沙人(しゃと)
#三浦研一

コメント一覧 (2)

    • 1. CV-355
    • 2018年04月06日 18:54
    • はじめまして

      消印所沢様のツイートのリツイート(という表現でよかったでしょうか?)から来ました
      貼られてる沙人様のドラマ動画の衣装は明らかに「G.I.ジョー」(実写版)のストームシャドーのパクリというかアレンジというか、そういうものですね
      ついでにアクションもストームシャドーみたいで、演出もよく似ています
      動画後半のアクションは「ウルトラヴァイオレット」終盤のアクションにもよく似ています
      ツッコミ所は前半にもありますが(リボルバーも自動拳銃も装弾数以上に発砲している上にまとに照準できてないのでこれでは近距離でも命中しない)

      理屈やリアリティを求めたら、たぶんダメなんでしょうね・・・
      2次元18禁作品のNTRものみたいに不のご都合主義にまみれていると感じました
      しかし、こういうので教育で刷り込まれた反日が更に強固になるとは、サブカルチャーはどの国でも一定の効果がありますね
      これでは例え、共産党がなくなり、体制が変わっても中国の反日はかわらなそうで・・・
    • 2. 管理人
    • 2018年04月06日 22:16
    • CV-355様

      コメントありがとうございます!
      ストームシャドー!!どうりで既視感が(笑)

      娯楽作品に理屈やリアリティを求めてはダメなんですが、
      あまりも凄まじいので、圧倒されてしまいますね。

      ドラマの制作費用だけでも中国の方が日本よりも潤沢そうなので、
      羨ましいですね。

      おかげで中国ではマレにきっつい反日発言を人民からくらうこともあります(涙)

      ただ、共産党もああ見えて案外、冷静な部分もあるので、
      しばらくは人民をアメとムチで統治するのではと思われます。

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