IMG_7572
2014年に河南省平頂山市魯山県の中原(魯山)大仏へ訪問したのだが、
時間の都合で門前までたどり着いたにも関わらず、泣く泣く引き返した。
洛陽から公共交通機関で行ったのがそもそもの間違いだったのか?
2017年に訪問した方の情報もあるのだが、かなり時間的に厳しいと思われる。
前日に洛陽駅近くで現地ツアーも扱っているホテルで交渉。
(中原大仏へのツアーはないようだ)
洛陽から目的地まで片道3時間くらいとのことで、車1台とドライバーを手配してもらう。
価格は600元だが、妥当な値段と判断して即決。
当日の朝7時くらいに指定の場所に向かうと、
運転手は洛陽駅前の小売店の店長だということが判明。
この日のお店の管理は奥様にまかせるとのこと。
運転手の息子も同伴することになった。(名前とかきいてなかった・・・)
お昼ご飯も一緒にしたが、運転手はへそ出しルックどころか乳首までさらしていた。(笑)
IMG_7669
行きはひたすら下道で。
運転手も初めて行くところらしい。
魯山県はすごい田舎なのだが、近年はいろいろレジャー施設が運営されている。
魯山県は古代中国の思想家の一人の墨子の出身地という説もあり、
「中国墨子文化旅遊区」というテーマパークもあった。
IMG_7210
夏休みだけあってそこそこ客がいるようだが、なんとなくB級スポットのような気配も・・・。
非常に興味をそそられたのだが、時間の都合も考慮して諦めることにした。
そもそも墨子は中国でも人気のある思想家なのだろうか?
『墨攻』という映画もあったが、原作の小説の作者は日本人の酒見賢一氏なのだが。
前ふりが長くなってしまったが、洛陽から下道で3時間半かけて到着。
IMG_7215
国家5A級旅遊景区という中国の観光地としては最高ランクの格付けがされているが、
平日とはいっても客は多くない。ツアーバスは前回と比べて1台も見られなかった。
中国旅3日目だが、またしても斎藤君を日本人がほとんど来ない
マニアックなスポットへ案内してしまう。
入場料120元なのだが、外国人はパスポートを提示すれば半額になるのは嬉しい。
IMG_7227
入口にある天王殿とかでは中国の寺院らしく仏像や羅漢像が見られる。
IMG_7243
・・・覚悟はしていたが、数百段もある階段が待ち受ける。
マイクロバスで大仏様の足元まで10元で行けるのだが、
斎藤君は「大和魂で登りましょう!」と力強く述べ、自力で階段を登る。
IMG_7263
斎藤君は私よりも若いので、先に階段を登る。
「ま、待ちやがれぇぇぇぇ〜」
IMG_7285
運転手の息子も階段を登ってきた。
階段の先に広がる礼仏壇。
壇の中心で叫ぶと響く設計だ。
IMG_7306
中原(魯山)大仏はウィキペディアにも
20メートルの蓮華座を含めて、高さは128メートルであり、世界で最も高い像である。
台座になっている25メートルの建物を含めれば、像の高さは153メートルになる。
2008年10月、像が立っている台 が造り直され、台座がさらに二つ追加された。
上側の台座は15メートルで、像全体の高さはこれで208メートルになった。
と表記されている。
日本の牛久大仏は全高120m(像高100m、台座20m)あり、
立像の高さは世界で3番目だが、ブロンズ立像としては世界最大。
なんですって!
IMG_7315
事前に知っていたのだが、数百段の階段はもう一つ待ち受けていた。
IMG_7327
[画像:IMG_7330]
大仏様の足元までだいぶ近づいてきた。
IMG_7371
信じられないかもしれないが、大仏様の台座の中。
中国や台湾の仏教界の高僧が集まって開山の儀式をしていた写真が貼られているが、
コンクリートの打ちっぱなしがすごいダイナミックな手抜き。
IMG_7377
エスカレーターは稼働しているものとしていないものがある。
IMG_7385
中原大仏は2007年に完成したそうだが、10年もなぜ放置しているのか?
IMG_7386
中国の近年の大仏様や大観音像の台座の中は
絢爛豪華な仏教世界が展開されているのが相場なのだが・・・。
いやぁ〜、こいつぁ、私も未体験ゾーンに突入してしまった大仏様ですわっ!!
IMG_7393
大仏様の足元までは別途料金50元が必要。
足元まではインド風の仏画が飾られていたが、仏像はなし。
IMG_7408
エレベーターは5Fと7Fでまでになっていたが、
5Fで降りたらただのコンクリの闇の空間になっていた。
というわけで、7Fの大仏様の足元でございますっ!
