3月9

【中国】横店影視城1日ツアー・『秦王宮』

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杭州発の横店影視城1日ツアーで行ったスポットは、
「広州街・香港街」と「秦王宮」の2ケ所のみだった。

秦王宮は、チャン・イーモウ監督の「英雄」(邦題:ヒーロー)のロケ地であり、
以前から行きたかった場所であった。

私が中国の現地ツアーに参加すると、
だいたいツアー客の中国人と仲良くなるのだが、
今回は日本人の参加者がいて
お互いに驚きつつも同行させていただいた。

関東地方から来たOさんご夫婦は、
旦那さんが日本人で、奥様が杭州出身の中国人だった。
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3人で巨大な門をくぐると・・・。
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日本の撮影所では考えられない広大な空間が現れた。
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もーいっちょ、巨大な門が待ち構えていた。
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現地のガイドによると、この門は最初、本物の木製だったが、
あまりの重さで撮影中にスムーズに開閉できない問題が発生して、
軽い素材に変更したそうだ。
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高い城壁とか、しっかり作りこんである。
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上海の映画館で、「英雄」を観たので知ってはいたのだが、
実物のセットの広大さには、驚愕である。
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隣の遊園地の観覧車が見事に景観をぶち壊してくれるが、
撮影の邪魔にならないのだろうか?
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映画「英雄」では、この階段に秦の大勢の弓兵が
ジェット・リー演ずる主役の「無名」(そういう名前のキャラです)に向かって・・・
詳細は作品を観ていただきたい。
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階段の登って、振り返ってみた。
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階段の上の宮殿の中は、次の撮影の為の工事中だった。
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「英雄」のワンシーンを再現したアトラクションがあった。
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スタッフのお姉さんが、
「ワイヤーアクションのワイヤーは、9人のスタッフが引っ張るんですよ〜」
と説明してくれた。
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ワイヤーアクション付きの「英雄」のワンシーン再現が始まる。
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裏で合計18名のスタッフがワイヤーを引っ張っているそうだ。
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タイミング良く引っ張るのは、大変そうだ。
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「英雄」のワンシーンを再現した壁。
5元払えば、来場者もここで撮影できる。

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くどいかもしれないが、これも「英雄」のワンシーン。
中国映画のすごい所は、
1エキストラの数
2アクション
3ロケ地の広大さ
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地下の回廊っぽい所を通ってみる。
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秦王宮に立派な涅槃像があるのは理解できなかった。
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仏教が中国に伝わったのは、もっと後の時代だよっ!

ここまでスケールの大きい映画セットを作ってしまう
中国人のガッツは凄いと思った。
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仲良くしていただいたOさんご夫婦には、
杭州の偽パリ・天都城 へ遊びに行くことをお勧めした。
奥様から貴重な現地情報をいただき、
この日の夕方に杭州に戻ってから、またも撮影所に向かうのであった。



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