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March 2011

本日で、15年間務めた職場を退職。
まだ実感は湧かないが、なんだかすごい変化なんだよな、
というじわんじわんとした予感だけある。
自席で残務整理をしながら、明日から職場に来ないのが不思議な感じで・・・
身分証などを返却したりするうちに、あぁ、なんだか行動だけしていて、事務的なのかそうでないのか自らもわからず・・・
あとで実感が伴うのだろうなぁ。

しかし、お世話になった方、大好きな仲間たちに最後の日も会えて、
感謝・感慨の気持ちでいっぱいになった。
出会えてよかった、の感謝と、
これまでありがとうございました、の感謝と、
これからもずっとこの絆を大切にしたい、という感慨。

なんだか不器用だったり、決めなくっちゃいけないところをバシッと決めきれなかったりする自分にトホホとなったり、
きっといろいろわかってなくてごめんなさいって思うところもいっぱいあるのだが・・・
なんだか、
じわん、じわん・・・
巡り合わせと出会い、直観と流れと、
なんだかそういう物に身を任せ、ぷかりぷかりとここまで来ている。

でもでも、とにかく今夜は、
感謝 GRATEFUL
という感覚に身体を浸して、眠りにつきたいと思う。

「ご挨拶」

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15年間転勤とともにずっと共に移動しつつ職場で使いつづけていたマグカップも、
今夜一緒に帰宅です・・・。

仕事仲間の女子はだいたいわたしがネコ好きだと知っているので、
ネコグッズでかわいいものがあると、
くださったりする。

その中でも、とってもかわいいもの。
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腹筋ネコ!

PCのUSB差し込み口に差すと、
このネコが一生懸命腹筋をするというだけのおもちゃなのだが。
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けっこうなスピード。
ちょうど、「ロッキーのテーマ」と同じくらいのリズムかな。
ジー、ジー、と音をさせながら、腹筋している。
その一生懸命さが、キモチをあったかくしてくれる。
ふふふ、をくれる。

うちのネコも、刺激を受けた模様。
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「・・・」

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「・・・」

さときち、飽きずにずーっと見ていた。
どうしよう、ある日ふと振り返って、さときちが急に腹筋をしていたら。
ま、それもまたオツであろう。

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ども、さときちです。

弟・くろきちが小さくてかわいいと最近評判ですが、
わたちにだって、そんにゃ時代がありました。

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くろきちと同じくらいのときのわたし。
うふ、かわいいでしょ。
ハートのクッションに、女のコらしいキュートな収まり方。

今では同じクッションに、くろきちが寝ていますが・・・
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はみ出過ぎ・・・
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やんちゃな男のコだってことで。

そして、ふたりににゃったのだから、
シェアもするよ。
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ちょっくら狭いけど、
あるものを分かち合うと、心身ポカポカです。

ハートはひとつ。
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iPhoneアプリで「放射能情報」というものがあると知り、
ダウンロード。
今まで文科省のHPで見ていたのが、瞬時に、見やすく出てくるというもの。
しかし、
このような情報をまるで気象情報のようにチェックする日常の非日常を思うと、
寒イボが出る。

すべてが長期化しそうなことが見えてきた。
そんな今、
自分もしっかりとした精神力と免疫力を保ち、
しっかりしないとなぁ、と思う。

人は無意識に、
自分の考えたことを未来に実現してしまっているところがある。
いわゆるイメージトレーニングのように、
自分が思い込む(思い込める)と、現実もそうなっていく気がする。
わたくしの経験からは。
言霊、というのもある。
空虚な言葉は意味がないけれど、
念がこもっている言葉には、善くも悪くも力があるように思う。

だからね、しっかりしないと、って自分で思うのだ。
総体としての精神力が問われている気がする。
無理矢理力んで、がんばる必要はないけれど、
"気"を失わずにいたい。

ヨガの考え方では、
ひとりは全体とつながっているし、
全体はひとりとつながっている。
というか、みんなは本当はひとつ。
身体という器の境い目はあるけれど、
それは単なる器。
だから、遠くで哀しいことがあっても、
身をもぎ取られたような気持ちになるのかもしれない。
だから、
なにも意識的発信をしていなくても、家にいたとしても、
"気"の持ち方は、無関係ではない。
だから、
自らから溢れ出る"気"を持ちつづけることが、当面の目標かしら。

一年間一緒に仕事をしてきた仲間の女子から、
おつかれさまのプレゼントをいただく。

ネコ好きのわたしに、と、
色っぽいネコちゃんの小物箱。
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かわいい。
ネコグッズは世にいろいろあるが、
かわいいものも、うーん(汗)というものもある中で、
さすが、センスがいい。
彼女は、そもそも海外生活の経験もあり、感覚が合うのだ。