IMG_7432
足元から下界の階段や礼仏壇の眺め。
IMG_7427
広大だが非常に殺風景だ。
IMG_7442
温泉ホテルらしい。
IMG_7444
斎藤君に大仏様の足を抱えてもらいました。
IMG_7435
大仏様の足に踏まれてみましたの図。
・・・でかい足ですね。
IMG_7456
[画像:IMG_7493]
台座の装飾ももっとこだわってほしかった。
IMG_7505
斎藤君は廃墟好きでもあるので、
「頭おかしくなりそう」とは言いながらも
こういった光景に逆に興奮していた。(笑)
IMG_7527
この日は斉藤君に廃墟のような観光地に連れてくる予定ではなかったが、
(最終日は廃墟モール&廃墟屋内遊園地を紹介する計画)
楽しんでもらえてなにより。(いいのか、これで?)
IMG_7542
ギネス級の鐘がぶら下がっている建物。
[画像:IMG_7604]
2時間半くらいかかって見学。
付近でランチ。卵料理は美味だった。
IMG_7664
メニューには「野猪」の料理と表記。
中国語で豚肉は猪肉なので、これは野生のイノシシの肉ということになる。
花椒(ホワジャオ)がビリビリっ!!
IMG_7667
周辺の道端の穴から噴煙があり、温泉地なのだというのは理解できる。
ただ、大仏様の敷地内の敷石とはのひび割れやズレも見られ、
5A級の観光地とは思えないくらいメンテナンス不足も・・・。
地震に耐えられるのか心配な大仏様だ。
動画
[フレーム]
同行した斎藤君のブログ記事。
中国遊園地大図鑑 北部編 (中国珍スポ探検隊)
中国遊園地大図鑑 中部編 (中国珍スポ探検隊)
押していただけると、記事を書く励みになります。
2014年に河南省平頂山市魯山県の中原(魯山)大仏へ訪問したのだが、
時間の都合で門前までたどり着いたにも関わらず、泣く泣く引き返した。
洛陽から公共交通機関で行ったのがそもそもの間違いだったのか?
2017年に訪問した方の情報もあるのだが、かなり時間的に厳しいと思われる。
前日に洛陽駅近くで現地ツアーも扱っているホテルで交渉。
(中原大仏へのツアーはないようだ)
洛陽から目的地まで片道3時間くらいとのことで、車1台とドライバーを手配してもらう。
価格は600元だが、妥当な値段と判断して即決。
当日の朝7時くらいに指定の場所に向かうと、
運転手は洛陽駅前の小売店の店長だということが判明。
この日のお店の管理は奥様にまかせるとのこと。
運転手の息子も同伴することになった。(名前とかきいてなかった・・・)
お昼ご飯も一緒にしたが、運転手はへそ出しルックどころか乳首までさらしていた。(笑)
IMG_7669
行きはひたすら下道で。
運転手も初めて行くところらしい。
魯山県はすごい田舎なのだが、近年はいろいろレジャー施設が運営されている。
魯山県は古代中国の思想家の一人の墨子の出身地という説もあり、
「中国墨子文化旅遊区」というテーマパークもあった。
IMG_7210
夏休みだけあってそこそこ客がいるようだが、なんとなくB級スポットのような気配も・・・。
非常に興味をそそられたのだが、時間の都合も考慮して諦めることにした。
そもそも墨子は中国でも人気のある思想家なのだろうか?
『墨攻』という映画もあったが、原作の小説の作者は日本人の酒見賢一氏なのだが。
前ふりが長くなってしまったが、洛陽から下道で3時間半かけて到着。
IMG_7215
国家5A級旅遊景区という中国の観光地としては最高ランクの格付けがされているが、
平日とはいっても客は多くない。ツアーバスは前回と比べて1台も見られなかった。
中国旅3日目だが、またしても斎藤君を日本人がほとんど来ない
マニアックなスポットへ案内してしまう。
入場料120元なのだが、外国人はパスポートを提示すれば半額になるのは嬉しい。
IMG_7227
入口にある天王殿とかでは中国の寺院らしく仏像や羅漢像が見られる。
IMG_7243
・・・覚悟はしていたが、数百段もある階段が待ち受ける。
マイクロバスで大仏様の足元まで10元で行けるのだが、
斎藤君は「大和魂で登りましょう!」と力強く述べ、自力で階段を登る。
IMG_7263
斎藤君は私よりも若いので、先に階段を登る。
「ま、待ちやがれぇぇぇぇ〜」
IMG_7285
運転手の息子も階段を登ってきた。
階段の先に広がる礼仏壇。
壇の中心で叫ぶと響く設計だ。
IMG_7306
中原(魯山)大仏はウィキペディアにも
20メートルの蓮華座を含めて、高さは128メートルであり、世界で最も高い像である。
台座になっている25メートルの建物を含めれば、像の高さは153メートルになる。
2008年10月、像が立っている台 が造り直され、台座がさらに二つ追加された。
上側の台座は15メートルで、像全体の高さはこれで208メートルになった。
と表記されている。
日本の牛久大仏は全高120m(像高100m、台座20m)あり、
立像の高さは世界で3番目だが、ブロンズ立像としては世界最大。
なんですって!