気持ちのこもった贈り物・・・
見つめていると、自然と微笑みを呼ぶのは、
ネコのうしろに彼女の笑顔が見えるからかもしれない。

ありがたい。
一緒の仕事が終わっても、
一生懸命、共に働いた経験は、
これから友情として結晶化する。
彼女とはそんな感じがする。

うちのネコ姫は・・・
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変わった姿勢。

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なんでしょう、このポーズは・・・?
一応女のコです。

色っぽいネコを見せておきましょう。
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「わたちだって・・・」

会社の同期数人が、
わたしの送別会をかねて、食事に集まってくれた。
こんな大変なときなのに、顔を見せてくれる、
それだけで、心からありがたく、うれしかった。

同期ということは、もう15年も付き合いがあるわけで、
みんな歳を重ね、家族を持ったり、状況が変わったり、
いろんな仕事を担当したり、がんばったり凹んだり、
人生いろいろあるのを共に見てきたわけで。
別に常日頃からいつもベタベタしているわけではないし、
みなそれぞれに考え方とか優先順位とかは違えど、
仕事に悩んだり、疲れたり、迷ったりしたら、
どう思われるかな、とか怖がることなく、
何でも言ったり相談したり出来る仲なのだ。
話していると、すぐに15年前に一緒に研修をしていたときのことを思い出す。
あれから遠くへ来たもんだ。
いや、遠くないのかな。

でも、ここまで付き合うと、
あぁ、きっと一生の付き合いだな、と思うから、
ふしぎと淋しいという感情はなかった。
むしろ、心強い、という感情かな。
「おじいちゃんおばあちゃんになっても、同期」に感謝。

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この二週間、自分と向き合っている人が多いだろうな、と感じる。
周りにいる友達も、口々にそんなことを言っているし、
わたし自身もそうである。
いろんなこと考えたり、考え直したり、
家族とケンカしたり、議論したり、
今まで意識していなかった価値基準に気づいたり、
自らの知らない面や、人の知らない面を発見したり。

自分ってものの器を大きくすべく、蠢いている感じなのかもしれぬ。
まだ途中過ぎてよくわからないが。
ただただ、なんだかもがくだけ。

そして、最初から大きな器を感じさせるにゃんこたちが居る。
お湯飲もうと思って、冷ましておいたら・・・

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あのぉ、くろさん、わたしのなんですけど・・・

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「ん? 聞いてにゃいけど?」

春分の日、にしては、
冷たすぎる雨が降っていた。
アップするのどうしようかなぁ、
と思っていたら、くろちゃんがアピール。
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「きょうもぼくの写真をにょせてよぉ。」

と言うので、そうしますか。
さときち・くろすけコンビはとても元気。
そろって寝ていないときは、
どちらからともなく、
ふたりで追いかけっこか、プロレスか、ボクシングが始まる。
おかげで、さとちゃんはすっかり筋力がついたというか、
肩周りがガッシリした女の子になってきている。
くろすけは、どんどん大きくなっているが、
今のところまださとねえには敵わないらしく、時折部屋のどこかから
「うにゃ〜〜(止めてよ〜)」という悲痛な声が聞こえてくる。
しかし、めげずに再び向かっていくところが、
くろすけの無邪気なところか。
そうしているうちに、だいたい、
花瓶を倒したり、物を落としたり、植木鉢の土を掘ったり、
「コラ!」ってことになるのだが、
そうすると、ふたりとも申し訳なさそうに(あるいは、互いに責任をなすりつけあっているのか?)
うにょうにょと現場付近で円を描く。
わたしが片付けを終えると、また
何事もなかったかのように、取っ組み合いが始まる。

そして、夜。
節電モードで暗い部屋では、
たまにくろすけがどこにいるのかわからなくなる。
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あ、居た。
と、まんまるな目で気づく。
ネコというより、まっくろくろすけ?

[画像:R0020555_2]
日々、その瞬間、瞬間を感じ
「今」を生きているふたりに学ぶところは多い。

相変わらず仲良しのふたり。
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互いに身を寄せ暖め合い、

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時にはアゴ乗せ枕になってあげたり。
支え合う姿を見ていると、こちらまで気持ちが優しくなる。

きょうは、ずいぶんひさしぶりに、
大切な友達に会えた。
彼女とだんなさまが、うちに、会いにきてくれた。
彼女の顔を見て、ハグをしたら、ものすごく安心した。
心の奥底から信頼し、尊敬できる親友の存在の大きさを
体の奥底からひしひしと感じた。
単純にそういう存在に会うことの、自分への影響のいかに大きいかに驚く。
アゴを乗せないでも、支え合い。

ちなみに、くろすけくんは、ずいぶん大きくなってきた。
うちに来て1ヶ月半、サイズは2倍くらいに。
小さきものの成長を見守るのは、それだけでうれしい。
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「にゃに?」

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