IMG_7315
事前に知っていたのだが、数百段の階段はもう一つ待ち受けていた。
IMG_7327
[画像:IMG_7330]
大仏様の足元までだいぶ近づいてきた。
IMG_7371
信じられないかもしれないが、大仏様の台座の中。
中国や台湾の仏教界の高僧が集まって開山の儀式をしていた写真が貼られているが、
コンクリートの打ちっぱなしがすごいダイナミックな手抜き。
IMG_7377
エスカレーターは稼働しているものとしていないものがある。
IMG_7385
中原大仏は2007年に完成したそうだが、10年もなぜ放置しているのか?
IMG_7386
中国の近年の大仏様や大観音像の台座の中は
絢爛豪華な仏教世界が展開されているのが相場なのだが・・・。
いやぁ〜、こいつぁ、私も未体験ゾーンに突入してしまった大仏様ですわっ!!
IMG_7393
大仏様の足元までは別途料金50元が必要。
足元まではインド風の仏画が飾られていたが、仏像はなし。
IMG_7408
エレベーターは5Fと7Fでまでになっていたが、
5Fで降りたらただのコンクリの闇の空間になっていた。
というわけで、7Fの大仏様の足元でございますっ!
IMG_7432
足元から下界の階段や礼仏壇の眺め。
IMG_7427
広大だが非常に殺風景だ。
IMG_7442
温泉ホテルらしい。
IMG_7444
斎藤君に大仏様の足を抱えてもらいました。
IMG_7435
大仏様の足に踏まれてみましたの図。
・・・でかい足ですね。
IMG_7456
[画像:IMG_7493]
台座の装飾ももっとこだわってほしかった。
IMG_7505
斎藤君は廃墟好きでもあるので、
「頭おかしくなりそう」とは言いながらも
こういった光景に逆に興奮していた。(笑)
IMG_7527
この日は斉藤君に廃墟のような観光地に連れてくる予定ではなかったが、
(最終日は廃墟モール&廃墟屋内遊園地を紹介する計画)
楽しんでもらえてなにより。(いいのか、これで?)
IMG_7542
ギネス級の鐘がぶら下がっている建物。
[画像:IMG_7604]
2時間半くらいかかって見学。
付近でランチ。卵料理は美味だった。
IMG_7664
メニューには「野猪」の料理と表記。
中国語で豚肉は猪肉なので、これは野生のイノシシの肉ということになる。
花椒(ホワジャオ)がビリビリっ!!
IMG_7667
周辺の道端の穴から噴煙があり、温泉地なのだというのは理解できる。
ただ、大仏様の敷地内の敷石とはのひび割れやズレも見られ、
5A級の観光地とは思えないくらいメンテナンス不足も・・・。
地震に耐えられるのか心配な大仏様だ。
動画
[フレーム]
同行した斎藤君のブログ記事。
中国遊園地大図鑑 北部編 (中国珍スポ探検隊)
中国遊園地大図鑑 中部編 (中国珍スポ探検隊)
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- 2017年09月03日01:16
- nantaireport
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コメント一覧 (2)
世界一!?️世界一の大仏は日本茨城県の牛久市にあるけど!?️ギネスブックに認定されてますよ〜。
台座の中がああいった状態なので、とても驚きました。
世界一の大きさの件で、大変、失礼しました。
大きさを記入しなかった私のミスですね。
中原(魯山)大仏はウィキペディアにも
20メートルの蓮華座を含めて、高さは128メートルであり、世界で最も高い像である。台座になっている25メートルの建物を含めれば、像の高さは153メートルになる。2008年10月、像が立っている台 が造り直され、台座がさらに二つ追加された。上側の台座は15メートルで、像全体の高さはこれで208メートルになった。と書かれています。
牛久大仏は全高120m(像高100m、台座20m)あり、立像の高さは世界で3番目だが、ブロンズ立像としては世界最大。ということですね。ブログにも追記しておきます〜。